すっかりサボっていた。

春休みは、パソコンの前に座る時間が少ない。←言い訳
かまびすしいのがウロウロしているし、ふとこっそりパソコンを
使っているのを見つかろうものなら、「ヤラセロ」と騒々しいこと
この上ない。←言い訳
「おきらく」や「ほん」にっきなど書き物関連は、人様ほどでは
ないが、ちょびっとぐらいは集中しないと訳わからない。←言い訳
おまけに、病み上がりである。←すごい苦しい言い訳

・・・・なんだかんだ言ってないで、更新しろよって。
すみません、今回は本の話題ナシ。
2002年04月02日(火)
★江國香織。 『いくつもの週末』

江國さん初挑戦。
普段恋愛ものはめったに読まないのだが、これはエッセイだし、
たまにはそういうのもいいかなと。
読んだ結果は・・・・この「甘く、ビターな」物語は、きっと
ワタシたち夫婦からは一番遠いところにあるような、そんな感じ。
「何も考えてない」ことを思い知った次第で・・・・汗ばかり。
か、考えなきゃ!
・・・とは言っても、これらは幾千万もの夫婦の物語のうちのひとつで、
別にワタシはそれにあせったりする必要などないのだけれど。

もちろん共感もあった。
一番の共感は「夫の寛容」・・・・・あっはっは。
それから、夫には虫も退治してほしいし、重いものも持ってほしいし。
でも片付けないのはワタシのほうだし、散らかすのもワタシだ。
これでいいのだ。
2002年03月26日(火)
★鯨統一郎。 『タイムスリップ森鴎外』

笑えた!
鯨統一郎さん・・・・なんだかんだいっても読んでしまう作家。
この気持ちでもう1度「涙研究所へようこそ」を読めば、けっこう
なんだかんだでイケるのかも。
日本文学史に出てくるような作家の作品、つまり純文学は、まったく
といっていいほど読んでいないが、森鴎外の「舞姫」は国語の教科書
に出てきたから読んだ。
(あらすじもよく覚えていないくらいだが)
この本の表紙のあの鴎外の顔、笑える・・・・落書きでおさげにして
遊んだっけ。

鴎外が次々に繰り出す、現代文化への素朴な疑問が実に可笑しい。
やたら個性の強い登場人物との掛け合いも、そううるさくない。
あまりにも適応能力が高いモリリンにはうなるけど・・・
だがリアリズムには欠けても、一気に読めて楽しめる。

しかしいいのか?あの犯人??(笑)
2002年03月25日(月)
やっと図書館の日。

胃痛が響いて、図書館の返却日をかなりオーバー。
おこちゃまたちは「もう貸してもらえないの??」と涙目(笑)
ブラックリストって、やっぱりあるのかね。
今回はどうもまだ体調が万全でないのか、本に対する気合が足りない。
読書はやっぱり体調が良くなくては出来ないのだ!
(頭が回らへんもん)
というわけで、今週はちょっと少なめ。

「タイムトリップ森鴎外」←これかなり新しい本では?
「船上にて」←若竹七海さん初挑戦
「象牙色の眠り」「正太郎の冒険」←正太郎♪
「レモンねんど」←童話だった
2002年03月22日(金)
☆佐藤多佳子。 『ハンサム・ガール』

佐藤さんの本を最近読み漁っているが、この本は児童書。
なんと某小学館の雑誌「小学5年生」に1年間連載されていた
ものをまとめたものらしい、ビックリ!
野球好きな女の子の話だが、家族設定がふるっている。
元プロ野球二軍選手のスーパー主夫のパパと、キャリアウーマンの
ママに、ごくフツーの姉。
このパパが実にいい。
全然泣くところじゃないのに、涙が出たほどだ・・・・
(病気して弱気になっているワタシ)←まだ小学生並か

大筋はお約束な展開だけど、それが気にならないのは
元気な登場人物の息遣いが聞こえるからだろうな。

それにしても、3人の女性陣の食事作りは笑ったよ。
あれはすごすぎ・・・・ワタシちょっと自信もったわ(爆)

おまけ。
児童書なので挿絵もあるが、これもなかなか好み。
表紙に野球チームの名前「Alligators」、「ありがとーず」と
読んでしまった!激しく自己嫌悪・・・・
2002年03月20日(水)
★島田荘司。 『異邦の騎士』

「改訂愛蔵版」と最初のやつや、やっぱりかなり違ったり
するのだろうか?
手を入れられた旨の作者あとがきを読むと、やっぱり
気になるオリジナル・・・・。
 御手洗さんシリーズでは、かなり評判の高いこの「異邦の騎士」。
すごくわかる気がする・・・・
構えて読んだせいか、泣くほどには至らなかったけれど、
思いきり翻弄された。
あれが謎で、さらにこんな風に鮮やかにひっくり返されるとは
思ってもみなかったし、そのひとの正体も全然考えなかった!
ああー、ワタシっておめでたい・・・・
でも、御手洗さん、カッコイイです。

ワタシはビートルズはわからないしギターはダメだけど、
忘れてきた○○年前の良き時代を思い出していた。
メッセージソングばっかし歌ってたよなあ・・・・飲めない酒を飲んで!
2002年03月19日(火)
★松岡圭祐。 『洗脳試験』

千里眼シリーズを読んできたが、ほんまに美由紀さんは
かっこ良すぎ!
天は二物どころか・・・という印象、ますます強い本作。
まさに外国のアクション冒険サスペンス映画・・・・か?
見てはいないがエアフォースワンとか、あの手の映画を思い出していた。
そういえば、日本にはああいう映画はあまりないよね。
千里眼の映画も見ていないが、いったいどういう風に料理された
のか、ちょっと気になってきた。

でも、あの拷問が古代ローマからあって、
それをやられた5万人は5万人とも気がおかしくなってしまった、
って本当っぽい・・・・
ワタシなら、すぐ白状しますわ。

それにしても・・・・・嵯峨くんは稲垣吾郎さんにそっくりなのね?




2002年03月14日(木)
By ちゃいむ

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