古畑亜紀の日記
日々の雑記帳です。思い付いた時に
気分にまかせて書きます。

2003年06月30日(月) ドナウ

昨日の午後は寝て過ごし(笑)、夕方友だちから
半年ぶりくらいに電話がきて長話したあと夜半すぎ
まで鼻歌うたってました...。気ままな生活ですねえ。
服をきたまま昼寝したので変な夢をみてしまいました。

その友だちの電話はおもしろかった。
夜中に書いてますので意味不明だったらすみません。
「野生の勘にまかせる」これは私がいったんですがその人は
「それっていい言葉だねえ」と感心していた。いっておいて
勘にまかせて大丈夫なのかと不安になったけど、ま、いっか。

昨日の夜、「世界遺産」をみました。ドナウ河の景色から
はじまったウイーンの芸術の特集です。
シラー(きいたことあるけどそれは誰って感じなんですけど)は
「万人に好かれようとするのは罪である」といったそうです。
この言葉はクリムトをはげましたんだそうです。
ウイーンにいたときクリムトみにいきました。
「接吻」の絵、みてるだけで時間がとまるような気がしました
ね。写真だときらきらしてますが、実際はものすごく
静かな印象の絵でした。
なんとかヴァ−グナーという建築家は、郵便局の天井を
ドーム型にして窓ガラスにしてました。それは、ウイーンの
長い冬にすこしでも太陽の光りを....という願いがこめられ
ているんだそうです。そんな願いがあったとは知らず、
「ドイツの電車のホ−ムみたい」と思ってたわたし...。
実用的で機能的なものほど美しい、というポリシーからすごく
こまかいところ(換気扇など)まできれいにつくられているそ
うです。換気扇なんて気にしたことありませんでした。

エリザベト王妃はスタイルキープのために自分の部屋に
ジムをつくっていたそうです。そしてオシャレにとても
お金をかけていたどうですがだんなさんの王様は
まったく無頓着で、贅沢と虚飾を極端にきらって質素
な生活をこのんでいたそうです。

あの頃、昨日テレビでみたほどきれいな町だと思って
いなかった気がする。思いでだからきれいにみえるんじゃ
なくて、人ってたぶん目の前にあるとその美しさに
ちょっと鈍くなるのかも。日本にかえってきたとき、
サッポロにもどってきたとき私は札幌を世界で一番
美しい街だとおもったんです。あの時の気持ちを
わすれずにいたいと思います。
あ〜でもウイーンにまたいきたい。トランペット
もって。




2003年06月29日(日) Blast Brassスタート!

昨日、第一回昨日、第一回Blast Brassは無事第一回公演
を終了しました。

気のあった仲間のみなさんと一緒に演奏できて
本当に楽しかったです。

公演がはじまるまえに、とてもうれしい知らせが
ありました。絶望的だった私の失われた恋人
「ヤマハ」が、キャンセルされたのです。お嫁に
いかなかったらしい...。小説「別れの季節」は
「その3」までで一旦終了か??
おおよろこびしている私に同門のT
(演奏会当日季節外れのバカンス姿であらわれ、
しまいには寒がっていた予測の苦手な男)は
「これで今日の運は使い果たしましたね」
とまたよけいなことをいってきた。しかし私は
もうそれで自分の将来がぱっと明るくなった
気がしたのですごくハッピーだったんです。

どうやらバックにしたらしい。そのバックもかなり
ヒットしていたものなので、普段のわたしなら
まよわずバックを選ぶんだけど、個人的な相性と
いうか勝手に感じた「運命の出合い」に異常に
しびれた私はそれはもう、彼女とはなれることは
身をひきちぎられるような思いがあったのです。
あの楽器は昨日売られてしまうはずでしたが、
諦められず、楽器屋さんにまるでストーカーの
ように何度も電話をしました。営業時間はずれて
るのに、携帯にまで...。
「もしも、もしも、キャンセルされたら連絡して
ください」「どうしても忘れられない」などともう
そりゃ非常識に未練がましい電話を昼夜とわずした
んですよ。これ、対象が人間だったらまさにストー
カーに近いものがあります。
ていうか迷惑だっつの...。自分がこんなに
しつこい人間だとは知りませんでした。
だってさ、ケースをあけたとたんに
「これだ!」って思ったんだよ!手にしただけで
私はうれしかったんだよ...。カスタムブラスの
みなさんが特注品をふいてすばらしくても、
私はあの楽器が好きなんだもの...

私はピストンはピッコロ以外は全部バックなんだ
けど、ロータリーはアダチとレヒナ−です。
これらの楽器をもっと連動させたいと思っていた
んだけど、あのヤマハがあるとそれが全部つながる
気がします。は〜生きててよかった...やめないで
吹いててよかった...神様ありがとうございます...
好きになってよかった...

そんなわけで話しはもどりますが、演奏会当日に
幸せなお知らせがあったのも、BlastBrassとのなにか
のご縁かと思います。みなさん、仲間にしてくださって
本当にありがとう。







2003年06月27日(金) さよなら...

あんまり夜中までやってもだめなのであきらめてねることに
しました。昨日の昼間に私の衝撃的に気に入ったヤマハは、
かわれる人のところへたびだっていきました。。さよなら〜。
あーあ、吹く前は「まったく圏外」だった「リバースの」
「シルバー」しかも「支柱なし」のあの楽器にはもうあえま
せんよ。私はきめてるわけじゃないけど、基本的には
ピストンはシルバーが好き。しかしリバースに限りラッカー
がよいと思っていたけど。あーあ、今ねるまえにもういっか
いあの楽器をふきたいよう。

<別れの季節 2>

 どんなに、明日が見えないようにみえる夜にも
終わりはあって必ず朝がくる。朝がくるから希望
をもてる、そういうやつもいるんだろう、でも僕
は違った、朝がきてほしくないと思っていたのだ。
 小説ならば感傷的な暗示的なラストでしめくく
られてしまっても現実に生きている僕には生きて
いる限りかならず次の時間がやってくる。
 あのまま雨にでもぬれて、ちんぴらにでもから
まれていかにも悲惨な姿になれたら、今の僕には
ふさわしいいでたちになれたのに、一晩徹夜して
みたところで見た目の僕はそれほど変化していな
かった。はためには、ひげさえそってしまえば、
恋人を失ったばかりのような男の顔にはみえない
だろう...と想像してみるがどうなのか。
 かわったのは、朝日のさす僕の部屋にヤマハの
姿がなかったことだけ。置き手紙をするほど何か
ぼくにつたえようとすることすら彼女はしなかっ
たのだ。僕のへやに終焉のシンボルはみたらない
から、僕は泣くこともできない。


<別れの季節 3>
 何もする気がおきないが、ここで旅にでるほど
僕は裕福なめぐまれた仕事をしていないことに気
がつく、結局いつもと同じ電車にのって普通に仕
事をして帰るのだ。
 しかし、さすがにやり場がないから、普通の男
たちがそうするようにひとりで夜の町へでる。
 そこには僕の部屋にいたヤマハとはグレードの
違う女達が、ふさわしそうな男たちと談笑する
姿があった。
 きらびやかで、ヤマハよりもずっと手間をかけ
られているに違いない化粧と普通のOLでは手ので
ない服をきた女はみんなきれいだった。僕は思う、
ほーら、特注品のようないい女はたくさんいるじ
ゃないかと。
男達はみんな体格がよくタキシードをきていた。
ならんであるくと東京の摩天楼の映像がながれて
いくような錯覚をおこさせる。気のきいた話を
して楽しませることもできる男達。
そんな男の隣にいると女達はみな可憐で上品にみ
えるのは気のせいなのか。おそらくあのレベルの
男女はこざかしいかけひきなぞせず、最初から
極スムーズに関係をそだてていくのだ。
 だけど、僕はそんな普通じゃみられない男女た
ちを目の当たりにしても、まるで市販品のような
無名の女であるヤマハが忘れられない。彼女を
はじめてみた時、まるで運命の箱をあけて宝石
をとりだした時のような気持ちになったのだ。
 僕は彼女を知らず、愛していたかも実のところ
定かではない、似たような箱もそこらにちりばめ
られていると知っていながら。なのになぜいろん
な箱をあけては彼女がいないことに苦しむのだろ
う。
 なぜ求めても手に入らないことがあるのだろ
う。いっそのこともっと愛して傷付いておけば
よかったのだ。不完全燃焼がうむ感傷にぼくは
ひたることができないまま、毎日をすごすしか
ない。小説とちがってこの日々をだれかがしめ
くくってはくれないのだ。生きている僕。うし
なわれたぼくの世界。じりじりと夏が近付いて
きて乾いた僕を焦がしていく。



2003年06月26日(木) さらいましょう

今日は、いっぱいさらいましたね。
時間の余裕がなかったので頭はぱちんぱちんでした。

カスタムブラスの演奏会にでかけましたが、練習が
たてこんでいたので後半しかきけませんでした。
とてもためになりました。
そこでバストロンボーンの貝森さんにひさしぶりに
御会いする。おかわりありませんでした。

そのあとお家で練習してます。ん〜、今日は自分の
練習で頭がいっぱいなので日記はこれにて終了。
「愛と勇気(10年くらいまえに門下の間で
 地味に流行していた言葉)」を胸に自分の練習をします。

おなかすいた...。



2003年06月25日(水) 間に合った&わかれの季節

今日の消印有効の重要書類はただいま11時ですが
さきほど無事、「北郵便局」まで「おかあさんに
くるまでおくってもらって」間に合いました。
ちちばなれしていないとは、このことですね。


今わたしは悲しみにひたっています。なぜかっていうと
気に入ってるヤマハ(かりてた楽器)とも明日でおわかれ。
一緒に借りてたバックもかなりヒットだったと思うけど、
この2週間ともにくらしたヤマハはすでに愛着がわいて
いました。疲れていてもこの楽器は「あとちょっと吹い
ておきたい」と思わせる魔性がある(話しが大げさにな
ってきた)。
なぜ、ヒトは愛に気がついていても別れる
ことがあるんでしょうねえ(笑)。いっぺんにたくさん
愛シキルことはできないからなの?私が結局自分の
バックで本番ふくからなの?
違いますね。自分の愛とは別に、それは他のヒトのところ
にいく運命がきまっているから...つまり、私はこの
ヤマハをほしがってはいけないのです。なぜかって買うヒト
が決まってるのをかりただけだから(注:ご本人の承諾
をえています)。このせつなさは婚約者のいるひとを
愛してしまったのと似ている...(そこまでいうかしら)
でもなんだかこのヤマハ私にふいてほしそうなんですよ
(っていうのも勘違いなのか?......)いまならこれを
もってにげれば間に合う。ここからひとり小説タイムに
はいります。明日わかれるヤマハにささげます。

奪えばいい、生きるために必要なんだった
らいいじゃないか。ヤマハのいない僕の
部屋は水のない砂漠に見えるから。そして、
「僕たちのことを誰もしらない町でひっそ
 りくらそうよ」
とゆっくり僕はヤマハに話し掛けてみたも
のの、彼女はだまったきりうつむいて何も
いわないで座っている。
ぬるい汗が僕の手をぬらすから彼女に僕は
触れられない、なのに彼女はその僕を軽く
憎んでいるようだった。
「その町の人が私達のことを知らなくても、
 私達は私達の罪をいつも知っているわ。」
僕の愛した重さのない軽い声はぞっとする
ほど今日も明るかった。僕はその声をいつ
も女らしいと思っていたが、それは誰にで
も平等にあたえられるもので僕のものでは
なかったのだ。別れをきめた男にも与えら
れるものでしかない、いつもと同じ彼女の
声がきれいで、だから冷たい。細くてらく
らくともちあげられる身体は触れたらまた
あたたかくなるのだろうか。
 明日になれば彼女はいなくなる。
 ずっとそう思っていたのは僕だけだ。
彼女はいつもいるのだ、僕の中に。明日
いなくなるは彼女の中の僕だった。
 さよなら、といいかけて僕は思いとどま
る。いったい僕は誰に別れをつげるのか。
僕は彼女の座る僕の部屋をでていくことし
かできない。今夜僕はどこにもいけないし
眠れないだろう、雨のふっていない空が
ただ僕を暗がりの方に歩かせる。
 ヤマハ。名前をいわない女に勝手に
僕がつけた名前だったことに今気がつい
た。平凡な女に男はありきたりな名前を
つけたがる、ありきたりな名前は男に
都合のいい想像をさせるからだ。ヤマハ
の名前をきかなかったことを、暗がりの
なかでひとつだけはっきりと後悔する
ぼくと、安堵する僕とがふたつの道に
わかれて歩いていく。僕はやっとさよなら
という、別の道にいってしまったぼくに。
その声はぞっとするほど軽くて明るい。
<おわり>
 
(辻人成風に小説してみました。)

それではみなさん、私はまだ作業があるので日記は
これまでとします。



2003年06月24日(火) おつかれさまです

は〜今日はハードな一日でした。

疲れてるってよりは頭がもやけてお腹にちからが
はいりません。といったら帰りのくるまで
ブラックリストのTさんは、この常にエレガント
をきわめている私に(とかいいだすあたりもう
やばい)
「下痢ですか」といった。。。違います。



2003年06月23日(月) 眠い

私は今日寝坊しました。昨日、はやく寝るつもりだったのが
夜中になって曲が思いつきそうだったからキーボードに電源
いれちゃったのが間違いで、それであれこれやってるうちに
朝がたになってしまったのです。

食いしん坊な私ですが今日は極度の眠さと無理矢理日帰り
にした仕事の移動でくったくたになっていて御飯もたべら
れませんでした。ていうか今日は食べてないし今もなお
ものすごく眠いです。でも寝ちゃダメだあ。

しかし昨日思い付いた歌は比較的わかりやすい感じにまとま
った気がします。でもひとつ思い付いたら前につくったのも
手直ししたくなってあっちこちひっくりかえして、あの曲
どこだっけ...?とか探してると時間はどんどん過ぎていき
ました。。

日記も自分の足跡だけど、私の場合は歌とかつくった曲も
日記がわりになります。忘れてたのとかもどんどん発掘
されました。こまったことにこうして書いてる今もかきた
くてしかたがありません。でもやることいっぱいあるし、
まず吹いて疲れてる唇をととのえてからですよね。
でもおなかすいてるのはどうしたらいいんだろう。
お腹すいてるのに、疲れてて食べられないときは
どうすればいいんでしょう。だいじなとある書類の締めきり
も迫ってるのに、ひとかけらも書いてません。しかも
締めきりまでの間に、郵便局にいくひまがあるかどうか
も定かではない。となると、恒例の「夜中の中央郵便局
で速達をお願いする」ことになるんだろうな〜。そんな
時間に屯田のバスはありませんから、やっぱりタクシー
を使うんでしょうか、私は...。効率わるいよまったく。

しかしこの、ハラハラ、イライラ感とはまったく別に
今うかんでるのはとっても楽しくて明るくて、はつらつ
とした感じのものです。日記かいてるひまあったら
それ書けばいいじゃないって思うでしょ。。
でも日記も書きたい気分だったの...。特にこれって
いい話しはないんだけどね。私はいつも小さな選択に
どうでもいいほど悩むのですよ、そんな時、こうやって
書いてたらそのうちさらっとまとまって、さくさく
作業しはじめるんじゃいかって自分に期待するんですけど
その期待に自分がこたえたことはあんまりないです。
あ〜わかってるのに、なんでこうなっちゃうの。

少し座ってこうして書いてると楽になってきたので
さっそく作業開始します。さっさとすませて早く
ねよっと。



2003年06月22日(日) 一日管楽器教室、タイガー大越最終日

昨日は、ひさしぶりに市内の小学生のみなさんを対象に
した「一日管楽器教室」にいってまいりました。

トランペットの講師陣で講師演奏をしました。楽しかった。

今回私が担当したのは17人でしたが、ほとんどが
小学校3年生。でもすごく集中力があって、10
人くらいはハイB♭がぴゅーっとだせちゃう。
半分くらいはFより上のポジションを知らなかった
だけで吹けてなかったらしくて(笑)。
こどもがいいなあーって思うのって、人のメを
まっすぐにみて吹くところです。じーっと見てると
じーっとみながら一生懸命ふいて、もっとやれ
っていたらだせちゃったりするんだよね。
全員がそうスムーズにいつもぱっとかわるわけじゃない
けど、今回はそういうセンスをもともともってる子供
がすごく多かった。

私、個人的には、よく「子供はすぐにかわるから」
って、子供にばかり夢をもとめるのって好きじゃない
んだけど...というのは、大人だってすぐにかわる
ことはほんとはできるはずなんだもの。

でもその話しとは別にして、たくさんの未来をもってる
子供達の明るい笑顔ってかけがいのないものですね。

でもしつこくいうけど、大人の笑顔も大事だよ!

いつかはどんなに若い人も必ず大人になって年を
とっていく。若い時代の若い才能、可能性、魅力
はほんとにすばらしいものだし、それにふれる
機会があるのって幸せなことです。けれども、
子供たちの環境をととのえるのも大事だけど、
もう大人になってる人も勉強をする環境があったら
どんなにいいだろうって思う。

小学校の時、トロンボーンやユーフォニウム、
アルトホルンに移りたがっていた私を
「古畑はラッパだろう。」といってトランペットに
残してくれた先生にも御会いしました。
そういう出会いがあって今の私がいます。

さて、そこでけっこうエネルギーを使いまくった
あと千歳鶴に移動してタイガー大越さんと江川さん
のライブをききにいく。
試奏中の楽器をもっていって吹いてもらいました。

タイガーさんの楽器は「ボブマローン」工房で
直接制作したものだそうで、もともと吹く人が
いいっていうのもあるけど(笑)すごっく
スムーズな楽器でした。マローン本人が
タイガーにつくった楽器だそうで、「sweetな
音がするんだよ」とおっしゃってましたね。
実際、そのフリュ−ゲルの演奏その通りでした。

小樽倉庫のころから、お世話になっているKファミリーの
Kさんと一緒におききして、ソフトクリームごちそうに
なりました。一緒にきけて楽しかったです。

私はそこで、自分が吹いたわけでもないくせに
またのこのこ打ち上げについていきましたが
そちらでもとても楽しい会話が展開してました。
しかし、そこでかなりタイガ−本人から予想外な
プレゼントがあったんです。すごくうれしかった。
実はそれ、ずっと前から私はそれがほしかった
ものなんです。

そんなわけで私はそれをいただいてかえってきて
すごく幸せです。ありがとうの気持ちでいっぱい
です。気持ちあらたにがんます。



2003年06月20日(金) タイガー大越氏のクリニック

さて札幌でのクリニックも数年ぶりのタイガー大越氏。
キクヤ楽器さんの会場は、数多くのトランペット奏者と
サックス、トロンボーン、ギター、ピアノ、ドラム、
ベースなどいろんなプレイヤーが集まって満席でした。

ジャズをしている人もわかってないで好きなだけの
私のような人も、すごく楽しかったし、みんなが
素直な顔して夢中になっているのがほんとによかった。

Blast Brassの宣伝もしました...。営業隊長のTさん
(青いBMWにのってソーシャルケースワーカーとして
 活躍し、八王子警察のブラックリストにのっていた
 ことのある同門のトランペット吹き)はアドリブ
デビューもはたしてました。おめでとさんです。

ビッグバンドの指導の時間もとてもためになりました。

タイガー氏、トランぺットはもちろんのこと、
お話もすごくおもしろかった。トルコで録音した
ときのが個人的には傑作で大笑いしました。
トランペットはむずかしいかもしれない、
でもすごく楽しい。
打ち上げでは諸先輩がたに「ばあちゃんになるまで
吹きなさい」といわれとても元気になりました。



2003年06月18日(水) タイガー大越登場!

はあ〜今日は数年ぶりにタイガ−大越さんに遭遇しました。
あいかわらずかっこいい〜っ!!
ラッパめちゃくちゃうまい。感動した。
楽しかったよほんとに。もりあがりました。
明日はキクヤ楽器でクリニックがあるそうなので
そちらもぜひいこうと思います。

豊口さんのピアノも中嶋さんの時以来で結局そばにいる
わりにひさしぶりだったんだけど、やっぱりよかったよ。



2003年06月16日(月) タクラコートのユニコーン、心の湖

ユニコーン。といっても、奥田民生のデビューバンドの
ことではありません。
昨日の夜中、つい夜更かししてしまったのですが、
番組名もわかりませんが、チベットの奥地の映像がながれて
いました。
そこの土地で続いている信仰と、自然と、動物などが見られ
たんですが、伝説の動物「ユニコーン」の原形となったと
いわれる一角獣の「チルー」という動物がでてました。
なんか、きれいな動物でした。

タクラコート(プランという街)は、一年のうち2か月しか
植物が成長できる日光があたりません。だからその2か月だ
け一生懸命えさをたべてマ−モットはいっきにおおきくなる
のだそうです。マ−モットの子供たちはとっくみあいをして
遊んでいました。
このマ−モットは、敏感な動物ですが、この土地では人には
あまり出会わないから、人をみても全然にげないのだそうで
す。人を知らないから、人を警戒しないんだって...。

ヒンズー教の聖地とされているこの土地には、ネパールや
インドからもたくさんの巡礼者がおとずれます。
タイラス山がよくみえるマナサロアール(心の湖という意味)
湖のまわりを人々は、1周50キロもあるのに何周もする
んだそうです。ホテルも旅館もないからみんな自炊をする
らしい。
このタイラス山は「シバ」神の行座とされていて、この
シバ神は白鳥の姿にかわってマナサロアールを泳ぐのだ
そうです。
仏教では絶対的な権化、大日如来にたとえられるタイラス山は
そのあつい信仰により、周囲の自然も豊かなままでのこされ
ているそうです。

より熱心な人は、空気もうすくて歩くだけでも大変なこの
巡礼を五体倒置によってすすむそうです。
五体倒置というのは、自分の前進を地面につけて、自分の
からだのながさの分だけ前進するのでいちいちたおれては
また体一つ分のながさだけすすみます。すごく時間がかか
るし大変なのですが、それでまた何周もするんだって、
「心の湖」を...。
湖の水はもちろんひどくつめたいんだけどそれを行水して、
人々はなるべく困難なかっこうでたってお祈りを捧げて
神様にきよめてもらうのだとか。

浄められたい、清らかなものに強烈にあこがれるって
(それが信仰の世界の自発的なものだとしても、)
人間だけにあたえられたすばらしい長所のような気がする
のです。



2003年06月15日(日) 展覧会、ヒロ末、花火

こんばんは。

この週末はめまぐるしかった。

展覧会の絵をききにいった。師匠のピッコロはさえていた。

そしてきんちゃんはブラビッシモでした。しかし燕尾服を
きてスタンディングオべ−ジョンをうけるきんちゃんの姿は
かっこよさと同時に皇帝ペンギンのような愛らしさとユーモア
がつきまとう。いつも思う、きんちゃんは、吹いてると最高
にかっこいい。でも近くではなすと「ねっあのねっぼくの
悪口かいたでしょっ」とかいっていつも私を誤解しています。
私がきんちゃんの悪口をかいたこともいったことも一度も
ありません。むしろ好意と尊敬にあふれた気恥ずかしいもの
が中心のはずなのに、なぜなんでしょう。たまに、話しても
わかってくれないんじゃないかって弱きになる私です。
でも無理矢理いってきいてもらうけど...。
おそらくミネソタからもどったばかりのきんちゃんはイタリア
男のような日焼けと、嘘とほんとの紙一重みたいなダンディ
な着こなしで、「みんなでなかよくねっ」とかいって名札を
かえしにいっていた...。きんちゃんてわかんない。でも、
同行していた恐竜友だちDもきんちゃんのことをいい人だねえ
といってました。

恐竜友だちDちゃんとは「ヒロ末はこれからだ!」などといって
もりあがる。その内容については記載をひかえます。
ろくでもないから....(笑)
Dちゃんは、話してみると私と大差のないろくでなし
でありましたが、見た目と経歴的には厳しい研鑽に
磨かれたたぐいまれな、世界に通用する知性と根性の持ち主
なのである。しかし知人の結婚式をもりあげようとしたところ
友だちには「おまえはピエロだ」といわれたらしい。
たまーにそういう人生を歩むひとっているんだよ、Dちゃん。
ほんとは、疲れてるんだよね...。ぷっ。
来週からテキサスにいくらしい...。お願いだから、駐車場
でおそわれないでくださいね。

そして、自分のプチコンサートをセットしてくださった
ので、ぴあのにいってあれこれ吹きました。
会場には主催のピアノの調律しさんたちと、弟子とその
友だち、あとなぜだか道警のKさんといきなり楽長さん、
ハ−ピストもあらわれてかなり予想外なお客さまでした。
とてもいい経験をさせていただきました。御来場くだ
さったみなさまにこの場をかりてお礼を申し上げます。

そのあと、花火をしにいきました。「軽犯罪」なのではないかと
びくつきながらでしたが楽しかったです。同行したJさんの
公務員試験合格の前祝いとさせていただきます。おめでとう!
合格まちがいなし!!






2003年06月10日(火) フカきょん

今日はリハーサルでした。ちえりあが会場だったん
ですけど私はでかける直前まで芸術の森だと思って
いたのです!あーよかった確認して。トランペット
のMさんのおみやげのウナギパイ美味しかったです。

************************

ビューネ君に続いて、私のファンタジー女の子版
といえば、「深キョン」のコマーシャルが大好き
です。
コンタクトの洗浄液のコマーシャル。

「どこがどう違うの?はっきりして」
って顔を傾けながらいってるやつ。「はっきりし
て」だなんていうコワイセリフをあんなにかわい
くいえるんだから天才だと思った。
あのコマーシャルをみるたび私は「えへへ...」
ってひとりで照れてるんです...。
昨日は偶然、中学校の同級生たちと再会したので
ですが、深キョンが好きだといったら
「目が笑ってない」「演技が下手なのに女優を
名乗る」「キャラクターをつくっている」など、
こてんぱんにきりすてる人がいた...。
やだ〜。深キョンをいじめないでっ!!

去年の夏うたってた
「おんなのこっはっつ」ていう音程はずれた歌も
愛らしいじゃあないですか。なんだかんだいって
かわいいじゃないですか。
ドラマではたいてい「孤独な男」を抱き締めてあげ
てる深キョン。かわいいようでいてちょっと母性
を感じるんじゃないでしょうか!私が今日男だったら
深キョンにやさしくだっこされてみたいです。
「眠るまでそばにいてあげる。」とかいわれて
さ(笑)。いや、今日はさっさと寝れそうだから
いなくてもいいけど、自分が疲れたサラリーマン
だったら、あるいは売れっ子作詞作曲家だったら
という話です。

、といってたら友人Yは「だまされてる、あんたは..
しかも男と同じレヴェルで...」
とあきれてました。そして私たちは「いいんだよ、
だまされても」とか言っていた。

でも途中でキがつきました、そこまで白熱して
言い争う必要がないってこと(そりゃそうだ)
同時に、同窓生のA君は「赤いふんどし一枚」
で「金曜ロードショーのテーマ」を吹くのが
夢なのだということが判明しました。
海辺で吹きたいってのはたまにききますけど
「赤いふんどし」で吹きたいってのははじめてです。
人の夢はそれぞれですねえ。
うーん私の夢は。これまでにないってくらい
最高に絶好調にいい音でふくことですね。場所は
案外どこでもいいかもしれません。




2003年06月09日(月) おひさしぶりです。

みなさんお元気でしたか?
私は元気です。

毎日があっというまです。六月にはいって体調がすごく
よくなったので、(五月は食欲がなくてすぐに寒気が
してました)天気のよい日は薄着ででかけるという
健康な生活ができてうれしいです。

今日はローリングスのデッドストックのジャージを買い
ました。もちろん衝動買いです。しかもこれからの
季節には暑い、たぶん。せっかく洋服とか処分して
かたつけていてもすぐに物を増やしてしまうのですね。

友だちのすすめで、今日は休憩時間お気に入りの
モカハラ−ではなく「モカマタリ」を飲んでみました。
う〜、苦い...。先月コーヒーが飲めなかったので、
ブラック派なんだけど今日は途中からミルクも砂糖も
がんがんいれちゃいました。

全然関係ありませんが、昨日私は、あんまり人に
はなさずにいた「ビューネ君へのこだわり」を
思いっきりかたりました。そこで発見したのは、
私は押尾学ファンだったのに最近飽きてしまったので
どうしてなんだろうと思っていたんですけど、その
理由がわかったんです。
押尾学は「ビューネ」のコマーシャルにでているの
ですが単純な私はそれで「こんな人がいたらいいのに」
っておもったんですよね。
つまり、私は「ビューネ君」ファンであって押尾学
の純粋なファンではなかったということを指摘され
たんです。そっか、そうだったのか...。
男性にはあんまり「ビューネ君」の魅力がわからない
らしいですが、女性にとっては「ビューネ君」と
「君はペット」(ドラマ)はつぼをついたヒット作だと
思いますよ...。
このまえ、ペットのモモはすみれちゃんがよっぱらって
眠ってる時にメイクをおとしてあげて、そのあとなんと
化粧水をパッティングしていたのだ!!

感動した。(小泉首相のまね。)すばらしい。

けなげ、という言葉で思い出すのは女の子だけど、
男性がけなげなのもいいんじゃないでしょうか。
でもこれって、やっぱり都合のいい妄想なんでしょうか?
まあたまには妄想もいいでしょう。




2003年06月02日(月) 雑用絶好調

先週、ほとんど寝てすごしてしまった私でしたが
(具合わるかったみたいなんです)日曜からは
ほとんど全快で体もよく動かせるようになりま
した。

そしてテキパキやってるつもりですが、一週間
ほとんど使い物にならなかっただけあって
もう、雑用(といっても必要なことなんだけどね)
が重なって、やってもやっても少ししかへらない!
あーはやく終わらせたい。部屋の掃除も結構順調
だったのに途中でとまってたし。

最近ロータリーで吹く時間が短かったので
今日はそっちばかり吹いてみました。やっぱり
ほっとするよ。。


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