夏休みの図書館へ行った。

きっと夏休み初めての土曜日だし(本当は土曜日はいわゆる
「土曜休み」で、日曜日は「海の日」。本当の夏休みは22日の
月曜日からなのだが)、ものすごく混むだろうと早めに行く。
20分前についたが、一番近い駐車場はすでに半分は止まって
待機。それから10分後には、すでに満杯になった。
ふむ、なかなかみんな、出足早いやんか?

というわけで、夏休み初めての図書館。
・・・といっても、ワタシにはなんの関係もないが。
延長本;^^)以外で借りた本は、以下の通り。

「あかんべえ」←めずらしくなりゆきで予約などしてしまった
「名探偵の饗宴」←アンソロジーは特かも
「黒と茶の幻想」←この分厚い本、読めるのか不安
「二重生活」←勢いで手に取る
「青の時代」←ふっふっふ伊集院大介

少ないって?・・・だって延長本が4冊もあんねんもん。
2002年07月22日(月)
★新生璃人「小説王都妖奇譚 幻獣幼鬼」

たまたま図書館にあったので、小説もいいかと借りてみた。
原作者岩崎陽子さんのイラストは、扉だけで残念だが、文中のイラストも
かなりイメージ的に似せてあるので、雰囲気を損なうことはない。
ストーリーはオリジナルのようだが、基本的に原作に忠実な人物設定が
されているので、頭の中であの「彼ら」が動く、そんな感じで楽しめる。

実は先日、たまたま本屋で新作小説の「哀戀女鬼」をゲット。
ふふふふふ。
2002年07月17日(水)
コミック。 『王都妖奇譚』 岩崎陽子

実は、今ドラマでやっている。
「陰陽師」映画もNHKも見ていないが、なぜかこれを見て
猛烈に原作が読みたくなった。
(もっとも夢枕獏さんの『陰陽師』はミドクの塔に積んでいる)
コミックの初出は1990年でもう12年近く前なので、
知る人ぞ知る陰陽師ブームの先駆けを作った漫画らしい。

ドラマの感想は、ドラマがすんでから書くとして(笑)。
原作漫画は、文句なしに面白い!そして・・・・みな美しいぞ。
友情という言葉を使うのが恥ずかしくないほどまっすぐな
将之はとってもいい。美しすぎる清明の心の迷いがまたいい。
そして宿命の相手影連・・・・その素直でない、妖しく哀しい思いのかたまりに、
6巻(注:普通コミックではなく文庫コミック)の最後で
・・・だから私はおまえが嫌いなんだ・・・
と言わしめるまでのやりとり。たまらんですわ〜←はまりやすいヤツ
マジ泣きました。
良源もカッコイイぞ!ああ〜(ため息)

・・・・なんて、ほとんどミーハーやんか!

2002年07月15日(月)
★北野勇作。 『かめくん』

図書館のひと〜。今日行ったら棚に帰ってたぞう。
予約の連絡来なかったぞう・・・・

まあそれはさておき。
いやあ、なんというか、シュールだった。
なんだろう、もともとSFはシュールなものなんかな。
だとしたら、この本が読みとおせたのは、ひとえに「かめくん」
というキャラクターのおかげかも。
ザリガニはいまひとつだめだったもん。

「かめくんは、かめくんであって、かめくん以外の何ものでもない」
・・・この一言につきる。
行ったことはないのに懐かしいような風景。
そんなこともあったのかどうか思い出せないけど別にかまわない。
淡々と進むかめくんの日常は、しかし非日常だ。

ウチのかめたろうとカメヨにも、紅玉をあげたら喜ぶかな?

2002年07月12日(金)
★高里椎奈。 『悪魔と詐欺師』

薬屋さんシリーズ3作目。
このストーリーは、ちょっとその構造が変わっている。
四つのまったく無関係に見える死が、最後の話によってすうっと糸を
通されて行く感じ。
それぞれのストーリーも独立していて雰囲気も違うせいで、
よけいにその糸の引き方が際立つが、今回はまさに「妖綺談」
めいているなあ。
「ゆた」の話は、切ないなあ・・・・

余談だが、高遠さんはもっとおっさんなのかと思っていたが
違った!見合いするぐらいの歳だったんだ・・・・
高遠さんすまん。
2002年07月11日(木)
★若竹七海。 『死んでも治らない』

この人の本はいつもどきっとさせられるなあ。
主人公ですら信用できないかもだぞ、などと警戒せねばならないのに、
マヌケな犯罪者やユーモアあふれる文章に気を取られていると、
それをころっと忘れてうっっ、とやられる。
(実際やられた)
そして、「死んでも治らない」はそれが冴え渡っている。

ひとつだけ。全然関係無いけど。
ワタシのあこがれの車、フォルクスワーゲンにあのどうしようも
ない女性が乗っていたというシチュエーションが、哀しかった。
そうだ!あれはビートルではなくて、きっとニュービートルだ!
(勝手に解釈)
2002年07月09日(火)
図書館へいく。

たぶんどこの図書館でもそうだと思うが、借りたい本を
パソコンで検索出来るようになっている。
今貸し出し中でなければ、借りるチャンスはあるのだ。
どうしても借りたいその本は、貸し出し中ではなかった。
探す。
書棚にはない。文庫なのだが、間違ってハードの方にないかと
探すも、ない。
誰か借りたか・・・・再度パソコンで確かめるが、その気配は無い。
ぐるぐる回って探す。
そっか、誰か返却したのに、まだ書棚に戻っていないのかも。
図書館の人が、返された本をがらがら本だなにのせて本を戻しに
くると、わらわらと人が集まってくるのだが、今日は忙しいせいか
がらがらが来ない・・・
うっ。あきらめよう。
ためしに、図書館の人に聞いてみた。
「パソコンにあるって出るのに探してもない本ってどんな場合ですか?」
「うーん、まずその本がすでにない場合ですね」
「えっ?」
「そのまま持ってっちゃう人もいます」
「えーっ!」
「とりあえず、予約して下さい」
・・・・というわけで、ワタシにはめずらしく予約した。
普段はしない。
絶対に手に入れたい本は買う。そうじゃない本は、めぐり
合わせなのだ・・・・などとカッコイイことを言ってみるが、
ようはあのカードを書くのがめんどうなだけのだ。

長くなってしまった。今回の本は以下の通り。
「恐竜ATRAS」←ちょっとは勉強
「天上の青」上下←ついに借りた
「puzzle」←引き続き恩田月間
「死んでも治らない」←引き続き若竹月間
「悪魔と詐欺師」←薬屋っ

2002年07月08日(月)
By ちゃいむ

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