★吉村達也。 『お見合い』

黒いホラー文庫・・・・怖い。
でもこのシリーズ、『文通』に続き二冊目。
でも『お見合い』は、なんとなく先のストーリーが読めてしまい
あまり入り込めなかった。
もっと主人公の恋人やその父が、後半主人公たちと絡んでいたら。
せっかく出てきたなんだかカッコよさげな恋人父、活躍がなくておしい。
あまりにも話は急転直下に進んで行く。ジェットコースター〜〜
それにしても、この犯人怖すぎ。
最後のセリフがふるっている・・・・・
もうワタシがお見合いすることはないだろうからよかった;^^)

2002年03月01日(金)
本屋に行く。6冊〜〜♪

明日香(「超少女明日香」和田慎二・コミック)の最新刊が
出ていると聞いたので、本屋に出かける。
だめだよ?明日香だけだよ?
・・・誓いもむなしく、他に5冊買った。
ぶわははは。危ないぞ・・・・週末は図書館の日だ。やばい。

と言うわけで、購入本は以下のとおり。
「世界がもし100人の村だったら」←ベストセラーは買わないが気まぐれ
「九つの殺人メルヘン」←童話の「意味」には興味ある
「左手に告げるなかれ」←衝動買い
「いくつもの週末」←やっと見つけた
「ツチヤの軽はずみ」←笑いたかった
「超少女明日香・式神編2」←最近は二巻完結らしい

そのほかに、「小さな白い本」を買った。ふふふふふ。
「げんきのもと」でも書こうかな。
2002年02月27日(水)
ドラマ。『萩原朔太郎の亡霊』

だいぶ前にやっていたんだけれど、ビデオを今ごろ見ている。
内田康夫さんといえば、やっぱり浅見シリーズなのだが、個人的には
岡部さんもいい。
以前ドラマで石黒賢さんがやっていたのを見たことがあるが
(信濃のコロンボと共演だったかも)、今回は高嶋政宏だった。
ちょっと前に見た火曜サスペンスの余韻が消えきらないうちにどうか、
とも思ったが、政伸氏の浅見より、政宏氏の岡部の方が数段しっくり
くる(ファンの方ごめんなさい)。
マイホームパパな演出は良かったが、全体的に「演技っぽさ」の
前に出た演出が時々鼻につく。
なにかひらめきを得るときにポーズしないでくれ・・・・・・
せっかく高嶋さんならカッコイイ切れ者の岡部ができるのに、
そのへんの細かいトコはちと残念。
それからカミチョーさんが大仁田厚でびっくり。まあこれはいいか。
さらにフックンが切れた若者で出てきた・・・(汗)
三原じゅん子さんや松尾隆史さんなどかなり豪華だ!!

第二弾・・・あるのかしらん。
2002年02月26日(火)
★有栖川有栖。 『ダリの繭』

火村&アリスは今回は二冊目。
『海のある奈良に死す』(だったか?)がちょっとなじめず、
しばらく遠ざかっていた。
今読んだら、違う感想かも知れない。
ちょっとシリーズ読んでみようか、という気になっている。

似たようなトリックを以前読んでいたので、目新しさは
なかったのが自分的にはちょっと残念。
でも、もともとは似てるから読んでみたい、と思ったわけなので、
やっぱり自分のまいた種なんだけれども。

繭にはちょっと入ってみたいかも。
リラックスしたら、やせるかな〜〜(自爆)
2002年02月25日(月)
★太田忠司。 『紫の悲劇』

霞田志郎シリーズは、第1作の「上海香炉・・・」を
読んだだけである。
そのあとをすっ飛ばしての、新シリーズ。
どうやら前作で、手痛く傷ついたらしい志郎さん・・・・
変人だったり、達観していたりする探偵はちまたに多いが、
太田作品の探偵たちは、たぶん皆繊細な感覚の持ち主だ。
悪い意味ではない。より読者に近いということだ。
一作しか読んでなくてキャラについてはそう語れないが、
千鶴ちゃんはちょっと苦手かも・・・
それってワタシが年取ったってことなのかな!
「紫」に関する謎・・・・もう少し最後まで雰囲気を引っ張って
行けたら、もっと意外性が際立ったかも。

「香」の話は全然知らない世界なので、面白かった。
香りを聞いて、それを当てるのを鳥の名前や源氏物語であらわすとか
なんだか教養高い未知の世界・・・・。
香道ってどれくらい今普及しているのだろう?
でも・・・・匂い袋の香りとか苦手なので、向いてないかな。
2002年02月22日(金)
★黒田研二。 『ウェディングドレス』

めずらしく、読むパワーがあがらない・・・・
作品のせいだけでは決してないと思う。仮にもメフィスト賞だし。
やはり最初の謎がおおがかりだと、テンション高くない時には
物語に入り込めない・・・・
シチュエーションも苦手だったし。
はい、感想もどきが書けるほど、読みこんでおりません。
しかし・・・・あのトリックはまさに奇想天外。それは確か。

ああー、やっぱし読書は読むぞっちゅう気持ちが大切なのね。反省。
2002年02月21日(木)
★島田荘司。 『暗闇坂の人喰いの木』

やっと手をつけた。
分厚いのとタイトル怖めなので、ちょっと脇にどけてた(汗)。
感想は・・・・・やっぱし怖い!
何が怖いって・・・・ヒトクイの木じゃなくて、
途中に語られる「死刑の歴史」の絵。
想像力が人一倍欠如しているので、文章よりも絵や写真や表紙が
恐ろしいのである。←ちょっとヘン
だが、ドロドロに怖いシーンあり、暗号アリ、でかいトリックあり、
恐ろしい結末あり、となかなか盛りだくさんだった。
結末は・・・・心臓わしづかみに恐ろしかったけれど、そういうの本当に
出来るの?とちょっとつっこみたくはなった。
そして、レオナさん。
これからも出てくるのね?たぶん。

次は「異邦の騎士」かしら、それとも「水晶のピラミッド」かしらん。
2002年02月20日(水)
By ちゃいむ

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