なべて世はこともなし 日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら |アイルランド真実紀行へ
で、土曜の夜は、なぜかジャズのセッションを見に行った二人、翌朝は、みねまいとの約束の時間まで早起きして散歩。ちょっと、この写真、見てくださいよ。 バルセロナの裏通り。うーん。ヨーロッパ♪って感じがしませんか? …って私は確かにヨーロッパの片隅、アイルランドの首都、ダブリンに住んでいるんですけど、でもねえ、違うんですよ。太陽が違えば、人が違えば、町並みが違えば、何もかも違います。どっちがいいとか悪いとかいう次元じゃなくて、違うんですよ。 そりゃそうでしょ。同じ日本でも北海道と沖縄では本当に同じ国かというくらい風景も人も違う。ましてや、別の言語を使い、日本よりもはるかにでかいヨーロッパ。一くくりにするのが無理があります…とか言いつつ、実は北海道にも沖縄にも行ったことがないということは秘密です。 さてさて、快晴のバルセロナ。暑いけど前日みたいに湿気が高くないからまあ悪くない。そんな訳で本日は、旧市街からハーバーを挟んで対岸にあるエリアへ。 対岸へ向かう歩行者用の橋にて。みねまいが写っていることに気がつきますか。 なにやら対岸は、旧市街が景観保存のために建築にかなり厳しい制限がかけられているのに対し、こちらはかなり再開発をされた模様。大きなショッピングセンターに映画館などが並んでいる。 そんな中で向かったのは 水族館。 48時間35分しか滞在しないのに水族館ですか? いやー、なかなかステキな水族館です。入った瞬間に 死んだ魚がお出迎え。 しかも、規模が小さい! こんな感じの水槽が並んだエリアが続いたと思いきや、 メインアトラクションの大水槽。 これは、確か葛西の水族館かどっかにもありましたよね。トンネル状になっていて水槽を見上げることもできるタイプ。ただ、誰が考えたんだか知りませんが、ここ、実は下に茶色のベルトコンベアが設置されてまして、ゆっくりながらしっかり進んでます。そう、どっかのネズミのテーマパークあたりが考えそうなこと。確かに客が立ち止まらなきゃ、混雑はひどくならないよな。 で、みねまいは訳のわからんポーズで記念撮影しつつ水族館の隣りにあるレストランへ。 「大きなビールちょうだい」と言ったら本当に大きなビールが来た(推定1リットル)。いやー、昼間からのビールは酔っ払いますなあ(といいつつ全部飲んだけど)。なお、読者様の健康を第一に考え、私の写真には激しくモザイクかかってます。 蛇足ながら、スペインではテラス(外)で食事をすると割増料金を取られる模様。外は食い逃げがしやすいからか…などとも邪推するが理由は不明。誰か理由が分かる人は教えてくれ。 その後、みねまいはライブの準備、私はダブリンに(全く不本意ながら)戻らなきゃ行けないので空港へ。というわけで、みねまいに別れを告げ、バスターミナルからバスに乗り空港へ。なお、みねまいライブの模様は、みねまい帰国後「みねまいこム」にあぷされる予定です。 で、バスはヒコーキの定時の2時間前に到着。あまりにやることがないので、エアサイドのビアガーデンでビールを飲みながら本を読む。そこに流れる場内放送。 「Ryanairのダブリン行きは1時間遅れますぅ」 …やはりな。お約束だ。 私は慌てず焦らず 「ビールもう一杯!」 かくして、昼間の1リットルビールから始まり、相当なビールを飲み1時間遅れのヒコーキに乗る。ビールのおかげで、かなり熟睡。気がつけば、日付の変わったダブリンに到着。…着いたのは、もちろん行きと同じく地の果てゲート。 かくして、バルセロナ滞在48時間35分+1時間の旅は終了。 で、うちに帰ってきた私は夜中の1時過ぎにひとりで頭を抱えるのだが…続く。
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