2002年10月31日(木)
思春期じゃあるまいし
我ながら情けなくなる. ときどき生じることなので慣れてはいるが,ワタシは時々,会話がなかなかできないようになってしまう.もちろんそれは自分の内面でじたばたしているだけなので,外からは見えていない(と信じている)が.人から拒絶されているのではないか,もういらなくなっているのではないか,などと思春期のようなじたばたで感じてしまう.中学生じゃあるまいし,とその状態の自分を眺める余裕はさすがにあるのだが,じたばたまでは収まらない. そうとう親しい人間や親兄弟では問題ないので特に深刻になったりはしないのだが,少ししんどい.現在は仕事をしている身なのだからして,そんなヘタれたことを言っていられないので更に,だ.一人の家に帰ってぽつんとしていると,なんと自分が幼くて情けないのやらとしみじみ哀しくなる.そんな状態で昨夜は恋人と少しぎくしゃくしたので,輪をかけて凹んでみたり. この年で思春期もあるまいし.やれやれ.
現在の状況から考えてみれば,(1)自信喪失に加えて(2)周囲の人間と親しげな会話をしていないことなどが後押しとなり,どんどんベクトル内向きになってしまっているのだと思う.2番目については,苛々している人間を更に苛つかせるのが得意技なので,全員忙しかったここ数日は人に近づけなかったというのもあるだろう. まあなんというか,坂道を転げ落ちる雪だるま.
本日は少し回復し(多少の会話があったので),恋人とも通常状態にあるので何とかかんとかなっている.といっても,部署内の人々が遊びに行った中,微妙に風邪気味なのと明らかに面倒なので参加しなかった私もどうかと思うが. 苦痛になるだけだし.少し,行った方がよかったかしらんとも考えたけれども…昔からそうやって輪から一歩離れようとしてしまうのは何故なのか.
週末は恋人と過ごせる.寒くなってきたせいか,狭いベッドで一緒に寝られるようになった. 基本的に隣に人がいるとなかなか眠れないのだけれど,恋人の隣では眠れるようになりつつある.よかったとしみじみ.…単に,冷え性のワタシにとって暖かく眠れるからじゃないかとも考えられるけれども,多分それだけではないだろう(と信じる). 秋が深まる.
2002年10月29日(火)
フッカツの呪文
出張後,さすがに色々考えさせられただけあって,以前よりてきぱき仕事ができるようになった(ような気がしている).意識的に意識的に,がんばれ俺負けるな俺と呪文を唱えつつ動いている. そうしないとカラダの動きが止まる.
色々と,というか単に仕事のことで凹みまくっているものの,ワタシに任されている仕事もあるのだからそれをこなさないでどうするよ,と言いきかせて動く.どう考えても,ワタシの仕事が遅い理由としては 優先順位を付け間違う 体力勝負に出られない体力であるにも関わらず勝負に出る(そして負ける) 遅れると逃げて更に遅れる というコトだと思うので,それを念頭において日々過ごすコトにした.今のところ,なんとかなっている(と思う).
恋人に,独り善がりで考えないで周囲の人に訊きなさい,と再三言われる.次はそれをがんばろう.
2002年10月28日(月)
ヘタヘコ
ヘタレていた上に,少し頑張って書いた日記が全て消える. 更にヘタレる.しかもヘコむ.
目の前の仕事をとにかくがんばろう.そうしよう.
2002年10月24日(木)
ポジション
なんとなく,カヤの外にいるような気がする.ぽつんと. 別に仕事はあるし,それらをできるだけきちんとこなしているけれどそういうことではなくて,本質的な仕事をしていないような焦りがある.仕事の進行に関わっていくことに携わっていないような感じ. 別に,私がしている仕事がどうでもいいわけでは決してないことは知っている.大事だし,それを失敗するととにかく迷惑がかかる.調査も滞るし,不便になるだろう.ただ,そういう周辺のことではなく,研究から離れていると思う. この半年で自らそのポジションに立ってしまったのだから仕方ない.同僚を羨む前に,もっとしっかり仕事をこなしていればよかったんだ.わかってる.よくわかってるけれど. 半年かけてその位置になったのなら,半年(もしくはそれ以上)かけているべき位置に行けばいい.急には無理.周りは認めてくれないだろうし,認められる仕事がそんな急にできるはずはない.
がんばろ.それしかないんだし. カラダの方は心配なかったんだから,きちんとがんばろ.
2002年10月22日(火)
私生活
ヒトのプライベートに興味はない. 何というか,例えば友人の状況は気にしたりするしヨイコトがあったなら一緒に喜んだりするけれどそういうことではなく,もっと自分との関わりの薄いヒトの私生活に興味はない,ということ.仕事上のお付き合いの人々などまさにそういう対象で,話の流れで尋ねたりはしても,自分自身の興味で訊いたりはしない.厄介事に繋がりそうなことなどごめんである. 何か人が話していても聞き耳などたてないし(自分の事を話されている場合は別だが),どうせ忘れてしまうから.
だから私に話さないでくれよ.おいおいおいおい. ホントにどうでもいいから.聞かない方がいい場合も多いんだってば.
…つき合っているとかなら,私は(差し障りがなければ)別に話そうが話さなかろうが構わない. だが,誰か(しかも近くの人間)をふった,という話は困る.私自身はそういう話を人に(しかも同じコミュニティに属する人間に)は話さないので,余計に困る.意識が違う. ふられたコトなんて,ふった本人以外に知られたいはずないじゃないか. 仕事でどんなにやりにくかろうが,雰囲気が悪かろうが,身に危険がない限り私は話さない.私はそんなことをされたくはないので.だからそういうことを知りたくもない.知ってしまうと,少しユーウツ.
どうだっていいんだけどな.ホントに. 相談ならわかるんだけど,そういう感じでもないのは何故だ.
2002年10月18日(金)
なんて遠いところまで来たのだろう.それでも一緒にいてくれるのか.
言葉にならないもどかしさ が,カラダの中でじたばたしている.喉の奥で皮膚の裏側でむずむずかさかさ.苛立たしいけれど,それでも出てこない. そんな感情.最近ずっと.
小さい頃 思い描いていた26歳から自分があまりにほど遠く,なりたかった「大人」には未だなれず,そうありたいと思っていた「像」など思い出すことすらできず. そうあるしかないならば,それでやっていこうとは思っているけれど,ときどき哀しくなってしまうのはまだ諦めと認識が甘いからなのだろうか.
2002年10月17日(木)
君とワタシの関係性は
言葉にするには覚悟がいる.
言葉,という表現が不適切ならば約束とかでもいいのだけれど,約束というほどの明確さをもたないけれど何かを縛る力のあるものを私はうまく言い表せない.基本的に,私自身は何かを口にするときにそれ相応の覚悟を決めているので,あえて「言葉」というかなり広範囲に曖昧に表現する.
閑話休題.
単に,ワタシは臆病なのだ.言葉にする,ということはその対象に(それはモノでも概念でもなんでも)形を与えてしまうことなのでしょう?具体的にしてしまうことなのでしょう? 具体的に形を持たせることが怖い. それに力を与えてしまうことが怖い.
だから,人との関係性を言葉にするときには相当に気を遣う.そこで曖昧な空気に形を与えていいものなのか,よくわからないから. そして大事な人から自分との関係を望んでいた言葉にしてもらえたときには,心から嬉しく思う.その覚悟を決めてくれたのだと考えるからだ(相手にそういう考えがあるかどうかはわからないが).
言霊の国だからかしら. こういうまとめもしてはいけないだろうけれど,もうタイムオーバーなのでこれにて.
2002年10月15日(火)
シンプル イズ ベスト
神経質になる必要がないとわかっているのにそう扱ってしまうのは,その事実に依存しているだけなのではないだろうか.なんというか,言い訳に使えるコト. そう考えて,考えていることに安心してしまってそれ以上先に進まない.ときどき,それに気づいていることに更に安心してしまい,そこで停滞.
どうどうめぐりというのだろうか.
シンプルに生きていきたいのに,何故こんなに理由が必要なんだろう.
2002年10月13日(日)
君は私を放さないから
疲れすぎて眠れない夜。寝付きのいい君は横で規則的な寝息をたてる。おいていかれた夜は色々なコトを思い出させる。 泣きそうになって傍によると、寝惚けたまま、君は私を抱き締める。寝惚けたままでワケをきき、抱き締めたまま再び眠りにおちていく。
固く抱き締めたまま。
あの夜には戻らないから。君が傍にいてくれるなら、絶対に。 そう思えるのは。
先なんてわからないけど、それでも。
2002年10月11日(金)
生還
無事に戻ってきました. 二回も台風にあってみたりマシントラブルは連続してみたりと,すばらしい出張でした.なんつーか,呪われてる? 私が,ではありません.ボスが.
これから恋人の待つ家に帰ります.そのうち病院行ってきます.再発していたらやだなーどうしよっかなーとちょっぴりユーウツ!みたいな感じです.でも恋人が病気に優しい御飯を研究してくれているのでシアワセです. ええ,のろけています.
でも再発してたらやだな.
まあ,またぽつぽつ再開します(でも数日間は更新がありません). どうぞ宜しく御願い致します.
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あまり更新されませんが、その期間はおそらくきっと、元気にやっています。
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