雑誌。 「ダ・ヴィンチ」7月号

特集が「あの名作・ファンタジーをもう一度!」。
子どもの頃どんな本を読んではまったのか、ほかのひとの体験を
聞くのはなかなか興味深いし、自分の子どものころの思い出と
本を重ね合わせるのも楽しい。
「車のいろは空のいろ」「ももいろのきりん」「スプーンおばさん」
ああ懐かしいぞ。
そして・・・自分が読んでいない有名なファンタジーもたくさん
あって、ちょっぴりくやしかったりもする。
「エルマーのぼうけん」なんかは、子ども時代からあったらしいが
ワタシは知らなかった。子どもから教えられて読み聞かせを
話をおぼえるぐらいしたが、これは本当に名作!!
いわゆる誰もが知っている「古典名作」とか「おはなし全集」なんかが
多かったように思う、ワタシの子ども時代の本。

おこちゃまに本を選んだり読み聞かせするようになってからは、
図書館に行くと、児童書のコーナーに行って、ふと昔読んだあの
本を手にとってみることが多々ある。(借りることもある)
ああ、もっと読んでおけば良かった。
今読むのと、あの時読むのとは、きっときっと違うのだ。
2002年06月11日(火)
図書館デー。

図書館の開館は10時なのだが、今回万全を期して10時過ぎに
行ったら、なんともう駐車場がいっぱいではないか。
うーむ、恐るべし学校週休完全2日制効果・・・・
といっても、駐車場で車を待つのは、ダンナなので、文句は
まったく言えません。はい。
(ダンナは活字とはまったくさっぱり縁がなし)

今回借りた本は、次の通り。
「ヴィラ・マグノリアの殺人」←「古書店アゼリア・・・」の前作
「ウメ子」←懲りずに延長
「プレゼント」←ハードは中身がわからない・・・
「ドミノ」←発見して小躍り
「よもつひらさか」←これもたまたま発見
「オルファトグラム」←書店の新書は高かったので
「話を聞かない男、地図を読めない女」←いまさらだが
「はじめての宿根草・球根12ヶ月」←・・・・;^^)
2002年06月10日(月)
コミック。 『ミステリー・ママ』

「研修医なな子」などでおなじみの森本梢子さん作品。
そっちはドラマにもなった有名どころだが、読んだことは無い。
「わたしがママよ」は全巻持っている。面白い。
それに出てくる息子タケが、わがムスコに顔がクリソツだったのだ(笑)。

「ミステリー・ママ」は、そういうイメージから離れた、ちょっと
軽いレディースミステリコミック的な作品で、サクサク読めた。
いかにもマンガらしい設定だが・・・・
ふたつのシリーズ共、子どもがいい味出してるのがうれしい。

それで!
実は○ックオフに初めて行ったのだ。(ブック○ーケットは行ったこと
あるけど)
ちょっとドキドキ(なんでやねん)。
2002年06月07日(金)
★若竹七海。 『古書店アゼリアの死体』

失敗した。これってシリーズ第二弾だったのか・・・・
うーむ、やはり舞台が続き物だと、一作目から押さえておきたかった。
ちょっと近くの本屋を捜して見たけれど、図書館の返却日までに
見つかりそうもないので、もう思いきって読んでしまった。
「コージー・ミステリ」って初めて聞いた。まあ自分には
たくさんあるいわゆる「ミステリ用語」がほとんどと言っていいほど
わからないので、裏表紙や見開きの煽り文句はけっこう参考に
させてもらっている。
(なにせフーダニットとかもついこないだまで知らなかったん
やもんね・・・・あっ、笑ったな?!)
それにしても、複雑な話だった。人間関係と過去の事件が絡み合って
「コージー」のイメージを勝手に頭で作り上げ、軽い気持ちで
読んだワタシとしては大変に苦しい展開・・・・やっぱり読みなおすべき?
ロマンス小説わかんないし・・・(もっとも苦手な分野、ロマンス)

それにしても、若竹さんの本って、杉田比呂美さんが表紙とかイラスト
多い。友人?このひとの絵、とても好きなのだ。
2002年06月06日(木)
ドラマ。『天国への階段』

まだ途中なんだけど。
惜しいのは、「スマスマ」の裏番組なので、たぶんすごく
視聴率が取れてないこと。ワタシは普段から見てないので
別にいいのだが、うーん、多くの人にも見てもらいたい
オトナのドラマなのにな。
原作ファンから見ると、ちょっと無理のある設定(笑)や
なんでというシーンもあるかもだが、所詮ドラマはドラマ以上には
ならない。すっぱり切り離して楽しむことにしている。
ドラマとしては充分いけると思う。
未央さんの演技を除いては・・・・(本上ファン、すまん)。

ワールドカップが始まり、今週の分のドラマは録画をさっき見た。
・・・・ああー、昼間から見るんじゃなかった。大後悔。
号泣〜〜〜目が腫れまくり。児玉さん〜〜うっうっうっ。
いや、そうなることは原作で知っていたのに・・・・泣きました。
ああっこれで来週の頭にも再び泣きが入る・・・・。
2002年06月05日(水)
★渡辺容子。 『斃れし者に水を』

「斃れし」は、「たおれし」と読む。
渡辺容子さんは、江戸川乱歩賞作家だ。受賞作「左手に告げるなかれ」
は、ワタシの未読の塔に積まれたままである。

病院での日常が、実にリアリティにあふれていて、一気に読める。
どちらかというと、サスペンスの要素が強いようにも思えるが、
多くの謎がたたみかけるように解かれていく過程は、やっぱり本格なのか。
主人公は妻子ある男性と交際中だが、「彼を守るために」という大義名分
を持って謎に迫っていく。その姿勢は最後の最後まで崩れることはない。
ワタシの辞書にはそういう恋愛の形はないけれど、愛することは
守ること、それは真実かもしれない。
「あのひとを守るのはこの私」。
時々破綻しそうになるほどの、彼女の激しい情熱にとまどいながらも、
不思議とこの主人公の生き方はそれほど嫌ではない。

それにしても・・・・糖尿病とは本当に大変な病気だと思う。
もちろん、大変なのは他の病気でも同じことではあるけれど。


2002年06月03日(月)
★若竹七海。 『サンタクロースのせいにしよう』

このタイトルがいいじゃないか。
なんとなく読めるタイトルではあるけれど、それがなぜサンタの
せいにされるのか、読んでみたい、と思ったのだ。

日常の謎連作短編集、という雰囲気は、ちょっと加納朋子作品に
通じるものがあるか。いやもう少し北村薫に近いかも。
加納作品のようにふんわりとした暖かさではなく、ひんやりして
気持ちいい感じかなあ。うーん、うまくいえん。

日常には、本当に謎がいっぱい。それをきちんと解き明かしてくれる
ひとが側にいたら、きっと人生変わるだろうな。
ホントはみんな、曖昧模糊の毎日を送っている。危ういバランスを
保ちながら、でもそれが普通って顔をして。なにせ時間は流れていくのだ。
本当は、どんなことにもそれが起きた原因や結果や意味があるんだろうね。
それを解き明かすことが必ずしも良いとは限らない、のではあるんだけど。

続きがあったら読みたいな。
登場人物のみんな、どうしているのかもっと知りたいな。
2002年05月31日(金)
By ちゃいむ

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