風の行方...深真珠

 

 

in the room - 2002年04月30日(火)

今日で、一人暮らしをしていた部屋を離れることとなった。

すべてを外に出して何も無くなった室内は、意外に広くて、なんだか悲しい気がして、
カーペットを引いていたところの畳がやや変色していたところを見ながら、
多くの想い出を思い返していた。

その部屋に足を踏み入れた女性は6人男性は3人(覚えてる限り)
ひっこししたことを数人の友達にしか伝えてなかったし、居心地のいい場所でもないので
こんなものだろう。

中には僕の手料理を食べていった人もいるし、酒を飲んだ人いるし、一緒に寝た人もいる。

あの部屋で行われた行為がすべて悔いのないものであるかと言ったらそうではない。
また、あの部屋で思ったことが本当に正しかったのか、僕が発した言葉に嘘偽りがなかったのかはまるっきり自信はない。
自分が求められていることに気付いて、それに答えられなかったこともあるし、
自分はとてつもなく相手を欲しているのに、中途半端な真面目さが手を出すことをためらわせたこともあった。
だからといって、もっと女性と寝たかったということではない。
大抵の場合、肉体的にどうこうというのはたいした問題ではなくて、
精神的にどれだけ相手にすべてをゆだねられるかということが重要なのだ。
それは、隣で寝ている女性の寝顔を見て幸せだなぁと思えるのかどうかということや、
僕の視線の先にあるものが何であるかということにあるような気がしないでもない。

とりあえず、一つの空間での僕と僕のまわりにいる人間との思いで作りは終わった。
その空間で、僕がなにを得たのかなにを失ったのかははっきりしない。

でも、僕はまた新しい空間を見つけて、また新しい思い出を生み出して行くのだろう。


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罪と罰(?) - 2002年04月28日(日)

昨日、違う女性を車に乗せた負い目があったのか、珍しく僕のほうから電話をして、
今日のデートの約束をした。

向こうは僕と会う前に美容室へ行き、万全の体制で挑んできたが、
僕はちょっと髭を生やして会った。
すると、「髭が嫌い!!剃らないと違う人探すよ!!」といわれた。
彼女サンは振る方の女性なので、いっそ振られたらいいかなぁとちらっと思った。
次回髭をのばしたまま会えば、状況はどうなるのだろうか?

結局、ひっこしのために福岡市内までいったのに、
彼女サンをお持ち帰りして外が明るくなるまで遊んでました。
もちろんヤッてないですけどね。

送り届けて、車から降りるときに彼女サンはめずらしく僕を見ようとせず、
かなしげな背中だけをこっちにむけて別れた。

あの背中にはちょっと弱いな・・・。


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わがまま? - 2002年04月27日(土)

今日、新車の助手席にはじめて女性を乗せた。
その女性は付き合ってる彼女サンではない。

隣に女性を乗せてドライブするという行為はとても好きだ。
ただの女好きだとも言えるかもしれないが・・・
だからなのか、新車にはじめて乗せる女性に関しては多少こだわった。
唯一、最初に乗せたくなかったのが彼女サンだった。
それがなぜなのかについては僕の生理的な問題なので、具体的に説明することは非情に困難なのだけど、
通常では一番最初に乗せたい女性であろう付き合っている彼女サンを拒んでしまうのは、
なぜなのでしょう?

とにかく、最初に僕の隣に座った女性は、彼女サンではなかったわけだ。

記念すべき(?)最初の助手席を勝ち取った(?)女性は、
もうかなり長い付き合いになるのだけど、キスすらしたことのない人である。
男性と女性がふたりっきりで(ある意味)密室にいると、それとなくまったりとした雰囲気になるのが世の常だと思ってきたのだけど、
その彼女とはそうではないらしい。
その人と一緒にいると僕は自分のペースを乱されてしまうのだ。

運転をしていると助手席の彼女がこっち側に顔を向けているのがわかる。
それが、僕の顔を見ているのか右側の景色なのかはよくわからないのだけど、
ふと僕も視線をやると目線が合うときがあって、
そのたびに僕はどきっとしてしまったのだった。
近視の人というのは物欲しそうに見ているように見えるらしいということは聞いていたので、
その視線を誤解することはなかったのだけど、
ほんの少しだけ危なかった。

「友達としては好きだよ」
と別れたあとに柄にも無いことをメールしてくれたその彼女には彼氏がいる。

やはり僕は割り切った付き合いが好きなのだろうか?


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Real - 2002年04月25日(木)

親が退院したいとごねだした。
退院したいということは入院が決まった日から言い続けているのだけど、
僕や親の兄弟から主治医に願い出てくれと言い出したのははじめてだ。

現実とはシビアなものである。

4ヶ月近く親が食い下がっていたのにも関わらず、主治医が首を縦に振らなかったのにはそれなりの理由があるし、
そのことは親以外の周りでは既知である。
その核心部分に触れずに親を入院させ続けることは思った以上に厳しい。
あの病室に留まり続けることは決して人間のあるべき光景であるとは思わない。

現実とはシビアなものである。

親自身、自分の父親(僕から見れば祖父)を自分自身と同じ病で亡くしていることを考えてみると、
見守る気持ちもわかるし、見守られる気持ちもわかったはずだ。

現実とはシビアなものである。

叔父から電話がかかってきた。
親が退院したいという想いを、自分の兄弟にぶつけたのだ。
「退院のために先生にお願いすることはできるけど、仮に退院した場合、私に責任はそれないよ」
そんなことはわかっているし、責任をとってもらう気もないのだけど、
まだ未熟な僕の肩には非情な言葉だったように思う。
わかっているけど、直接いうことないやん?って感じです。

現実的に僕は社会的信用すらない。


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おニュ〜♪ - 2002年04月24日(水)

昨日、新しいPCが手に入ったので手書きはやめた。
が、ネットができる環境が整っていないのでしばらくアップはできないのだけど・・・。

今までテレホ人間だったのだが、とうとうフレッツができるように契約した。
昼間っからチャットしまくるかもしれない。ちと不安。
PCはブロードバンドに対応しているくせに、ナローバンドってどうなんよ?
ワイヤレスに対応してるのに、電話線でアクセスするってどうなんよ?
この機種買った意味ないやん!!

まっ、とりあえず新しいPCの感触は最高やのぉ。


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僕的林檎論 - 2002年04月23日(火)

昨日、ドライブ三昧だと書いたのだけど、実際聞いている曲はラルクと椎名林檎だ。
ちょっとだけ椎名林檎についてまとめてみたいと思う。

椎名林檎と最初に出会った曲は「ここでキスして」(以下ここキス)だった。
はじめの印象はそれほど強烈なものではなかったのだけど、
その次に「歌舞伎町の女王」を聞いたときに、
「なんだこいつわ!!」と驚愕したのも覚えている。

個人的に好きな曲は「浴室」「サカナ」だ。
聴いたことのない人もいるとは思うがアルバム収録曲である。
僕は椎名林檎の曲に、ラルクとは違う雰囲気の「郷愁さ」を感じていて、
曲や声から感じられる物悲しさや切なさに心打たれてしまうのだ。

林檎の詞の特徴として、聴いている側に問いかけるような部分を多く感じてしまうようなところにあるような気がする。
確かに中には自分の価値観をしっかりと言葉にしている曲もあるのだが、
「この想いはナニ?」「ワタシはどこにいるの?」「ワタシはどうすればいいの?」
みたいなところを鋭く切り込んでくるところもある気がする。
具体的にどこであるかということはあまり関与したくないところなのだけど、僕にはそう思えてならない。
時には自分を誇示してみたり、自己否定を繰り返したり、自虐的な場面も覗かせている。
身近に感じられる言葉を使いつつ、つかみ所のない感覚を抱かせるのは、
彼女自身の記した言葉の性なのか、あの曲の性なのか、独特の巻き舌のせいなのかはわからない。

僕には椎名林檎と切っても切れない理由(思い出)がある。
「ギブス」
この曲を聴くたびに胸が締め付けられる思いにかられてしまう。
胸の中に太い棒をねじ込まれて、ぐるぐるかき回されているように激しく感情を揺さぶられる。

僕のファーストキスは「ギブス」が流れはじめてすぐのことだったのだ。
この話は過去に書いてあるので、改めてここで振り返ることはやめにしようと思う。
今でも「ギブス」を聞くと、あのときの部屋の雰囲気や彼女の目、あの素敵な寝顔が鮮明に浮かんでくるのだ。

誰にだって想い出の曲はあると思います。
なんとなく僕には忘れられず負いすぎてる想いが多すぎる気がする。




結局、(以下ここキス)は必要なかった。




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新車 - 2002年04月22日(月)

最近、やたらとドライブをする機会が増えた。
なにが原因かと言えば、ステレオの環境が断然良くなったからだ。
今までカセットだったのがCDになり、
2スピーカーが4スピーカーになった。
後ろから音が聞こえると、音の厚みを増すような気がする。
例えば、家のビデオで映画を見るのと映画館で映画を見る違いみたいな感じ?です。

ここで僕的音楽の聴き方を公開します!
低音部分(base)を大きくすると、低音が響いていい感じになるのです。
これは絶対お奨めです。
ただし、base音の調整が出来るやつじゃないとダメなんですけどね。

と、いうわけで家ではコンポ代わりに使っているPCのコード付きスピーカーを、
前と後ろにおいて楽しんでいます。
両側にもスピーカーがあればいいのにな・・・。と思いつつ。

と、いうわけでガンガン音を鳴らしながら田舎道を一人爆走している毎日です。


生まれつきのスピード狂なのさぁ♪



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新しい船出 - 2002年04月13日(土)

一人暮らし部屋の撤収が決まった。
今の状況からして当然の決定だ。
入院中の親と離れて勉強だなんて無理だ。
自分の時間をろくにもらえていないのになおさらだ。

去年、受験生として受験の機会すら与えられなかったことについて親はひどく気にしている。
「私のせいで、あなたの未来を奪ってごめんなさい。」
毎日のように夜になるとこのような文章がメールされてくる。
入院は高校3年のときからだから、今更言われたところで「はい、そうですね」と言えるものではないし、
僕は別に親を責めているつもりはない。

そんなこんなで14日、日曜日に引っ越し決定。
14日は言わずと知れた(?)僕の誕生日であります。
親も親戚も揃って今日を「旅立ちの日」と銘打って僕を励ましてくれます。
「誕生日の日に引っ越し。よかやんか?」と。
そんなに気を使わなくてもいいです。
今の僕に失うものはそう多くはない。

今、部屋の中は物で溢れかえっている。
とりあえず棚に入っているものを全部出した。という感じだ。
まだ食器類は手をつけていないし、押入の中も手つかず・・・。
まだ2割も終わってないな・・・・・・。
先が思いやられる。

タイムリミットは12時間。

実は5時間前、片づけの途中ででてきたあの人からの手紙に僕の胸は締め付けられてたまらずメールをしまくった。
いきなり怒濤のようにメールが届いたメル友さんごめんなさい。
またそのことは後日書こうと思います。


もう携帯の充電がない。




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住人戸居ろ - 2002年04月12日(金)

深夜、女性にインタビューする番組をやっていた。
彼氏がいるかいないかということと、芸能人でいうと誰に似ていると言われたことがあるか?ということを聞くだけの番組だ。

珍(?)返答続出。
浜崎あゆみだとか、松島ななこだとか・・・よくもまぁ言えるねぇって感じでした。
中には結構雰囲気が似てる人もいたんですけどね。

やっぱり女性は誉められると嬉しいもんなんでしょうか?
そう言えば、石田純一が「女性は誉めて育てろ!」と言っていた。
新しい名言になるか、乞うご期待。


えっ?僕は誰に似てるかって?
そりゃ〜、hydeでしょう!!(逝)


詩を書き留めていたノートをなくしてしまった。
自分の一部をなくしたみたいで悲しい。


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勝手なのは分かってる〜♪(from TIGHTROPE) - 2002年04月09日(火)

手書きで日記をつけるというのは思いのほか簡単ではない。
元々面倒くさがり者だからかもしれない。
また最近はやることも多く、あまり考え込む暇もないという環境のせいかもしれない。

溜まってしまって流れのなかった水も徐々に動きだし、手も足も出せなかった息苦しい状態からは脱したようだ。

とりあえず少しずつでも前を向いて歩こうと思う。

今日、TIGHTROPEのよさに気づいた(遅)


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理想と現実の狭間 - 2002年04月08日(月)

夜、久しぶりに彼女サンから電話が来る。
電話してこない、メールが少ない、何を考えているか分からない、無理してそう、作り笑いっぽい、楽しくなさそう、情熱を感じないetc・・・
言われまくりでした。かといって別れたがっているのかといえばそうでもないらしい。

話は向こうの電池切れで終わりました。

朝、メールが来ていて
「昨日はもっと話したかった!声が聞けて嬉しかった!!」だそうだ。

・・・やれやれ


...




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