DIARY独り言

 

 

風が強い日 - 2004年01月31日(土)

今日も朝から晴天。青空が広がっていて気温も上がるらしいが、時折強い風が窓をゆする。

昨日の続きの「スローカーブを、もう一球」の残り二つの短編を読み終わった。あらためて作者 山際淳司の洗練された語り口に感動する。

その後は、向田邦子の「父の詫び状」をいくつか読んでみた。昭和初期の家族の様子が赤裸々に綴られている。それも向田家の長女としての視点から。現代の家庭とはだいぶ様相が違う。小説の切り口が女性らしい視点から描かれているのと、時代背景が今の気分と違うので、この本はまた次の機会に読むとしよう。

郁さんの小さな本棚に「山際淳司スポーツノンフィクション傑作集」という分厚い本があったのでこれを読む。ルーキーという短編は清原選手にまつわる無名の選手の群像が描かれている。やっぱりこの人はスポットライトの当て方が上手い人だ。

午後になって部活から茉由が帰ってきたので、家族4人でボーリングに行った。うーん子供達はそんなに上手くはないけれど、楽しそうだったよ。


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スローカーブを、もう一球 - 2004年01月30日(金)

こんなに家にひきこもる休暇もめずらしい。ポカポカ少し暖かくなると天気予報は言っていたけれど、朝からこたつで本を読む。昨日の続きの新潮文庫「その時殺しの手が動く」新潮45編集部編 だ。

うー暗くて重いなぁ。この本が重いのは、ある意味自分の中にも殺人者を理解できる部分があるからなんだ。まったく理解できない存在であれば、他人事ですむ。凶悪な殺人事件の背景を読んでいて他人ごととして済まされないところに不安が蘇るのだ。

紙一重の匙加減で人は殺人者にも被害者にもなってしまうという恐怖がこの本にはある。

午後になって万豚記という中華料理店で昼ご飯を郁さんと食べて、あきるのの東急へ買い物など行った。近くのリカーショップで、ジンとウォッカ、クラブソーダとワインなどを買った。たまにはカクテルでも作ろうかと思って。

買い物から帰ると再びこたつで本を読む。次は山際淳司の「スローカーブを、もう一球」だ。こちらはスポーツ選手のドキュメント。作者は数年前若くして亡くなってしまった。NHKのスポーツ解説を休業しているんだと思っていたら、しばらくして訃報がその番組から伝えられた。

「江夏の21球」などは有名。でも表舞台に立つことのできなかったバッティングピッチャーの物語など、必ずしも成功したヒーローの物語ばかりではないところが彼らしい。成功者がいれば、落ちこぼれてゆく人もいる。人間らしい表現と綿密に行われただろう取材に彼の才能を感じる。輝くサクセスストーリーよりもどこか影のある選手の心象風景をリアルに表現する彼の文章に好感をもちつつ読んだ。

自分を表現することのない、スポーツ選手の人生が彼のペンによって蘇り、読者に感動を与える。普段知ることのないスポーツ選手の心の渕を表現する貴重な作家だったのだなぁ、と思いあらためて作者の急逝を悼む。


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ターミネーター3は壊しすぎ - 2004年01月29日(木)

朝方出発しようかと少しためらっていたら、ケーブルTVの契約で午後2時頃営業の人が来るということになったので、家でだらだらしていた。郁さんは誰かに頼まれた、封筒の宛名書きをずーっとしていた。

こういう根の詰め方は僕にはできないところだ。僕は暇になったので、ターミネーター3を借りてきて一人で観ていた。女性のターミネーターはとても美しくて強いんだ。でもなんだかなぁってくらいに壊しすぎ。アメリカ映画は壊すことに力を注ぎすぎだよ。つまらん。

そして午後も暇なもので、古本を買いにいって、「その時殺しの手が動く 新潮45編集部編」というノンフィクションの文庫と中古CD二枚を買ってきた。

実際に起こった殺人事件が詳しくレポートされている文庫本は、かなり重い。読みすすめるのを戸惑うくらいに重い。でも実際に事件を捜査する警察官や関係者の人たちはもっとつらいんだろう。

でも重い気分に浸っているわけにもいかず、読むのをやめて郁さんや、茉由と話す。茉由は「着信あり」とかいう映画を今日見てきたらしい。高校が推薦入学試験だから休みなんだ。バレンタインのチョコなど買ってタノシそうだ。


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どんよりそしてクラシックラガー - 2004年01月28日(水)

明日から三連休です。今の段階でもどうする予定もなく、家でだらだら過ごすのも良いものかなって思っていたり。でも、きっとどっか行くんじゃない。って言う人もいる。さあどうしようかな。

今日は試験でした。30分の試験が5教科。とほほでどんよりでした。でもこれも終わったから、遠慮なく自分の好きな本や雑誌も読めるというもの。電車の中でしか、本や雑誌は読めないけれど、テキストを読まなきゃっていう強迫観念からは、開放されます。(といっても、ほとんどたいした勉強もしなかった。)

そんなんで、深夜に家に帰ってから、キリンのクラシックラガーを飲んだ。この間買っておいたんだ。いつもはサッポロの北海道生搾りなのだ。郁さんも珍しく起きていたので二人で。

駅から家に帰る時に、いつも寄り道しようかと思うショットバーがある。今日もガラスのドアから中を覗きながら足早に家に向かってしまった。一つは寒いのと、お風呂に入ってのんびりしたいから…。ソルティードック、ニューヨーク、マティーニでも飲んでみたいが、カクテルも次の日きくんだよな。

やっぱり家が一番よいのだろう。




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日記サイトを漂う - 2004年01月27日(火)

エンピツという日記サイトを回っていると、たくさんの人の日記を目のあたりにする。そんな中でも、妙に波長があう日記に出会う時がある。感じ方や、言葉遣いや、表現に波長がある。それは年齢でもなく、性別でもない。人として共感できるところがあるんだな。

だからそんなサイトを探してさまようこともある。でも摂食障害の日記やリストカットや覚せい剤の日記に出会うこともあって。とても複雑な気分です。この世の中には、紙一重の生活をしている人がたくさんいることに気づきます。自分でコントロールできない自分に戸惑う人達。でも最終的には、自分を意思の力ではなく自然の力で律することしか救われる道はないと思う。大きな運命に身をまかせつつ、他力の治癒力を利用する。自分の存在なんて小さなもの。自分をあまりにも信じすぎてはいけない。自分の力を過信するから、絶望してしまう。

29日から三連休だ。でも寒いから、家でねてようか。それとも…。


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ハムトーストと冬枯れの山並 - 2004年01月26日(月)

最近雨が降らない。今日も朝から抜けるような青い空。8時半に歯を磨き、45分にはきゅうりのスライスとマヨネーズが挟まったハムトーストを食べた。

11時にストーブの石油を買いにスタンドまで行って、夕食のおかずとお昼のお弁当を買って家に帰った。

14時にバイクのエンジンを少し回そうと、五日市から青梅へと峠を越えてバイクの散歩。冬枯れの山並みを見ながら峠のカーブを傾きながら旋回する。

17時にケーブルTVの申し込みをして、やがて娘達が帰ってきて夜も深まる。

今週は三連休がある。どっか行くの?と家族が聞いてくるが、今はそんな気持も起きない。最高気温は9度。寒い日が続く。


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雑多な一日 - 2004年01月25日(日)

うーん困ったもんだ。高一の娘が寝室で寝るくせがついてしまった。これってどうすればいいんだろうか。まぁ、いいっか。他人に言わせると、僕の帰りがいつも遅いので、とうちゃんの寝る場所を占領し始めているんじゃなぃ。なんて。

ますます家路が遠くなるぜ…。今日もいろいろあった。面白いこと…。ここでは書けないけど。具体的には。とてもやばくなった時に人がどういうふうに判断するか。このあたりが勝敗の分かれ目だ。今日の判断は正しかったと思う。(このあたりが謙虚さに欠けるところなんだろうな。)窮地に経たされた時にどう判断するか。時間はない。でもいい教訓だった。失敗から教訓を得ればいいんだ。(何のことやらわからないですね。)








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キラークィーン - 2004年01月24日(土)

家に帰って椅子に座るとまずなぜかTVをつけている自分。やっぱり何か音が欲しいのか、映像が欲しいのか。一人きりは嫌なのか。
HONDAの車のCMでキラークィーンが流れる。新聞を読んでいても一瞬びっくりしてTVを見つめてしまう。今聞いても美しいメロディーとハーモニー。ほっとすると同時に心が動く。

女の人は恋をすると美しくなるという。であるならば、世の中の女性全てが恋をすればみんな美しくなってひょっとすると戦争なんて起こらないのかもしれない。ジョンレノンがLOVE&PEACEと言ってから時は流れた。

恋をして美しくなる女性を見るのは好きだ。笑顔一つとってもやさしく微笑むようになる。


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冬の休日 - 2004年01月23日(金)

たくさんの出来事があった一日で、何を書いたらいいかわからないくらい。言葉にすると熱さが冷めてしまうようで。

車検の予約をとっていたので、車を預ける。そろそろこの車もやばそうーだ。エンジンオイルが漏れているらしい。パッキン交換で約7万円かかるらしい。
どうしようか。でも乗換えを考え修理しないことにした。さて車も買い換えないと。

家に帰って久しぶりに家族と語らう。きりたんぽを買おうと思ら、こんなの、お米をつぶして割り箸にでも巻き付ければいいんでない、といって家で郁さんが造ってみたらこれが美味しい。この辺のアレンジ感覚は尊敬します。

鍋でブラックタイガー海老等を煮たけど、これを食べようとすると、足がたくさん生えていて気持悪い。茉由にこれ剥け、といったら「素直に剥いて。って言えばいいのに。」と言いながらも剥いてくれた。僕はたくさん足が生えているのは苦手なんだよ。

よくよく見るとブラックタイガー海老の足ははさみになっていない。日本の赤い海老は足が一本一本はさみになっているんでは?

いずれにしても佳那と茉由がいまでも素直に育っているのはほんとに郁さんのおかげ。僕はほとんど何もしていない。「適度に怖いのが良いんじゃない。」って茉由が言ってたけど、そのとおり。権利とか自由の前に義務と責任について教えるべき。

郁さんと娘達とじっくり話すのは楽しい。みんな大人になってきた。大人の会話がだんだん普通にできることも新鮮。


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日本酒文化について - 2004年01月22日(木)

最近、夕刊がオモシロイって思うことが多い。きっと前から面白かったのかもしれない。ただ、去年の年末から、家に帰ると12時を回っていることがほとんどで、当然郁さんにも「もう寝ててね。」って言っているわけで、家に帰るとポツンと一人で夕刊を読みながら、レンジで温めたおかずをつまんでビールを飲んでる。
そんな時に味気ない深夜のTVよりも、夕刊は読み応えがあり楽しいのかも知れない。結局TVはつけているだけで、ほとんど新聞を読んでいる。

で、今日の面白い記事、紹介します。毎日新聞夕刊、特集ワイド2 「心込めてお燗したお酒をついであげてください。」 随筆家 佐々木久子さんの記事です。

お酒とは日本の文化であった。お正月にはお父さんが家族みんなにお酒をつぎ、あいさつした。一年のけじめのお酒を家族に飲ませた。晴れ着を着る日は、家族のお膳にもお銚子をつけてくれ、お酒のイロハをきっちり仕込んでくれた。お酒との出会いは家庭だったと、お酒が古き日本の家庭にとってどういう位置付けにあったかを語る。

そしてその後…(ここからは引用です。)

「池波正太郎先生がおっしゃっていました。お酒と言うものは人間の考え出した素晴らしい芸術品、その本質は酔うことですよ。酒量をひけらかしたり、威張ったり、女の子に触ったり、飲めない人に無理強いしたり、そんなのは品性の下劣。お酒を飲むとは、その功徳を味わうことなのです。〜

 お燗がうれしく、おいしいのは、やさしい心遣いが見えることです。ぐらぐら湯だった鉄瓶にお銚子をつけると、みるみるお銚子の口にお酒が盛り上がってきて、お米の命がよみがえってくる。〜

お酒は知れば知るほど深いもの。〜 泣き出したいほど感動した言葉があります。

「お酒は心をつぐもの」

こよなくお酒を愛された文豪、幸田露伴先生の言葉です。どうでしょう?居酒屋のマスターでも、家庭の奥さんでも、お酒をつぐときに思い出してもらえたら。「お疲れさま」「ありがとう」と声にださずとも、心をこめ、ころあいにお燗したお酒をついであげてくだされば…。」

お酒を飲んで、豹変したり、品性が低下したり、やたらにうるさくなったりって言うのはやっぱりよろしくないようだ。中学生の頃、何かの文章で、今は亡き井上靖という作家が、とてもきれいにお酒を飲むと書いてあった。酒豪ではあるが、飲んでも変わらずに泰然としている。当時僕はお酒の飲み方も知らない中学生であったけれど、深く心に残り、大人になってお酒を飲んでも、変わらずにいたいと思ったものだ。

今日の新聞の佐々木久子さんの特集はとても、いい記事。自分の酔いをよく見て、日本の酒文化を汚さないように酔いたいと思う。




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溜息しか出ないよ - 2004年01月21日(水)

うーん。なんだか気分が晴れない日々が続いています。たまには、パーッとバカ騒ぎしたい気分です。でも明日のこと考えると、なかなか。

そう考えるとやっぱりツーリングに出るしかないかな。伊豆とか房総あたりに行くかな。それとも春になるまで蛙のようにじ〜っと冬眠していて一気に弾けようかな。いわゆるエネルギーが溜まっている状態です。

あー、試験もあるし。いやだいやだ。


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冬の楽しみ - 2004年01月20日(火)

この季節の楽しみってなんだろう。朝の通勤電車の中で思う。スキーもしない僕は何もない。でも寒くてコートのポケットに手を突っ込んでマフラーの中に顔をうずめてじっとしていることが、ある意味快感なのかなぁって思った。シーンとした寒さの快感。時折、太陽の光が窓から差し込むと少しだけ暖かくなるのも嬉しい。

子供の頃は、水溜りが凍っているのを足で踏み砕いてみたり、吐く息が白くて空に向かってはきながら歩くのも楽しかった。そしてこたつの温もり。重い布団の下で眠る夜。瞬く星空。

バイクに乗って旅に出るにはまだ少し勇気がいる季節。冬こそ夜の時間を音楽でも聴きながら過ごしたりするのが良いのだろう。


今日の毎日新聞の夕刊の「特集ワイド」という記事は面白かった。報道写真家 石川文洋さんの149日、日本列島3,250キロの旅が記されていた。65歳の石川文洋さんが北海道宗谷岬から那覇まで歩いたらしい。放浪の旅に憧れる人には刺激になります。ご紹介したけれど夕刊の特集はインターネットにも掲載されていないと思います。65歳になっても歩いて旅する人がいる。素晴らしくすごい人生だ。




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真冬の午後少しだけ走る - 2004年01月19日(月)

ゆっくり寝て朝10時に携帯のバイブ音で起きた。ベットで話すが声が思うように出なかった。ちょうど起きようと思っていたところなので、案外爽やかな目覚め。
窓の外にはうっすらと雪。郁さんが雪が降ったんだよ、って言った。

久しぶりにタバスコをいっぱいかけたナポリタンを遅いお昼に食べて、そろそろバイクのエンジンもかけないとかからなくなってしまうと少し心配。昼過ぎに日ざしも射してきたことなのでセルを回してみた。数回セルを回してもかからない。チョークレバーを少し回したらやっとエンジンがかった。

よっしゃ!と、そのまま、武蔵村山の「ライコランド」まで走った。少し走らないと次には確実に走れなくなってしまいそうで。気温は10℃。まだまだツーリングに出るには早いようだ。でもそろそろ走り出す計画でも練ってみようかなぁ。


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罪の意識 - 2004年01月18日(日)

先週は本当に色々なことがあった。善と悪についても少しばかり考えた。人は生まれながらにして善なのか、それとも悪なのか。結論は出ない。もともと、たくさんいる人を一律に論じること自体無意味なこと。

ただし、世の中には善と悪の境界線は法によってキッチリと分かれている。この境界を越えたらどんなに良い人であろうと罪人となる。要はその人が善人であるか悪人であるかの問題ではなく、その人が行った行為が悪であれば罪人となる。だからいかなる理由があろうとも、敵討ちは認められないのだ。罪を憎んで人を憎まずということ。

でも罪を背負った人は、呵責の念にさいなまれる。かつての本来の自分に回帰したいと思う。心の底でかつての天真爛漫な自分に戻りたいと思うのだろう。だから罪を告白する。

全てを精算すれば少なくともきっと、新しいスタート地点には立つことができる。

時間は流れる。春になれば、花が咲く。好きな映画の「もう、頬杖はつかない」のラストシーンは爽やかだ。窓を開けると春一番が重苦しかった部屋のレースのカーテンを舞い上げる。そんな風に出発地点に立つことを祈る。



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新聞の写真 - 2004年01月17日(土)

今朝の新聞に陸上自衛隊先遣隊の写真が載っていた。この写真が時代を物語っているのと同時に昔と変わらぬ家族愛が感じれて感慨深い。一面に掲載されたこの写真は先遣隊員が制服を着て整列しているところに、小学校に入学するくらいの女の子が携帯カメラでお父さんの写真を撮っている姿が写されている。

写されているお父さんの後姿は、顔が携帯カメラを構えている娘さんの方にわずかに傾いている。迷彩模様の制服の背中には日の丸が。誰もが、この親子の幸せを祈るだろう、そんなストーリー性のある写真だった…。

今日は夕方から雪が降った。それ程積もってはいないけれど。降り始めが粉雪で途中から牡丹雪になった。明日の朝積もってなければよいが。降っている雪は美しいが、積もって2,3日した後の雪はゴミのように疎ましい。



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春の番組編成? - 2004年01月16日(金)

今朝駅まで歩いていると、太ももの内側の筋肉と右手首が痛い。どうやら昨日のボウリングの影響らしい。普段使わない筋肉をつかったんだなぁ。

休みの日は12時前に眠ってしまう。いつも眠れない分をここで取り返すんだ。

新番組の季節なんでしょうか、番宣が多い。昨日は一日中サラリーマン金太郎の俳優が赤いネクタイを締めてかなりわざとらしく…。今日の朝は、奥様は魔女の宣伝。悩ましげな魔女。深夜は砂の器。現代のシチュエーションに変更しているところがミソらしい。
どれも見ることはないだろうから、さして興味も湧かずただ眺めていた。ふーんこんなTVドラマが今の流行なんだ。そういえば昨日の夕方「愛という名のもとに」が放送されていたよ。この頃まではまだドラマ見ていたような気がする。

芥川賞と直木賞が発表になったようで。文学も活性化して、その余波で経済も活性化すればよいのになぁ。でも芥川賞の二人の作品はなんとなく読む気がしないなー。


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ボウリング - 2004年01月15日(木)

気温はとても冷え込んで、昨日の夜の天気予報のひまわり画像は、松坂牛のように霜降りの雲が日本列島の上空にかかっていた。日本海側や北海道では吹雪いているらしい。

今日は、なぜか郁さんとボーリング場行った。16号沿いにあるRound1というボーリング場。二人でボーリングに行くなんて、思い返せばとても凄いこと。子供達も高校生になって親の手から離れているんだなと思う。
3ゲームでアベレージは145くらい。結構調子いいんでない? 郁さんは110位かな。

夕方娘達が帰ってきて、ボーリングの話をしたら、今度みんなで行こうということになった。カラオケもあるので、ボーリングをした後、カラオケ行こうと決めた。

今日は空がきれいだったな。飛行機雲がツーと白い線を描きながら飛んでいた。




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空に浮かぶ半月 - 2004年01月14日(水)

みんな自分の心のことは話さない。でも人はみんな小さな出来事に心を動かしているんだ。感動することによって自分を感じる。だからやわらかい心をもって感動したら素直に言えばいいと思う。

でもなぜか、そんな時、自分の気持を隠してしまう。素直な自分になることは本当は一番難しいことのなのかもしれない。

今夜はとても寒い。多分この冬一番の寒さだろう。半月がぽかりと空に浮かんでいる。明日の朝は水溜りに氷がはるかもしれないな。


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つまらない一日 - 2004年01月13日(火)

なんだかつまらない一日だった。こんな日もたまにはあるわけで。
ボーっと帰りの電車の中で、ポケットに手を突っ込んで死んだ人のように目を瞑った。福生駅についても気分転換できない自分に気づいて、ポータブルMDのイヤーホーンを耳に突っ込みPlayスイッチを入れたら、大沢誉志幸の「そして僕は途方にくれる」が勢いよく飛び込んできた。

見上げる空には半月がぽっかりと浮かんでいて、冷蔵庫のように寒いけれどやがてこんな季節もやがては梅が咲く春がもうすぐ来る。

オートバイにも乗る事もなく、時間だけが静かに過ぎてゆく。


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河口湖オルゴール美術館 - 2004年01月12日(月)

久しぶりに家族4人がそろったので、河口湖のオルゴール美術館に行ってきた。4人で行動するのはほんとに久しぶりのことで、いつ以来かは正確にはわからないくらい。

オルゴール美術館は、思ったよりも盛りだくさんの内容でみんな満足のようでした。特に弦楽カルテットによる演奏は、とても良かったよ。あと自動演奏機の演奏は面白くもあり不思議な現象でした。

その前にお昼は、河口湖湖畔のお店でほうとううどんを食べたけれど、これも予想以上に美味しくて…。(以前食べた「ほうとう不動」なる大きなそれらしいお店はいったい何なんだろ。)

帰りの車の中で、カセットを聞いた。(実は車にCDもMDもついていないんだ。)佳那が持ってきたカセットはやっぱり古くて、広末の「MajiでKoiする5秒前」とかスピードの「Go!Go! Heaven」なんかを久しぶりに聞いた。ありゃー、いまや広末さんは結婚してお子様まで生まれようと言うのに、この時は若かったんだなー、などとみんなで話すには、おもろいテープでした。

郁さんはお土産に天使が回るオルゴールを買ったんだけど、家に着いたら亡き母の遺影の前に置いていた。彼女は郡上八幡に行ったときにも、うさぎのお香立てをやはりそこに置いていた。今でも彼女の心の中には、いつの時もお母さんが生きているんだということにこんな時に気づくのです。


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いつまでもかわいい人 - 2004年01月11日(日)

高橋真梨子というシンガーが深夜のTVに出ていた。ペトロアンドカプリシャスというグループで「ジョニーへの伝言」をはじめて聞いたのが、多分「スター誕生」という番組だったような。そんな古い話知っいる人いるかなぁ。

高橋真梨子さん、きれいでかわいい。多分50歳を超えているだろうに。かわいく年をとる人が最近多くて、嬉しくなる。いつかある人が、「40歳過ぎたらもう女捨ててるよね。」って言ってたから、「へー、そんなことないさ。40過ぎてもかわいい人ってたくさんいるよ。」って言ったことを思い出す。

いつまでも自分を、かわいく見せたり、言葉使いなども優しかったりする人はいくつになっても人を引きつけるんだよ。などとほんわか思う人です。


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現代結婚事情 - 2004年01月10日(土)

これまた、新聞の連載に載っていたんだけれど、結婚について。最近の結婚事情はなかなか大変らしい。
未婚の男性の四十数パーセントは、付き合っている女性がいないらしい。一方未婚女性の二十パーセント弱が同様に付き合っている人がいないらしい。

男と女の人口がほぼ一緒ならば、これはバランスがくずれている。つまり女性の二十パーセントくらいは既婚男性と付き合っていることにはなりはしない??
なんとなくありそうな数字…で納得しているのは僕だけだろうか。

それはそうと、未婚男性の問題はまず、今の時代結婚は女性が主導権を握っていることに気づいていないと続く。つまりあまりにも着る物のセンスが悪く、話してみたいと思わせる魅力に欠けているらしい。いまや結婚は女性が選択する時代のようだ。

生物の種の保存本能から、そういった不都合もおこるのだろうかなぁ。一夫一婦制なんて、もともと無理やり作った制度なんだろうし。

今日もとても寒い。小さなホッカイロが手放せない季節です。







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日記サイト移動の一日 - 2004年01月09日(金)

今日も寒ーい一日だった。郁さんと買い物に出かけたけれど、風が強くて。襟元から寒くなる。太陽は斜めから差し込んでいるし…。

そういえこば、この車来月は車検なんだけど、ソロソロ10年経つかも。買い換えようかという気にようやくなるが来月の車検はとりあえず通そうかな。車への興味はさほどないんだ。バイクほど。新車の名前もそんなに知らないし。

日記サイトを「エンピツ」という日記サイトに引っ越しました。結構大変な作業でしたが、移動するなら早いほうがいいしね。




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- 2004年01月08日(木)

女は見てるらしい。別に僕はだれかれかまわず普通に接しているつもりなんだけれど、あの人には弱いんじゃん。などと言われても、心当たりもない。女から見るとわかるんだよね〜。などと意味ありげに言われたりする。でも、まあどうでもいいことだし。

寒さがかなり厳しくなった。バイクに乗るにはかなり勇気がいる季節になった。今日の最高気温は多分7度くらいか。

深夜に家に帰ったら娘から手紙が置いてあった。

「あけオメー!今年もよろしく。今年もかわいい娘達をよろしくねー。持ち前の(かなり)長所?であるポジティブ精神(めちゃくちゃ)で乗り切ってちょ。まあ少しはけんそんしてもいいんでは?(笑)」

返事を書いて眠るとしよ。
あー! 旅に出たいけど寒い!!。



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- 2004年01月07日(水)

寒ーくなってきた。東京ではまだ本格的に雪は降っていない。これからだろうな。

ビジネス本を読んでいて、報告のツボについて書いてあった。結論を先に言う。タイミングを計る。簡潔に言う。等など。
忙しくてしょうがない時に、時系列に話されたり、自分の頭の中で整理されていないことを回りくどく報告されるとついつい冷酷な自分が顔をあらわし、「それで、なにが言いたいの?」なんて冷たーく言い放ってしまう時があるんだな。

そんなこと言った後に、また言っちまったと、自分の許容力のなさに自己嫌悪したりするんだ。次回からは、も少し気の利いた言葉が出るように考えとこ。



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- 2004年01月06日(火)

水木しげるのインタビューが夕刊にに載っていて、郁さんが読み上げた。ゲゲゲの鬼太郎の裏の主役は「ねずみ男」。半妖怪で、お調子者。権力や金に弱い現代人を象徴しているらしい…云々。

それを聞いた茉由が「お父さんのことだ。」って。(そう来ると思ったぜ。)「お調子者で無責任、そっくりだ。」「だってお父さん何年?」「ねずみ。」「性別は?」「男。」
言っているそばからばかばかしくなって吹きだしてしまったよ。



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- 2004年01月05日(月)

今日の日記です。昨日の日記と日付は一緒ですが、深夜12時を堺に日付が区別されるのです。不規則な暮らし振りが見てとれますね。

新聞を読んで思うところがあったので、久しぶりに「日々雑感」のページに書き込んでみました。年が変わってそのページの表紙がゴチャゴチャで見苦しかったので即席で新しい表紙を作りました。本当は少しだけバイクで出かけようかと思っていたのですが、結局お昼までかかってしまった。

午後はホットドックを三個も食べてのんびりしたあと、いよいようっとうしくなってきた髪を切りに床屋に行った。毎回書いているように、床屋は大嫌いで、足が遠のくのだ。

床屋ではまたまた、いい味を出した老人がきて、しっかりと見てきました。老人がんばれ。僕もはげたら、坊主頭にしてしまおう。

日が暮れる頃、佳那と駅の向こうのスーパーに行ってチョリソーのウインナーとボトルのお茶などを買ってきた。お月様が雲に隠れていたけれど輝いていました。



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- 2004年01月04日(日)

昨日は郁さんの実家に行っビールなど飲んで。その前に自分の実家で日本酒飲んでいたもので、眠くて眠くて、耐えられず佳那と家に帰ってしまった。義兄とも少し話しをしたかったけど、体がついていかなかったです。やっぱり日本酒はこたえるぜ。

家に帰ったら、爆睡。目が覚めたら真っ暗で真夜中かと思ったら6時だった。佳那が夕ご飯食べる?って聞くものだから。痛い頭を起して焼肉をする。それでもこたえず、ビールを飲みつつ、食べ終わったらメールやら電話やらなるんだけれども、再び爆睡となりました。メールの返信もできずにごめんね。



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- 2004年01月03日(土)

箱根駅伝復路山下りの6区を見ながら書いてます。中央大学野村がんばれ!! 6人目を抜けるか! 何年経っても母校愛は消えうせないものです。

年末から佳那と二人で暮らしていると、普段話さないようなことまで話したりして新鮮です。

最近人を幸せな気持にできればいいとよく思います。ささやかな言葉で、周りにいる人を幸せにできるのならと思います。

今朝の新聞広告でポプラ社の広告はインパクトがあるな。ポプラ社の「ぼくの見た戦争」という写真絵本の広告です。少しのあいだ唖然としてみてしまった


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- 2004年01月01日(木)

初日の出がTVで放映されていた。今年はきれいに雲海の上からお日さまが上がっていた。

早朝の電車に乗っている時に、浅い角度で陽光が差し込んでくると、眩しくて見つめていられないけれど少しだけ暖かくなる。お日さまの威力は絶大だ。賀春とか初春とか言うけれど、少し気が早いよね。でも今年は暖冬だね。今のところ。

夜のTVでは村上龍のインタビュー番組を少しだけ見た。かつて「リューズバー」っていったかな、土曜の深夜に彼とゲストの対談番組があった。彼は、気の合わないゲストだと、言葉を発することもなくゆっくりとタバコを吹かしたりしていました。「まいったな、話したくもないぜ。」と口には出さないけれど表情から読み取れていた。そんな態度とゲストの反応も楽しくてよく見ていたことを思い出す。彼は時代の雰囲気をつかむのが上手な人だなとあらためて思う。

佳那が良く喋る喋る。プリクラ見せてくれたり。女の子はいろいろなことを話したいんだろうなと思って聞いていた。



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