白い箱の中で過ごす昼間は 気が狂う 背中にまとわりつく言葉と視線 いくら払い落としても足りない 私がキレイになるまでには足りない
白い箱の中で唯一の闇は 叫び出す 目に飛び込んでくる原色と異形 いくら消し去っても意味が無い 誰が目をつぶっても意味が無い
世の中は不平等にできていて 気がつかないフリしても悲しいだけ 宇宙は不信感に満ちていて “絶対”なんてどこにあるの?
光に染まる闇は溶ける ふたつは混ざり 新しい時空をつくる どこまで行っても私は微笑みつづける 白い箱を忘れてしまうから “絶対”に忘れてしまうから
エネルギーの塊 どこへ発散させようかと うずうずしている 溜め込んで溜め込んで 不完全燃焼のもえかすを 水の中に落としたとしても 雲になってしまうのだろう
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