馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2002年09月25日(水) 役者二人

後期スタート。
さあ頑張って単位を稼ごう。
卒業に向けてまっしぐら!
卒業かあ……できたらいいなあ。

「まっしぐら」ってヘンな言葉ね。

昨日の後期最初の授業、京浜東北線ストップでめでたく欠席しました。
数名の同輩より心配のお声をいただきました。
稲葉は元気です。
久しぶりに会った人たち、みんなちっとも変わってなかった。

   ◆

免許取ります。
稲葉、免許取っちゃいます。

教習所に行って入学願書もらってきました。
来月の頭くらいから通い始めます。
お金は親から借り、免許取得後に働いて返します。
とにかく学生のうちに取っておきたいですね。
芸祭前はいいんですが、来年2月に舞台があってどこまで両立できるか微妙です。
大学卒業と教習所卒業と舞台本番がいっぺんに来ちゃいそう。
こわいこわい。

たぶんオートマです。
カッコ的にマニュアル取っちゃろか思いましたが、いろんな人がオートマで充分と言うのでそーします。

何が不安て教官さん、怖くないかなあ。
大学も出ようかって年になって、怖い先生に怒られるのはイヤです。

   ◆

大泉学園でお芝居観てきました。

大泉学園は1年生の頃はしょっちゅう遊びに行ってました。
演技コースの男が大泉に住んでいて(それも実家だこんちくしょう)、夜通し宴会ばっかりしてました。
おうちに地下室があって大きいテレビもあって、深夜に大音量でも大丈夫♪
いいなあ。
それが久しぶりに行ったら違う町みたくなってて戸惑いました。
ゆめりあ…でっかい建物が出来たもんぢゃ。

三谷幸喜作『笑の大学』
名前は知ってましたけど原作は観たことありませんでした。

軽音楽部の小林殿と落語研究会の梶山殿による2人芝居。
この2人とは去年芸プロで一緒に働かせてもらいました。
気持ちのいい男たちです。

いやいや面白かった。
原作がしっかりしてる強みでしょうか。
良いお芝居してました。
ライブだったり高座だったり、お客さんの前に立つのは慣れてるのかしらね。
2、3日前、学生ホールで台詞合わせをしているところを目撃。
厳しい顔、とても真剣な姿が印象的でした。

ところでこのお芝居って他にどんな人が関わってるのかな。
チラシもパンフも見てないから(無いのかな)なあ。
演出は役者自身かな。
照明でけあま殿がお手伝いしているらしいことは聞いてましたが。
お芝居が面白いと裏の人たちまで気になります。

2人芝居もしてみたくなりました。



2002年09月23日(月) 歳はとるなら楽しくとりたい

夏休み最後の日。
明日から学校のはず。

箱殿が19歳のお誕生日を迎えられ、みんなでお祝いしました。
台湾屋台村に一番乗り。
新潟に行っている人がいたり、課題に追われている人がいたりでこぢんまりした集まりでした。
にしても夏休み最後の日を課題に使うってつまんないぜ。
最後の日こそ思い切り遊ぼーよ。
課題が終わっていても終わっていなくてもさ。

にしてもまだ19歳なのですね。
中には、3月まで18よ♪ などと言ってる不届き者もいます。
不届きですが実際そうなのだから手におえません。

最後の10代。
べつにハタチになったからって何がどーなるわけじゃないけれど
でもなんとなく大切にすべき1年ですね。
稲葉の19歳は4度の本公演を経験するという濃い1年でした。
あれは良かった。

そろそろ終わろうかという頃、新潟より帰ってきた撮影隊が乱入。
江古田の南口では撮影で遠征で疲れているはずなのに、なぜかみんな元気。
いい撮影してた証拠ですかね。
ぷんそ監督がいなかったのが残念だわ。
あと主演(なの?)の由梨殿。
その役者ぶりがみんなの評判になってるので上映が楽しみですわ。

10代じゃなくっても、楽しいことは楽しい。
良い年になるなら良い年にしたいですね。



2002年09月19日(木) コラボが終わるから夏が終わる

相変わらずの江古田更新。
ふう。
ついさっきまで所沢校舎にいました。
ARCコラボの収録です。
稲葉はこれにてめでたくクランクアップ。

ラジオドラマでもクランクアップって言うのかなあ。

バス代けちって学校から航空公園まで徒歩徒歩。
遠っ!
そして暑っ!
むう、朝はすこしひんやりするくらいだったのに。
まだ昼間は暑いか。
そうか。

   ◆

リュック・ベッソンの『WASABI』を観ました。
ジャン・レノと広末涼子のアップがほとんど。
ベッソンさんは女の子をかわいく撮りますね。
ジャン・レノに守られてる広末はかわいかった。
同い年だぜ。
にしてもやっぱり広末以外の日本人ってああいう感じなのね。
なんかね、中国人っぽいのよ。
しかたないわね。

ところでべディックOBの野坂さんが出演してました。
サングラスしてて顔が判りにくいけど、知ってる人ならわかります。

……つってもこれ読んでる人のほとんどが野坂さん知らないんだね。
稲葉が1年生のときにもうOBでした。
稲葉が1年生のときの3年生が1年生のときにすでに4年生でした。
わかりにくい文章だなあ。
稲葉は第32代、野坂さんは27代ね。

その野坂さんも出てる東京イルミネイトのお芝居が明日からだそうです。

夏休みが終わっちゃう。
夏休みが終わっちゃう。



2002年09月15日(日) 日本の夜明けぜよ

稲葉は劇団Pl.という劇団に入ってます。
1年生のときに旗揚げした劇団です。
「げきだんぷる」と読みます。

ビギナーズラックの芝居版で合宿で上映される映画班に合わせるべく、
合宿前日の9月15日に旗揚公演をしました。
ちゅーことは、今日で3周年。
4年目に突入するのですね。
早かったようなそーでもないよーな。

で、この金・土・日の3日間で稽古場内公演としてミニ芝居を創りました。
つかこうへい原作の『幕末純情伝』の一部のアレンジ。
初日に台本渡されて本読みやって。
2日目に殺陣の段取り作って。
3日目に配役を決定して、さくさく稽古して本番。
けっこうやれるもんですね。

坂本竜馬をやりました。
日本の夜明けぜよって言った人です。
説明いーかげんすぎるけど。
沖田総司や土方歳三と殺陣をやりました。
土方役が本番では違いましたけど、稽古ではamp殿。
彼とマジ殺陣。
身体がデカイのはずるいです。

   ◆

全身を酷使した稽古を終え、新所沢へ。
ビギナーズラック、天才アミノ酸班の打ち上げ。
稲葉もamp殿もへろへろのはずなのにどうしてか元気。
人間の身体って不思議ね。
でも稲葉は途中でスタミナ切れ。
悔しいわあ。
久しぶりの新所沢。
ボーリングはストライクかガーターか。
極端なスコアに万歳。

   ◆

先日、源斗殿主宰のNORI−MIXの稽古場をのぞいてきました。
観ているだけのつもりが男2とかいう役をやらされました。
頑張りました。
とにかく楽しそうな雰囲気なので良いと思います。

これ、江古田で書いてますけど、これから行ってみようかしら。

ちなみに今は17日。
殺陣の全身筋肉痛が未だ消えなくておじいちゃんみたくなっちゃってる稲葉。
きりきりします。



2002年09月11日(水) 江古田文芸棟から

ARCのコラボで所沢。
でもこれを書いてるのは江古田PC室。
うーむ。
早くパソコン直れ。

脚本家団の1人のAZU殿、現場入り。
彼女の演出で収録は順調に進んでいます。
そのAZU殿、サンプラー(登録した音を好きなタイミングで流せる音響器材)に大はしゃぎ。
ばきゅーんばきゅーんとか言ってました。
ほんとに先生なんでしょうか。
無邪気で良いっすね。

   ◆

アメリカのテロからちょうど1年なんですね。
ニュース番組もいろいろ特集組んでました。
たまたま借りてきた『メンインブラック』観てたら世界貿易センタービルが映ってました。
ああ。

一緒に借りてきた『ウォーターボーイズ』も観ました。
貿易センタービルは映ってませんでした。
でも面白かった。
とても面白かった。
矢口監督は東京学生映画祭のイベントでお話を聴く機会がありました。
若いと思いました。
作品も若くて良かったですね。



2002年09月10日(火) 居間とかそこらへんにある危機

所沢校舎にてさっくりと更新。
稲葉家PCの復旧はいつになるやら。

さきに申し上げておきます。
今日はいつにも増してくだらないですよ。

…………。

家でトイレに入る。
便座に座す。
ふう。

用を足すときってみなさん、なに考えてますか?

最近のテーマは家に1人でいるときはカギをかけるべきか否か。
まあ、かけませんね、1人なら。
ではドアはどうしよう。
きっちり閉めるべきか開けたままでよいものか。
むう。
さすがにオールオープンではしません。
玄関の間近にトイレがあるので、家族や泥棒さんが急に入ってきたらびっくりしちゃうので。
お互いね。

でも最後の「がっちゃん」まで閉めるものなのでしょうか。
立て付けが悪く、トイレのドアを閉めるのにコツがいる家なので、悩みは深刻です。

ああしょうもない。

今日、トイレでふとドアを見るとカギがかかっている。
そのときは家族がいたのですね。
カギのつまみは横になっています。
で、それを見ながら考えました。

出すものを出し切ったらいずれここから出る。
出るためにはあのつまみを回さねばならん。
横になっているつまみを縦にせねばならん。
はて、右回しにしたものか左回しにしたものか。

体はちゃんと覚えてるんです。
でもね、頭で考えるとなかなか答がわからないのですね。
ちょっと不安になったりもしました。
もしかしたらずっとここから出られないのではないか…。
背筋が寒くなりかけたところで稲葉の右腕が答をささやいてくれました。
こうして稲葉はカギを左方向にひねることで危機を脱したのでした。

うーん、毎日の生活がスリリング。



2002年09月05日(木) 夏の終わりの散歩道

合宿明けて…。

合宿ではほとんど一睡もしていないのに、並みの睡眠時間でこの日を迎えた。
意外と平気。
深夜バイトで鍛えられたかなあ。

昼頃、東長崎へ。
用件あってのことなれど空振る。
ひとり凹む夏の終わりの午後の道。
これだけだったら完全な無駄足の1日だわ。

電車に乗って、所と気分を変えてお散歩お散歩。

喫茶店(ドトール)に入ったらクーラー直撃で寒かった。
ファミレス(ビルディ)に入ったら家族連れが賑やかで落ち着けなかった。
静かに落ち着きたかったのさ。
ところで2日続けてのビルディだ。

腹が膨れたら静けさ求めて歩く歩く。
お寺を抜けたら霊園に入っていったよ。
静けさ求めてたけどよりにもよって墓場かい。
20時回って夜。
夜は墓場で運動会。
あまり怖くなかった。
墓場の真中にある交番(駐在所)には誰もいなかった。
にしても散歩で来るならともかく、勤務地として墓の中はイヤだなあ。
お疲れさまです(敬礼)。

霊園の中の公園のブランコに落ち着く。
暑くもない、寒くもない。
ちょうどいい空気。
なんだかとてもほっとした。
とてもとても、ほっとした。
ヘンなの。
お墓に囲まれてるのにさ。

にしても人がちょくちょく来る。
スケボーで疾走する兄ちゃんとか。
墓場でスケボーはやめたほうがいいと思う。
眠れないじゃない。
いろんな人たちが。
生きてない人も、生きてる人もさ。

でもまあ、だいたい静かだった。

そんなところのブランコで、これからのことをいろいろと考えた。
いろいろ、いろいろ考えた。
これからのこと。
それこそ明日のことから来年のこと、それから漠然とこれからのこと。

暑くも寒くもなかったけれど、いろいろ考えてたら、
頭だけじゃなくて胸や心も使って考えてたら、
暖かくなった。
とてもとても、ほっとした。
目の前、お墓なのに。
前も後ろも右も左もお墓なのにさ。
ヘンなの。

ちょっとのお散歩のつもりが、けっこう遅くまでになりました。
まあ良いわな。
♪すべては気分次第
 ↑ 宇多田ヒカルの『Travelling』ね。
そういえば電撃結婚。
日付的にはこの日記の翌日になるけど、
ぐーたらしながら『思いっきりテレビ』みてたらビックリさ。
あのゆったりした番組で意表突かれるとは思わなかった。
19歳、年下だよ。
おめでとう。

何気ない1日だと思ってたけど、終わってみたら良い1日だった。
そういうことってよくあるような、ないような。
あったらそれは幸せ。
あの墓場の雰囲気とか、たぶんずっと忘れられないだろうな。
忘れたくないし。

そういえば夏ももう終わりですね。
あれだけ暑かった夏、いったいどこに行ってしまうんでしょう。
終わってしまうのは寂しいな。

でも終わるのは次に何かが始まるのだね。
何が始まるのかしらね。
秋だね。

夏合宿が終わってみんな何かに頑張るのだね。
稲葉にだって始まるものはあるのさ。
今日はその始まりの日にするよ。
頑張れ頑張れ。
頑張る頑張る。

墓場をサンダルで歩いたから足が砂まみれ。
雨でなくてよかった。
ま、雨だったら墓場なんて行かないけどさ。
雨でなくても墓場なんて滅多に行かないけどさ。

これからのこと…かあ。
とりあえず免許にするかバイトにするか。
悩むなあ。

ふたつ同時?
じゃ身体もふたつくれ。



2002年09月02日(月) 総括鎌倉

1年ぶりの鎌倉。
意味はないけどとりあえず言っときます。

いざ、鎌倉!
けっこう。

にしても鎌倉って稲葉邸からだと江古田に行くより近いのですね。
15時に長谷駅集合のところ、13時に鎌倉駅着。
はしゃぎすぎ。

長谷駅がベディックで埋め尽くされます。
1年生や2年生の一部はコラボなどでちょいちょい会ってました。
久しぶりに3年生の顔を拝めたのがなんか懐かしいような嬉しいような。
勝美荘殿もお久しぶり。
会社勤めの頃より生き生きして見えたのは気のせいかしら。

   ◆

2日目は大仏様を拝み倒す。
蓮殿、しばらく大仏様と静かに語らっておられました。
えらく空いててゆったりできました。
えらく暑くもあったけどさ。
土産物屋でamp殿に「神風」と書かれたハチマキを誕生プレゼントとして皆で買う。
「神風」……「噛み…」あっいけねえ。

後日談だけどこの神風ハチマキ、チェックアウト時にホテルに忘れてやんの。
郵送で送ってもらうことになったのさ。

   ◆

ビギナーズ上映に間に合うようにと久しぶりにピルを撮りました。
ピルってのは勝美荘殿、稲葉、コムギコ殿による超手軽バカ映画ユニットです。
女優に佐多殿抜擢。
たいした子だと思います。

ビギナーズは飲み会の挨拶で勝美荘殿が仰ったように、レベルの高さにビックリ。
どの作品も準備みたいのがしっかりしてるのが素晴らしいっす。
後期、来年がとっても楽しみな監督陣でした。
あのクオリティのものがすべて合宿に間に合ったってのがすごいね。
芸祭では小講堂、いい時間が取れたらしいから、お客さんたくさん呼んでね。
お客さん呼ぶのも作品創りですよ。

ビギナーズとはずれますが、源斗殿演出のお芝居も楽しみだわ。
企画会議の時には時間がなくて台本まったく読んでいないのです。
だから稽古場で観るのが余計に楽しみ。
合宿前夜かその前夜にお手伝い参加の要請をいただきました。
嬉しかったのでふたつ返事でオーケーしました。

   ◆

ベディックの飲み部屋の酒濃度が年々上がっています。

文化部連盟の合宿は酒豪が多くて(人数や酒の絶対量が多いてのもあるけど)、飲み部屋には30分しかいられません。
どんなに楽しく話をしてても30分が限界。
気持ち悪くなるの。
あとはロビーや廊下や踊り場や他の部屋で静かに話すって感じでした。
ベディックは今までは大丈夫だったんですけど、近頃飲み部屋がきつくなりました。
1時間くらいまでかなあ。
でもそれは部会が盛り上がってるってことだから良いのです。

飲み屋さんなら平気なの。
広いし換気扇も回ってるし。
合宿の部屋だとね。

   ◆

合宿初日の日付で3日分書いてます。
チェックアウトの朝。
見事に寝てません。
3日間フル稼働。
無茶です。
胃が荒れまくってます。
血で満たされてそう。
気持ち悪い。
朝ご飯も海苔と味噌汁しか喉をとおらない。

きつい陽射しが痛い。

   ◆

合宿後、横浜で降りればいいところを池袋まで。
眠いけど眠くなかったの。
自分の体がヘン。

池袋ビルディで合宿を振り返りました。
こーゆーの初めて。
いままでは合宿終わったらまっすぐ帰ってました。
その日のうちに反省会(?)をしたのは無かったな。
勢いに乗って2次会までやっちまいました。

付き合ってくれた方々、特にPHOENIX殿には大感謝。
あの時の彼は頼もしかったよ。
総会・フリマ関連もカッコよかったね。
なにより『精一杯にのんびりと』のミュージッククリップ、ありがとう。
そのPHOENIX殿、合宿の次の日から芸プロキャンプなんだって。
大変だなあ。
物井殿、RIN殿、松森殿ともどもお疲れさまです。

amp殿も男らしかったです。
2次会の前半、ちょっと寝てたけどでも最後にきっちり締めてくれたね。

帰宅したのは23時とかそれくらい。


 < 過去  もくじ  未来 >


稲葉 馨

My追加