Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
「クルーソー」再放送
BSデジタル11で放映中のドラマ「クルーソー」 私も途中からの視聴になってしまったのですが、この年末に4日間、第一話から1日2話ずつ再放送があります。 12月27日(月) 20時00分〜23時00分(#1・#2) 12月28日(火) 20時00分〜23時00分(#3〜#5) 12月29日(水) 20時00分〜23時00分(#6〜#8) 12月30日(木) 20時00分〜24時00分(#9〜#12)
詳細は下記番組HPを。 BSデジタル11「クルーソー」 http://www.bs11.jp/drama/1173/
個人的にはクルーソーの前の放送時間の番組も面白そうだなぁと思います。 とりあえず明日は、両方とも録画予約かけて出ようかと、
BSデジタル11「CIA ザ・カンパニー」27〜29日18:00〜20:00 http://www.bs11.jp/drama/1285/ 製作総指揮がリドリー&トニー・スコットというところに期待だったり。
2010年12月26日(日)
第4回海洋冒険映画を楽しむ会
7月(第一回)、9月(第二回)、11月(第三回)と続いています海洋冒険映画を楽しむ会、 第四回は新年明けまして1月8日となります。
プログラムは再び「ホーンブロワー」 今回は(蕪が苦手な)ミスタ・ブッシュ登場、ホーンブロワー2から「反乱」と「軍法会議」 原作では「スペイン要塞を撃滅せよ」のドラマ化です。
開催日時:2011年1月8日(土曜日)14:00〜18:00 開催場所:すみだリバーサイドホール ミニシアター 東京都墨田区吾妻橋一丁目23番20号 最寄り駅:東京メトロ銀座線「浅草」駅、 都営地下鉄浅草線「浅草」橋 東武伊勢崎「浅草」駅
詳細およびお申し込みは下記の只野さんのHPから、 http://www.sailingnavy.com/modules/wordpress/2010/12/18/492
2010年12月19日(日)
ラッセル・クロウによる「M&C」続編キャンペーン
日本では公開が始まったばかりのラッセル・クロウ主演「ロビンフッド」 金曜日(12月10日)の朝日新聞夕刊にはインタビュー記事が大きく載っていました。
そのラッセルですが、先週から「20世紀FOXのトム・ロスマンに訴えて『マスター・アンド・コマンダー』の続編をぜひ実現しよう!」キャンペーンを自らのツイッターで展開中です。
Russell Crowe mounts a one-man sequel campaign http://latimesblogs.latimes.com/movies/2010/12/russell-crowe-master-commander-sequel-twitter.html
上記の米ロサンゼルス・タイムズ12月6日の記事によると、ラッセルは自らのツイッターで、 「もし貴方が「マスター・アンド・コマンダー」の続編を望むなら、Fox社のトム・ロスマンにE-mailを送り、貴方の考えを彼に伝えると良いだろう」と「つぶやいた」、とのこと
その話題のラッセルのツイッターは下記です。 http://twitter.com/russellcrowe/status/11710830559109120
この「つぶやき」に対して、Fox社スポークスマンが「現時点ではFox社側には何の動きもない」とつぶやき返したそうですが、 英語圏のラッセルのファンサイトや、パトリック・オブライアン・フォーラムでは早速反応しているようです。
Fox社のトム・ロスマンへのE-mailアドレス(Fox社宛) foxmovies@fox.com
メールの件名は、 ATTN: Tom Rothman (Master and Commander 2) とするとわかりやすいかと。
郵送の場合は、 20th Century Fox Theatricals ATTN: Tom Rothman (Master and Commander 2) P.O. Box 900 Beverly Hills, CA 90213-0900 U.S.A.
難しい英文は必要ありません。E-mailですし、英語を母国語としない外国人が書いているのだし、「続編が見たい!」という要望だけが伝われば十分。
ラッセルが「If you want a Master and Commander sequel I suggest you e-mail Tom Rothman at Fox and let him know your thoughts」 とつぶやいているのですから、 「I want a Master and Commander sequel.」 という一文に、ハンドル名で良いですから日本人らしい御名前と、自分の住んでいる都市名と国名を入れておけば、 私の場合でしたら、Tohko HAYAMA(Ms.), Tokyo, JAPAN となるわけですが、 「日本でも続編を望んでいる人はいるんですよ」という要望は十分に伝わります。
ひとつ試してみる価値はあるのではないかと。
2010年12月12日(日)
ポーツマスの雪
昨日ポーツマスの話題を出したばかりなのですが、 今日Old Salt Blogをのぞいてみましたころ、「ポーツマスに雪」の記事が。 ヨーロッパはいま寒波で、先週はガトウィック空港が閉鎖になるなど、結構たいへんだったんですね。
HMS Victory in the Snow http://www.oldsaltblog.com/2010/12/04/hms-victory-in-the-snow/
軍艦でも帆船だと雪景色が綺麗ですね。 いえ、アリステア・マクリーンのユリシーズ号の中の「千の罪をおおいかくすというやさしい雪もこの不格好な艦隊にはなすすべもない」というような内容の一文があって、それがずっと印象に残っていたんです。
ボライソー・シリーズの著者アレクサンダー・ケントが本名のダグラス・リーマンで書いた作品の中に「キール港の白い大砲」(ハヤカワ文庫NV750)という作品があるのですが、港と艦と雪と言われて思い出すのはこの小説。 この「白い大砲」が何を指すのかは、この物語を最後まで読んだ時にわかりますので、ここでねたばれは絶対にいたしませんが、白い大砲に深く感動するのは、先のユリシーズ号の一文が私の頭の中にずっと残っていたからなのかもしれない…などと思います。 「キール港…」は海洋小説であって、海洋冒険小説ではないのかもしれません。 1945年5月から始まるドイツの話、つまりは戦争が終わった後の話になるので。
2010年12月06日(月)
坂の上の雲でお茶を濁す
今日は外出していたため、海外情報をまとめている時間がとれないので、申し訳ないのですが「坂の上の雲」ねたでお茶を濁させてくださいませ(お茶を濁すといっても情報はほんものですから)。
去年放送の坂の上の雲メイキング番組で海外ロケの話を聞いて以来、本日放映分の冒頭のイギリスのシーンを私はずっと楽しみにしていたのでした。 ポーツマスで真之と広瀬が朝日を見学するシーン、朝日はCG(艦上のシーンはじつは三笠だそうですが)ですが、海はホンモノだそうです。 つまり背景となる風景だけは本当にポーツマスで撮ったということ。
沖にある薄っぺたい島は本当にワイト島ですし、港を出て行く時に左手に確かにRound Towerが写ってました。 Round Towerが左舷ということは、Old Portsmouthで撮ったということなのか? 背景の赤レンガの建物は何だったのでしょう? それをつきとめたくて、さっきから検索しているのですが、わかりません。 が、その過程で、1762年のポーツマスの地図なるものを発見してしまいました。
Old Portsmouth http://www.oldportsmouth.info/index.php?option=com_content&task=view&id=34&Itemid=32
Round Towerというのは、このHPの本文の最初の写真(地図の左上にある写真)の右半分にある丸い石の塔のことです。 今日の坂の上の雲の録画と見比べてみてください。
この写真でわかる通り、現在のポーツマスにはスピンネーカータワーというこの写真中央の奇抜なタワーがたっているのですが、見事に本日放映のドラマの映像にはうつっていません。 角度を工夫したのか、CG処理で消してしまったのか? あの赤レンガの建物が何かわかった方がありましたら、教えてくださいませ。やっぱり気になる。
ところで、下記サイト 坂の上の雲マニアックスhttp://www.sakanouenokumo.jp/drama/ の「ロケ地」情報によると、旅順港はなんと、マルタ島でロケしているとあります。
マルタ島ってやっぱりグランドハーバー? いや確かに現代にあっても昔の港の面影が残っているという点ではグランドハーバーはその通りですし、港口が狭いという点は共通しているのですが(第二次大戦中に確かイタリア軍が港口を塞ごうとした筈)、あちらは地中海だし、海や陸の雰囲気がかなり違うので、グランドハーバーをいったいどのように加工して旅順に見せるのか?興味津々です(あぁ全く観点がドラマの本筋からずれてますね)。 今回放送の第二部のクライマックスは旅順の筈ですから、ちかぢかこの映像が見られるでは?と思いますが、
2010年12月05日(日)
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