今月に入ってから水野晴郎映画塾での映画作りに参加していました。
プロのスタッフに厳しくも暖かく仕上げていただきました。 また、同じ塾生にも大きく支えてもらいました。
そんな人たちへの感謝を抱きつつ、カメラの前で遊ばせてもらいました。
池袋のスタジオでのアフレコも終えて、いよいよスクリーンに映し出されます。
◆ 多摩映画祭。 ブラボー国際映画祭特別賞。
『キネマの高円寺』
「高円寺」は「へきち(僻地)」と読んでください。
【日時】 11月30日(日)の11時30分から。 作品とトークと合わせて2時間くらい。 トークでは稲葉もステージに上がる、かもです。
【会場】 ベルブホール(永山公民館) 京王相模原線・小田急多摩線の永山駅から徒歩2分。
【料金】 1000円
おバカな映画です。 しかし映画を愛する塾生たちが本気で作り上げました。
もしお時間があるようでしたら、稲葉までご連絡ください。
スクリーンの中であなたのお越しをお待ちしております。
夕方にダラダラと『水戸黄門(再)』を観ていた中の通販CM。
今回の商品は岩盤浴スパッツ。
なんとこれが時代劇バージョン。
峠の茶店みたいなところで町人が茶屋の娘(なのかな)に岩盤浴スパッツを紹介してました。
コントみたいな安いセットでしたけれど、番組(水戸黄門)に合わせてなのか、わざわざ時代劇バージョンを作る。 テレビ通販業界のこのエネルギーは見習うべきだと思います。
サーモグラフィーとか使うから、時代劇の要素なんかまったく要らないのに。 がんばるなあ。
でもラスト、電話番号をお知らせするところ。 「お電話の際に『めっけもん!』とお伝えください」 だと。
どう、これ?
電話で知らない人に「めっけもん!」って言わなきゃダメなんですよ。 わざわざ「!」を付けてるんですから元気に言わないとダメなんですよ。
恥ずかしいよぉ。
ヤだよぉ。
勇気を振り絞って「めっけもん!」言ったは良いけれど、「すいません、今ちょっと電波が…」なんて言われた日にゃ、穴を掘ってでも入りたくなりますね。
通販業界のアグレッシブな姿勢は素晴らしいと思います。 でもこの「めっけもん!」システムは売り上げを確実に落としていると思います。
うーん、惜しい。
じつに10年ぶりぐらいでしょうか。 久しぶりにお習字セットを開きました。
水野晴郎映画塾の教室に持っていって「書初め」です。
筆の感触というものは、慣れないけれどやはり良いものですね。
硯に墨を満々として、半紙に文字をたたきつけます。
まず 「欲情」 つづいて 「官能」 さらに 「悩殺」
いや。 あのね。
いま、水野晴郎映画塾で映画を作っているんです。
あくまでその中のアイテムとして、です。 まだクランクインもしていないから詳しくは書けませんけれども。
でもね、上のような言葉でも半紙に墨で書くと、えもいわれぬ趣が出てきますね。 筆に力あり、というのをあらためて知らされましたわ。
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