日英双語育児日記
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昨日は、一日子どもとじっくりつきあった成果なのか、入浴中に、Tから、保育園での最近の様子をちょっと詳しく聞きだすことができた。
いつもは、今日は誰とあそんだの?と聞いても、知らないー、忘れたー、といってはぐらかす子なのだが。
そうしてTが話したことの中に、友達とのやりとりのなかで、少し気になることがあったので、朝登園時に、担任の先生に、最近Tの様子、どうですかー、と少し話を聞いてみる。
「トラブルとか、別にないですよね」というような言い方をしてしまい、ああ、トラブルと言ってしまった、と思ったことであった。実は今までなんとなく、子どもの友人関係について「トラブル」が使われることに抵抗があった。物事の本質を隠している言葉のような気がして。
でも、実際のところ、今回のように、事態がどこまで深刻なのかわからないが、とりあえず気をつけてみたほうがよさそう、というような状況では、この言葉は、やっぱり便利なのだな。当事者になって初めてわかる語感。
いや、事柄自体は、極めて小さなことです (^^;)
子どもたちに保育園を休ませ、私も仕事(といっても在宅仕事ですが、このところ)は休んで、少し離れたところの、大きな公園にでかけました。
お弁当をもって、ピクニック。それから、三時半までノンストップで、子どもたち、遊ぶ、遊ぶ。
朝少し天候が悪かったので、人気の「ちびっこゲレンデ」(人工芝を、そりで降りてくる)が使えなかったのですが、午後からは、これも可能になり、子どもたちも大喜び。
この公園のすごいところは、大型遊具がどかーんとあって子どもが走り回れる場所が、複数あるところ。しばらく遊んで飽きたら、となりに移って、と、いうかんじ。私はどこでも、一番、あたりがよく見えるベンチにすわって、ぽかぽかいい気持ちで、ひなたぼっこしていました。
そんなこんなで、あっというまに三時半になりました。 子どもたちは、帰りの車でぐっすり眠っていました。
うららかな春の遠足でした。
春休みらしいことをしてやれた、と私の気持ちもすっきりです。 このところ、家で仕事をしていてもどうにもはかどらないし、このいい季節に、子どもを保育園に送り込んで何をしているんだろうか、私、という気持ちになっていたのですが。すかっとしました。
週末には、一泊旅行予定で、これで、春休みの格好がなんとかつきそう。
風呂上りに、DがTに、百科事典(英文子供用)を出してくるようにいって、「ターコイズ」の意味を調べさせていた。
索引を見て、aphabetical orderだから、というところから話していた。索引は、NEOで恐竜を調べるのに、ときどき使っている。恐竜キングで出てきた恐竜を見つけたりするのに。
結局、手持ちの子供用エンサイクロペディアにはturqoiseはなくて、同シリーズの子供用辞書のほうにあったもよう。
なぜ、百科事典にはなくて、辞書にはあるのか、とTが聞いていて、Dが、百科事典のほうが、説明は長いけど、語数は少ない、辞書は、説明は少ないが語数は多い、などと説明してる。
百科事典と辞書は、どちらもクリスマスにDが買ってやったもの。夫がまじめにこういうことを子どもに教えているので、ちょっと見直す。
洋服ダンスがひっくりかえった。 引き出しが八段あるもの。
Sが、引き出しを開けて、階段のようによじ登って、タンスの上にものをおこうとしたのだ。タンスは、前に倒れ、Sは下敷きに。
幸い、けがはなかったが。あきれ果てる。
どこへでも上ろうとして。さるでもあるまいし!
先週、風呂場の壁の10センチ四方くらいのタイルが一枚割れてしまい、TとSが、家が壊れる、とえらく心配していた。いつもは、暴れまわって、すき放題しているので、「家が壊れる!」と怒鳴っているのは、私なのだがー。
風呂場のタイルは、お父さんに直してもらおう、ということになっていたので、週末にTとSとDが直した。
そのときのことを、今日、TとSがいろいろ報告してくれた。Tが言うには。
「あんな、おとうさんが、タイルを、まるごと、はずさはってん。まるごと、っていうか、しかくごと、やけど」
わはは。うけた、うけた。
Tが、子どもは「わたし」で、大人になったら「あたし」になるの?と聞く。
私が「あたし」と言っていたのかな。 いや「わたし」と言っているつもりでも「あたし」になっていることがほとんどで、子どものほうが「あたし」が多いと思う、といったけれど、わかったかなんだか。
あと、もうひとつ、ほほーと思ったこと。 「xはひとつなのに、ふたつの字がある」と言っていた。
言いたいことは、xは、一字なのに、音は、二音表す、ということ。
xなのに、kとsがある、というようなことを一生懸命説明しようとしていた。使っていた例は、axの場合。
英語の本読みは、2月4日から始めた12冊、各二回ずつ、の音読リストを、3月2日に終えて、無事、サッカーのエアゲームを買ってもらった。再び、12冊のリストを作って、継続中。ただ、今度の本は、一冊ずつみな、少し長くなったので、一回で一冊はなかなか読めない。一ヶ月以上かかりそう。
2007年03月10日(土) |
力と技の風車がまわる |
子どもたちの仮面ライダー電王ブームにつられて、私も、「お母さんの子どもころの仮面ライダーは、V3だった」などと、ライダー話に参加。
子どもも、なぜか「おかあさんはV3がすき」ということで、会話をしてくるので、いつの間にか「おかあさんはV3が【大好き】」というような感じで会話が進むはめになっている。
四歳児Sが「ちがうで、一番強いのは、仮面ライダーカブトと電王やで」などと、張り合いたがる。
五歳児Tは、むしろ、V3について、じゃあ、いろいろ調べて、お母さんに教えてあげよう、というかんじ。
「あーかーい、あかーいー」などと主題歌を私が何度も歌っていると、Tもいつの間にか覚えてしまった。たしかに、V3は、歌もいいのだ。
で、その歌詞のなかに出てきた「ダブルタイフーン命のベルト」だの「力と技の風車」だのが、何を指すのか、正月に買ってやった仮面ライダー図鑑をぱらぱらめくって、V3の写真や説明を見つけて、自分なりに解釈して教えてくれる。
今朝も、「おかあさん、おかあさん、わかったわかった」と大きな声で呼ぶので何かと思ったら、V3のベルトに、くるくる回る風車のようなところが、二つある、ということがわかったらしい。
そんなこんなで、仮面ライダーV3が、小さなマイブーム。
今日、図書館で借りた本のなかでおもしろかったもの。
『仮面ライダー昆虫記』
稲垣栄洋 著 実業之日本社 2003年
著者はV3世代で、今はバイオテクノロジーの研究を仕事としていて、農業系の著書も何冊もあるよう。
で、幼稚園児の息子が、仮面ライダーシリーズを見るようになったので、「お父さんのころは、ダブルライダーとV3だった」と言って、話をあわせているうちに、かつての仮面ライダー熱がよみがえり、ビデオなどを借りてきて子どもと一緒に見るうちに、いろいろ発見があったという。
モデルとなった昆虫の生物学的特徴が、各ライダーにどのように反映されているかを、大真面目で(でも、読みやすい、娯楽読み物的に)書いている。まだぱらぱらめくっただけなのだけれど、おもしろい。
締め切りを、ちょっと、のばしてもらいました。週明け必着あたりに。
で、その話を、Tにしていたのです。仕事の話を、子どもにわかるようにしてやると、おもしろがって聞いてくれるので。
「・・で、おかあさんが、チャプター・ワンまだ全部できてへんし、途中まででいいですか、って言ったら、そのお姉さんが、だめです、ぜんぶちゃんと終わってから、送ってください、って言わはってん。ちゃんと全部書いてもらわな、困りますって、言わはってん」
で、これに対するTの受け答え入れ方がおかしかった。
「へー、きびしい人やな」
わはは。いっぱしの合いの手だわ。いえ、きびしい人なのではなくて、おかあさんがいけないのだけれど。
帰宅した夫にその話をすると、Better than me.と感心していた。たしかにそうかも。
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