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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
コランタン号の航海・第5話更新

コランタン号の航海、更新されています。
あっと驚く展開、それでアホウドリだったのか〜、と納得します。
下記URLより「最新話を読む」をクリック。

コランタン号の航海・アホウドリの庭 第5回
http://www.shinshokan.com/webwings/title05.html

日本が大変だったので、帆船来航もナジェジダのみで、大きなイベントも無い一年でしたが、石巻のサン・ファン・バウティスタが流されなかったのは、ほんとうに何よりでした。
皆様も大変だと思いますが、ほそぼそでも少しずつ、細く長く趣味を続けていきましょう。
本年もいろいろお世話になりました。新しい年もよろしくお願いいたします。


2011年12月31日(土)
TALISKER 大西洋横断手こぎボートレース

ボルボ・オーシャン・レースもたいへんですが、現在大西洋でもうひとつご苦労さまなレースが進行中

TALISKER Whisky Atlantic Challenge 2011: The World´s Toughest Rowing Race
http://www.taliskerwhiskyatlanticchallenge.com/

世界一タフなレースと紹介されているこのレース、なんと!カナリア諸島からバルバドスまで、大西洋を手こぎボートで横断する競技。
17チームがエントリーしました。
この21世紀に大西洋を手こぎボートで、本当に御苦労さまなことです。でもその意気は大切だと思いますけれども。

12月4日カナリア諸島を出発して、今日で3週間、半分をちょっと過ぎたくらいでしょうか、5チームがリタイアして現在は12チームで争われています。

ボルボ・オーシャン・レース第二レグはまた大変のようですね。
どちらも暖かい家に居ながら簡単にネットで様子を見ることができますが、彼らの困苦を思うと、こんなに気楽に見てしまって何だか申し訳ないような気分になったり。


2011年12月25日(日)
ケープタウンにて

2009年9月5日2010年8月29日の日記で、最年少での単独世界一周航海をめざすオランダのローラ・デッカーという少女の話をご紹介したことを覚えていらっしゃるでしょうか?
彼女はその後、西回りで密かに出航し、大西洋を横断、パナマ運河経由で太平洋、インド洋を横断し、先月南アフリカのケープタウンに入港しました。
この日は偶然にも、東回りで世界を一周するボルボ・オーシャン・レースに参加しているのCamper艇が、第一レグ第2位でケープタウンに入港したのと同じ日だったそうです。

Laura Dekker & the Volvo Ocean Racers
http://www.oldsaltblog.com/2011/12/06/laura-dekker-the-volvo-ocean-racers/#more-21526

今年のボルボ・オーシャン・レースはのっけから大波乱!…とはパトリック・オブライアン・フォーラムの掲示板で読んでいたのですが、先週の水曜日にNHKBSでこの波乱の第一レグ(スペイン・アリカンテ港〜南アフリカ・ケープタウン港)の様子を放送していて、思わず夢中になって見てしまいました。

じつは水曜日の放映は再放送だったんです。
というより私、ボルボ・オーシャン・レースの中継がまたNHKに戻ったことを知らずにおりました。
昔はNHKで放映していたのだけれど、数年前に有料ケーブルテレビに行ってしまって、ケーブルを入れていない我が家ではもう見られないんだわ、とあきらめていたのですが。
ありがとう!NHK!またこのレースを見ることができて、大感謝!
第二レグ(ケープタウン〜アラブ首長国連邦・アブダビ港)の放映は2012年1月20日(日)夜だそうです。みなさまお見逃しなく。

さてその第一レグですが、確かにのっけから、というかジプラルタル海峡を抜ける前に強風に見舞われ、一艇のマストがぽっきり折れ、一艇の船首に亀裂が走って浸水、航行不能になるという大波乱。
スペイン沖の突風については、確かラミジ・シリーズで読んだ記憶があるのだけれど、これがその嵐なのかと納得しました。
その中に時速40ノットは出るというカーボンファイバー船体に軽量化されたレーシング・ヨットで突っ込んでいったら、それはありえる大波乱なのでしょうね。

第一レグはそのほかに大西洋のど真ん中で3艇目がマスト損傷。結局無事完走できたのは50%というとんでもない結果になったのですが、損傷した3艇も第二レグのスタートまでには損傷が修復出来たようですね。
下記ホームページがリアルタイムの航行データを見ることができます。

Volvo Ocean Race 2011-12
http://www.volvooceanrace.com/en/home.html

1月20日の第二レグの放送が楽しみです。


2011年12月18日(日)
グリニッチのペインテッドホール修復

「坂の上の雲」第二部のイギリス・ロケで使用された、グリニッジのペインテッド・ホールの修復が行われるというニュースがありました。

The Old Royal Naval College's Painted Hall is to be restored after 60 years
http://www.thisislocallondon.co.uk/news/9390397.Old_Royal_Naval_College_s_Painted_Hall_to_be_restored/

第二部の第一回目で真之と広瀬がディナーに招かれるというシーンだったと思いますが、改修前の状態でも十分に豪華絢爛だった印象があります。

ここ2週間、このHPの更新が早いのは、じつは「坂の上の雲」のせいなのです。
見終わると余韻が後を引いて、いろいろ考えてしまうので、日曜夜の更新はできなくなってしまいました。
南極大陸も12月分は全て録画で、まぁ正月休みにでもゆっくり見るつもりでいます。坂の上→南極の連続は無理。

日露戦争は、1904〜1905年にかけて行われた、20世紀の戦争なんですね。
このHPでは1805年前後を専門としているので、何となく私もナポレオン戦争時代をひとつの基準と考えて、日露戦争はその100年後だと考えてしまう。
でも百年後というのは、海軍を見ていると何となく納得するんですが、陸軍を見ていると、というか二〇三高地の戦いを見ていると、この40年後が第二次大戦で、85年後に湾岸戦争があって、全部おなじ20世紀の戦争なのだと思うと、なんだか信じがたい。
28サンチ砲(じつは海岸砲台の対艦用のものだったそうですが)をのぞけば、ナポレオン戦争時代の歩兵突撃とあまり変わらないような気がするのは私だけでしょうか?
海軍の方は帆が機関に、木が鉄になってますし、射程も延びているので、あの時代から100年たったと納得できるのですが。
もっともこちらもわずか40年後には空母と潜水艦の戦争になるのだと思うと、それもまた大変な変化ですが。
この100年とその後の100年…2005年だとアフガンやイラクになるわけですが、なんだかあまりに違いすぎるので、考えこんでしまいます。20世紀ってあまりに展開が早すぎるのではないかと。


2011年12月17日(土)
12月12日ロジア練習帆船ナジェジダ横浜来航

Salty Friends通信で「12月12日にロシア海洋国立大学の練習帆船ナジェジダが、横浜大さん橋入港」と知りました。

港湾局のプレスレリースは入港予定は出てますが、離岸日がわかりません。
港湾局の大桟橋の入出港予定には出ててません。その他埠頭の予定表を検索しても出てきませんが、いったいいつまでいるのでしょう?

とりあえず12日(月)に停泊していることは確実そうです。

横浜市港湾局プレスレリース
http://www.city.yokohama.lg.jp/kowan/news/shinchaku/2011shinchaku/20111209151408.html

今年は帆船来航なしかと思ってましたが、それは回避できましたね。
でも、月曜日では私は仕事が休めない。


2011年12月10日(土)
コランタン号の航海:第4話更新

コランタン号の航海―アホウドリの庭 第4話、更新されています。
下記URLより「最新話を読む」をクリック。
http://www.shinshokan.com/webwings/title05.html

謎は謎を呼ぶばかりで先の読めない展開。
そしてまたハラハラで次号…ひどいわ。


今日から「坂の上の雲」第三部です。楽しみにしております。


2011年12月04日(日)