星 間 旅 行
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2003年12月19日(金) |
ボートピープルならぬカーピープル |
家がない。私達は、ワゴン車とともに生活しながら放浪していた。常に食べるものへの心配があった。ある日は土砂降りの中、カッパを着てくじらほど大きな魚をさばいた。 わたしは、みんなを実家に連れていった。家には、だれもいなかったのでみんなは思い思いに横になった。 私達はそれぞれに、思ったイメージのようなものを、ドレッサーの鏡の中に配置していった。ドレッサーの右脇には木でできた球のようなものがあってそれがスクロールバーの役目をしていた。 私は、仲間のhonのことが気になっていて、みんなのいないところで、セックスしたいような気がした。
2003年12月12日(金) |
ハワイ旅行が当たった |
念願のハワイへいけることになった。懸賞で当たったのだけれど、もうひとりの当選した男性と同室になるということで、どんな人なのかは知らされていなかった。地図で、泊まるホテルの場所だけは把握しておいた。 ハワイ(のある島)に降り立ってみると地図では確認していたが、迷ってしまった。スーパーなどに入ると、日本のものも結構売られているようで、安心した。日本人らしき子供もいて、ここに移住している人もたくさんいるのだと思った。日本人の通う学校もあるらしく、セーラー服の少女も歩いていた。初めてのハワイが、想像と違ったので、内心ガッカリしていた。 駅を出て、思う方向に歩いていくと、貧しい旅館が並ぶ道に入った。そこでは店のおじさんやおばさんが「ここに泊まりなさい」といわんばかりのまなざしを向けてきた。小さな子供達が道端で遊んでいた。向こうには海岸があった。私は、ここに泊まってもいいのかもしれないけれど、ホテルが決まっているし、相方の男性も待っているだろうからと、自分のホテルを探しはじめた。 海岸はサーフボードを持った人や海水浴を楽しむ人たちで一杯だった。海岸の砂は泥で真っ黒だった。そのことに、また落胆を感じながらも、ホテルを探し歩いた。通り過ぎたあのホテルかもとおもい 行ったり来たりした。 誰かが、私の泊まるべきところを教えてくれた。「ダイヤモンドパレス 猿」という名前のホテルだった。それはさっき通りがかりに見たドライブインみたいなホテルだった。 フロントで、懸賞の当選の旨を説明すると、相部屋になる男性と電話で話しているようだった。 レストランに案内された。男性が待っているという。案内人は、その男性の容貌を知らないが、声の記憶だけで分かると言っていた。いろんな人がいた。男、女、カップル・・・。「あの人です。」と言われる前にその男性のことを、貧相な老人だなと思った。私は少しがっかりして、同じ部屋でも関わりを持たなければいいんだと思い直した。同時に、床を同じにする可能性もないわけではない、イヤだけど。と思っていた。
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