久しぶりの森さん。実は、犀川先生があまりにもキョーレツすぎて ぼーっとなってしまい、次々とシリーズを買い漁っていた反動が、 Vシリーズの拒絶反応になってしまったようで(苦笑)。 「黒猫の三角」からずっと、先に進めないでいる。 そのへんは少し語りたかったりするのだが、本題とは関係ないから 次にしよう。
この作品は、不思議な本だ。 今までの森作品の中の「名語録」とでも言おうか。 しかも、その名語録に、森氏自ら解説と写真をつけていて、 写真だけの目次には写真だけのタイトルもあったりする。 もともと、森作品に惹かれたのは、その「語録」の不思議さだ。 フツーの人の言葉とはちょっと次元が違う。うまく表現できない けれども、「これが理系の人の考え方なのか?」と思った。 哲学を理系でアプローチしたら、こんな風になるのかな、と。 うん、理系の詩人という感じかなあ。 そして、その言葉たちは超文系の私にとっては斬新で、 とても魅力的だったのだ。
なんか一所懸命読んでた頃が懐かしい。また借りてこようかな? |
2003年08月11日(月) |
|