古畑亜紀の日記
日々の雑記帳です。思い付いた時に
気分にまかせて書きます。

2007年06月30日(土) お花をふやす。

アラマンダという黄色いトランペットみたいな形のお花(茎まで枯らしてしまったけど復活してくれた)、咲き始めました!
感動・・・。
黄色いくちなしの方はいまのところもくもくと葉っぱを増やしています。
お花そだての先輩がたから、けやきの盆栽も含め『大人渋い好み』と言われる私の花選びですが、自分はこういうのが『かわいいお花』なんだと思ってる(笑)。

なんとなく、越冬させたことで自信がついたので、白いくちなしも購入しました☆しつこいけど、くちなしは育てるの難しいとされているんです。

くちなしといえば、昭和の歌謡曲『くちなしの花』を思い出します。
くちなしの白い花が、おまえのような花だった(歌詞若干違う)
というもの。

どんな花なんだろうと思っていたのを思い出す。
ピンクのチューリップの方がかわいいじゃん。と子供のとき思ってました(笑)。

葉の色も緑でこいから、白いバラの木みたいだし、トゲがないんです。
そして、お花の香もちがしっかりしていて、でももたっと甘過ぎない。
くちなしにしかない香。
香水にしてみたら、香水ばかりがきつく目立つようなタイプじゃなくて、『これは石鹸とかシャンプーなのかな』と思うような輪郭の柔らかい香です。

トゲのない、白い小さなバラのような、女性だったんですね〜。
華やかでありながら、咲きしぼみを感じると、バラのように花弁を開ききることはなくみずから花をおとしてゆく。
花びらをあちこち散らかさないのが健気だし、落ちた後も出がらしのお茶みたいにならず香を残します。
そんな女性も、その健気さをわかる男性もなかなかいないだろうから、あこがれがあって歌にもなるんですねきっと。

くちなしにはバラにまけない質のよい華やかさがあるけれど、土から切り離された花束には使えないのがまた不便で(笑)いさぎよくてほれる。
花束にしようとすれば枯れてしまうでしょう。

それはそれでデリケートな生命体だということのあらわれのように思えるんでした。
枝が木の枝のようだからって、花が大きいからって茎の細ーい小さな花より強いわけじゃないんだよ〜。


そして、くちなしには、ファッショナブルないまどきようのカルさがない・・・そこが魅力的にうつります。
今年はまだ咲いていない黄色いくちなしの鉢植えが先輩なので、機嫌をとるためまだ若くてお花絶好調の白いくちなしとは並べないことにしました(笑)。
私が手入れをさぼっていたせいで生死の境をさまよって、立ち直ってきたばかりの黄色いくちなしには、まだ傷ついた事がなくて遠慮なく咲き盛りの白いくちなしの勢いや香もキツイだろうし、直にあてられたら疲れてしまうでしょ?と判断。

絶対、黄色いくちなしも咲かせてみせる!!私は咲くまで待つ!!



・・・お花やサボテンとか、なんだかお花どうしにも相性があるみたいで、
『ここで主役は自分だけじゃなきゃいや!』な子と、
『ひとりで咲いてるのさみしいから他のと一緒のほうが好き』な子といるみたいです。
でも、基本的に、みんな自分が一番じゃないとふてくされるみたい(笑)。
同じ空間にいると察知するみたいで、だから新人のお花達はまだおうちのなかにいれてません。
簡単にいれてならべると新旧どちらも機嫌が悪くなるんです、ほんとに。


大事にしなくっちゃ。




2007年06月28日(木) 覚えのない忘れもの

先日、まったくいったことのないお店から、
『手帳のお忘れ物をされてませんか』
という連絡をいただきました。

自分が知らないということは、なにかの流れで誰かといったのかもしれませんが、私のおつきあいの幅はかなり限定されているので、いったお店忘れる程多くはないはずなんです。
第一場所も、けして便利な駅そばではないので、ランチとかでの、ふらっと利用も考えられず、そのへんで仕事をした覚えもなく...謎でした。
しかし、自分の知人の名前や連絡先なども記載されているらしいことが電話の話しでわかったので、ここ5年程手帳をなくした覚えもないけれど一応確認しにいくことにしました。
覚えていないけど自分のなくした手帳なのかもしれないと思って。

用事の後だったので、閉店後にお邪魔しまして拝見して確認すると、それは知人の持ち物であることがわかったんです。
断定はできませんでしたが、なかにはいっていた御本人の写真と、レッスンのスケジュール(教室の名前が書かれている)ことから、想定できました。
手帳の一番最後の方に私の連絡先が書いてあったため、お店の方は私が持ち主だと思ったらしいです。
音楽の世界の方ですので、共通の知人の電話とかもあったのね。。

多分まちがいないと考えたのと、その方がそのお店界隈にとりにくるにはお家が遠いはずなので、勝手に判断して持ち帰りまして、連絡をとったところビンゴでした!

ご本人いわく、一月ごろには紛失されていたらしく、随分時間がたっていたようでしたが、大切にしていたものなので・・と喜んで下さいました。

不思議なんですが、その方とは数日前の辻さんのリサイタルで5年ぶりぐらいに顔をあわせ、たまたまアドレス交換をして交流を再開したばかりだったんです。
タイミングがよかったというか・・・すぐに連絡がとれたので、すぐに発送することにしました。
覚えはなかったんだけど、念のためでかけたかいがありました♪



2007年06月25日(月) 辻千絵さんのリサイタルにはりきってゴー!

十数日の連投をおえ、久しぶりに口紅つけて(自己満足)辻千絵さんのリサイタルへおでかけ♪楽器吹いてると口紅はつけていられないので、なんとなくそれだけでうれしい気分。
『全部終わったら、辻さんのにいくんだ〜!』と思っていたので出かける前からまいあがっている私・・。

サンプラザホールのピアノ、あそこまで弾きこまれたらさぞピアノに生まれてきたことが幸せだったことでしょう。
私の所持するトランペットさん(?)にもああいう幸せを味あわせてやりたいものです。

現役のプロの演奏家がたくさん会場内に、そしておそらく辻さんのご学友の方々、若い生徒さんらしき世代の方、『いいもんしかつきあわないのよ』的なお客さま(笑)など多彩な層にファンがいらっしゃるのですね☆

ソロもアンサンブルも非常に精力的な、気迫あふれる演奏で辻さんの本来の表現したいと思っている事が無駄なく、ストレートに伝わってきました!
アンサンブルの譜点音符のかけあいのとこかっこよくてざわっとした〜。

もういっかい聞きたいと思ってたらなんと楽章アンコールというパワフルさ。
終演後は久しぶりに会う方々にもたくさんお話できたんだけど、それもやはりすてきなコンサートだったからなんじゃないかと思います。
みんなの表情がぱあーっと明るくオープンで、お互いに挨拶とかをしやすい雰囲気なんですね。みんなうれしかったんだと思うの。
プレイヤーが思いきり輝いてる姿をみて、いい時間を共有できたときならではの現象じゃないでしょうか?

コンサートのご盛会と、ご成功、おめでとうございます!!!


その後、シンガーソングライターのF沢さん、ドラムのI橋さん、ピアノのS藤さんらと一緒にいろんな打ち上げをまとめて開催(笑)。
みなさんこの日の為に仕事をずらす、休む、トラをたてるなどしてこられてましたのでコンサートの感想もそのぶん白熱。
しかし、とっても白熱したので、自然とながびき・・・F沢さんとI橋さんはどこからか、『温泉』『日本の城、各地の歴史』について激論を戦わせはじめて、とまらなくなりました(笑)。
『朝まで生TV』みてるようで痛快でした!

このように、普段なかなか打ち上げも顔合わせもままならない組み合わせでいきなり盛り上がれたのも、コンサートがよかったからだと思います。
楽しい一日でした。

















2007年06月24日(日) 福沢恵介さん新曲発表ライブにおまけ出演の巻き

そして翌23日(土)・・・
福沢恵介さんが、コンサドーレとコンサ通りへの歌のエール をおくる、札幌市西区西町のみなさんと一体化したイベントが白い恋人コレクションハウスにて開催されました。

新曲のタイトルは『12番目の風になって』。
サッカーチームが11人から編成されるので、12番目というのはサポーターを意味しているそうです。


コレクションハウスには、けいすけさんフアンの方々がお花やら贈り物やらもってかけつけてらしたし、現在首位のコンサドーレとコンサ通りを自分達でパワーアップさせていこうという意気にあふれたみなさんでいっぱいになり、イスの追加。
でも立ち見がまぬがれませんでした。

私は、そこでおまけ出演してトランペットを演奏してきました。
ファンファーレの部分トランペットにぴったりだ〜(自分で言うか?)
とても覚えやすい曲調で、リズムも今風♪なにより明るくて気持ちがいいです。
けいすけさんのガイドにものせられ、みなさんまるであらかじめしこんであったかのように(笑)一緒に歌い出して下さり、手拍子もついて・・・音楽って同じ気持ちになれる不思議な力があるんだなと思った!

自分で勝手に先に応援歌をつくってしまうんじゃなくて、まずはみなさんに聞いていただいて、楽しんでもらえるかどうかを確かめてからの実質的なアルバム製作にしたいと、とてもけいすけさんらしいコメント。
あの自然な(そして威勢のよい)手拍子が、応えになってくれたんじゃないかなと思います 。
ライブレコーディングでもお世話になってきている関井音響さんが音響さんとしてはいられていたので、まったく音響についての心配もありませんでした。
ちょっと、いわゆるマニュアルとは違うマイクを選択してくださったようです。

まるふつか、ろくに眠れませんでしたが、すごく楽しかったです。
なお、20日予告記事の他に、当日の様子が24日付の道新にも掲載されました。
プレイヤーとしてというより、オーディエンスと一体化してるような顔でにこにこけいすけさんの隣にたってるのが私です。
でも、楽器も吹いてましたよ〜(笑)。







2007年06月22日(金) キタラ「Moonlight Ballade」御来場のみなさん、ありがとうございました。

この日はピアニストの佐藤佳絵さん(はねたん)にご一緒していただいて、演奏してきました☆
逃げずにむかっていくはねたん、かっこよかった♪

この日に出演されたみなさんは下記の通りです(ご出演順、敬称略させていただきます)。

**********************************

・前田 ゆり(ピアノ)
リスト/小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
たいてい、『波』とカップルで演奏され、コントラストを楽しまれて
いることの多い曲を単独できくという貴重な機会を与えてくれました。
トップバッターでした☆

・平田 隆男(テノール)、古城 一樹(テノール)&松原 健太(ピアノ)
トスティ/ヴェネツィアの歌、かわいい唇、暁は光から影をわける
ほか4曲。
平田氏とはいぜんも同じコンサートに出演したことがあります。
平田氏やはり、カラーシャツにアスコットなどおしゃれさんでした(笑)。
以前、ドイツリートが好きとお話されていたような気がするけど、今
回はがっつりとオールトスティですね☆
リハのときから絶好調でしたが本番ものびやかで、私はとくに冒頭の
曲ヴェネツィアにインパクトをうけたのか、ベニスのゴンドラでガラ
コンサートひらいてるみたいな気分になれました。
豊かな水の都で愛されている歌の雰囲気がすごくでていたと思います。
ソロありデュオありと、曲順も効果的な配列だったと思います。

・野田 舞子(ピアノ)
メリカント/牧歌 作品1
メリカントならではの繊細で叙情的な、しかし同時に『単なる迫力だ
けでは決まらない』作品で1本勝負。
堅実に練り上げられたことの伝わる野田さんの音色にぴったりな選曲
でした。
ステージの袖でかわいいね♪っていったらぷっと吹き出してました。

・・・ここでトランペットがでまして、

・西原 留美(ピアノ)
ラフマニノフ/プレリュード 作品32 12嬰ト短調
              作品23  7 ハ短調
プレリュードって、単に日本語訳しちゃえば『導入部』的な、『前奏
曲』にもあたるわけなんですが、ラフマニノフのプレリュードはその
ような他の曲の前座的なおかるいものではないのです(笑)。
安易なセンチメンタリズムでは表現し切れない、ピアノにとって弾き
やすいとはいえないであろう難しい調性と、響きをまとめるのがむず
かしそうなハ短調を困難さを感じさせずプロフェッショナルに弾きき
ってらっしゃいました。
東京からの御参加と聞いております。

・美野 明子(ソプラノ)&塚本 のぞみ(ピアノ)
木下牧子作曲、やなせたかし作詩/歌曲集『愛する歌』
1 誰かが小さなベルを押す 2 ロマンチストの豚
3 雪の街 4 ユレル 5 さびしいカシの木
フランス人形のように整った容姿でまさにファンタジーなお二人でし
た。
演奏会形式のワルツ『ロマンチストの豚』、アンパンマンで有名なや
なせたかしさんの作詩ですが『紅の豚』を思い出した私です。
『さびしいカシの木』は終結部にふさわしくとても気持ちが伝わって
きました。

・野谷 恵(ピアノ)
ラフマニノフ/プレリュード 作品32 5ト長調
              作品23 5ト短調
       楽響の時   作品16 3ロ短調、4ホ短調 ほか
札幌と東京を往復されるなかでの御出演。充実した表現力に圧倒され
ました!
コンサートの最後の場面を一手にひきうけ、演奏家として執着すべき
目標を達成しきる姿、説得力がありました!!

**********************************

はねたんの生徒さんがたもたくさんいらしてくださったのですが(はねたんの人徳だわー)そのなかに、昔市民バンドで一緒に吹いていた子がいて、ぷりちーなお嬢さんも一緒でした。ほんっとに久しぶりでした。


新婚さん(大学のときのお友達でトランペット)はやっぱりオーラがピンクだなーと思ったり。 なんか表情が豊かだったわ〜。
高校のとき美人ちゃんで有名な子は今も美人であった・・.
アルバム製作でお世話になっているケージェイプロダクション札幌営業所の方々も連れ立ってきてくださり。
熱があるのに自転車でこられたかた、旭川からバス日帰りの方・・
演奏直後にあいさつすると頭がまだ楽器オンリー状態のため、あまりよく言葉が使えないので、意味不明な会話をしていたと思いますけども、うれしかったんです !!

当日突然連絡なしにきてくださった方々もいて、すごいうれしかったです。
高文連直前の練習を休んできてくれたAちゃんのさしいれにもらったお菓子もすぐに食べはじめてます。
おなかが空いていたので、本来はお皿にのせて紅茶とかで雰囲気楽しむべきものですが、ひとつめはそのまんま手でつかんで食べてしまいました。
お花も花瓶にいれて飾っていい気分・・・♪


天井の高さや場面の広さなどで、音符も休符も両方について、適切な音価の保ち方も変わるものだなーと実感しました。
我をはるのも大切ですが、瞬時にかわっていく、『場』『人』『でているつもりの音ではなく、届いている音の流れ』にあわせるのもコンサートプレイヤーとしては大切な、かつ基本的な技術なんだな〜。
自分がみた感じの楽譜どおりにやれば偉いんじゃなくて、楽譜でしめされていることが『適切に客席に届くように再現する事』が大事!
その適切さは場面によって変わるのです。
もっとそういう柔軟性とか、実践的な技術をつけたいものだ。
・・・・いくらあっても、余るものじゃないからいくらでもほしい(笑)
こればっかりは磨くしかないものなので、これからも、ねばって勉強していきたいな!




帰宅してからは、録音をその日のうちにさっそく勇気出してききました。

中刷りマイクですので、ダイレクトに聞こえているものとは違うんだろうけどやっぱ録音ってためになるゥ〜〜!!

しかしそれですぐに寝たわけじゃなく、近日演奏予定の楽譜を届けくださった先生もいらしていて、すぐに音源きいてすぐに練習開始したのでした。



2007年06月21日(木) 告知☆キタラ小ホール☆次の日は『コンサ通り』に登場!?

遅くなりましたが・・・明日、キタラ小ホールにて、下記の曲を演奏いたします。
他の出演者の方々も、お名前はもちろんプログラムも充実しているのでぜひ列記したいから、時間ができたらきちんと書こうと思っていたのですが、そう思っているうちにとうとう前の日になってしまいました。
ので、とりあえず自分のものだけで失礼いたします。

ピアノはハネたんこと、佐藤佳絵さんです!

・サン=サーンス      『ファンタジー』
・マスネ(古畑亜紀編曲)  歌劇『タイス』より第2幕間奏曲
              『タイス』の瞑想曲『
・ビゼー(佐藤佳絵編曲)  歌劇『カルメン』より
              ジプシーの踊り

チケットは、当日会場にてお求めいただけます(主催・国際芸術連盟、六時半開演。3000円)。
コンサートシーズンどまんなかにあえての開催(笑)、どうなるかと思いましたが私がもっていた券はみなさんの暖かいお気持ちのおかげで先週完売、2回追加しましたがそれらもお嫁にいきました。
やはり、もしお客さまがひとりであっても心をこめるのは当然だけれども、たくさん来ていただけると素直にうれしいです。
いまどき暇な人っていませんから、お忙しいなか御予約購入してくださった方々に感謝申し上げます。
私も佐藤さんもはりきってますので、お楽しみに♪


最近機嫌を直してくれた自宅のお花たちも蕾をつけはじめ、今年もきれいな花をみせてくれるみたいです。


そして翌日。久々の日記更新ですのに、告知連打で失礼しますが。。
20日の道新朝刊にも掲載されましたが、
『コンサ通り』の愛称で知られる宮の沢白い恋人サッカー場前の道。

こちらでは今、コンサドーレのユニフオームである赤と黒で飾り、地域の力でパワフルにコンサドーレを応援していこう、そして自分たちも元気よくいこう!!という動きが盛んになってきているそうです。

二十三日は、午後四時半から、宮の沢白い恋人サッカー場コレクションハウス(西区宮の沢2の3)で応援歌を歌って・・・という集いがあります。
こちらは入場自由となってます。

この日は、シンガーソングライターの福沢恵介さんが『12番目の風になって』という新曲も披露してくださいます!
最近サッポロと東京との往復でかなりお忙しそうなけいすけさんですが、ステージに自分もおまけ出演することになりました。

けいすけさんファンの方、コンサファンの方、どうぞ御参加ください♪
私も、まずはキタラでしっかり演奏して翌日コンサ通りにはれやかな気持ちでむかいたいと思います!!

なお、お問い合わせは西町まちづくりセンター011-661-2591まで。




2007年06月12日(火) あやまってみた

南国の植物、アラマンダ−と、黄色いくちなし。
冬をもちこすのが難しいお花ですが、なんとか耐えてくれました。

しかし、春先に一番勢いがつきはじめてもおかしくないとき。
私はばたばたしていたので自分の世話を優先してしまい、お花にまで
十分なことができなかったんです。
かわいそうなことをしたものです。

そのあとすっかりふさぎ込んでしまい、水やりしても無反応な日々が
つづいて1ヵ月。はっきりいって茎まで枯れてました(笑)が、
ようやく葉が広がり、新芽の調子も安定してきました。
あまりにも貧弱になっていたので、怖くて剪定もできずにいましたが、もう大丈夫みたい。すっきり剪定して整えました☆

なんとかやる気をだしてもらおうと、最初は『がんばってえ』と
声をかけてましたが、くたびれているのに励まされても逆効果なのかなとも
ひらめいた私は、

『ほっておいてごめんね。』
とか、
『あんな寒くてもがんばってくれて、ありがとうね。えらいね。』
『ゆっくりでいいからね。お休みがほしいんだよね。
枯れてるようにみえるけど、捨てないでマツからね。』
などいたわってみたりあやまってみたり。

それが聞きたかった言葉なのか、このところの陽気に力をえてふたつともすくすくしています。
ほっておいて、頑張れってひどい勝手なことだから、そりゃ機嫌わるくもなりますよね(笑)。

植物だって生きているのだから、そして自分で養分や水分をとりに動けるわけでもないのだから、ほっとかれたら疲れたりもするしいじけたりもしますよね。体調崩すときもあるでしょう。私が悪かったです。
自分が世話をして、与えてやっている(しかも時折不十分なくせに)のだから、思ったように応えなさいよ、と求めるのはこちらの勝手なエゴなのかも。

自分も、すくすく育っていこうとするお花に何かをあたえられていることを忘れてはいけないんだなと思いました。



2007年06月10日(日) ハネタン&アーノンクール

アーノンクールの『古楽について』を復習しつつ、ハネたん (アレンジに才能を発揮 してもえているかえたんを故ハネケン氏とまぜて改名)と、とある楽曲についての未来予想談義(笑)をする。
はねたんはより冴えた充実感のあるアレンジ演奏にもえているので、私はこころの中でこっそり、『もえたん』と呼んでいました・・・ 。

『古楽について』は大好きなんです。
(別に、現代楽器を直接すすめてもいないけど、「古楽器じゃないと古楽はできないよ」とまではアーノンクールは言ってないのがわかる。古楽器の形をしていても、音がダミーであれば単純によくないと。)



2007年06月09日(土) 地ならしする農家(フランスにて)

今日は今週2回目のピアノリハーサル♪
22日の本番にむけて。

フランスもののとある『ファンタジー』エスドゥア−(タイトルかなりそのまんまにちかいんだけど)。

フランス・・・のパリの名手BUSSER氏にささげられたこの曲は、
やはりパリの香りがするはず。

美しくふんだんにあしらわれたアルペジョと、カノンのようにくりかえさ
れるやや内向的で美しい和声・・・。
礼儀正しい展開をくり返す華やかなカデンツア、そして自由で闊達な技巧
をたのしむかのようなコーダへ・・・未来を美しい世界と信じる『アンチ世
紀末論』的な終結部。


なはず。ちゃんとやれば。


だけど、私のやってることは万国共通な農家さんの作業で、
『気の根っこぬいて、石よけて・・まだ土はいれてませんけども、
畑なんで。ここにゴミは捨てていかないでね』
みたいな状態でちた。


かえたんとはストレッチ体操からはじまり、花を育てる作業のために
きてもらっているのにいっしょに地ならししてもらうような練習になった。

長時間のおつきあいありがとうございました。



2007年06月08日(金) 出番のないもの。

私は、雨がつづいていたときに、通販で長靴(ビニール製で花柄。底がトルコブルーでかわいかったから)を買いました。

通販としてはかなり早く届いたんだけど、なぜだかその後長靴の必要なまでの雨はふってません。

ちなみに今日の札幌も快晴です♪
数日前ちょっとふっていたけど、夜中だったからでかける用事もないし。

出番はないけど、天気いいからま、いっか。



2007年06月06日(水) 偶然の一致。

去年の暮れ頃、倉橋進氏から御自身のアルバムの楽譜!という貴重品をいただいたのは以前も書きました。
私はそのアルバムの共演者(ギター)がドイツ在住の方であるので、普段はドイツすまいのディータ−にみせてあげようとおもってそれをもっていったんです。
同じドイツだし、国内ひろしといえど、ひょっとしたら実家がチカイとか、近所にすんでいるかもしれないじゃないですか(かなり大雑把な期待)。

というのも、私がキタラでリスト音楽院のチャバ・キラーイ氏と共演させていただいたのを、ディータ−は聞きにきてくれていたのですが、数年後ドイツでキラーイ氏とディータ−が再会されて今はわたしよりもよほど交流されているからです。

倉橋さんのアルバムと楽譜の中には、ファリャのアレンジが含まれていたのですが、なんとアリソンバルサムさんのアルバムの中にも同じファリャの曲がはいっていたんですよ☆
自分の録音交換(郵送でなんどかしてきているのもあるけど)じゃなくて、なんでだか今回、他の人のネタをもってくるあたりも発想が似てる(笑)。
お互いに、
『ファリャってあまり使われていない選曲だし、おもしろいと思うだろう』
と考えたらしい・・。

9年というブランクをへての再会でしたが、お互いどのへんが強くて弱いかはわかっているので長時間の練習会もハードでかつスムーズでした。

私の実家で練習会(ディータ−は練習を『練習してないコンサート』とよぶ)だったのですが、父も母も、外国語にとまどったらしく、しかししまいにはふつうに日本語で話しかけてました(笑)。

今度は9年たたないうちにやろうねと言って再会を約束をしました。




2007年06月05日(火) アリソンバルサムにトライ!

ディータ−さんと猛烈練習会をして、石屋せい☆のケーキふたつづつ食べて、焼肉たべてかえってきました☆


ふたりともピアノはひけないので、まずはデュオから。
『とりあえず目のまえにあったバレーの教本をじゅんばんに』
という目的のない(爆笑)ものからスタート。
おおかたやると疲れてきたので
『休むため(←?)』
と称してお違いにピアノもひくことに(笑)。
ハイドン全部とか無謀な...ディータ−はちゃんと吹いてましたが・・・
もちろんふたりともピアノはおかしなことをひいてました。


モーツァルトのトランペットデュオアレンジは、買ったはいいものの、おくらいりしていたものの一つ。
たまたまディータ−さんがプレゼントしてくださったアリソンバルサムさん(トランペッタ−の女性)のアルバムの冒頭がモーツアルトのトルコ行進曲のアレンジで、 テクニカルでかつ曲芸にはならない域に絶妙にとどまったそりゃスプレンディドな演奏 ではじまるものだったのです。 そして
『アリソンのまねをしてみたい〜』
と私が深い考えもなく言い出したからです。


『もう疲れたから、これで終わりにしようね』
といいながらも、音がでているうちはなかなか終わらない・・.

その後、私がはっきりと勝利を感じたのは焼肉タイムだけでした。
私はラーメン2種類と、焼肉7皿ほとんど食べてしまったんです。
だって吹くとおなかがへるんだもん。

ビールはまけるけど、食べる量だけは、外人男性にも負けません!
・・・それってトランペットにはあんまり関係ない勝負(゚Д゚≡゚Д゚) !?



2007年06月04日(月) 携帯を見失っている間に

いろんなメールと電話がきてました・・・
返信おそくなってすみません(ここで言ってどうする)。
早く返信しておきたいものばかりでした。

別に、毎日メールと電話がわんさかくるわけでもないのに今日に限って。
ま、てんぱる自分が悪いんですけど、『わわ〜あれもこれも』って異常に忙しい一日でした。

ついさっきまであったはずなのに、こつぜんと姿をけし、そのうちでかける時間になって・・・
夜になってからやっと見つかりました。
たいてい、
『なんでこんなとこに』
ってとこにあります。

こういうとき、時間が増えないものならばせめてもっと体力がほしい!!
毎日早起きして、がんばってます☆

石狩産(正確には熱田より)のアスパラをいただく。
アスパラ大好きなのでとってもうれしいです。
今日は豚肉そのほかとをあわせてさっそくお料理しました♪
なんか、忙しくて食欲にダメージが・・?
ていうか、気のせいかなんだか熱があるかも。
でも気のせいで熱だしてる場合じゃない!!
食べれない自分なんて認めない(笑)ので強引に食べないとと思って無理矢理食べてましたが、アスパラで食欲復活!!よかったよかった。



2007年06月03日(日) いじわるちゃんね〜(笑)

いや〜(いや〜からはじまるのは北海道のおばちゃん的)びっくりした、そのいじわるかげんに。
自分がいじわるされてるの、発見しましたよ(笑)!

でも、自分も、その昔。
なんでも攻撃されてるとうけとって勝手に被害妄想みたいになったりとかもあった・・・。
なので、いじわるとはみなさないことにしました。
だってそれも被害妄想かもしれないんだからね。
被害モウソウっていったんはじまるとスパイラル起きるので要注意(自分の場合)。

甘い言葉って耳に甘く響くから、気持ちいいけど。
それしか聞けない耳にどんな音楽が聞こえるのだろうか?

というのも先日、自分的にキツイ御忠告をいただく機会にめぐまれて、
『ん〜キツイ・・・』
と、正直思いました。ふとどきものですみません。
言い訳もしたかったし、心のなかは
『だって!でも!話はまだあるんです!』だらけ(笑)
ていうか、最初から
『はい』
って言えばいいのに何度かくいさがってみたりもし。

でも、なんていうか、嫌われないように無難につきあうことよりも、
『やはりこれは言った方がよいのでは。』
と考えていって下さったことが伝わってきたんです。
一夜のひらめきじゃなくて、きっと前から気になっていたこと、ようやく言ったんじゃないかと想像する。
忠告には勇気とパワーが必要だし、
『きっと話せばこのコにはわかる。』
と信用してくださってのこと。
その信用をうらぎってはならない、と思いました。
ただの、うさんくさい、自分のうさばらしみたいなどうでもいい説教とごっちゃにしては(そんなつもりないんだけど)失礼にもほどがあります。

気をわずらせてしまい、すみませんでした。
そしてまともな返事をしない私にあきらめずに話してくださりありがとうございます。
改心の気持ちをこめて、あえて日記で反省を公表しました☆

がんばりますので、これからもよろしくお願いします!










2007年06月02日(土) ドイツの友だちディータ−来札

9年ぶりに、トランペットもってディータ−(ドイツ人)がベルリンからやってきます☆
一緒に演奏した事もありますがほんっとに久しぶり。

当時から私のランゲージめちゃくちゃでしたが今はなおさらはなせない。
ジェスチャーでごまかせない電話だといっそうあらわになります。

しかしなんとか待ち合わせなどの打ち合わせはすませた。

ろくにはなせもしないのに、途中からドイツ語で、またいきなり英語に戻ったりするのもディータ−は気長に待って理解してくださるからありがたいです。


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