大 将 日 記
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2006年03月19日(日) |
最高のメンバーで最高の栄誉まで後1勝! |
「いいかげんに日記を更新して下さい」 と多方面から注文が来てしまった。まあそれは嬉しい限りなのだが、私だって忙し い時はあるんですよ。少しはその辺も解ってちょーだい!
さて、情報によると私が出ている萬有製薬とJRAのCMが今日から放送されてい ます。萬有製薬は『AGA』と言うTシャツを着た男がずらーっと並んで1歩ずつ 進んで行くCMなんですが、ハッキリ言って何処に私が居るのか見ただけでは解り ません。出演している私が解りませんでしたからね。 それとJRAの方ですが、サラリーマンに扮するSMAPの中居君が電車の中で隣 の人の新聞を覗きこんでる【高松宮記念】のCMです。先程確認致しましたが、私 は映ってませんでした。ガッカリ。
さぁ、今日の話題はやっぱりこれでしょう。
WBC日本代表、決勝進出決定! いやぁ、凄い試合だったと思います。試合開始から終了まで、雨の中断の時もずっ と見ていました。(時間有るジャンと言う突っ込みはしないように) 試合を見て無かった方に教えますが、今日の先発は巨人から唯一の出場選手となっ た上原。立ち上がりは本当に一瞬だけ心配な面を見せました。95球と言う投球制 限がある中で、初回に22球も投げてしまったんで不安は有ったのですが、2回以 降は「素晴らしい」と言う言葉以外、適当な言葉が見付からないと言う位に素晴ら しいピッチングでした。7回迄投げて韓国相手に無失点は実に立派だと思います。 その後は8回に千葉ロッテ・薮田とレンジャースの大塚と言う日本代表勝利の方程 式で最後まで韓国に本塁を踏ませませんでした。 とにかく一進一退と言う緊迫した試合展開で、これぞ手に汗握ると言う試合だった と思います。
試合が動いたのは7回の日本の攻撃でした。
この回先頭打者の4番主砲のソフトバンク・松中がライトへ激走の2塁打。足が悪 い松中が果敢に次の塁を狙っている直向な姿を見て「もしかしたら勝てるかも」と 思ったのもつかのま、ここは手堅くバントで松中を進塁させるのがセオリーなんで すが、横浜・多村が見事にバント大失敗。当然多村には代打を送ると思っていたの ですが、王監督は動きませんでした。いくらあまり強い球団では無いと言えど横浜 の4番打者がバントが上手いとは到底思える訳も無く、当然代打だと思っていたの で、失敗した時は「やばい、流れが止まるかもしれない」と正直思いました。しか もこの次の打者が好調千葉ロッテの今江に代えて不調の中日・福留が代打として登 場したのでした。しかし、これが正に目の覚めるような値千金の2ラン本塁打。こ れは韓国投手陣を崩すのにとても有効な方法であった事が後で実証されました。実 は今日、イチローが3番で、ヤクルトの青木が1番を打ってました。これがどう言 う意味があるかと言うと、9番のソフトバンク・川崎、1番青木、2番千葉ロッテ 西岡、3番イチローと下位打席から4人も足が速いリーディングヒッターが揃い、 塁に出ると韓国投手陣が浮き足立っていたんです。この4人ならいざ知らず、足が 悪く走れない松中が1塁では無く2塁に居て、絶対に3盗は無い状況なのにも関わ らずまたまた浮き足出し、代打福留に対して完全な失投をしてしまい2ランを打た れたのです。そして続く日本ハムの小笠原に対して初級死球。しかもきわどい死球 では無く太股に狙って投げたような完全なる死球でした。 この後も完全にボロボロになった韓国投手陣を打ち崩すのは容易く、千葉ロッテの お祭り男・里崎があわやフェンスオーバーかと思われる特大2塁打を放ち、3点目。 先頭打者青木の代打で出て来たヤクルトの先輩で途中招集された宮本とイチローに もタイムリーが飛び出し、この回一気に5得点。次の回にはバントを失敗した多村 が駄目押しの本塁打を放ち6点目が入り、日本が圧勝したのです。
しかし、日本ベンチがテレビに映し出される度に私は感じていたんですよ。
「先発選手は勿論、控え選手、スタッフ、全てが日本一と言って過言では無い顔ぶ れが揃っている」と。
西武の和田、中日の谷繁、広島の黒川、阪神の藤川等、上げればキリの無い現代の プロ野球の名選手が顔を揃え、監督は世界のホームラン王・王貞治。コーチ陣には 元日本ハム監督の大島、巨人・西武の抑えの切り札・鹿取、西武・ヤクルトで活躍 したいぶし銀の辻等、本当に本当に今の日本球界で最高のメンバーが揃っていると 言えるでしょう。 それでもやはりヤンキースの松井が居たら、もう少し決定力がアップしたのでは無 いかとも思いますが、今の日本代表は最高のメンバーです。
サッカーやバレーボールみたいに国際試合大会と言う物が事実上存在しなかった野 球ですから、ファンを含め野球に携わる全ての人が手探り状態である事は間違い無 いのですが、もし明後日の21日に時間が空けられる方は、世界最強のアマチュア 軍団・キューバとの決勝戦を全力で応援して頂きたいと思います。
日本人選手の数多くがメジャー行きに夢を持っていますが、日本球界もなかなか捨 てたもんじゃありませんよ。
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