東京・広尾の都立中央図書館で、「船と冒険」展が開催されています。
明後日１日（日）14:00-16:00には、海王丸元船長国枝佳明氏の講演会も開催されるようです。
講演会の申込は先着順だそうなので、お早めに。

【都立中央図書館】企画展示「船と冒険」
http://www.library.metro.tokyo.jp/event/tabid/3565/Default.aspx#kikakuten

日時：６月２２日（金）〜７月１６日（月・祝）10:00-17:30
休館日： ７月５日（木）

会場：東京都立中央図書館(港区南麻布5-7-13) ４階 企画展示室（入場無料）

展示内容：
＜船の歴史＞
エジプト『ファラオの船』から現代の豪華客船まで、船の歴史を辿る
＜港湾と操船技術＞
安政２年手書き着彩の海路図『皇国総海岸図』、『航海術の歴史』ほか
＜冒険者たち＞
ジョン万次郎の冒険地図『土州万次郎漂流海路之図』、
『フラム号−北極海横断記−北の果て』、マルコポーロの『東方見聞録』など

講演会詳細と申込
http://www.library.metro.tokyo.jp/tabid/3564/Default.aspx

「コランタン号の航海：アホウドリの庭」新書館wingsコミックスが６月25日発売！

25日なので、今日のところは下記新書館サイトは更新されていないのですが、

新書館コミックス情報
http://www.shinshokan.co.jp/comic/

じつは最寄り駅の駅ビルの書店に６月22日の夕刻に入荷してまして、私はもう入手してしまいました。
金曜に入るとは思わなくて、びっくり！
今回はなかなかインパクトのある表紙なんですが、まだ新書館のサイトに出てこない。

と思ったら、はみだしコランタンdigitalに表紙画像が上がってました。
こちらを目印にお探しください。

はみだしコランタンdigital
http://andante.largo.oops.jp/

これによると、お店によっては「おまけペーパー」がついてくるようなんですが、
うわぁ私、知らずに金曜日の夜に（ペーパーついてこない）最寄り書店で買ってしまった。
でもうちの最寄り駅に金曜に出てるってことは、明日の仕事帰りに都心の書店に行っても、きっとペーパーは売り切れてますね（くすん）。

個人的には143ページ（艦長と副長）がありがたかったです。
この表紙絵、コミックスになった時に残るのか、本気で心配してましたから。
「はみだしコランタンＳＰ」で「アメイジング・グレイス」の話が出てくるのも嬉しい！
（顔がはっきり描かれてないイラスト、どっちがどっちなのかな〜？髪の色を入れてくださったらわかりやすかったのに。彫りの深さから判断すると右がヨアンで左がベネディクトで良いのでしょうか？）

インド編の連載、楽しみに待ってます！

５月20日の日記でご紹介した６月22日（明後日）まで開催の「東洋文庫：東インド会社とアジアの海賊」展、残り２日となって恐縮なのですが、駆け込みで見てきましたら、これ、結構おすすめです。とくに「テメレア戦記」２巻お好きな方に。

冒頭から話題になるマカートニー卿の中国（清国）訪問関連の資料がいろいろ展示されているのです。
「マカートニー卿を謁見する乾隆帝」の絵とか、マカートニー卿の書簡集とか、
マニアックに面白いのは、マカートニー卿訪中に随伴したライオン号(H.M.S.Lion 64門艦)のSir Erasmus Gower艦長の航海日誌、当時の航海日誌の実物が日本で見られるなんて！（英国グリニッチの海事博物館でもなければ見られないと思ってました）

H.M.S.Lion（英語）
http://en.wikipedia.org/wiki/HMS_Lion_%281777%29

テメレア２巻、マカオの英国東インド会社商館のシーンで登場するサー・ジョージ・ストーントン関連の資料もありました。

オランダ東インド会社関連でシーボルトの著作とか、1846年の香港とか、アモイの近海図とか、
それ以外にもいろいろと面白いものがあって、楽しませていただきました。

明後日24日までなので、残り２日ですが、興味をもたれた方は是非、おすすめです。

4月22日の日記でご紹介した、フランス・ロシュフォールの復元フリゲート艦ですが、６月２日にドックに注水されました。
下記の記事で写真を見ることができます。
船体が塗装されると、またおもむきが変わりますね。

Rochefort : la frégate "l'Hermione" flotte depuis samedi
http://www.sudouest.fr/2012/06/03/et-en-plus-depuis-hier-elle-flotte-732397-4585.php#commentaire_marqueur_position

記事はフランス語なので、私もgoogle翻訳を介して読むしかありませんでしたが、この船の復元には幾多の困難があったようで、「15年の歳月を経てようやくこの日をむかえた」という表現があります。

L'Hermione n'est plus un chantier, mais un bateau.
この部分、英語に訳すと"Indeed," Hermione "is no longer a construction site, but a boat.となり、この英訳が適切であれば、もはや「工事現場ではなく船である」という意味になるのですが、建造中の船（４月22日の動画でご紹介したもの）を、たとえばNHKで放映していた「東京スカイツリー工事現場」と同じような視点で見たことがなかったので、けっこうオドロキでした。

先週末は日曜の午前中にテムズ河パレード中継が日本でも見られることを知り、どたばたになりました。
あのパレードを先導したロイヤル・バージ「グロリアーナ号」ですが、下記サイトで建造過程や設計図の一部などを見ることができます。

Mark and Gloriana – Richmond’s new celebrity couple
http://www.environmenttrust.co.uk/publications/268-gloriana.html

先週火曜日NHK BSの「エル・ムンド」でもこのロイヤル・バージの詳細が紹介されていましたね。
屋根に飾られていた（日本人から見ると）金のしゃちほこの様な魚は、じつは黄金のイルカなのだとか。

テムズ河は、20世紀の昔（笑）に、ロンドン中心部からグリニッチまで船で下ったことがありますが、当時は面白い橋はタワーブリッジくらいだったのに、ミレニアムをはさんでいろいろと面白い橋が出来ているんですね。
そのあたりも先週は楽しませていただきました。

女王陛下即位60周年記念パレード、今夜中継されます。
ケーブルＴＶでBBCが見られる方はBBCを、BSのみの方はBS日テレを
地上波のみの方は、どなたかに救援を求めてください。

BBC Japanは今週このほかにも「テムズ河の英国史」などの放映があるようです。
くすん、うちはBS日テレのみですが、とりあえず録画予約っと。

BBC Japan 即位60周年感謝礼拝、パレード
http://www.bbcworldnews-japan.com/

BS日テレ：独占生中継：即位60周年記念祝典
http://www.bs4.jp/guide/document/diamond_jubilee/

情報は、SさんとCさんとTさんからいただきました。
ありがとうございました。

追記：
地上波について、
関東地方（日本テレビ）はは夜11時55分から0時50分まで放送があるようです。Yさんありがとー！
読売テレビ系深夜あるかもしれません。ご自分の地域の読売系チャンネルをチェックなさってくださいませ。