xxxxxx 表面張力(仮)

虚実入り乱れても記録
20010802--



2004年07月20日(火)

何も知らないでいた傲慢で幸せな護られた

 色々と考え事をして考えていて考えることしかしていなくて。


 先日、誕生日を迎えてまた一つ年をとりました。夫と久々にデートをし、素敵な夜景を眺めながら素敵なお酒を飲みながらふつふつと酔っぱらって、夫にこれからのことを話していました。
 勉強すること。それでも無理なら派遣に登録しようと考えていること。勉強はするけれどまだ時間があるときはバイトをして体をとにかく動かそうと思っていること。そして一度でいいから試してみたいこと。どうしても試してみたいこと。
 高校生の頃から十年が経ちました。当時、思い描いていた十年後の自分とは懸け離れた姿になっています。あの頃は自分を知らなかった。そして、夢にも思わなかったことが自分のせいで自分に降りかかるとは思っても見なかった。とても傲慢で幼い人でした。そしてもうあの頃の自分には戻れない。私はもう、違う人生を歩んでいます。
 この十年、最初に蹴躓いてから、恐る恐るだけれど何も見ないように、そして矛盾しているけれどがむしゃらにやってきました。自分はもうここまでだと思い切るまでやってきました。そして今はとても落ち着いた生活をしています。色々なことを振り返られるくらいに。
「これまでで一番いい誕生日だった?」
 そう夫に訊かれました。私は瞬時に、何も知らないでいた傲慢で幸せな護られた子供時代を思いだし、そしてやり直しの十年を思いました。そして笑って答えるのです。

 なんてシアワセなのでしょう。




 日記を綴ることはかなり少なくなりましたが、きちんと生きていられるように日々どうにかやっております。体と心のバランスを崩さないように、考えてばかりいないように。
 私信ですが、アドバイスをありがとうございました。できることから始めております。まだまだではありますが、とにかく動くことから。

 私にとって鬼門の夏がまたやって参りました。うだるような暑さの中、それでも毎日を過ごしていこうと思います。
 またしばらく、書かない日々が続くと思いますが多分それなりに生活しております。
 皆様もどうか暑さに負けず、健康に過ごされますよう。



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 あまり更新されませんが、その期間はおそらくきっと、元気にやっています。

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