ことのは

2003年02月20日(木) ユメノマエ*03年2月

やっぱりダメだった
貴方以外の人を
好きになることなどできない
そして
貴方のことも
好きなのかわからない
一月遅れで届いた黄色いカードの
Buon Compleanno!
は ギム感からなのかと疑ってしまう
封を開くとき振るえる心に
きっと「普通」の手紙だ
と 言いきかせる
そして
やはり普通の手紙なの

貴方にとって私は
女の中の一人ではない
友人の中の一人にすら入っていないのかもしれない
「ただの知り合い」その程度なのかもね


今日 私を女として見てくれていた人を
一人失いました
だからといって
貴方が代わりになってくれなどはしない

どこまで行っても
私の心は貴方につながれている
解放されるとき
それは貴方が私を拒絶するとき

もしかしたら
私はその拒絶をずっと待っているのかも
私の気持ちに応えるようなら
逆に貴方を軽蔑する
私の気持ちに応えてくれないからこそ
貴方なのかも
そんな貴方だから
好きなのかも
ただ
私の気持ちに‘答え’は出して
手紙でもいいの
メールでもいいの
人づてでもかまわない

この休みの間に会いに行こうかな
そして
はっきり訊いてしまおうか
貴方にとっての私は
何者なのかと

貴方の中での私が確立されたら
私も自分自身の居場所がわかる
15の夏から
居場所がなくて
フラフラしていたんだ
きっとこれは
貴方の所為なんだ

今日は昼から冷えて
膝が痛む
貴方は私の痛みが感じられる?
こんなにも
貴方に捕われて
新しいものが見えず
新しいこともできず
ただただ
待つだけの気持ちがわかる?
そりゃ
18になったからといって
ドラマティックに何かが変わるってわけでもないのでしょうね
貴方には
私が幾つになろうと
関係ないのだから

18に期待しすぎていました
答えを出すくらいの相手になれるのではないかと
過信していました
18なんて
まだ世の中を知らない子供なのでしょうね
それでも今の私は
この私のすべてを貴方に捧げても
決して惜しくはないと思っているんだよ
本当に貴方なら
良いんだよ

迷惑なだけ だよね


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