umityanの日記
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2018年08月28日(火) 台湾旅行。(4)

ホテルに到着した。8階までエレベータで上がる。男3人、部屋へ入る。真っ暗だ。電気をつけると、ななななんと、部屋にはダブルベッドが二つ、シングルベッドが一つあるではないか。ダブルベッドの一つは、ちょっと奥まった部屋に、あしらえてあった。

「うんんんん、どうすべーーーか。変な部屋だぜ」と、ネズミ男君が言う。「よおし、じゃんけんだ」と言うことで、「最初はグー、じゃんけんぽい」で、僕、ジャイアンが敗北。のび太君とネズミ男君が勝負。ネズミ男君の勝利。ネズミ男君はシングルベッドを選んだ。のび太君は奥のダブルベッド。

僕ジャイアンは、入り口近くに置かれたダブルベッド。ネズミ男君は部屋の隅のシングルベッド。荷物を置いて、ベッドに横たわった。うんんん、広いのはいが、これじゃああ、寝付かれそうにない。

「まずは乾杯だーー」と言うことで、あらかじめ、購入して、持ってきていた焼酎の封を切った。水はペットボトル。つまみは、かりんとうみいな駄菓子。ぐいと飲んだが、今ひとつ、燃えない。時、すでに午後10時を過ぎていた。明日は8時にバスが ホテルに迎えに来る。「今日は寝ますか」と、ベッドインすることになった。

ダブルベッドに1人。広すぎるぜ。気持ちよさそうにネズミ男君は寝ている。僕、ジャイアンは寝返りを打つこと何度も。まあ、転がり落ちる心配はないが、どうも勝手が違う。貧乏性に生まれたので、こんな広いベッドは初めての経験。

まあ、そんなかんだで、夜中に一度、トイレに立つ。うんんんん、しょんべんまでが、でそうででない。朝は早く目が覚めた。5時半だ。程なく、ネズミ男君が、心地よい顔で、起きてきた。「ぐっすり眠れたぜ」と、彼は言う。「あんた、いびきでうるさかったぜ」と、ジャイアンがいうと、「あんたの方がすごかったぜ」と、ネズミ男君と、いびきで応酬だ。

そうこうしていると、紳士、のび太君が登場。「なに、朝から やってんのお」と言う。「いやああ、いびきの話でね」と言うと、のび太君は「あんた達、2人ともすごかったぜ」と。僕、ジャイアント、ネズミ男君は 苦笑いだ。

「さあ、朝食へ行こう」と、部屋を出て、隣の女性陣のドアをたたいた。2人の女性達は、すでに、準備オッケー。すがすがしい顔で登場だ。エレベーターで、食堂の階まで降りた。バイキングだ。丸テーブルに5人腰掛けた。めいめい、お皿を持って、料理を選んだ。結構、何でもある。おいしかった。僕は定番のおかゆに、卵焼き、ハムソーセージ、後は野菜類を選んだ。おっと、スープもね。

さすがに、朝からビールはのまなかった。朝食を終えると、いよいよ、2日目のスタートだ。




2018年08月26日(日) 台湾旅行。(3)

夕食を終え、バスに乗った。これから「九イ分」を散策するらしい。変な名前だなーーと思った。なんでも、夜景がきれいらしい。バスに揺られて、どのくらい経ったのだろう。山の麓の駐車場に着いた。1時間程度が、あてがわれた。

山の登り口にさしかかった。階段が云十段と続いている。「えええつ、この階段を上るの」と、ジャイアンが言うと、ネズミ男君は「おいらは山男たい。このくらい何でもなかばい」と、すいこら、すいこらと登っていく。女性陣2人は、絶好調のようだ。僕たち男性を、おいてきぼりにして、息も切らさず登っていく。

ジャイアンと、のび太君は、手すりにつかまりながら、「よいこらよいこら」と登った。「ああああつ、歳はとりたくないものよ」と、思わず弱音が・・・。

やっとのことで、頂上らしき所にたどり着いた。よく見回すと左右に長がーーくーーー店舗が連なっている。「なああんだ、商店街じゃないか」とは、ねずみ男君の弁。

とある店舗で、台湾で有名な「からすみ」を売っていた。のび太君は、すかさず品定め。「からすみ」の値段もピンからキリまで。僕たちはよく分からない。天ぷらみたいで、ながひょろい、はんぺんだ。分厚い方がいいのだろうか?。のび太君は三匹購入、「匹」と言っていいのか分からないが、僕も1匹購入。1000円ていどだったか。覚えていない。

からすみは、町中の店と、観光地の店と市場の店と値段が随分と違うようだ。おまけに、新鮮の度合いが分からない。「えええい、気合いだ」と言うことで買ってしまったわけだ。さすがに女性陣。からすみには目もくれなかった。

そうそう、階段を上っていると、怖そうな犬が放し飼いにしてあり、おまけに、たらふくまんまなのか、お腹を揺すりながら近寄ってきた。そっと、のび太君の横に避難。怖いぜーーー。

からすみ騒動はこれまでにして、「さーー、夜景だ」と、山の切れ目まで足を運んだ。下界を見下ろしたが、残念、曇り空で、夜景の美しさが分からなかった。うんん、これはいかんともしがたい。時間はまだ残っていたが、早めに退散。バスに戻った。旅仲間の人たちも、疲れた顔で戻ってきた。

さあ、いよいよ、今日の宿泊地、ホテルへ行くことになった。17名のツアー仲間の内、9名と8名が別々のホテルへ案内された。我々は9名のほうだ。ホテルが別々なのは、料金を1万円余計に出したためだろう。いいホテルに泊まれるわけだ。「明日会いましょう」と、ホテルで別れた。

小1時間ばかりバスは走り、目的地のホテルへ到着。男性3人が1部屋、女性2人が1部屋。「くつろぐぜーーーー」と部屋に入った。「あっと驚く為五郎」とは、このことだ。いやあああ、驚いた。続きは後日に。





2018年08月25日(土) 台湾旅行。(2)

大型バスに乗り込んだ。バスから見える風景は、特に驚くことはなかった。我々は、「これから、どこへ案内されるんだろう」と、期待しながらガイドさんのアナウンスを聞いていた。痩せ型の初老がらみのガイドさんは、さすがに何百組のガイドを経験してきたのだろう。流ちょうな日本語で、冗談を交えながら、しゃべりまくる。僕たちは「ふーーん、ふーーん」と、時折笑いを交えながら聞いていた。

どうも最初は「山峡観光」らしい。どってことはなかった。古い一本道の町並みを行って帰ってきた。土産品ばかりが所狭しと置いてあった。途中、名物、牛角麺包とかいう台湾風クロワッサンを、1人1個ずつ食した。うんんんん、まずくはなかった。道路沿いの小さな店舗で、数珠を売っていた。僕ジャイアンはすぐ飛びついた。なにか珍しい数珠、ブレスレットはないかと、あれこれ吟味していると、ネズミ男君が寄ってきて、物欲しそうに、一つの数珠を指さした。

「きまり」だ。僕、ジャイアンはそく、それを購入。締めて800円。高いのか安いのか分からない。四角い筒状のグリーンの色をしたブレスレット。僕はそく着用。「決まったぜ」。そう思ったのは僕ジャイアンだけか。のび太君もネズミ男君も、「しらーーーーつ」とした顔をしていた。まああいいか。

のび太君は、愛用のカメラで、あちこちパチパチやっている。ネズミ男君も負けじと、シャッターを切っていた。僕、ジャイアンは,デジカメしか持ってきていなかった。彼らに気後れして、写すことをやめた。ひとしきり、探索して、台北へ戻ることになった。

台北へ戻ると茶芸店にて、ショッピングだ。まだ、これといって買いたい物はなかった。時間の許す限り、あちこちと見て回った。うんんん、買いたいものはなし。

夕食の時間になった。ガイドさんが我々を2階の席に案内した。それぞれに分かれて着席した。僕たち5人が人テーブルだ。「まずはビールだぜ」と、のび太君、ネズミ男君、ジャイアンの3人は、すかさず提案。後、2人の女性達は、ジュースを頼んだ。

中瓶くらいのビールが運ばれてきた。めいめいグラスに注ぎ、「お疲れ、チェアーズ」と言って、乾杯した。いやああ、、ちょっと、度が薄いせいか、水みたいだった。それでも、ぐいぐい飲み干した。疲れもあって、やや酩酊。

かごに入れられた、まんじゅうみたいな食べ物が「1人1個ずつです」と言って、運ばれてきた。次から次へと、運ばれてくる。僕たちは回転テーブルを回しながら、ついばんだ。いやあああ、。腹一杯だ。

夕食の後は、ホテルに帰る前い「九イ分」という所へ行くらしい。なんでも、夜景がきれいだそうな。


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