読書日記

2003年08月28日(木) 「山本昌邦備忘録」(講談社)

副題が「トルシェジャパンの一三六九日」
昨年のワールドカップ日本代表コーチが書いた長編エッセイ。
半分まで読んだが、面白い。
日本代表チームの裏側を赤裸々に綴って読みごたえがないわけがない。
陳腐な表現を続けるならば、サッカー本の金字塔。
文章力と思考力が超弩級である。
なんと面白いことか。



2003年08月24日(日) 絲山秋子「イッツ・オンリー・トーク」

文學界新人賞受賞作。二つのかたり、語りと騙りの魅力がつまった軽快な一人語り小説。純文学の語はもう死語。
こういう才能を他の出版社がほおっておくわけがない。
次の作品がエッセイであっても読みたい。
久々のヒット作。


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