日英双語育児日記
DiaryINDEXpastwill


2006年06月29日(木) あと二日

月曜日から夫が出張中。

子どもたちも、いつもより、ちょっといい子にしています。私も、いつもより、怒らないようにしています。

今朝、寝室から降りてきたTが、開口一番、「おとうさん、もうすぐかえってくる。あさってかえってくる。あと二回寝たらかえってくる」と言いました。

朝起きて一番に、あと二日だ!って思ったんだなー。


2006年06月26日(月) The Three Billy Goad Gruff

夕食後、15分ばかり、Tと英語の読み方練習。

The Three Billy Goats Gruffを読ませて見る。

あらかじめ、この本でTにとって難しそうな単語はピックアップしてあった。bridge, first, second, third, eat, goat。それで、フラッシュカードにあるものは、それを出し、ないものは、別途カードに手書きした。それを見せて確認してから、まず、私が一度ゆっくり読んでやる。

それからTに一度読ませたところ、結構すらすらと読むことができた。

一応夏までの目標として、このLadybirdシリーズのlevel 1を読める、というのを考えている。Level 1のなかでも、一番簡単そうなのが、これだったのだ。

ところで、先週末の朝日新聞夕刊に瀬田貞二訳の「三匹やぎのがらがらどん」の思い出と息子にこの絵本を初めて読んでやったいきさつを、歌人俵万智が書いていた。私は、この話自体、自分の子供に絵本を読んでやるようになって、英語で初めて知ったのだが、40年近く前に、子供心にくっきりと刻みこまれるほどの影響力をもつ翻訳版があったのだなーと知って、ちょっと感慨。


2006年06月25日(日) Big Pig on a Dig

やはり、まとまって時間がとれるのは、週末の朝のよう。読んでやるほうは、週日の寝る前や夕食後などにもできるので、今、Tが気に入っているFrog and Toadのシリーズを読んでやったりしているが、自分で読む練習や書く練習をさせるのは、子供も親も疲れている週日の夜はなかなか難しい。今週週日にしたのは、金曜の夕食後、書き方ワークブックを10分くらい。Aとaをなぞるもの。

それから、昨日土曜日朝食後30分、今日日曜日朝食後30分。30分なら、なんとか続けてできるよう。といっても、終わったら公園に行こう、とか、そういうアメを用意してのことだけれど。



日曜日の作業。9時25分から30分。

今週末新しくTが読む練習をしたのは
しばらく前にアマゾンから届いていたBig Pig on a Dig

この本は昨日土曜日にTに最初に読ませ、私が一度読んでやっている。このときに、最初に私が読んでやるべきだった、と反省したので、今日は、最初に私が一度ゆっくり読んできかせた。そのあとTに読ませる。

昨日の時点ではdをbと間違って読んでしまうことが多くて、dが出てくるたびに止まっていたのだが、今日は、少なくともこの本ではなんとかdと認識するようになっている。

この本は、語彙コントロール(しかも、フォニックスルールが順次導入できるような方法でのコントロール)がされているのだが、キャラクターBig PigとFat Catがそれなりに子供の注意をひきつける絵になっているので、だんだん興味を持つようになってきた。

次の作業。
フラッシュカードで、sight wordsのなかから、that, this, than, then, these, they, themを出してきて、thの音(有声音の方。もちろん、有声音という語はTには使わないが)をまとめて見せる。いずれも語としてはTは知っている。ならべておいて、私が音を言って、Tにカルタのようにとらせるのを二回繰り返した後、順に読ませる。このあと、他の簡単な語のカードとまぜてみると、やはり、まだ少し混乱気味。

同じsight wordsで、is, has, を見ていたTが、「sは「ス」だけど、ときどきは、「ズ」のこともあるねー,zみたいに」と気がつく。こういう、自分でルールを「発見」してくれる過程に出会えると、うれしい。

is, hasのカードをとりあげたのは、Tが、本を読む中でisをときどき「スィ」と読んでいるので。なぜか、この語に限り右から読んでしまうようだ。

ところで、このsight wordsは、絵の手がかりがなく、字だけ。字面を見てすぐわかるように定着させたほうがいい基本語が書かれている。裏面は別の語。まだ嫌がるかとおもって「字だけのは難しいからやめておこうか」といったら、Tが大丈夫、ちょっとはできる、といったのでやってみたもの。

そのあと、B is for Booksの音読。これは、楽に読めるものとして、ストックしている。aboutで止まっていた。

それから、フラッシュカードでaction words。これは、まだ絵と文字の両方ついているほうを見ながら。間違い方を見ていると、絵も頼りにしているようだが、絵だけで見ているわけではないこともわかる。もう少し繰り返したら、裏面の字だけのほうでやってみよう。

最後に、もういちどBig Pigを読ませる。このときには、もう約束した時間が終わっていたので、少し嫌がったのだが、あと一回、すぐ読めるから、というと、だいぶん早口でさささと読み飛ばしてた。

読んでいるときに、getsがhasになったり、saysがsaidになったりするのは、細かくは見ずに、ある程度予想しながら読んでいるところもあるからだろう。

この間、Sは、最初のBig Pigを私が読んでやるところは一緒に聞いていたものの、Dのところに行ったり、他のことをしたりしていたのだが、action wordsのフラッシュカードのあたりで、Sもやりたい、Sもやりたいとやってきた。

Tが終わってから、Sといっしょにフラッシュカードをやる。Sは、絵を見て、何か英語の語を叫ぶゲーム、というかんじで捕らえている。10分くらいで飽きてしまうが、でも、それまでは、楽しそうにやっていた。

カードにrowが出てきて、ボートをこいでいる絵があると、TもSも喜ぶ。昨日初めてボートに乗ったので、「きのうボート乗ったな〜」「色がちがうな。これは赤やけど、昨日のったボートは青やった」などなど。


2006年06月18日(日) 写真とって

*Otosan, can you take me a picture?

とTが言っていた。かなりいろいろな構文を使えるようになってきたが、まだなかなか難しいものも。ただ、こういう発想は理解できる。

I don't want you to go.
と昨日言っているのを、聞いて、なかなか難しいことがいえるようになってきたなとおもっていたところ。

・・などと書きながら、念のため、とグーグル確認したら、take a picture of meが10万件以上、take me a pictureが750件あまり。

take me a pictureで最初に出てきたのが、I Wanna Take Me a Pictureという書名。リンク先を見てみると、副題がTeaching Photography and Writing to Childrenということで、カバーには、カメラを構えている小さい子供二人の写真が。どんな本なのだろう、興味があるところ。


2006年06月16日(金) ラーニング

「字、見て考えるのが、learningや」と、T。

こちらは、ラーニングだ、お勉強だ、などという言葉は、一言も使わずに、遊びの中に英語の読み方練習を入れているつもりだったのだが、Tは、これは純粋な遊びではない、とどこかでちゃんとわかっていたのかも。いや、ラーニングの意味をどこまで理解しているかは不明だが。それとも、こういうふうに説明したのか?



朝食後、15分くらいフラッシュカードを使って「タイムショック」ゲームをした。「おかあさんが、こどものころ、テレビでやってた」と説明(?)して、キッチンタイマーをセットし、TとSがそれぞれ持ち時間のなかで、何枚答えられるか、というもの。カードは、絵と字のついた、身の回りの事物のpicture cardsのセット。

相手の番のときにも、ついつい、答えてしまったり、答えたあと、ポイントを記録するためのレゴを集めるのに気をとられたり、と、なかなか思ったようには進まないのだけれど、まあまあ、何回か、できたよう。

保育園の登園の道すがら、Tに、「Tは、字見てかんがえてたねー。Sは、絵見て考えてたけど、Tは、字見て、なにかなーって考えてたね。」などと話して、Tのやる気をフォロー。

「絵、見て考えるのはpicture見て考えること?字見て考えるのはletter見て考えること?」とTが聞くので、そうそう、と答えて、「ナイフのときも、Sは、絵みて、ナイフ!ってすぐ言ってたけど、Tは、なんでkあんのかなーって考えてたね」などと続ける。Tは「そうや、クナイフとちゃうで〜」などといいながら「Sは、ときどき、絵みてかんがえてたなあ」などと言う。

「Sは、まだ三歳やからね。でも、字みて考えるほうがいいねんで」と言ったら、Tが、「そうや、字見て考えるのが、learningやで、ABCの」続けたのだった。。。なんとなく、一本とられましたな、の気分。


2006年06月15日(木) 保護と支配

Tに英語の読み方を意識的に教えているのは主に私で、Dは、主に、読んでやるほうに徹しているのだが、ときどき、DがTに、これ読める?というように特定の語の読み方を聞くこともある。

たとえば、この間は、アルファベット積み木でhugという語を作って読めるか、と聞いて、ハグと読めたら、じゃあ、これは、と語末にeを足して、再び聞いていた。

それをそばでみていた私は、「あー、そんなこと聞かないで。それはまだやってないよ。無理無理。ややこしいこといって、混乱させないで」とやきもきしていたのであった。

同じようなことは、先日、保育園で、家庭内日英二言語育児環境にあるお母さん仲間の英語話者の人と、いっしょに子供に英語を教えようか、という話が出て、一度トライアルでやってみたときにもあった。(結局この企画自体は、時期尚早ということで、延期になったのだが)。

彼女は、Tに、riceの読み方を説明するときに、cの文字にはソフトc(/s/の音)とハードc(/k/の音)とあって、この場合は、ソフトc、というような説明を始めた。そばで聞いていた私は、「あー、それはやめて。混乱するわー。riceはi-eの長母音読み語の例で、出てきたけれど、cのほうは、cakeやcatの/k/で導入しているの。riceの場合は、この場合は/s/になる、と言って、そこはまだ軽く流してあるから。。」などとやきもきして(でも、もちろん、そういうことは言わずに)見ていた。


結局のところ、私のなかには、Tの英語の読みの知識のインプットをコントロールしているという思いがあって、そして、だから、Tのアウトプットを予測できるという自負があるのだ。だから、Tが「まだ習っていないから答えられない」(と私には思われる)問いを、他の人がTに向けると、やきもきする。そんなことを、聞いても、答えられないのに、混乱するだけじゃないか、かわいそうじゃないか、という思いだ。

それは、Tを保護しているという意識であり、でも、同時に、支配していると考える驕りでもある。

もちろん、実際には私の保護・支配圏の外でも、子供たちは、いろいろな語に触れ、音に触れているのだから、何も、びくびく、やきもきすることはないのにー。


2006年06月14日(水) フラッシュカード

フラッシュカードを数セット買ってきて、やってみました。

基本動詞を集めたAction Wordsという名の
このセットは、絵柄がなかなかユーモアがあっていい感じ。

少しひねりがあって、考えさせる絵なので、Tなどは、文字を読みながら、絵もヒントにして、考えているようです。

事物の写真に名詞が添えてあるようなカードは、写真からの類推が容易なのですが、動詞だと少し考えるよう。

eatが読めなくて考えていたので、イートと教えてやると、「eatはeが二つ(ee)じゃなくても、イーやねんなあ」とコメント。treeやthreeの読み方を教えるときに、eeが二つで「イー」になる、と教えていたので。

事物名カードをやっているときには、knifeの綴り字に考え込んでしまったTに対して、絵だけをみて「ナイフ!」とSの方は即答でした。


今日は、フラッシュカードをはじめとして、子供の英語本をあれこれ衝動買い。ワークブック類を、Tと同じものをSにも買ってやることにしました。内容的に難しいとしても、多分、同じのをやることがうれしいのだろうから。


2006年06月13日(火) B is for books

B is for booksという本と、The Biggest Cookieという本が、簡単で、Tもかなり自分で読めるようになってきた。

今日は、寝る前にこの二冊の音読を勧めたら、機嫌よく読んだ。Dも聞いていて、上手になったねーなどとほめてやる。


2006年06月12日(月) 焼肉

ダイニングとリヴィングがつながっているので、鉄板ものは、ホットケーキくらいしかしていませんでした。が、1ヶ月くらいまえに、焼肉をしたら、子供たちが大喜び。ということで、このごろ、ときどき、肉と野菜をほっとプレートで焼いています。

どんどん焼いて、どんどん食べて。

普段はなかなか食べはじめないSも、肉としいたけとピーマンを中心に喜んで食べていました。

「おいいしいねー。おいしいものたべると楽しいねー」というと、「おいしくて、あったかいもの食べるとたのしい」とT。Sも「おかあちゃん、だいちゅき」と言い出したりして、Tも「おかあさん、だいすき」と言ってくれたので、「なんで?おいしいものつくったし、だいすきっていってくれんの?」と聞くと、Sは「うん」というけれど、Tは「でも、いっつもおいしいものつくってるでー」とかなんとか五歳児のフォロー。

楽しそうに焼肉を食べる子供たちの顔を見ながら、これからもがんばってこの子達の胃袋をがっちりつかんでおかなくちゃねー、と思うのでした。しかし、この先、男の子二人で、どれだけ食べることになるやら。


2006年06月10日(土) ride, diveなど

朝食後、水鉄砲が壊れたので新しいのを買って欲しい〜とだだをこねているTに、ABCがんばれたら、おかあさんが、おとうさんにたのんであげよう、とにんじんをぶらさげて、9時15分から10時まで。

最初は、フォニックスのワークブックで、w, y, l, rの子音で始まる綴りと絵を結びつけるもの。

そのあと、The dragon denを一通り音読。通読三回目。"I" がひっかからずに読めるようになっていた。I like Sam and Kate.と読んで、「これは、Tomが言ってんねんな」、I like Kate and Tom.と読んで「これはSamが言ってんねんな」などと自分で解説している。

それから、イギリスから送ってくれている雑誌で、ボブ・ザ・ビルダーの雑誌でcap, tap, digなど単音節の簡単な語ばかり並べた頁を読み。まだdとbがかなりあやしい。

同じく雑誌でred, yellow, blue, greenのつづりを点線にしたがって、なぞり、もういちど自分で書いてみる。自分で書くところは私も手を添えて書かせる。私は書き方よりも、まず読むほうを、と思って、書くほうはこちらからはさせないのだが、Tがやるといったので。

red, yellow, blueとやってきたところで、Tがeが全て出てくるのに気がついて、「eばっかりやな」というので「そう。eは英語で一番たくさんでてくるの」「なんで」「人気者やねんな」などなど。

そのeは、自分で書けるようになったよう。

このあたりで実は、最初に約束していた30分経過して9時45分になっていた。"Quarter to tenまで”と約束していたのだ。

が、最後に導入しておこうと思ったlike, diveなどi-eの長母音読みをやっておく。一週間前にbake, cakeをやったので、その続きに。フォニックスワークブックでは、次はe-eだったのだが、a-eのつぎにやるとすると、i-eのほうが、基本語彙中に頻度が多くていいのではないかと思ったので。実際、The Dragon Denにでてくるlikeなどは、形として覚えたようで、つまらずに読むようになっている。

dive, ride, rice, five, bike, likeの語を繰り返し読ませたり、こちらが読んでどの語か選ばせたり。

そんなこんなで10時になった。


2006年06月09日(金) 10は1から書く他、この週のあれこれ

朝、7時半ごろから15分ばかり。

数日前にイギリスから雑誌が届いたので、そのなかにあるあれこれの作業をTとSがやりたがったので。

Tは数字を点線でなぞる。1から10まで。10のところで、0から書こうとしたので、1からだよ、というと、なんでとのこと。そういえば、車のナンバープレートなども、最初右から読んでいた。

Sも、点線をなぞったり、簡単な迷路をたどったりする作業。Tに英語を教えるときに、Sにどんな作業をさせるか、ストックを考えておかなければ。白紙をあたえてお絵かき、とか、シールをはるタイプのワークブックとかではいやで、Tとおなじような、線をなぞったり、字を書いたり、というような作業がしたいのだ。

この週のあれこれ。週日は、あまりまとまった時間はとれないが、こまぎれに少しずつ。

日曜日6/4夜 アルファべットを小さなカードに一枚一字ずつ書いて、なにか組み合わせて語をつくり、それが読めるか、というような遊びをしてみる。Tは読めるが、作るのはなかなか難しい。h, t, aを与えたらhatができるが、c,k,a,e,からcakeを作るのは無理。Sは、自分のsを三つならべて「Sくんのsやで〜」と嬉しそう。Sの好きなcatを作ってやると喜んでいる。自分でも適当に三枚ならべてcatやで、などと言っている。Dは同じテーブルに座って仕事の書類を眺めながらときどきこちらに参加。

月曜日6/5 夜Sのクラスメートとお母さん来宅。Telling Timeのフラッシュカードを貸してくれる。表に時計の絵、裏に時刻の言い方が綴ってある。

火曜日6/6 Telling Timeのフラッシュカードで遊ぶ。Tはhalf pastとquarter pastの言い方。ただ、このカードの裏にある「正解」はnine-fifteenというような言い方だけれど。Sはまだ難しいが、カードで遊んで、時間を答えたら、ポイント獲得(レゴをひとつ皿に入れる)というのが気に入ったよう。
 
水曜日6/7 夕方公園で七時過ぎまでたっぷりあそんであとはばたばたと夕食、風呂。ちょっと本読む、と尋ねるが、いや、とのこと。

木曜日6/8 帰りの電車で一緒になった知人に、子どもに英語読み書きを教え始めた話をする。「ちょっとでも、努力のいることを教えるのは、大変」という子育ての先輩の言に大きく頷く。そういえば、数年前に彼女が子どもにピアノを習わせ始めたときの苦労を聞いて、そんなたいへんなことよくやるなあ、と思ったものだった。

8時過ぎに帰宅。子どもたちの夕食、風呂は祖母にすませてもらっている。


2006年06月04日(日) cake, bakeなど

朝6時45分くらいから、7時半まで。

テレビ目当てに早起きするTに、七時半までは見ないこと。それまでは、おかあさんとABCをしよう、と約束していたので。おきたのは6時15分くらいだが、そのあと着替えるのに大分時間がかかった。

フォニックスワークブックの二冊目で子音をいくつか。m, n, f, v, s, zの音で始まる語(の絵と字)を探すもの。

15分くらいたったところで、もう遊ぶ、というので、あと一頁だけ、と言って、気になっていた長母音読みの母音の導入。

それから、少し頁をとばしてcake, bake, page, cage, nameなど、a-eの長母音読み。規則は一度簡単に説明して、あとは、そこに上がっている6つの単語を繰り返し練習して読めるようにする。私が音を言って、Tが綴りを指差したり。

結構飽きているので、昨日職場からもって帰ってきていてTが興味を示していたパワーパフガールズの漫画を数ページ読んでやる。(これをぱらぱら実ながら着替えていたので着替えに30分もかかった)。

このあたりで、30分くらい経過。テレビまで残り15分。

じゃあ、このあいだ読んだ本をもう一度よもうか、ということで、The dragon den.を読ませる。Kate, likeは大丈夫読めるようになっていて、あと、まだ何度かつまずくのはhere.なので、これは別紙に大きく書き出して横においておく。

このあいだは全部読むのに15分くらいかかったのだが、二回目ということもあって5分くらいで読めた。

あとの時間で、B is for books.を読んでやる。これは、簡単なので、Tがすぐ自分で読めるだろう、という腹積もり。この本のなかにクッキー・モンスターの絵が出てきて、それが、このあいだ読んでやったThe Biggest Cookieのクッキー・モンスターと同じだといって、Tがその本を探してくる。こちらは数日前に私が読んでやっているので、Tに、読んでみて、というと、記憶も手伝って、つるつると読む。

そんなこんなでめでたくテレビの時間。

こうやって書き出して見て思ったのは、

・ひとつひとつの作業は結構短い。5−10分。
・いくつもすること候補を用意しておいて、そのなかで、Tの気分で選ばせている。
・もうやめる、と言い出してからも、目先を変えて、あれこれやっていると、結構続く。

今のつもりは、8月にイギリスに行くまでに、簡単なものを読めるようにする、ということ。感覚的には、日本語で、かなでかかれた絵本はなんとか読める、というのに対応するくらいのところを思っているのだが、英語でいうと、それがどのレベルなのか、模索中。

書くほうについては、まだ考えていない。


2006年06月02日(金) ミニマル・ペア

先日やったフォニックスのワークブック1をやる。ドラえもんが終わって、Dが帰宅して夕食を食べているあいだに同じ食卓で。案外こういうパターンはいいかもしれない。


bとdの区別が難しいようで、毎回「わからへん」という。

ちょっとショックだったのは、cupの母音とcapの母音の区別がついていなかったこと。appleのaと同じ音を持った語(を表す絵)を選ぶというのに、pan, cat,などのほかにcupも選ぼうとしていた。

そばにいたDにcupを発音してもらうと、彼のこの母音は結構前より。私は、意識的に後ろ目にしている。そうすることで、前のほうのア母音(appleのa)との区別が鮮明になるからなんだけど。モデルとしてイメージしているのは、D母や妹で、彼女たちのこの音は後ろよりなんだわ。ウに近いくらい。北イングランド風で。でも、南部的標準英語とはずれるかも。

Tのcupとhatの母音の区別ができていないのは、アがひとつしかない日本語ベースだからか、やはり。

ただ、cupとちcapや、butとbatなど、具体的なミニマルペアは、聞くほうも話すほうも区別している。

ワークブックのやりやすいところを全部終えたあと、Spotの絵本を読む。

お父さんの誕生日にケーキを焼くSpot bakes a cakeという

難しい単語surprisedなどは手を貸してやるが、この本自体はこれまでに何度もよんだものなので、記憶の助けも借りながら読む。


2006年06月01日(木) ザ・ドラゴン・デン

Tの英語読み方。風呂上りに15分くらい。LadybirdのKey Words Reading Schemeの第2巻。レイディバードの読み方習得読本のなかで、ルック・アンド・セイ・メソッドをとったシリーズ。


The Dragon Denという本。

Here is a shop.
Tom is here.
Kate is here.
Tom is in the shop.
Kate has a ball.

のように、語彙、文型ともに限られた文が各頁の絵に1、2文ずつ添えられている。

shopは「sとhでシ」と教えるとすっとわかったよう。

逆に何度出てきてもなかなか難しいのが、here。
Kateも出てくるたびに女の子の名前という「意味」やその「絵」と結びつけて音を教えるが、やはり、次に出てきたときに、読みにくそうにする。

同様にballやlikeも読みにくい。

一方、Tom, Sam, is, hasは問題なし。

toy, no も初出ではつまったが、二回目以降は大丈夫。

theは大丈夫。これは、Thomas the Tank Engineなどを含め、いろいろなところで頻出しているので、字面と音がすでに結びついているよう。

41ページまである本を全部読み通せたのは、うれしかったよう。残り10ページくらいになったとき、このへんでやめようか、と言ったのだけれど、続けたがった。八時半からテレビを見てもいい(パワー・パフ・ガールズ)といっていたのだが、だんだんその時間が近づいてきても、テレビに走らず、最後まで読みたがったのには親もちょっとびっくり。

しかし、この本の例文は、ある意味、単調、退屈、無味乾燥だ。同じような語、文のくりかえしなので。それでも、文例集、ではなくて、一応、お話の本になっている。トムとケイトが店にいって、買い物をして、家に帰って、遊んで、犬のサムもやってきていたずらをして、といった話。以前、多読教材になるかと思って買ったときには、あまりに簡単で退屈で使用しなかったのだが、なるほど、本当の入門期には有用だと判明。


日英双語育児日記 |MAIL