「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2008年10月29日(水) 卵が買えた日

 市場で初めて卵を買った。自転車で行ったから、帰りは片道2車線の国道をバイクの間をぬって横切るのに大変だった。まっすぐな道まで来てからは 「卵と体では体が大切」 と言いながら、道のでこぼこを避けて走った。卵を買えたことがどうしてこんなに嬉しいのかわからないけれど、私は嬉しかった。家に帰ったら、大家さん家族の夕食も卵焼きだった。

 いよいよ、「これをなくしたら泣いちゃう」 というほど貴重に思える10 ページが出来てしまった。なくさないように慎重に扱おう。


2008年10月27日(月) Time

 先週末に遊びに来た友人の言ったとおり、今週に入ってから蒸し暑くてたまらないという日がなくなり、夜になると部屋を閉め切っていても扇風機が要らない。私の布団はゴザの上に綿を敷き詰めたような布団なのでタイルの冷たさで目が覚めるようになった。大きなマットはきっと腰が痛くなって使わなくなるから、適当な暑さの布団を探し中。
 この頃は印刷をどうするとか引き出しの順番はどうするとか、未来のことを考えて幅広く使える道具をダウンロードしたり、いろいろとすることが多い。今日は二つの引き出しをくっ付けようと文体を変えて編集しかけたけれど、半分くらいのところでどうしてもつながらなくなって元に戻した。
 17 時半ごろから食事をかねて外出。ここはトラックが多いハイウェイどおりのせいか、大衆食堂は特大盛りご飯とお肉一品が主流で値段は平均15,000ドンとホーチミンの中心よりも高い。それに、おこわや焼き芋やとうもろこしなどが売っていないから、軽く済ませるということが出来なくて困っていた。ところが、今日やっと10,000ドンの食堂を見つけた。それに、昨晩も今朝も台所で食事をつくった。健康な体の為に、食生活も大切にしている。
 しかし、この頃の仕事時間を計算してみたら、引っ越してくる前より少ない。適当に散歩していることも大きいけど、一番の原因は朝起きるのが1時間も遅くなったから。
仕事にするにはあと2時間は時間を使うのが理想デス…。ということで、明日は目覚ましを掛けて早起きすることにして、お休みタイムに入る。


2008年10月24日(金) かがやき

 日本で暮らしたことのあるベトナムの友人が 「日本に行きたい。日本には仕事とチャンスがある」 と言う。ベトナムで暮らす日本の人は、「日本は暮らしにくい。この国にはチャンスがある」と言う。私はどうかなあと考える。今は収入がない本書きの仕事だから、経済的にはベトナムの方が自由が利く。ベトナムだから出来ているとも言える。越南して4ヶ月経った頃、この国は私の夢をかなえる夢の島ではないと、心にしみる出来事もあった。
 今はベトナムに住んでいるけれど、今の仕事が出来上がったら、違う国で生きてみたい。私は、生きるということを基準にすると世界中のどこに住んでもプラスとマイナスがあると思っている。そして今は、ベトナムの人の家で暮らしている。この生活を楽しみたがっている自分を実感して、布団に入った。 
 すると、夜中の2時半に目が開いて4時前まで目眠れなかった。ベランダに出てみると、頭上にオリオン座。びっくりして周囲を見渡すと、空一面に初めてとも思える数の星が輝いていた。しかも距離が近く感じる。お月様は透き通ったような三日月。感激ひとしお。時を忘れて見入った。


2008年10月23日(木) してみること

 今日は朝からうす曇り。10時頃になって、散歩しやすい天気だと気付き外に出た。少し遠くの市場までの道をのんびり歩いた。30分歩いたところにある市場を一周して帰宅。
 いつもそうだけど、サンダルを履いて長く歩くと足に赤い斑点ができる。浴びているのは自然のお日様だから、いつも日に当たらない足がびっくりするのかもしれない。

 夕方再び外に出た。今日は全部で3時間くらい歩くことが出来た。運動すると体が喜ぶ。私も嬉しい。家主さん家族との会話がスムーズになってきた。こちらも嬉しい。いろんなことは、してみると自分にも出来るということがわかる。


2008年10月22日(水) 15mmの本

 夕方まで外に出ず。涼しくなってから、Tan Binh 区方面へ自転車をこいだ。工場とお店がいっぱい。あの地区は工場地帯なのかな。
 出版に関しては、こちらの事情を探し中。ベトナムでの印刷事情が分からなければ、日本でしたほうが便利で簡単な気もしている。
 本の文字数とページ数をもう一度検証。800字×300枚でほぼ決定。15mm の厚さになる。


2008年10月21日(火) 心の満足

 夕方涼しくなってから、自転車でスーパーへ行った。スーパーは中心に向かって20分位のところにある。お店の中には日本の大手スーパーのように軽食を食べるスペースもあり、今まで見た中で一番充実して見えた。
 食材を買って帰り、夕食を作った。と言っても、いつも作っているスープにお豆腐と日本の稲武で売っているような「柔らかきのこ」を追加したのみ。でも、いつもと違う食材に心が満足した。
 


2008年10月20日(月) つながり

 朝8時前から停電が始まった。保証はないけれど一日中停電になる予感。どこへ行こうかと考えた末、パソコンを持っておなじみの場所に出張することにした。 いろいろしているうちに時間は10時。暑い中、自転車で行くと帰るのが嫌になる。バスを使って、ベンタイン市場から目的地までは歩いた。ご飯を食べたり買い物をしたりで昼過ぎに到着。コンセントが開くのを待って、全部で4時間まとめをした。帰りは渋滞になってバスが動かず。家に着いたのは18時すぎ。町には明かりが戻っていた。停電はいつ復活したのか知らない。私もよそで仕事が出来たからよかった。うやむやだったところがつながっていくのが嬉しい。


2008年10月19日(日) 添う心

 7時半頃起床。ご飯を食べて執筆に取り掛かった。今私は、『インナーチャイルド』の本に出会う前の自分をまとめている。「今は分からない」という理由で閉じていた扉が又ひとつ開いた。当時の自分の心に触れ、あの頃も生きていたんだと実感。軽く丸めた手の中で心を暖めたような気がした。
 昼過ぎ、自転車で運動に出た。膝の具合はまずまず。家の横の小道がどこにたどり着くのか気になって、走ってみた。しかし、水溜りのあるデコボコ道で私の自転車には向かないうえに、標識がないクネクネ道。迷子になる前に自転車を返した。家の近くに市場が3箇所。食事をするところもたくさんある。公園という名の場所は目に付かないけれど、家のベランダから見渡せば町全体が公園のようなもの。

 日曜日とあって、数日前から「引越し先に遊びに行くね」とメールをくれる人が数人。今は友人と会うよりも大切なことがあるから会えない。それでも夕方、2年ぶりの友人と会った。こちらは引越し前に私の方から連絡した友人だから、遠方まで来てくれたことに感謝した。断ることも承諾することも、いつも私の心に添っている。


2008年10月18日(土) 視線

 午後豪雨が2回。部屋の床に水が溢れて私の雑巾では足りないくらいになった。水はコピー機の入ったトランクに届きそうになっていた。家主さんに手伝ってもらい床を拭いて、窓際においていた荷物を濡れない場所まで移動させた。家に居るときに雨が振り込んでくれたから荷物も濡れずに済んだ。何かあると、こんなこともあるということが分かって助かる。
 引越しして4日目だけど、1日に1回、たいてい夕方に大雨がやってくる。雨雲が去ったベランダに出て、どの雲が雨を落としていったのかなぁと探すのも楽しい。ここは風が強いところだけど、雨雲は風が運んでくるのかなぁという疑問も沸いてくる。私はこんなことを知らない大人だったということにも気付く。
 日中は膝の具合を見て静かにしていたので、夕方は用事を兼ねて少し歩いた。用事というのは、昨日事故に遭った場所にもう一度行って、その時の自分を整理してくることだった。私は自分を守るということをもっと丁寧に教えてあげる必要があるから。
 ゆっくり歩いているうちに、昨日は気付かなかったところに気が付いた。その道は狭くて路肩の整理が出来てないうえに、バイクは歩く私の傍を、国道を走るのと同じような速度で通り過ぎていく。うっかり手を横に広げたら通り過ぎるバイクに当たって怪我をする。渋滞時間になっても10区のように溢れるほどのバイクはなかったけれど、10区と同じくらいに危ない通り。
 何が起きても自分の責任。「自分に意識を向けて生活しよう」と気持ちを新たにした。
 夕ご飯をバスターミナルの近くの食堂で食べたら野菜のすっぱいのがたくさん付いてきた。外食は野菜不足になりやすいから、嬉しかった。
 帰り道に空を見上げた。今日は新月だからお月様は見えないけれど、星を二つ発見。きっとひとつは金星だと思う。金星はベトナム語で「ngoi thuy」と言う。「thuy」という名前のベトナム女性を二人知っている。


2008年10月17日(金)

 午前中、ネットで印刷のことを調べていたら、ベトナムの面白い情報を見つけた。日本のお得な情報も見つけた。どちらで作るのがベストなのか吟味中。料金や持ち帰る手間などを比較して決まる。
 日本で作ろうとするのはベトナムでそうするより簡単。費用があれば作れる。ベトナムで作ろうとするのは、私の未来が外国も基準にして広がることにつながる。
 それから、どちらで作るとしても自分で印刷やさんに原稿を持ちこめば本に出来るという思いもある。初めてのことは難しく考えがちだけど、してみれば意外と楽なのだろう。ううん、楽しんだ分だけ楽に感じるのだろう。

 午後、交通事故に遭った。道沿いでパンを買って、Uターンしようとハンドルを切りかけた時、後ろから走ってきたバイクと接触した。バイクは私とぶつかった後、急ブレーキでキーッと音を立てて止まった。買い物した荷物が道の真ん中まで飛んだ。前回の事故のときと同じ側の膝を、前回より強くぶつけた。しばらく動悸がして動けなかった。通りかかった人が私と自転車を誘導して、「大丈夫になるまで休んで」とか「日陰に行ったほうがいい」とか声を掛けてくれた。
 日本なら、人のすぐ傍を走るときは徐行するという決まりがある。でもここはベトナム。
後ろを確認しなかった私の不注意。事故に遭わないよう注意していたのにどうしてだろうと振り返ったら、日本から電話がかかるかもしれないから急いで帰らなければと焦ってる自分が居た。小さな戸惑いを見逃した自分の責任。ひとところの安心が気の緩みになった。
 夜は膝を冷やして静かに過ごした。テレビが来たので付けてみた。日本のテレビは入らない。気分転換のつもりでしばらく流していたけれど、やっぱり自分の心を知るほうが楽しい。


2008年10月16日(木) 探検

 朝・昼・晩と自転車で辺りを散策。地図に載っていない場所だから、慎重に探検している。まっすぐか直角に曲がるだけ。行った道を帰るヤモリ君のよう。大きな通りでトラックが多いから轢かれたら大怪我をする。けれど、道の端っこをまっすぐ走っていれば、左右からバイクが横切る怖さがない分の安心がある。
 ベランダに出ると、空港から飛び立ったばかりの飛行機が見える。この眺めが気に入ってる。
 今日は午後から少しまとめモード。自分なりの予定を意識にあげて動きつつ、自分なりの予定が立てられてその目標に向かっている自分に気付いて安心している。
 明日も好奇心たっぷりの私を生きよう。それが大切。


2008年10月14日(火) 動く

 朝、自転車を12 区に持っていった。家から家まで約1時間走った。疲れる前に休むことを意識していたせいか思ったよりも楽に早めに到着。途中Com tamで卵のご飯を食べ、休憩してからドアをノックした。家賃を払って明日の約束をして、今日は帰宅。
 家に帰ってから分かったのだけど、人が動く時お金は先に動かしておくものらしい。私は世間知らずだった。「お姉さんごめんなさい」と心の中で謝った。
 夕方、10 区最後の夜道を2キロのウェイトをつけて散歩した。明日は引越し。


2008年10月13日(月) する

 今日は「疲れる前に休むこと」を意識して仕事を進めた。してみると、私の集中できる時間は自分で感じていたよりも短いこと、「疲れる前」に立ち上がってみると部屋の中だけでも気分転換できることが分かった。
 文字数を計算して一つの引き出しに付き何文字掛けるかを計算したら、次にすればいいことも浮かんだ。
 「するということ」をすると次のことが分かる。いつも、今どうするかなのだなぁ。


2008年10月11日(土) 実感

 夜中に頭が痛くて目が覚めた。朝になってもやっぱり頭が痛い。一昨日寝転んでタイピングしていたら首が前に倒れにくくなってしまったから、その加減もあるだろう。
 午前中プールに行った。シャワールームも脱衣所も1区のプールよりきれいだった。プールは水深2メートル。長さはたぶん50m。平泳ぎがさらにスローになって、水と仲良くしている自分が分かった。全部で5往復した。最後の回は、「一往復したら帰ろうね」と言い聞かせてから泳いだ。

 数日前、本の大きさや文字数を計算して、本を縦書きにしたくなった。日付を漢数字に書き換えるのが億劫だなぁとか、「Mamo」という名前をカタカナにするのは抵抗があるなぁと思っているうちにその作業から離れていた。
 私の行動は私の心から発生しているのだなぁ。


2008年10月09日(木) 再来

 日中、友人に聞いた家具屋さんを探して自転車をこいだ。地図を見ながら1時間半くらい走ったけれど、目的のお店は見つからない。先日見た家具屋さんで決まりにしようという気持ちになって、散歩した満足感を持って家路に向かった。
 帰り道で、遠投が出来そうな広い空き地と自転車ごと入れる広っぱを見つけた。先日心友が来たとき、「疲れる前に休もうね」と言っていたのを思い出して、木陰まで自転車を運んで寒天デザートを買って一休みした。
 もう引越しだから遊びにこれないけれど、ベトナムに広っぱがあると思うと嬉しい。遠くなるけれど、機会があったら遊びに来たい場所が出来た。


2008年10月08日(水)

 昨晩は0時過ぎまで眠れず、床の上でごろごろしているうちに浮かんできた文章を声に出すようになった。録音せず。でも、その時々のつぶやきが少しずつ長くなっている。どうやら私の中でつなぎの文章が広がっているみたい。
 今朝は目が覚めた時間に起き、新しい家に向かって1時間を目的に走った。通勤ラッシュの前の時間帯、数少ないバイクの殆どは街の中心に向かって走っている。50 分で見覚えのある橋の手前に着いた。そばに大きなスーパーも発見した。
 その場所ならもう庭の範囲になる。時間はちょうど1時間。家に寄ることも出来たけれど始めての道。ここまで走れたら辿り着いたのと同じだと、家路に向かった。
 帰りに家具屋さんで机を見た。新しい家にいく為に購入する予定。大きな買い物をするのは始めて。お店に並ぶその机で執筆活動をするのかと思うと、わくわくした。値段は1区の中心で見たものの半額。材質が違うのかどうか分からない。でも、使う期間は短いしパソコンが載せられればいいと思うと、少々の汚れが模様に見えてきた。
 面白い机があった。それは4つの引き出し全部に違う種類の鍵が付いているもの。値段は他のものから比べると少し高い。防犯の為にいいなぁと思いつつ、4つの鍵を振って歩いている自分が浮かんで笑えた。


2008年10月07日(火) 意識

 6時起床。腹筋を休み休みで50 回した。私のお腹が前より大きくなったのは、内臓の筋肉が衰えて胃が下がったか内蔵脂肪が付いたかどちらかだろう。どちらにしても自分を守れる体を持っていたい。続けることを続けよう。
 朝食は家にあるものを食べた。パパイヤはお腹にいいと言っても糖分が多いからたくさん食べないように気をつけることにした。切れがよくなる為に少しの食事と運動。
 10時過ぎ、新しい家まで自転車でどれくらいかを確かめる為に、1時間走って帰ってくることを目標にして家を出た。しかし、Cach Mang Thang Tam を走って一つ目のロータリー辺りで空模様が怪しくなり、その上進もうとしている道が一通になった。流れに沿って曲がってみたけれど、今日は冒険する気持ちで出ていない。下調べをしてから来たほうがいいということになり予定を変更した。
 家に帰って地図を見てみると一方通行はわずかな距離。分かっていて走るほうが安心だから近いうちに又で直そう。目的があると、運動を兼ねて動けるから嬉しくなる。


2008年10月06日(月) 吟味

 午前中に自転車で1区へ出掛け、帰りに市場に寄った。あと少しでこの地区から旅立つと思うと、まだ住んでいるのに懐かしいような気持ちになっている。時には残っていたトラウマに気が付き、癒やしにつながることもある。いずれにしても、移動するたびにマザースペースが増えている。

 長女への手紙に新しい住所を書いたメモ書きを入れ、他の子ども達の分はどうするかと考えた。住所を知らせるということは手紙を待っているということで、実際私の心にも待っている私が居る。あるものはあるままでいいとして、長女に対し妹達に知らせてほしいと望むことは、過去にしていた「お姉ちゃんだから」の気持ちと同じかどうか分からない。
 最終的に、今は過去とは事情が違うという結論になり、大きな付箋シールを4つ作って入れた。これでいいかどうか。もし間違えたら、私は間違いもする大人だということが分かる。
 外国行きのポストに入れて、11300ドン。


2008年10月05日(日) イメージ

 引越しまでにしておきたい仕事が2,3あって、そのことを優先している。新しい家は中心から少し遠くなるだけだから慌てることもないけれど、気になることは済ませておいたほうがいい、というのが動いてみた結果の感想。
 その流れで、しばらくぶりの友人に会った。私の側にどうしても伝えたいこと受け取ってもらいたいものがあったから。
 赤ちゃんの好奇心の話から心の傷の話になった。「私は親にしたいことをとめられたまま大人になって、それが当然と思って子どもにも同じことを言ってた。子ども達を傷つけちゃったの。今は反省の意味も込めて本を書いているところです。」
 ベトナムの人に自分の心の傷を語る機会に恵まれた。次へのステップになる予感がする。心と心のつながりを大切にしたいと実感した。
 友人に、「本は7割くらい出来た」と伝えた。伝えた後で、比較したはずの“10”のイメージがアバウトな自分が判明した。初めてのことだからイメージしづらいのは当然だろう。
 けれど、ほんの大きさはほぼ決まった。私の本は、ルソー君の本 「エミール」 と並べられる大きさ。


2008年10月04日(土) 小旅

 最近腰が痛い。そのせいか、昨晩はマットレスと仲良くできず硬くて冷たいタイルの上に寝転んでそのまま朝になった。散歩して朝ごはんを食べた後、机に向かったけれど体が同じ体勢を嫌がる。引越しも近づいてそちらも気になる。本の構成のほうも気になり始めている。パソコンを閉じて外出モードにした。
 本作りの情報を探して歩いた。歩き始めてまもなく、腰が喜んでいるのも分かった。全部で2時間くらい歩いたかな。運動するのがメインだから2時間の長さも苦にならない。普段見逃す小道を発見したり、途中でチャイルドと話をしたり、面白い旅だった。
 自分に寄り添うのは面白い。今の自分に寄り添ってあげると、今の私として過去を見据えられる。

 長女から手紙が来た。彼女は今年高校受験生。偏差値のことが書いてあったけれど、偏差値という言葉の意味をよく知らないのに気付き、ネットで勉強した。親はこのようにして、育つのだなぁ。


2008年10月02日(木) スクワット

 文章を総入れ替え。上から下まで一度に眺めたい気持ちになって、コピーやさんへ走った。
 外に出たついでに探すのは、印刷やさんとタクシーの車体の大きさ。引越しのとき、自転車も一緒に積んで行きたいのだけど、出来るかなぁ。

 夜はスクワットをした。数をベトナム語で数えているうちに、前日よりも長くなっていた。数は数えられたけど、スクワットになっていたのかなぁ…。


2008年10月01日(水) 喜びのベール

 久しぶりに 「なお」 の引き出しを開いた。性の虐待を受けていた「なお」そして私。
 日付をはずして纏めなおしているうちに落ち着かなくなってきた。丁度その時、こちらの友人から自転車のことでメールが届く。しゃにむに返事を送る私を見た。自分の感じているものを感じられなくなっている。巻き込まれた自分だった。
 時間も夕方だし切り替えが必要。そう言い聞かせて引き出しを閉じた。
「こんな時は何が必要かなぁ」と相談しながら外を歩くうち、自然と出来たことを探す自分になっていた。これまでの体験を思い出す。それから今日のまとめの中にその効果が出ていたことを発見した。
 そうなんだ。そうなんだ。これまでの経験がこれからの自分をより自由な方へと導いているんだ。今度は嬉しくなってきた。
 考察も添削も心が基準になる。こんな貴重な体験をして、ありきたりな言葉を使うけれど幸せを感じた。


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