「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2017年11月10日(金) |
心のファシリテイターとして育つ会 2017年10月号 ゆとりの話 |
Life with KOKORO /心のファシリテイターとして育つ会10月号 みなさんこんにちは。今年も残すところあと1ヶ月半となり、アメリカではハロゥインに続き、サンクスギビング、クリスマスと多くの人が心躍らせられる時期です。 行事や仕事に時間を費やしていると、ついつい失いがちなのが心のゆとりですが、皆さんは毎日、心のゆとりを実感しつつ生活していますか? 心のゆとり 心のゆとりを持とうという言葉をよく聞きますよね。私はこの言葉に違和感を持つのです。なぜなら、心のゆとりというものは、本当はみんなの心に同じようにあるものではないかと思うからです。 身体の機能的に見ると、心臓はみんな一つ持ってるでしょう? 精神の機能的に見ると、心も、たいていの人は一つは持ってるでしょう? そんな私たちの心や体の中の空間は、みんな大差はないと思うんです。空間というのは、実際にスペースでもあるし、スペースを感じる能力=感覚でもあります。 自分の内側にスペースをどれだけ感じられるかは、その人がどれだけ自分に意識を向けているかによると思います。マインドフルネスという言葉が流行っていますが、毎日、自分に与えられた24時間を、どれだけ自分の気持ちを感じることに使っているかによって、自分の中のスペース、特に心のスペースを感じられるものだと、私は思っています。 以下のサイトで、外山滋比古さんいう方が同じような意見を述べておられたのでよかったら覗いてみてください。「無事なとき、ひまな人には心のゆとりの生じようがない」[1] 揚げ足を取るようですが、本来私たちにはゆとりというものは備わっているものだとすると、心のゆとりを持とうという言葉は必要なくなってくると思いませんか? 心のゆとりを持とうという言葉がどこから発生したのか定かではないですが、(興味のある方はお調べになって、ぜひ教えてください^^)森で暮らす大きな木を見ても、この木はゆとりを持って生きているという言葉が浮かばないのと同じです。大きくどっしりと構えているのが当たり前なのですから。さらに、心のスペースに、大きいとか小さいとかは関係ないのですから、地面に咲く雑草を見ても同じことが言えます。 ゆとりのある自分を取り戻そう 私たちは、最近なんとなく余裕がないなと気付いた時に、この内なる空間をどのあたりで失ったのかを探すことができます。 昨日?一昨日?一週間前? 少し前の自分を振り返ってみましょう。欠かせないのは、思い出したことを書き出し自分の目で観察するという大切な作業です。 そんなことをしてどうするの?と思うかもしれませんが、私は、原因あっての結果 という言葉を信頼し原因を探すことで、これまでにさまざまな問題を解決してきました。まだまだ成長途中ですが、皆さんがもし少しでも私の考えに納得されるのでしたら、是非取り組んでみてください。ゆとりのある本来の自分を取り戻して寝床に入ったら翌朝には明るい明日が待っているでしょう。 意外にも、心のゆとりは、私たちの幼少期に奪われていることが多いのです。なぜなら、私たちは多くの場面で、集団に適応するように指導を受けるからです。幼少期、学童期の保育園や小学校に入る段階で、私たちは社会のルールに従うことを優先させられることが多かったのを多くの方が思い出すのではないでしょうか。[2] (社会のルールに沿わなくても良いということではありません) 原因がわかったら、その原因を取り除くべく、または少しでも原因になる環境が小さくなるように行動することです。(明らかに過去のこころの傷からゆとりをなくしていると認識されている場合であっても、注意深く自分を観察して丁寧に原因と向き合っていくならば大丈夫です。詳しくお知りになりたい方はメールをください) 心のゆとりを維持する方法 心のスペースを維持して、楽しく緩やかに生活するための方法の一つが、もっと自分を知ることです。どんな風に? うまくいかなかった自分を思い出して落ち込んだり、もっと頑張れと叱咤激励する方法ではありません。 自己認識/Self Aware 自尊心/Self Esteem 自己概念/Self Concept 自分の価値/Self Worth 自分は何が好きで何が苦手で、自分とはこんな人間であるという自己像を持っていて、そんな自分を好きで、そんな自分を尊重していて、自分はもちろん生きるに値する、他者からも大切に扱われるに値する存在 このような言葉を、私たちは普段意識したり聞いたりする機会はなかなかないのではないでしょうか? 繰り返しになりますが、今の自分にできること、できていることをいくつでも書き出して、自分の価値をもっともっと見出して、この4つの言葉を心に沁み込ませましょう。日本語で読むと、なんだか堅苦しさがあるかもしれません。そんな時は英語で呟いてみると、ちょっと違った感覚になります。私は実際の生活の中で、感情や気持ちを誰かに伝える時は、英語のほうがいいやすいなと思ったことが多々あります。 その他の、つぶやきたい単語: Self Love- 自分への愛 Self protection-自分を守る Self conscious- じぶんへの意識 Self discipline-じぶん育て などなど 心のゆとりを取り戻す方法として、自然に触れたり、好きな音楽を聴いたり、暖かい湯船にのんびり使ったりと、いろいろなことがあります。今回私のお薦めした方法は、その中でも最も効果があり永続的であると、私自身は感じていますが、みなさんそれぞれ好きな方法を利用して、自身の中にさらなる心のスペースが発見されますように。 [1] 日本人として覚えておきたい、力のある言葉『無事なとき、暇なときには心のゆとりは生じようがない』 [2]『インナーチャイルド 本当のあなたを取り戻す方法』 ジョンブラッドショー著 [3] Wellness To Go (日本時ヨガインストラクター、Arisaさんによる日本語のサイトです) 問い合わせ: 心のファシリテイターとして育つ会 50歳からのなんまるライフ Mamokokoroyoga (English) いつもありがとうございます。 Mamo
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