馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2006年03月21日(火) 世界の王

胴上げ。
王ジャパンおめでとう。
熱かったね。

準決勝の韓国戦、決勝のキューバ戦の2試合ともリアルタイムで全部見てしまいました。
上野動物園前の屋外売店へ出張だったので、ラジオと携帯テレビで全部見ちゃいました。
熱かったね。

来るお客さんがみんな「勝ってる?」なんて聞いてくるから、ちょっと得意気に試合状況を教えてあげました。
ふふん。

優勝の瞬間はみんなでおめでとう。

   ◆

ただ、この大会でひとつ見たかったものがありました。

それは「代打・4番ファースト、王」。

王さんがベンチから出てきて、代打に自分を指名するの。
そして一本足打法を世界に今一度見せつけるの。

なんたって王さんですよ。
世界一のホームランバッター。
外国の野球ファンだって見たかったはず。

実際、打てちゃいそうだし。

何にせよ、誇らしきかな日本野球。

その脇で。
稲葉は大関魁皇の成績をはらはらしながら見守っています。
貴方はまだもうひと奮起できるはずだ。



2006年03月15日(水) 路傍のハっピーバースデー

この日記って、なんとなく水色な雰囲気でしたっけ?

というのも稲葉家のパソコンの画面が壊れまして。
映るんですけれど色がダメ。
真っ赤だったり真っ紫だったりします。
殺人事件のようだよ。

だからインターネットで写真見てもわけ分かんない。
これは何色なんだろうか、と悩む。
そして目が痛い。

で、この日記って、周りは水色でしたっけ?

   ◆

春は近いんでしょうけれど、夜はまだそれなりに寒いですね。

遅番を終えての岐路だったから、夜の11時頃でしょうか。

ビルの脇で同僚同士と思われる女の子3人が立っていました。
街灯の光も届かない暗い所に。

何してんのかなー、と思って見てたら彼女たちの輪の中から光が。
ぼわぁ〜っとした幻想的な光が浮いてきました。

ローソクの光なんですね、これが。
真ん中の女の子が持っているケーキに何本かのローソクが立っていました。

そう、バースデーパーティー。
寒い夜の路傍で、ささやか過ぎるバースデーパーティー。
なんでそんなところでやってるのか知らないけれど、幸せは確かに漂っていました。
ローソクの灯りに浮かび上がった主役の子の顔は美しかった。

これからの春、彼女達に幸あれかし。
ハッピーバースデー。



2006年03月10日(金) お茶がきた

春も近いはずなのに、まだ寒さが頑張ってますね。
昼は暖かくても夜はそれなりに寒かったりします。

そんなわけで、温かいお茶が上手いですね。
ぐびっ。

   ◆

で、お茶です。
前々回、飲み屋さんの温かいお茶に関する疑問を書きました。
詳しくは下にリンクあるんでお読みくだされ。

要するに「なんで温かいお茶はオーダーしても出てこないんだ?」ということ。

したら、大学の後輩でキッチン経験ありの子から回答が来ました。
いやあ、分からないことは聞いてみるもんだ。

以下、彼女からのお答えを紹介します。

まず
お茶はタダでメニューに無いため伝票に出ない
ということで、これが忘れられちゃう一番の原因のようです。
なるほど。

   ◆

ん?
でもお冷だって伝票に出ないだろう。
だがお冷はちゃんと出てくるぞ。
出てこないのは「温かいお茶」なのだよ。
ラストオーダーの頃にぐいっとやりたいお茶なのだよ。

そう思う稲葉に先回りして、彼女は答を続けてくれました。

普通、居酒屋の飲み物は『ドリンカー』というキッチンから独立した場所で作られる」んだそうです。
ふむ。

しかし温かいお茶がメニューに無い店は、そのオーダーを『ドリンカー』でこなせない場合が多」いんだそうで
じゃあどうするかというと
キッチンに『作ってください』ってお願いすることになる」。

その頃キッチンはというと、ラストオーダーがいっぺんに来たところ。
大変な状態なんですね。
手馴れたデザートとかをまとめて作っているうちに特殊な『お茶』オーダーはどんどん遅くなり……

ああ、その状況はとてもよく想像できます。
お茶どころじゃなかったりすんのね。

   ◆

補足として。

料理のラストオーダーよりドリンクのラストオーダーがの方が遅いってのはよくあること。
ただね、そういう場合、ラストドリンクを取る頃にはキッチン担当者が帰っちゃってるんですね。
洗い物する人だけは残ってるようですけれど。

以上のような感じで、居酒屋では温かいお茶は出てこない場合が多い。
ということはラストオーダーではなくて、もっと早めに注文すれば出てくる可能性は高まりそうですね。

すっきりしました。
自分の疑問を書いて、読んだ人に答えてもらう。
日記がとても有効に働いていて素敵。

ということで、答を教えてくれたT嬢、ありがたいことです。

   ◆◆◆

【関連記事リンク】
2006年2月26日『お茶をくれ』



2006年03月02日(木) ご愛顧ありがとうございました、だって

今日はぜひとも写真付きで書きたい。
しかし稲葉にはその技能が無い。
そこはご勘弁願います。

さてTSUTAYAさん。
レンタルビデオのTSUTAYAさん。

このロゴっつーかシンボルマーク、思い浮かべられますか?
テレビみたいな顔みたいな、そこから電波がピピッと出ているような絵。
思い浮かべられなくても、見れば「ああ」と思えるはずです。
とても馴染み深いイラスト。

   ◆

ところで皆さんは彼(?)の後姿を見たことありますか?
無いでしょう、きっと。

稲葉はあるんだな、これが。
おなじみのイラストは顔だけだけど、後姿バージョンは全身入ってる。
どこか寂しげな背中で、ドアをそっと閉めている。
そんなイラストの入ったハガキが稲葉の手元にあります。

これね、何かっつーと「閉店のお知らせ」なんですね。

稲葉最寄りのTSUTAYAが閉店することになりました。
悲しい。
稲葉はとても悲しい。

映画やCDを借りようと思ったら電車に乗らなくちゃいけなくなりました。
「当日返却」ができなくなりました。
いや、できなくはないけど、とても面倒くさいよ。
これは痛い。

   ◆

周囲にはライバルとなるような店はありません。
なのになぜ閉店してしまうんだ。
悲しい。

この辺りの人たちは映画を借りる習慣が無いのかな。
駅のすぐ隣だから、仕事帰りにちょろっと寄るにゃもってこいだったのに。

「閉店」と明記されてるけれど、もしかしたら「改装のためのお休み」かもしれない。
そんな風にちょっぴり期待しつつ、残りわずかな営業日、とことん利用してやろうかと思います。


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稲葉 馨

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