古畑亜紀の日記
日々の雑記帳です。思い付いた時に
気分にまかせて書きます。

2005年03月24日(木) 林栄哲ショー

昨日は、林栄哲さんのグループと、マリンバとパーカッションがゲストという企画のショーを、オーボエの石田さんからいただいたチケットで御一緒させていただき拝見(拝聴?)しました。

印象に残っているのは、林さんが尊敬する日本人画家のおはなしで、なんでも戦前、戦時中に海外での評価が高かったんだけれども、「あれは本当の日本の絵の芸術ではなくて、たんに日本風なものを外人うけするようにアレンジしてアピールしているに過ぎない。」と日本国内では批判をうけていたのだそうです。
しかし、海外では、「日本の文化について非常にわかりやすく表現してくれていて、その絵画によって日本が深く理解できた。」と絶賛されていました。
「今とは違う時世に、海外にでてなにかを表現するということの大変さを追っていた彼のことを表現したい」とのことでした。
その画家の人をイメージして捧げられた曲が今回のショーのテーマでもあったのですが、たぶん、勝手な想像ではありますが、林さんも、早くから海外で和太鼓での世界を表現してきた立場で、似たようなことを言われたり批判されたりなんかもしたんじゃないかと思うんです。
それは、口にだされませんでしたが。

テーマ性のあるものや、ゲストを加えた企画のほかに、洗練された和太鼓だけの世界もあって、以外なまでにオーソドックスで、よけいなものが一切ないという印象をうけました。
太鼓なので、もちろん音圧はすごくあるんだけど、響きのセンターが安定しているので、悪い意味での粗暴な音量というのはありませんでした。
さすがだなあと思いました。

とにかくコントラストが豊かで、和太鼓の表現力の深さや奥行き、品格を感じさせられました。



2005年03月21日(月) 200枚

先日保坂尚輝さん(実物)を「拝見」しました。
おだやかな物腰で、とても丁寧な感じでした。
ほんのちょぴっとお話できたんですけど、私は、ずいぶん前になりますけど
「チョコレート」のコマーシャルにでていたのが印象的だったんです。
チョコレート好きな私としては、とてもうれしいコマーシャルでした。
飯島直子のジョージアと同じくらい気にいってました。

それについておたずねしますと、あのコマーシャルの撮影のためにチョコレートを200枚くらいかじって食べたんだそうです。
なんでも、スポンサーの気にいった形にぱりんと割れていなくてはいけないのと、食べた後いいタイミングで話さなければいけないのとで、それくらい食べることになったとか。

私はおもわず
「あの、私もあのチョコレート200枚くらい食べました(ほんとは20枚くらいだったはずなんだけど・・)」とかまた絶好調にうかれたことをいってしまったんですが、保坂さんはおだやかにうなづかれてそれ以上語りませんでした。
だまらせるつもりは、なかったんです。



2005年03月19日(土) 春の3連休

みなさん、春のプチゴールデンウィークいかがおすごしですか。
なかなかの好天候。案外寒いけど。
私はこれといって記念すべきなにもなく、しかしなぜだかちまちましたことに追われ、先日とんでもない事をされてしまってどっと疲れているのとで、スケールの小さい世界でのごたごたが多くて、いいかげんお腹こわしぎみ。
あの、私だってたまには傷ついたりして、食べれなくなることあるんですよ!!(笑)
食欲だけは最後まで残っている私にとって思う様に食べられないというのはけっこう苦しいことです。

なんか寒がりっぽくなってるし気をつけないと風邪状態になりますね。
なので、あんまり食べたくないんですけどいろいろ食べております。
あとなるべく早くねたりとか。
でも早く寝過ぎてすっごく朝はやくおきてしまいがちで、すると夕方にはもう眠いんですよ。



2005年03月17日(木) すごい。

信じられないことの続く今日この頃。

態度のくるくるかわる人っていますよねえ。
まったく信用なりません。
すごいもんだまったく。

みなさん。
「こいつは勢いつけて攻めたてれば押しながされるタイプ」みたい
な扱いをうけても、負けちゃダメです。
自分がだまっていたらその人は次にも同じ事をくり返しますからね。

でも、そういう邪気に汚染されるとこっちがばかばかしいので、
気分かえてがんばります。

明日は朝から滝川。おきれるかなあ。



2005年03月15日(火) まったく

先日またもや信じられないことがおきました!!

何がどう信じられなかったかは、説明したくもないっ。
温和な私でも(自称、穏便派)おこるぞしまいには。
あんまりひどいことすると、人に見放されますよあなた。

でも、信じられないことは起きましたけれども、それ以外に違った発見もできました。
それこそ宝。




2005年03月10日(木) りんごは何にもいわないけれど・・・

みなさんは、「りんごの歌」って御存じですか。

♪赤いりんごオに、唇よせて〜だまって見ている、青いそおら〜〜。♪
っていうのです。その続きが、
♪りんごはなんにもいわないけれどっ、り〜〜んごーの気持ちィは、
よーくーわーかーる〜〜〜
りんごかわいや、かわいやりんご♪

ていうのなんですけど。
どうして、何にもいわないりんごの気持ちがよくわかるんだろう??
それは歌っている人もりんごのようにいつもだまっているから
共感できるからなのか、
勝手に想像してわかった気になっているのか、
だまっているからりんごはかわいいよねって話しなのか。
沈黙は美なり。という美徳か、もしくは賢い処世術の下に抑圧されている
本当の気持ちはどこへいくんだ。
りんごはいつもだまってなきゃかわいくなくなるのか?
あげあしとってどうするんだって気もしますが疑問に感じてしまったので、
私は昨日お風呂で替え歌をつくりました。

♪りんごはなんにもいわないからね、
りんごの気持ちは〜〜わーから、ない。
りんごお願い、なにか話して♪

りんごの気持ちはりんごにきかないとわからないよ。
どうして黙ってるのかなんて本人にしかわからないのに
黙ってるだけで、自分と同じだと思い込むなんてある意味勝手だよ。
それに、りんごしか味方がいないような人がいたらかわいそうだから、
「りんごの歌」きいてやっぱりだまってる方がかわいいからだまって
なさいってんじゃなくて、話しをきいてあげましょうよ。





2005年03月07日(月) 穏便に。。って誰のため?

このまえ喫茶店で、お茶をのんでいたら、隣の席に20才くらいの、女の子が一人で座っていた。
最近の子らしいカジュアルな格好でしたが、正直いって彼女の美貌にぴったりあっていえる格好とは思いませんでした。
あまりにも整っているため、並み大抵の格好ではなんとなく「変」な感じがするんです。
誰に似ているともいえませんが、色白で、ほっそりとしていて、かわいいしきれい。
非常にモテ系だといえるでしょう。
でも、若い人だから、やっぱりその世代の流行とか好みがあって、まあいっかとか思っていたところに、彼女の彼氏とは思えない小太りで大柄な二十代後半か30才くらいの男性があらわれた。

そこで話しはじめられたのはこんな内容でした。

うっかりつきあっていた男に、殴るける、その他の暴行をうけたので、いろいろ調べたところ、その男には似たような行為の前科があった。
しかし、彼女の両親に相談したところ、話しを大きくするのははじだから、怪我の治療費以外は一切請求するなといわれた。
怪我の治療にいった病院では、「あなたは、随分冷静ですが本当にそういうめにあった人はもっと取り乱してなきくずれるのが普通です」といわれて不思議がられたという。
自分の悔しさを、親ならわかってくれると思ったなのに、訴えたいからお金をかしてくれというと、「ことをあらだてるのはよくない。」といって貸してくれないし、むこうの親に話しにいくのもやめろという。
親は自分が傷つきたくないばっかりに、彼女自身の心の傷などどうでもよいとおもっているのではないかと思い、「穏便にすませなさい」とばかりいって自分の苦しみをわかろうとしてくれない。
まるで、そういうあらそいをするのは醜いことだから、やめなさいってばかりいう。
穏便にというのは誰のためなのか。
少なくても、被害をうけた私のためのものではない。
被害をうけた自分だけが我慢することが穏便にすませることで美しいのならば、世の中の平和ってひどいことをされた人の我慢でなりたってるんじゃないかと思う。
どうして、日本人は、痛めつけられた人にまで我慢をおしつけて円満にしておいた方がよいだなんて平気でいうんだろう。
家族は最後まで味方だと思っていたのに、家族こそ一番最初に世の中で自分にたいして薄情だと感じた。
でも自分は二十歳だし、自分で訴える事ができるから、親が助けてくれなくてもできると思う。
気がすまなかったので、男の両親に話しをしにいったところ、父親が何やら立派な職業なので、おおやけにはしないでほしい、裁判にしないでほしいといわれた。
それなら示談金をはらってほしいというと、そのようなものごいのようなことに答えるなら、あなたにとっても恥ずかしい事実がより現実味をおびるから、治療費だけにしておいたほうがのちのちあなたが恥ずかしくないのでは
といわれた。
私は誠意のない態度がゆるせない。
立派なお父さんの体面は大切で、私の心の傷は大切じゃないのを認めるのが円満で穏便な解決になるなんて納得がいかない。
それでも、自分は、訴えようと思うけど、お金がない。
友だちに相談したら、やはり同じで、裁判などにするより丸くおさめるのが一番いいといって話しにならない。
丸くおさめるのが一番いいっていうのは誰がきめたんだかわからない。

でも、そういうやつのそばにいたおまえが悪いんだっていわれたら、どうこたえたらいいかわからない。
自己責任だろっていわれるんじゃないかって。
そいつとつきあったお前がわるいんだろっていわれたら、被害をうけたことも取り消しになるのかなって不安。


。。。とかいう話しだったのだ。
すると、その男は彼女にご執心らしいのですがもうチョウ見当ちがいなことばっかりいって泣いたりしてる。嘘泣きだというのもひと目でわかる。
しまいには、何もしてやれないし、このまま話しをきいてるだけしかできないおれなんだ。といった後、彼女の部屋によりたげなことを言っていた。
彼女はかしこい子なので、「かぜをひいてるから早くやすみたい」といって断っていた。
図々しいにもほどがある。ちなみにその喫茶代はわりかんだった。
裁判のお金がないといっている若い女の子に、30近い男はたかが400円くらい払ってやれよ。それぐらい、「なにもできない俺」にもできるだろ!!とおもってこっちがはらってやりたかったぐらいだ。
まったく使えないやつはとっとと帰れと思っていた。

いかにも最近のきれいな、若い、勝ち組まっしぐらな子、とおもっていたその子の口から、みた感じでは想像もつかないような辛く苦しい経験をきいた。
こんな若くてきれいな子には必要のない苦労と孤独のはずなのに(あの、けっして不細工なおばさんは苦労してもよいという話しじゃないんですが)、なぜいじわるなことをしたり役にたたないようなことばかりいってあわよくば自分のものにしたがったりするような変な男が嘘泣きで話しきいて、(ちなみにその男はどういうわけか十字軍の話しをしだしたのだ)なんでそうなるんだと思い、たまたま50センチくらいしか離れていなくて全部聞こえてしまった私はいろんなことを言いたくてしかたなかった。

1 仮に、あなたの側にどんな原因があったにしろ、暴力をふるわれた時点であなたの人権は蹂躙されている。
2 それを知っていてとめなかった周囲がもし存在していたら、それは蹂躙を共謀していたことになる。
3 お金がなくても裁判をすることはできるシステムが存在している。
4 あなたは悪くない。
5 円満とか、穏便というのは何の根拠もない世間の圧力である。苦しみを解消するための戦いはただの喧嘩売りではなく、責任を明らかにしそれにふさわしい行動や謝罪をもとめるのは、人間として当然の権利だ。それをおさえつけるような、無責任な発言にまどわされてはならない。
6 人権の蹂躙はあってはならないことである。

どうせ聞こえてしまったのだから、ひとこと、あなたは悪くない。とだけでも伝えたかった。
しかしトイレにいって戻ってきたらすでに会計をしていてマに合わなかったのだ。
いったん席にすわったものの、その子のことが気掛かりで、近くにまだいるんじゃないかと思って探しにいったけどいなかった。

不幸な事に、彼女の不幸は「かわいいから、たまたま変なものまでよってきた」ということだったのかもしれない。
ああでも本当に腹が立つ。
あんな、一番幸せでよいはずの時期のしかもチョウかわいくてしかも頭も良い子が、ろくに助けになる言葉もきいていないなんてあっていいのか。

今となっては彼女にそれを伝えるのは不可能に近い。
喫茶店のマスターにもたずねたけれど常連客ではないからさっぱりわからないという。

でも、彼女が何度も、「でも、このままじゃおかしいと思う。このままにしていたら、私絶対将来ひきずって、なんかおかしくなるから、訴える」と言っていた言葉を信じる。
そして、応援する!!絶対頑張れ!!
そしてみなさんにお願いします。
被害をうけた人に、「穏便に」とか「円満に」とか無責任なこといって、我慢をおしつけるのはやめてください。
それって立派な人権蹂躙です。
でも、彼女のいうとおり「日本人には」よくある話しなのかもしれない。
おねがいですから、「エセ平和主義」ですでに苦しんでいる人を苦しめないでください。
彼女に募金をしたいし、おねがいですから「そんな男とつきあったおまえもおまえだよ」っていわないで。
なぐる方が絶対に悪いんです。

あのとき隣にいた女の子にいいたい。
私は応援してる。もしよければ、私程度のおこつかいは知れていますが、はしたがね程度でも寄付をしたい。
最後まで励ましたい。
裁判をすることは、憎しみとか、喧嘩をするという理由ではなく、責任を明らかにして、事実にふさわしい謝罪と行動を要求するためのもので、真実を追求する行為であって、自ら争いをおこし平和をこわすようなみにくい行為ではないのだと。
平和をこわしたのその男です。みにくいのはあなたじゃない。
そして、それを勇気のなさから、あの場ですぐに伝えなかったことをあなたに謝ります。
体面を気にせずあなたに知っている事を知らせるべきでした。
すごく後悔しています。







2005年03月06日(日) ホームページ再開

なんと!!ホームページが復活しています。
よかったよかった。。

今日はオーボエの石田さんと実家でリハーサルしました。
楽しかったです。


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