留学先での独り言

2002年11月30日(土) Southern Missは何処へ?

今日はシーズン最後となるフットボールの試合がホームで
あった。相手はECU。相手はカンファレンス優勝がかかって
いるだけにもっと気合が入っているかと思ったが、意外
にももろかった。誰か選手が怪我をしていたのだろうか?

戦評は明日にでも書きます。恐らくぼくにとってもH'burg
で見るサザンミスのフットボールの試合は恐らく人生で最後
かと思うので、思いついた選手に一言ずつお別れの言葉でも
送ろうと思ってます。どうせ彼らは読まないから、辛口に
なると思うけど。

結果だけを書いておくと24-7でUSMが勝ちました。相手に
とられた7点も4Q最後の時間を消費しているところでRB
がファンブルし、それを相手が拾って走っただけ。決して
出来はよくなかったと思うけど、守備は結果的に完封でした。
やっぱりクリティカルなミスをしなければ勝つんだ、と痛感。
オフェンスは相手が弱かったんでしょう、ランが最後まで
出てて楽な試合でした。それでもかなりやばいよな、この
オフェンス。

さて問題はというと、シーズン後のボウルゲームです。今
どこに招待されるかが議論の的となっています。というの
は現在順位的にカンファレンスで4位、順当なら個人的に
希望しているHawaii Bowlなのですが、今朝女子バスケの
練習中に信頼できる筋から聞いた情報によると、Hawaii
Bowlに招待されても辞退せざる得ないという。何故か?

「大学が貧乏でチームをHawaiiに行かせるお金がない」

いかにもSouthern Missらしい理由だ。しかし冗談ではなく
かなりマジらしい。今年はシンシナチだってアラバマだって
行ってるのに。

今調べてみるとESPN.comの予想(click here)
ではHawaii bowlは

「Hawaii vs Southern Miss」

となっている。客観的にもこのカードが妥当なのだ。

今まで部員やらチーム関係の不祥事でボウルゲームの辞退を
するのは聞いたことあるが、予算がないので行けない、という
のは聞いたことがない。ボウルゲーム招待はシーズンを通して
勝ち越したカンファレンス上位のチームだけが選ばれることから
非常に名誉なことであり、無条件でTV放送がつくため学校、
そしてチームの知名度アップに大きく貢献するはずである。
なのにお金が工面できないなんて。しかもかなりの出場料
をもらうはずなのに。

また全米中から失笑を買うのか?これだからミシシッピは嫌だ、
という声が聞こえてこないといいが。



2002年11月29日(金) クリスマスシーズンに到来

昨日サンクスギビングデーが来たと思ったら、こっちは
もうクリスマスです。今日車に乗っててラジオを聞いて
たけど、かかる音楽はすべてクリスマス関連でした。
たまたまかも知れないけど、クリスマスソングが特集
されたということです。

街を歩いてもすでに飾り付けを始めてるところを多く
みます。まず学校の図書館はすでに飾り付けが終わって
いるし、近所の家も夜になったら綺麗に装飾されたライト
が点灯され、クリスマスシーズンの到来を告げています。

ぼくには無縁ですが、今日の早朝、恒例のサンクスギビング
セールがあったようです。友達は行ったといってました。
この後もクリスマスプレゼントに向けて、小売り業は
まさにかきいれどきです。アメリカの景気傾向はこの時期
の消費度合いによって判断されると言っても過言ではないので、
イラク攻撃うんぬんかんぬんいってるより、クリスマス
プレゼントをたくさん買ったほうが、連鎖的に日本の景気の
回復に貢献するような気がします。

先ほど女子バスケの練習に行ってきました。明日は朝7時集合
でまた練習です。これは昼にフットボールの試合があるため
措置で、いかに体育界がフットボール中心で回っているか
を象徴しているかがわかります。お金をたくさん稼いでくれる
フットボール部には誰もが協力、応援を惜しまないのです。



2002年11月28日(木) Thanksgiving Day

今日はサンクスギビングホリデーで唯一のオフ。やらなくちゃ
いけない勉強を、、、今日もまたしなかった。HPを夏ごろから
作り直していたけど、それがどうにか人様に見せられる程度に
完成してきて、その仕上げに夢中になってしまった。あぁ、
やるんじゃなかった。

とはいってもテレビも観た。朝はサンクスギビングデー恒例
のパレード、マイアミやらニューヨークでやっていた。いか
にもアメリカらしいパレードである。で午後は恒例のNFL。
ライオンズとペイトリオッツは昔のユニフォームで試合を
していた。これも恒例らしい。2試合目はレッドスキンズと
カウボーイズの試合だったが、余りにも凡戦で両方のオフェンス
を見るに見かねず、1Q終わるか否やでテレビを消してしまった。
この2チームが下位に低迷するのはよくわかる。

これ以外ではカレーを作ってサンクスギビングディナーとした。
日本から持ってきたルーで作るカレーは自分にとって十分に
ご馳走だから。クリスマスぐらいにはターキーかチキンでも
食べるかな。

でまたPCに向かってinternetにつなぐと友人からメールが来てて
ワシントンに赴任するという。立場は違えど友人がこっちに来て
くれるのはなんかうれしい。もっとも彼はいわゆる帰国子女で
英語に不自由することはなさそうだが、もしかしたらどこかで
会うこともあるだろう。

で今夜。もともと夜型(と思う)の自分にとっては勉強タイム
だ。さて少しは集中して勉強するかな。来週はファイナルの
前の週で忙しいというのに、女子バスケの試合が地元で3試合も
入ってる。なんでおれは忙しいところばかりローテされるんだろう?



2002年11月27日(水) 今日の出来事

なんかニュース番組の内容の一部みたいな題名だなぁと
自分でちょっと反省。少しはトピック見つける努力も
必要だね。

学生の場合今日からサンクスギビング休暇が始まる。
みんな、家に帰る、帰る。CNNでは特に空港の混雑を
報道。セキュリティチェックの平均待ち時間は9分だと。

午前中にトレーニングルームに行くも、選手はほとんど
来ていない。試合があるフットボールとバスケの選手が
ちらほらと。

昼からは女子バスケの試合の用意。11時に一回集合して
水、救急用具などすべてをセッティング。そして2時45分
に再集合。試合前の選手のケアをする。そして試合。今年
女子の試合を見るのは初めてだった。女子の試合を見た
ことは余りないので何とも言えないけど、うちはいい試合
をしたのではないか?セントラルフロリダ大相手に73-45
だった。守備が安定していたように思えた。

で試合後、食事をもらってから(チキンバーガー)男子の
試合を観戦。地元で男女同時に試合があるのは珍しい。
途中、相手のプレス守備に苦しみ相手にリードを許して
前半を折り返したが、後半建て直して77-70で逆転勝利。
欲を言えば外からのシュート、特に3ポイントの精度を
増さないと今後きついのではないか。

で家についたのが9時半ごろ。今日は何も勉強する気が
起きず、きっとこのままwebをチェックした後は寝るので
あろう。

ちなみに明日の晩は冷え込むらしい。また氷点下だって。



2002年11月26日(火) やっと1校返事が来た

先週からいろいろな大学院を探している。興味をもったところ
にはとりあえずメールを出している。お決まりでこっちの大学
を出たのならTOEFLのスコア提出はいらないか、自分が応募可能
かどうかとか。

それなのに返事が全くこない。すでに4校ぐらいだしたのに
いっこうに来ない。アメリカはこれだから嫌だよ、とうんざり
していると、一つの学校の担当の人からメールが来た。

内容は簡単。「TOEFLのスコアは提出しなくていいけど、GREの点
が足りてないです。以上。」

ふざんけなよ、足りないないのはわかってる。だから日本の
大学院でやった研究内容の要約とか学会発表したときの
プレゼン内容などを提出して考慮してもらえないかって質問なの
に応えてないじゃんかよ。それともとにかく点を取ってから
連絡をしてこいってこと?

しかもこの大学院はむこうから勧誘の郵便送ってきて、こっちから
ご丁寧に2度もメールしたのになかなか返事をよこさず挙句の果て
に失礼なメール送るやがって。むかつく。そもそもどうやって
GREで各科目600点以上とるんだよ。

っていいながら中国人はものすごい高得点とるらしんだよね。
なんでだか知らないけど。それと一緒にされたら困るよな。
GREの点は必死にとるけど、だからってできるとは限らないのに。

ということでストレスだけがたまり、前には一歩も進みません
でした。ま、次でしょ、次。



2002年11月25日(月) CNNのニュースから

なんとなくつけてるCNNを見ていたら、あらあらという
ニュースがあったので、報告。いかにもアメリカらしい。

先週の土曜日、ミシガンとオハイオ州立の試合があり
かなりの接戦(守備合戦)の末、14-9でオハイオ州立が
勝ち今シーズンのBig10チャンピオン、フィエスタボウル
出場を決めた。フィエスタボウルでは恐らくマイアミ大
と全米1をかけて戦うのだろう。この日の勝利をファンが
待ち望み、その喜びを爆発させることは十分に理解できる。

ところがCNNによると、学生が若気の至りでは許して
もらえない暴走を繰り広げた。近くにあった多くの車を
壊したりひっくり返したりし、火をつけたのかそれとも
ひっくり返った反動で火が発生したのかわからないが、
所々で高々と炎が見えた。最後には警察が出動して
催涙ガスを学生に吹きかけて事態を収拾する始末。

すでに45人が逮捕され、警察はビデオなどの証拠を元
にあらゆる関係者を逮捕し、取り調べるとの発表。また
学校関係者は関わった生徒は放校も辞さないで洗い出す
とのこと。いやはや調子にのってこの事件をやって
しまった学生の代償は大きそうだ。

それと選手がらみのニュース。テキサスA&Mの1年生
フットボール選手が寮で突然死したそうです。死因は
まだ明らかにされてないらしい。ご冥福を祈ります。



2002年11月24日(日) スポーツあれこれ

11月も終盤に入り、大学フットボールのレギュラー
シーズンはいよいよあと2週で終わり。USMの場合は
あと1週、地元でECU戦があるだけです。速報で伝えた
ように昨日Tulaneに惨敗して、ボウルゲームに向けて
いよいよ後がない状態になってきました。

勝敗は現在6勝5敗(4-3 in C-USA)で見るも無残。
U of South Floridaという学校が来年からうちの
カンファレンスに加盟するけど、もし今年彼らが
入っていたら今トップかも知れない。

ボウルゲームで見ると、チャンピオンシップゲームで
あるLiberty Bowlに行くのはTCU、ルイビル、ECU
のどこか。それでも2敗でのトップ争いでレベルが
拮抗しているというより、どこもミスが多く、また
怪我人によってチーム力が大きく左右されるといった
状況で他のビッグカンファレンスと比べるといかにも
見劣りする。

USMはというと次のECUとの試合に勝てばどこかに招待
されるかもしれない。実際のところHawaiiかNew Orleans
となろう。だったら本当にハワイがいい。試合どころ
じゃないかも知れないけど。

そしてフットボールに入れ替わるようにしてカレッジの
バスケットボールのシーズンが先週末、始まりました。
うちはAlcorn Stateという大学と対戦。4点差ぐらいで
まずは勝ちました。今年の特徴はおとといの試合を観た
限りでは、守備重視はかわらないものの短大からの
転校生により得点力は幾分増した気がします。前みたい
に何が何でも時間をかけてロースコアに持ち込む、という
雰囲気ではなく攻める時はどんどん攻めるという姿勢が
見えたので。昨年のスターターがほとんど残り、また
フットボールがだらしないだけに、バスケには是非
がんばってもらいたいと思います。



2002年11月23日(土) 大アップセット!!!

土曜日どうも勉強する気がしない。日曜があるからと
思ってしまうからだろうが、どうにかしないと。と
言ってもあと15分で日曜日。だめじゃん、これじゃ。

なんとなくネットサーフィンしていると、はたとある
HPにたどり着いた。そして目を疑った。それは関東
フットボールリーグのサイト。長く続いた日大王朝
に引導を渡し、自身が8連覇と関東の王者に君臨し
続けていた法大がなんと、日本時間で昨日11/23、
関東の準決勝で早稲田に負けたらしい。これが本当
なら関東では近年稀に見るビッグアップセットだ。

友人のHPで関学が近大に負けたことを知ったが、関学
は今日の立命館戦に勝てばプレーオフに持ち込めるの
で、まだ今後の可能性が残っている。一方最低甲子園
ボウル、もしかしたらライスボウルまで予定をしていた
法政のシーズンが終了してしまったのだ。

内容はさっぱりわからない。早稲田フットボールOBに
知り合いは多いが、奴らはきっと応援に行き、多いに
叫び喜び、今は勝利の余韻に浸っていることだろう。
うらやましい。。。それに比べて自分の後輩ちゃん
たちは、、、もうちょっとがんばれよ、ったく。

これで関東でフットボールが少しは盛り上がるといいけど。
あぁ、11月23日、駒沢陸上競技場にいたかった。

P.S.今確認したらUSMは今日Tulaneにも負けた。終わった。



2002年11月22日(金) 一つの決意と転機

どこかで書いたかどうか忘れたけど、アトランタファルコンズ
の奨学金はもらえませんでした。元ファルコンズトレーナーで
現在うちのヘッドトレーナーであるMattを使い、また書類は
すべてGAのAmandaに見てもらう念のいれようで望んでいたんだ
けど、だめでした。Mattは事務局の人を知っているから、と
電話まで入れておいてくれただけに、期待に応えられず残念です。

推薦状をMattに書いてもらうことはいわば切り札と考えていて、
今回貯めておいた切り札をついに使う機会がきた!と思って
出しただけに、落選した事実はここで自分がやってきたことが
ちょっと否定されたようで悲しいというより悔しい感じです。

今後アメリカに残りたいのなら金銭上非常に苦しくなったので
考えた挙句一つの決断をしました。結果から言うと今日いろいろ
なオフィスをはしごして、今秋で大学院を辞める手続きをして
きました。従って来春は学部に戻って卒業に必要な2科目のみを
とることになる代わりに、学費を節約することになります。

このことを大学院での自分のアドバイザーにも報告してきました。
今まで彼には自分の経済的状況も話してきたので、特にびっくり
した様子もなく、むしろ今後どうやって他の大学でRAを探すか
ということと、その過程で(例えば知ってる先生がいるなら連絡
とるなど)協力できることがあればするということを言って貰え
ぼくにとっては有難い限りでした。それにしても会社なり学校な
り組織というものを辞めるのはこれで3度目だけど、円満に辞める
コツを覚えてきたかも。

以上、少なくとも来年の8月にはほぼここH'burgを去ることが
決定しました。次にどこに行くかまったくの未定で、逆に行け
るかどうかの全くの保証もないけど、少しばかり考えてゆっくり
と自分の運と少しばかりの実力を試してみたいと思ってます。



2002年11月21日(木) 電球と蛍光灯

こっちに来て思うことは、室内の照明として蛍光灯が
使われることは非常に稀だ。自分のアパートの照明は
すべて電球。机上の照明は蛍光灯のものを使っている
が、探すのが大変だった。(H'burgのウォールマート
で売っておらず、オールドモールのOffice Maxが
つぶれたときに50%引きのものを購入)

電球の最大の欠点は熱をものすごく発すること。
誤ってその部分を触ると熱いったらありゃしない。
質問もそのせいで少し上がっているのでは?と夏は
思ったりしていた。

そしてもう一つの疑問がこっちの電球は本当に切れる
のが早い。おとといダイニングの電球を取り替えたら
今日はリビングの電球を取り替えた。1年間で部屋の
電球のうち替えなかったのはあるだろうか?本当に
寿命が短い。

ウォールマートで安物を買っているせいか?それとも
アメリカ製品だからか?

後者に500点ぐらいかな。

あと蛇足だけど、ヤフーのニュースで踊る大走査線が
映画になって戻ってくるらしい。ドラマ、スペシャル、
映画とともにすべて見たことなかったが、こっちに来て
友達からビデオを借りてみてはまった。そのときに
日本に一時帰国しているといいんだけど。



2002年11月20日(水) 大学院生という職業

今、いろいろとGraduate Assistant(以下GA)のポジション
を探している。どの程度金銭的なサポートを期待出来るかが
残念ながら一番の興味の的だが、ほかにGAとして担当させて
もらえるスポーツ、専攻できる学科、アスレティックデパート
メントを取り巻く環境、学校が存在する地域などを考慮して
ちらちらとHPを行ったりきたりしてる。

友達の日記を読んでうなずいたことがあったんだけど、
アメリカの場合、大学院生は実質お金が稼げる。GAやTA
(Teaching Assistant)、RA(Research Assistant)などの
ポジションを得られれば、学費、out-of-state費用が
免除になるほか、stipendといって月々いくらか(といっても
楽に家賃は出るのが普通)は懐にも入ってくる。こんなこと
は日本の大学院ではありえなかった。

もちろんただぼんやりしてる訳にはいかず、勉強だけでなく
かなりの時間を働くことになる。週どの程度働くかどうかは
契約次第だが、1日4,5時間は最低拘束されるだろう。もちろん
こういった経験はいい「勉強」になるのだが。

以上の意味で大学院生という立場は立派に学生という「職」業
だと思えた。事実、大学院生になると結婚している人が学部時
よりさらに多い。博士課程になると、さらに比率は増えるんじゃ
ないだろうか。理由は簡単、学生してても十分に食っていける
からである。

ま、結婚の予定はないので最後のことは心配ないが、貯金が
いよいよ底につきつつある自分の状況を考えると、アシスタント
シップというのは非常に魅力的だ。お金を目的に大学を決める
ような愚かなことはしないが、お金に左右されることは紛れ
もない事実。やっぱりお金ってどこに行っても必要だね。



2002年11月19日(火) 日本で起きたアメリカに関すること

こっちに来て地元の新聞を読む機会は少ない。衛星版の
朝日新聞を図書館で読むことはあっても、わざわざ
Hattiesburg Americanを読むことは稀だ。何故か?
たいしたこと書いてないからと、主なニュースはCNNや
インターネットでチェックできるから。

それが今日ひょんなことで、Hattiesburg American
がコロシアムの中の小トレーニングルームにおいて
あったので、時間もあったこともあり読んでみた。

そこで最初に目に飛び込んだのが、「日本の米軍
基地に向けて爆弾が発射された」という記事。まず
地元紙でアジア関係のネタが出ることは少ない。
ましてやJapanという言葉を見たのは初めてかも
知れない。

でもよく考えると日本がどうのこうのじゃなくて
米軍基地が狙われたという記事であった。別に何も
被害があったわけではないのに、アメリカ人が狙われる
となると敏感なのね。警察のお役人の話によると左翼の
仕業といってるけど、この記事を仕入れた人はテロと
結び付けたいみたい。好きねぇ。

ビンラディンも生存しているようで、びびる気持ちも
わかるけど、自称世界の警察、軍事大国さん、少しは
落ち着いて物事を判断したら?



2002年11月18日(月) アメリカ不況の波

図書館で新聞を読んだら、イラク絡みでアメリカ経済
の不透明感がまし、結局は構造改革をせず外需だけ
が頼りの日本経済にとってまた不安を与える円高の
傾向が出ているようだ。どっかのお偉いさんがまた
口先で牽制していたけど、本当に戦争起きたらいくら
日銀が介入してもドルに対し円はあがるでしょうに。

Student Printzという学校新聞を読んだ。すでに
USMの生徒で軍に予備兵として登録している人のうち
少なくとも6人が召集を受けて、どこかに配置された
という。(彼らがどこの師団に配置されたか不明と
まるで秘密めいたように書いてあるが、親か彼女に
確認とればそんなものわかるでしょ、大袈裟な)
いつも授業で隣に座る友達も予備兵だ。戦争が始まって
長引けば彼も行くのか?

そして夜、用事があってHardy St.を車で走った。
2つの発見があった。1つ目、学校前のバーガーキングが
営業を停止していた。ここはぼくがH'burgに来て初めて
食事をした場所だけに残念でならない。(もっとも
それが最初で最後であるが)2つ目、キンコーズ横の
ゴルフUSAが閉店して、がらーんとした空家になっていた。
日本と同様お金がかかるゴルフをする人口が減っているの
だろうか?(確かにプレー料金は下がっているのに、である)

H'burgでアメリカ経済を推測するのは、無理にもほどがある
が、こんな田舎にも不況の波がきているように感じるのは
気のせいだろうか?



2002年11月17日(日) WorldComの新CEOへのコメント

まずタイトルとは関係ないけど、11/16にまたたまちゃんが
出没したらしいね。同じ川ということだけど、ついに安住の
土地を見つけたんでしょうか。野生のまま、アザラシらしく
生きていけることを希望します。でも大人になって結婚相手
が必要になったら海に戻るのかな?

さて新聞で見たのですが、自分の元ボス(といってもはるか
上の人だけど)のマイケルカペラスがHPをやめてWorldComの
CEOになったらしい。ご存知の通りWorldComはかなり大きな
破産をして、日本でいう会社更生法を申請して再建中だけど
彼は適任なのだろうか?

在任当初、低価格のPCを世に送り出し世界中に「コンパック
ショック」を巻き起こした最大の貢献者であるエッカード
ファイファーがあるとき電撃的に解任された(実を言うと彼は
日本に滞在中だった)。株主及び会社運営委員会側は彼を切った
ので有力な新任者を探したが、すでに死に体になりかけた
会社の経営をしたいという人間はおらず依頼はすべて断られた。
困った彼らはいつまでもCEO空位というわけにもいかないので、
仕方なく内部からある人間を昇進させて体裁を保った。

その人間こそ「マイケルカプラス」である。

彼が問題とされたことは何か?彼はなんと経理出身で営業やら
マーケッティングなど現場の経験がゼロであったことである。

その後のコンパックはどうだったか?低迷を続け、アメリカ
ハイテクバブルの終焉とともに株価は下がり、一時期50ドルを
超えていたのが10ドルも届かない状態に陥ってしまった。
(ストックオプションを持っている人は泣いているに違いない)

その間彼は何をしたか?ひたすらリストラをして、経費節約を
掲げただけである。会社としての将来的な再建のビジョンを
社員に伝えることもなく、ただただ買い取り先に少しでも
よく見られるよう、そのときばかりの厚化粧を施しただけの
人間である。(経理出身らしいといえばその通りだが)

結果HPという優良企業に買われて(逆に何故HPはコンパックを
買ったか、何が魅力だったか、甚だ疑問)倒産よりははるかに
少ない社員の解雇ですんだことによって、彼の経営者として
の寿命を延ばした。しかし彼はグローバルな企業のCEOとして
適任だったかどうかは、ぼくの印象からは明らかに「?」である。
最後は哀れであったとはいえ、前任者ファイファーの方がはるか
に野心的で、社員、株主に貢献したということは言うまでもない。

そんな彼が再建中のWorldComのCEOに赴任した。破産した以上
帳簿には監視の目が届き、心配はいらないだろう。今後は顧客、
株主そして取引先との信頼関係をとり戻すため、彼は大いに
指導力を発揮して、会社を再建へのレールにのせなければいけ
ない。

アメリカ経済の先行きの不透明感が増す中、彼のお手並み拝見
といったところである。



2002年11月16日(土) 今日の1日

またかと思うけど、特にこれといって書くこともない
ので、また今日の1日を。

朝9時から練習に行く。で12時半まで拘束。昼ちょっと
休んでまた2時から練習。5時半まで拘束。その後夕飯
作って(今日は鶏肉ないけど親子丼)食べる。その後
7時からバレーボールの試合を見にいく。Homeで最後の
試合とあって、多少感傷的な試合だった。4年生はこれで
最後、少しはほっとするのだろうか。

で家に帰る。今日はいろいろなところで各カンファレンス
のチャンピオンシップをかけた試合がやっているはずだ
が、(もちろんフットボールの話)ESPNが見れないと
たいした試合をやっていない。まさにやることなし。

あまりしたくないけど、大人しく勉強することになろう。

明日も練習。あぁ、つまらん週末。



2002年11月15日(金) 今日一日のこと

特にこれ、ということはないので今日一日であったことを。

昨日のフットボールの試合は女子バスケの選手そして
トレーナーもみんな観たようで、その文句はすごかった。
特に決定的なFG(距離で30yds前後)をはずしまくった
キッカーへは集中砲火。最後に「彼の奨学金をはずせ」
という発言を聞いたとき、「こいつらも同じこと考えてる」
って思ったけど、その発言、君らもフリースローはずし
まくって負けたら自分らもそういわれることをわかって
るんだろうか?とも思った。

女子バスケの練習はひまだ。練習前にテーピングをまく
ことはほとんどないし、温めてストレッチしてあげる
にしても1人程度。我の頻度もフットボールに比べれば
格段に落ちるので、練習中はまったくでもってひまで、
起きているのに苦労する。じゃ勉強すればって思うけど
勉強するには騒々しい。困ったものだ。

バスケの練習が6時半頃終わって、7時から体育館で
バレーボールの試合を観た。そこでソフトボールの
女の子も見に来ていて、何人かと久しぶりに再会した。
試合はフルセットまでもつれたが、結局負けた。競り
合いに弱いのはフットボールだけでなく、USM全体の
傾向なのかも。金もないし、育ちもよくないのだから
もっとがむしゃらにやっていいのに。

明日は土曜日だと言うのに2部練で拘束されまくり。
大してやることはないのに。そもそも15人しかいない
部活に1人のGAと5人の学生トレーナーは多すぎる。

暇もまたつらいなり。



2002年11月14日(木) National Televised Embarassment II

今日はvsルイビルとのフットボールの試合がありました。

結果はESPNで放映された通り。感想?

WE SUCKED.

言葉もありません。奨学金もらってスポーツしている奴ら、
自覚しろ。金返せ。

以上



2002年11月13日(水) 日本語での長電話

昨日電話が復活し、今日サウスカロライナに住んでいる
友人から電話をいただきました。

えらい長電話をしてしまった。

彼と話すのは久しぶりだったせいか話題につきること
なく、また専攻も一緒、スポーツが好きなことも一緒
と、長電話の条件としてはぴったりでないかと。

でも電話代負担させてほんとごめん。
今度はぼくが電話かけます。

一方的かも知れないけど、かなりストレス解消できました。

今週末ファンタジーフットボールで対決するけど、そこで
譲ってあげられないのが残念。勝たせてもらいます。

あと、遊びに来れるときは連絡下さい。



2002年11月12日(火) 電話再開通

この3日間、もしかしたらこの日記を訪れていただいた
方がいるかも知れませんが、更新されておらず落胆
させて(大袈裟?)しまいすみません。

でもぼくの問題ではなくなんと電話が不通でインター
ネットに接続できなかったのです。

それは日曜日の朝でした。友達に連絡を入れようと
して受話器をとると「−−−」無音。あれ、どうした
ものかと思ってもう一度おいて取り直す。「−−−」
あ、故障だってわかった。

友達の家に行き、電話会社に電話させてもらう。
聞くとすでに報告があったらしく、ぼくが住んでる
アパートに配線されているもののうち、別の工事で
誤って電話線を傷つけて不通となってるとのこと。
遅くとも今夜中に復旧するというので、1日ぐらい
は仕方ないと思って遊びに出かける。

夜、確認をすると直ってない。それでも日曜だから
明日になれば直ってるだろうと思い、ほっておく。
そして月曜。まったく直っている気配がない。しかし
忙しく電話会社に文句をいう暇がなかった。

そして今日火曜日、3日目になりいらついてもう一度
電話しようと思ったが、もし彼らが本当のことを
言っているのなら、このアパート群でほかにも被害者
がいるはずだと思い、まずはマネージャーのオフィス
に行き、状況を確認する。話は本当で多数被害者が
いるらしい。電話を借りて文句の電話を入れようとすると
彼女が代表として文句をいってくれるらしく、マネージャー
自身が電話をしてくれた。確かに言い方がちょっと
きつい。電話後「急ぎで対処するって言ってるから
もうちょっと待って」っていってくれた。

で夜帰ってくると、なおってた。やっぱり文句をいい
続けなければいけないらしい。文句をいった者勝ち。

アメリカの公共サービスってこういうものである。



2002年11月11日(月) Exercise Phys テスト

今日はExercise Physのテストがあったが、全く
出来なかった。久しぶりの手ごたえのなさ。やばい
だろう。(というかこれは過去にさかのぼって書いた
日記なのでこう書いているが、実際やばかった)

今回は先生の意向が全く読めなかった。自分が
ここは大事、必要ということが質問に出ず、どちら
かというと、こういう読みを意図的にはずしたような
感があるような出題の仕方だった。

ま、こういうこともあろう。すべてがうまくいくのは
難しいし。

ただ将来的に本当にこの専攻を終了するのであれば
この部分はきちんと補習しておかなくてはいけない
だろうけど、いまだにいまいち興味がもてない。

早く進路を自ら決めなくては。



2002年11月10日(日) アメリカ版リングを見て

こっちにいる友人がアメリカ版リングを見たというので、
ぼくも行ってきました。ちなみに日本版は見たことない
です。もちろん貞子という主人公と、ビデオテープを
見た人が1週間後に死んでしまう、というストーリーは
知ってましたが。

でいつも通りまず結果を言うと、、、

余り怖くなかった。

もっと怖いかと思った。一緒に見にいったアメリカ人の
女の子も評判ほど怖くなかったって言ってた。

アメリカ人にあーゆー恨みつらみっていう感覚があるん
だろうか?日本の文化を知らないと伝わりきれない気が
した。逆に縁起の悪いこととして、主人公の生い立ちを探し
ている人がはしごの下を歩くシーンがあったが、これは
日本版にはないだろうと思った。

アメリカ人にとっては怖いことが露骨に連発した方が
より怖がる気がする。例えば13日の金曜日みたいに何人も
が襲われるとか。これはビデオ見てから1週間時間があり、
その間に恐怖がたまっていく人と、それまでは安心して
しまう人に別れてしまった気がした。

ただクライマックスはほっとしたところで、そうではなかった
ので怖いだろうけど。

話によると日本版はかなりストーリーが違うらしい。機会が
あったら見てみようっと。きっとこれより怖いはず。

それとおまけですが、最後の最後の場面で男性が襲われる前に
勝手にビデオが立ち上がり、電話が鳴っているシーンがあった
んだけど、映画の中と全く同じタイミングで客席でも携帯電話
が鳴った。その子はあわてて携帯電話をもって外に出たんだけど、
外から「今リングみてて、こんなところで怖いからかけてこない
でよ」と言うのが聞こえてきて、場内爆笑となってしまったの
が、余り怖くなかった原因の一つかも知れない。



2002年11月09日(土) ウォールマートでの物価

アルバートソン、Kマートが消えた今、ハティスバーグで
はWalMart以外に大きなスーパーがない。食料品もおいて
いるスーパーセンターがハティスバーグに2軒、そして
すぐ近くのペタルにもただのWalMartがスーパーセンター
に昇格してはや6ヶ月近く。この辺りはWalMartの独壇場
であるといって過言ではない。

これは何を意味するかというと、WalMartがこの地域での
価格決定権をもったとぼくは断言する。(大袈裟?)
それは何故か?他店と競合していた部分で、今次々と値上げ
が断行されているからだ!(これは事実)

例えば昔37セントだったドーナツが44セントに上がった。
Great Valueのハムも50セントから56セントに上がった。
好きだったアイスも2.98ドルから3.74に上がったし、
レモネードも昔は88セントで売っていたのがいまや1.28ドルだ。
ほかにもぼくが気づいてないだけで、いろいろなものが値上げ
されているであろう。

この価格上昇はアメリカ全体の物価上昇と相成るものなのか、
それともWalMartによりこのあたりだけのものなのかはわからない。
しかし、店舗間による価格競争が減ったのだけは間違いないよう
である。



2002年11月08日(金) vs Natchez

はるばる行ってきました、ナチェス。地図でみると本当に
ミシシッピの西の端っこだ。12時半集合、1時出発。
往復6時間のバスの往復は楽ではない。

途中ゲーム前の食事として、レストランに立ち寄った。
予約しているメニューをみてびっくりした。なんと
ステーキだった。しかも子供達は喜んでコーラや
スプライトを飲んでる。栄養学的にはゲーム前の食事
として最悪。後で後悔しないといいが。

そして到着、田舎のせいかまたもや立派なスタジアム。
今日はテーピングが忙しかった。何本の足を巻いたか
わからない。少なくとも10人は巻いたから20本?さら
にスパイクの上からもテーピングしたから、最終的に
はどのくらいだったんだろう?にわかヘッドトレーナー
気分。

なんとここは黒人が多い高校で、バンドがジャクソン州立
のように踊る、踊る。みていて面白い。出し物として
彼らの演奏、ダンスは本当に面白い。日本からの観光客
が来るのなら、こういうのをみせるべきだ。

で試合。立ち上がり、意味もなくミスから2TDを1Qで相手
に献上する。両方ともエクスチェンジミスから。嫌な
ムードが漂う。選手のエンジンがまったくかかってない。
勝手にステーキ食べたせいで、消化が終わってないため
と理解する。

1Qは最悪だった。オフェンスもディフェンスも元気ない。
2Qに入ってどうにか建て直し、前半終了間際に1TDをあげ
るも肝心なTFPでキックをはずす。いやーなムードが
やっぱり続く。6-14で後半へ

後半相手が立て直して最初ドライブを許すも、どうにか
持ちこたえる。TDを奪えないものの、相手のキッキング
のまずさにも助けられてほとんどが敵陣でのやり取りと
なる。このまま4Qに突入。

有利なフィールドポジションがついに吉と出る。一つの
プレーが抜け出てTD、2ポイントは失敗するものの12-14と
拮抗する。その後もうちはモメンタムを離さない。残り
4分弱で逆転のTD、2ポイントも決まり20-14となる。ここで
ベンチは勝ったかの気分。しかしまだ山はあった。相手の
パスが決まり始める。(このとき何故彼らはこの試合こう
やってパスを投げなかったんだろうと不思議に思った。)
それがテンポよく決まり残り1分ちょっと非情にもTDを
とられる。終わりかと思いかけたその瞬間、今度は向こう
がTFPをはずし、20-20の同点。命拾い。

キックリターン後の運命をかけた最後のドライブ。複雑
なプレーアクションからのパスがRBに決まる。敵陣20yds
ぐらいまで前進。ここでランとパスを1回ずつ使い、1st
Down更新。ここでメジャーがあり一端時計が止まるも、
審判の手が回った瞬間、時計が再び動き出した。それに
気づかないでハドルをするオフェンス。コーチがあわてて
タイムアウトを要求。残り5秒でタイムアウト。ここで
プレースキッカーを入れ望みをかけた25yds程度のFGを
蹴らせる。みんなが入ることを祈った。スナップ、蹴った、
入った、残り0秒、23-20、0-14からの見事なカムバック。

3年生にとって最後の試合のためか、まるで優勝したかの
ようにグランドに下りてくるチア、選手の両親達。それを
横目に後片付けをしたおれ。うーん、トレーナーの鏡だ。

これがPetal Highでの恐らく人生最後の仕事だった。
終わりが劇的でしかも勝てただけに本当によかった。

Petalに戻り、荷物をすべてトレーニングルームに運び、
解散となった。今日で最後なのでコーチ陣に挨拶に行くと
いろいろとねぎらいの言葉をいただいた。来年も来てと
言われるも、現実的にはかなりの確率でここを離れる
ことを伝えると、じゃ離れる前に一度顔を見せに来いと
のこと。正直、うれしかったかな。

かくして高校生フットボールのシーズンが終わり、ぼくの
ローテーションも終わりました。来週からは女子バスケです。



2002年11月07日(木) アメリカの女子サッカー

現在高校で実習をしているが、主に見ているのはフットボール
である。ただ皆さんがご存知の通り、こっちの部活はシーズン
制で、フットボールは今週でもって終わりになる。これが
終わると、バスケット及びサッカーのシーズン突入となる
のだ。

で試合は始まっていないものの、練習は始まりサッカー、
バスケの選手の子がトレーニングルームに訪れるようになった。
前から気づいていて不思議に思っていたのだが、女子サッカー
に黒人の女の子は在籍しない。比較的華奢でかわいい感じの
白人の女の子が多く、おせじにも「アスレティック」とは
思えない。

何故だろうか?ずいぶんと昔にも書いたと思うけど、女子に
とってサッカーは白人のスポーツなのだ。大学では本格的に
やるのでラテン系が混じるが、中学、高校ではお嬢ちゃんの
スポーツなのだ。バスケは黒人とプレーしなくてはいけない
がサッカーはその心配がない。だから親は心配せずに娘に
サッカーをやらせるのである。この辺りの差別は非常に露骨。

がゆえに、スポーツをしたことのない子の参加も多く、痛み
の我慢度も非常に低い。シンスプリントで泣いた子を初めて
みた。むこうずねがじんじん痛い?当たり前だ、初めて
一生懸命走って、ボールをけってればそんなこともある。
でもそんなもん我慢の範囲だ、さっさと練習に戻れ!って
心では叫んでいるんだけど、その子がかわいいので足の裏に
テーピングをしてやり、「練習後にはアイシングしにここに
おいで」といってあげた。いやぁ、やさしいトレーナーを
演じてしまった。

うーん、おやじはいってるかも。

でもトレーナーも人の子である。





2002年11月06日(水) 進路のこと

また進路のこと書くんかい?といわれそうだけど、
最近のもっとも関心あるトピックだから勘弁して。

正直なところ今はアメリカに残る線で方向を見出そう
としてる。来年の5月に帰るのはどう考えても中途
半端。英語でも出来るようになったとは言い難いしね。

で今日夕方からの授業でクイズがあったんだけど、
それが終了したあと(テスト、クイズは悲しいかな
いっつもぼくがびりで答案を提出する。)先生が
ちょっといいか、というので立ち話をした。

AT programを来年5月で卒業するのを知っていたみたい
で、その後どうするのか?という。正直にここの大学院に
入っても奨学金やらアシスタントシップももらえなかった
ので、他の大学院に移ると伝えた。すると、先生が
「実は来年ならぼくにグラントがついて、君にアシス
タントシップを出せるんだ」という。で、よかったら
それであと1年すごして修士を終了してもいいし、もし
希望すれば残るのも(これは博士課程のことだろう)いい
という。また、普段授業とは別に研究をやってるグループ
があるので、顔を出してみることをすすめると言ってくれた。
ま、悪い話ではない。

ただ正直なところを話すとUSMにこれ以上いたくない。
施設、教授陣は物足りないし、改善しようという
意思も見られない。今後の方針も日本の経済政策のようで
絵に描いた餅ばかり。留学生へのサポートもないに等しく
管理の仕方は我慢の限界を超える。何より学生がお気楽で
(逆にある意味うらやましいが)、勉強する雰囲気ではない。

とは言っても保険が欲しいので、むげに断ることはしないが。

さて来年の8月、ぼくはどこにいるでしょう?



2002年11月05日(火) 今日の出来事

今日は朝7時から授業。そのままトレーニングルームに
残り、12時過ぎまで選手のお世話。でまた2時から
高校に行って高校生のお世話。6時頃帰ってちょっと
今ネットにつないで、これから明日のクイズの勉強。

でもあんまりやる気にならないのは、いつものこと。
だめじゃんねぇ。

今日自分にとってちょっとしたニュースがありました。
めでたい話しですが、自分なりに整理したいので後日、
少し時間を置いてからここに書いてみたいと思います。

きっと来週になるでしょう。

明日は晴れないかな。



2002年11月04日(月) 身近なプロフットボール選手たち

今日はカレーを作った。前にも書いたけどやっとこういう
温かいものを食べる気になった。冷房入れて食えばいい
じゃん、という言葉も聞こえてくるが作る気になれない。
ルーは日本から持ってきたものだから、日本のカレー。
うん、おいしい。

テレビでマンデーナイトフットボールを見てる。GBの
本拠地ウイスコンシン州のランボーフィールドからだ。
気温は31F。これって摂氏で0度じゃん。寒いわけだ。

GBのQBはおなじみのブレッドファーブ。でも先週末は
USMに治療を兼ねて遊びにきてたんだよね。というのは
先週GBはBye Weekで週末オフ。でブレッドファーブは家の
あるハティスバーグに帰ってきてたということ。ぼくは
会えなかったけど、トレーニングルームにいた友達は
話したという。

ぼくもTCUに行ったとき、USMの卒業生で現在ダラス
カウボーイズで活躍している選手と会って話したけど
こっちは当たり前のようにプロのフットボール選手が
身近にいる。日本で野球やサッカーでプロの友達がいな
かっただけに、ぼくにとっては非常に新鮮だ。

ま、もっとも連絡とりあうほどの仲ではないんだけどね。



2002年11月03日(日) 今週末のフットボール

最近週末になると雨となる。今日も例外でない。
ゴルフに行こうかな、と朝そわそわしてテレビをつける
と今日は雨の予報。明日も雨らしい。なんで折角会員権
買ってるのに行けないじゃん。

仕方なくなんとなくレポートやったり、テレビを見たり
して過ごした。平凡な週末だ。それが贅沢なのはわかって
いるけど。

今週末のフットボールで予想外の結果はノートルダムが
ボストンカレッジに敗れたこと。これでノートルダムの
全勝が消えた。彼らのスケジュールがタフなのは変わらない
けどこれでランクがおちてしまうだろう。

ジョージアは、、、負けたんだ。これだからSECはわからない。
ランク外でも全く気が抜けないから、このカンファレンスは
本当に大変だよね。もっともだから人気があるんだけど。

でNFLを2試合見てしまった。感想だけど、キッカーのレベル
落ちてない?正面からの27ydsのFGをはずすってどういうこと?
これはSFのキッカーの話しだけど、他でもぽろぽろ失敗して
るみたい。もっともどこかの大学のキッカーも同じ距離を
こないだはずしてるけどね。

キッカーのポジションってあまり移り変わりないけど、
もっといい選手っていないんだろうか?サッカーやってる
国からもっとプロを拾ってくればいいのに。



2002年11月02日(土) H'burgの秋

一度寒くなってから、一時期また暖かかったここハティスバーグも
涼しくなったきた。昼間は日向さえいればぽかぽかしているが、
常にスウェット(上)を一枚用意するようになった。

夜は窓を少し開けておくと、非常に心地よい室温になる。クーラー
をいれて寝るのもいいが、何もせずにひんやりとした空気を受けて
ベッドにもぐるのもまたいい。それと食事への苦労が格段に減った。
夏は熱いものを作る気にも食べる気にもならないが、今は温かい
ものを作って食べると非常においしいし、味噌汁やスープも一緒
に飲む気になる。ちなみに今日はカルボナーラ、卵スープと紅茶
が夕飯だった。

春と違っていいのは花粉症がないこと。これはぼくにとって一番
重要なこと。気候的には同じでも気分が大違い。

残念なのはここの秋が短いこと。今年はいつまで秋が続いてくれる
だろうか?

今日は久しぶりにピアノを弾きに音楽の学科がある建物に行った。
ピアノの音も湿気が少ないためか、それとも自分の思い過ごしか
澄んでいるに聞こえる。デュークエリントンの枯葉でも弾いて
自分に酔おうとしたが楽譜がなく、コードを忘れて前に進まない。
また指が全然動かない。これでは折角の秋の気分が台無しだ。
時間見つけてまた弾きに来ようっと。



2002年11月01日(金) vs Wayne County

高校のフットボールはあと2週で終わりとなる。今日はPetalに
とってホームでの最終戦となった。12年生(高校3年生)に
とっては小さい頃からフットボールの試合をしてきた所での
最後のプレーとなるためか、多少の感情の高ぶりがあった
ようだ。試合前のセレモニーでは選手、チア、ダンス、
そしてマーチングバンドのすべてのSeniorが親と一緒に紹介
されていた。

今日の相手はWayne County、州でランク1位の強豪校だ。
向こうはregion優勝狙って驀進中、方やプレーオフは絶望的
な高校とモチベーション的にみれば向こうがはるかに高い
はずだったが、ところがどうして前半はうちが主導権を握り
続けた。

度重なる3rd down、4th downでのダウン更新。ギャンブル
プレー(パントフェイクのランやいきなりのオンサイドキック)
もすべて決まり、完全にゲームを支配していた。前半を終わって
21−21、この結果を誰が予想したであろうか?

ハーフタイムのミーティングも皆顔が明るい。こんなのを見た
のは久しぶりだ。

第3Q、自陣深くでボールを持ちいきなりピンチになるものの
どうにか持ちこたえる。それに答えるようにディフェンスが
相手をとめ、さらにパントをブロックした。相手陣深くで
攻撃権獲得、絶好の得点機。ただここでコーチが何を考えた
かパスで一気に点を取りにいこうとした。今までランが効果的
に出ていたのに。サックの嵐でFG圏内からも遠ざかる。結局
パントも不発で、得点できなくても相手にプレッシャーを
与えられる位置で攻撃権を渡せなかった。それでも3Qは同点
で持ちこたえた。

しかしフィールドポジションがよくない。結果、パス2本を
簡単に繋がれてTD。その後もうちに疲れが出たのと、相手が
パスを中心に組み立ててきてそれをうちが止められず、4Qに
3TDを献上。ファイナルスコアは21-41だった。

勝てた試合だった。いい試合だったけどあえて今日の試合を
総括するなら、コーチングの差。相手のパスがうまかったとは
いえいくつものパッケージを持っているわけでもなく、ルート
も基本的なもの。用意していれば止められたはずだ。また
フロントのプレッシャーも全くかかっておらず無策ぶりを披露
した。これはスカウティングだけでなく、当日レベルで解消
出来るものだと思うが、ここのコーチはそれが出来なかった。

また相手ラインは相当癖があった。きちんとしていればもっと
楽に止まったはず。

もっとも今日の試合は相手のランを止めることが最大の目標
だった。その点でいえば十分な合格点だろう。オフェンスも
実力の範囲でよくやった。結局は相手の懐が深かったという
ところか、残念だけど。


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