umityanの日記
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2016年08月30日(火) 地球という生き物。

地球という生き物は本当に変なことばかりする。こんな小さな島国の日本に、北や南を問わず、大地震を起こさせたり、はたまた、同時に3個もの台風を発生させたり。すでに2個の試練を受け、最後の1個が、今、東北地方に襲いかかろうとしている。被害が少ないことを願っている。

今、世界の人口はなんぼだったっけ?。70億人か?。いや、もっと多いのか?。そんな人間が長年かけて生み出してきた英知は確かに素晴らしい。その顕著たるものが、リアルタイムで、世界のいろんな映像や情報を目の前に提供してくれることだ。それを見たり聞いたりしながら、我々は、恐れおののいたり、歓喜で胸を震わす。良いことならまだしも、目を覆いたくなるようなおぞましい映像や情報を垣間見たとき、「映像なんて、なければいい」と思うことがある。

そうそう、昔、よく思ったっけ。どこかの山、山奥で原始生活をする。文明の利器は一切なし。狭い空間の中で、自然とともに生きる。もちろん、自然は幾多の悪さもするだろう。それは今の世界と同じだ。ただ違うことは、外の世界がどうなっているのか知り得ないことだ。知る術もないのだ。それでいい。知らなければ心が安らぐこともある。

おっと、今日は厭世的になってしまった。現実逃避はやめよう。知ればこそ現実を脱却できる道もみつかるというもの。現実は現実として受け止め、すべからく自然との共存を構築すべきだろう。


2016年08月28日(日) 八月の喧騒。

秋の気配がじわじわと忍び寄っている。久しぶりに今日は雨だ。台風の影響があるのだろう。今まで、カンカン照りだったので、動植物たちにとっては、ありがたいごちそうになり、喜んだに違いない。

ようやく、盆や、いろんな夏のイベントが終わった。喜びの涙、悲しみの涙が、世界中に渦巻いた。僕もその両方に預かった一人だが、まだ腑抜け状態である。仕事をやり終えた安ど感と、暑さが醸し出す不快感が、いまだ体を支配している。何かをやるにしても、今一つ力が入らない。

これではいけないと、先日は仕事を手伝ってくれたネズミ男君と、喉を潤しに「梓」という小料理屋の暖簾をくぐった。「あら、おひさしぶり」に始まり、話は、ネズミ男君がゲットした、刺しゅう入りキャップに及んだ。今まで3個のキャップを全部ネズミ男君がゲット。1個を僕、ジャイアンがもらい、もう一つをママにあげていた。ママはたいそう喜び、今日はそのお礼として、冷酒(5合瓶)を1本サービスしてくれた。いやああ、これはうまかった。

知り合いの常連客が来た。彼にも冷酒のおすそ分けを行い、キャップの話をしたところ、「僕もほしい。ぼくは キャップを集めているんだ」と言う。ネズミ男君は、気軽に「あいよ」と言ってしまった。相当に自信を持っているようだ。1回もカラオケで、ぞろ目賞を出していない僕、ジャイアンとしては不愉快だったが、まあ、歌が下手だから仕方がないか。

小料理屋でひとしきり、酒、焼酎をあおり、ネズミ男君と4個目のキャップをゲットすべく、さるスナックへ乗り込んだ。キャップを提供してくれるママが、にっこりと笑いながら、「あら、いらっつしゃい」と言った。そこで、ネズミ男君と僕、ジャイアンは、キャップをかぶったまま、海軍式の敬礼でママに応えた。ママは、またまた、にっこりしながら、{あんたたち、良く似合うじゃない」と言う。僕、ジャイアンはすかさず、「ママ、4個目のキャップをゲットしにきたよ」と言うと、「がんばりんしゃい」と励まされた。

いくでえーーーー。ネズミ男君と僕、ジャイアンは燃えたぜ。な、な、なんと、今宵は、僕、ジャイアンが早々に88点のぞろ目を出すではないか。わが目を疑いながら、点数表示を見ると、確かに無限大を表す記号が縦に二つ並んでいる。「わおーーーーーーーつ、88だ」。ネズミ男君やママ、従業員の女性が、不思議そうな顔をして画面を見ていた。

僕、ジャイアンが歌っているとき、従業員の女性が、一時、台所へ姿を隠した。僕は思わず言ってしまった、「あんた、まさか機械を操作してきたんじゃなかろうね」って。彼女は「そんなことはできなわ。ママ以外は」って答えた。うんん、そういわれても、ママh微動だにしないで、僕の歌を聞いていたっけ。まああ、真偽はどうでもよい。久しぶりに僕が上手かったと思えばよい。

僕の得点に感化されたか、ネズミ男君はすかさずマイクを取り、数曲披露した。ぞろ目をかすめるが、ぞろ目は出ない。「今日は出ないよ。もうその辺でいいのでは」と彼に促すと、一瞬怒ったような顔をして、彼は最後の歌に挑戦だ。

「わおーーーーーつ」、奇跡が起こった。ほぼ、あきらめていた彼の顔に笑みが刺した。88点だあーーーー。ネズミ男君は小躍りしてよろこんだ。僕たちは抱擁しながら、この快挙を喜んだ。ママは棚に安置していたキャップを、「はい、どうぞ」と、おもむろに差し出した。かぶってみた。似合っていることは言うまでもない。

ネズミ男君は言った。まだ、先ほどの小料理屋「梓」の店が開いているので、「ママさんにキャップを預けていこう」と、いうことになった。さすが、ネズミ男君だ。善は急げだ。代行車を呼び、ママの店経由で帰宅した次第である。

そうそう、スナックの帰り際、ママさんに、「近いうちに5個目のキャツプをゲットしに来るからね」と言うと、ママは、「待ってるわ」と笑いながら言ったが、おももち、顔がひきつっているような・・・・・・。僕も初めてぞろ目を出して、今宵は気分がよかった。


2016年08月06日(土) 暑さと雷が僕を吠えさせた。

雨は降っていないが、雷がゴロゴロ鳴っている。こういう状態が結構怖い。先頃、畑の中で農夫が雷にうたれて亡くなったと聞いた。「えええつ、この炎天下でっー」と、我が耳を疑った。又、高校生が野球の練習中にグランドで、雷に打たれたそうだ。あな、恐ろし。

この世で、怖い物三つ。雷、火事、親父ではなく幽霊。その最たるものが僕にとっては雷だ。雷が鳴ると、女性が僕の胸に飛び込んでくるどころか、今や、僕の方から女性の胸に飛び込んでいきたい衝動に駆られる。なんと、臆病者だ。

てなわけで、今日は終日、机上の仕事に励んだ。時折、窓から外を見やると、黒雲が、化け物の様相を呈しながら流れていく。いやなやつだぜ。昔、「子供は風の子、元気の子」と言われて、このくらいの天気なら、外ではしゃぎ回っていたものだが、今では、誰も外で遊ぶ者がいない。また、朝の六時半には、近くの公民館でラジオ体操なるものが催されていたが、最近は、ラジオ体操の音楽が聞こえてこない。地域によって違うとは思うが、おそらく、熱中症の危険があるとの判断で、中止されているのだろう。

時代は変わった。一頃までは自然がいとおしくて仕方がなかったが、今や、自然はうとましい存在の代名詞である。よくよく考えてみれば、これは自然が悪いわけではない。そういう自然を育ててきた人間に罪というか、原因があるように思える。文明が高度になればなるほど、自然が駆逐されていく。駆逐された自然はもう元に戻れない。悪たれ小僧に変身する。いくらなだめても、知らぬ存ぜずだ。言うことを聞かない。自然との共存共栄がだんだんと難しくなりつつある。

人間はそのことに気がついていながら、「まだまだ大丈夫」と高をくくっている。うんんん、これはいかがしたものか?。まあ、我が生きている間は、地球もそこそこ持ちこたえるだろう。だが、いかんせん。未来の子供たちにとって、地球は住みやすい環境ではなくなっているだろう。

楽観論を言えば、「人類は近い将来、他の惑星へ移住しているから、心配ない、心配ない」ということになるか。うんんー、この考えは相当に甘い。最近、系外惑星が数多く見つかっているが、この地球のように生命体が住めそうな星は、まだ皆無である。僕は思っている、この地球は宇宙の中の孤独星であると。奇跡が地球に生命体をもたらした。この奇跡は何度も起こらないだろうと。

悲観的なことばかり書いたが、内心は、僕の生存中に他の惑星で生命体が発見されてほしいと密かに願っているのだ。

そうそう、数日前にあった良いことを書いておこう。な、な、なんと、ネズミ男君が、三個目のキャップをげっとした。カラオケで、88点のぞろ目を2回たたき出した。これには僕たちも、驚き。ママが「はい、どうぞ」と刺繍入りのカラーキャップを持ってきた。ネズミ男君はしばらく考えた後、僕にそのキャップを手渡した。実は、「今度、手に入れたら、そのキャップがほしいと言っていた、小料理屋のママさんにやったら」と、言うことだろう。うんんん、そういうことか。欲深い僕は今思案中である。

さあ、明日は日曜日。外での仕事がg一つある。雷が鳴らなければ、一人で野良仕事にいそしむか。





2016年08月01日(月) 八月の声。

八月の声を聞いた。蝉の声も必死で後を追っている。最後の花を咲かせようとしているのだ。八月かあーーー。僕にとっては、うれしくもあり、うれしくもなし。何がうれしいかと言えば、暑さも峠を越して、もう少しで、涼しくなり、過ごしやすくなるだろうという期待が持てることだ。うれしくもないことと言えば、お盆が近まり、亡くなった母や父のことを、否応なく思い出すからだ。

そういえば、千代の富士関が亡くなった。小兵ながら大型力士たちを、ばたばた倒していく姿は圧巻だった。まさに、ウルフ。サラリーマンとして戦場を生きていた僕、いや僕以外の人たちにも、大きな希望と夢を与えたに違いない。たただただ悲しい。心よりご冥福を祈ります。

ところで、僕、ジャイアンと、ネズミ男君共同による、雑草刈り大作戦は昨日までで終了した。大いなる成果有り。周囲を見回せば、我々の心と同じように、きれいだ。二人して、にっこり笑ったことよ。

おっと、良かったことばかりではなかった。実は、ネズミ男君が蜂に指を刺されたのだ。剪定機械で枝を払っていたところ、内部に巣を作っていたのだろう。数匹の鉢が飛び出して、ネズミ男君の指を噛んだ。いや、刺した。彼は「いたたたあーーーー」と言い、軍手を脱ぎ、刺された指をを口に加え、蜂の針を吸い出そうともがいた。針がとれたかどうかはわからないが、手の甲が腫れてきた。「何か薬はないか」というので、家に戻り、探したが、適当な薬は見当たらず。オロナインがあったので、それをつけて、応急措置としてリバテープを巻いた。「これじゃ効かんばい」と、彼は眉をしかめて言った。

僕、ジャイアンは一度も蜂に刺されたことはないが、彼は我が家で二度目の経験である。
蚊にもよく刺される。「あんた、よほど体が甘いんだぜ」と笑って言うと、「おいらは二酸化炭素を人より多く放出しているんだろうなあーー」と、わかったような、わからないようなことをつぶやいた。

まあ、そんなこんだで、その夜は、彼の労働に対する慰労、蜂見舞いを兼ねて、小料理屋で一献やった。ネズミ男君の腫れた手の甲を見かねて、ママさんが氷を袋に詰めて、彼に渡した。どうも、熱を持っているようだ。と、同時にかゆいらしい。氷は気持ちよさそうだ。酒(焼酎)のほうは、僕のおごりと知って、グイグイ、お代わりをしていた。「そんなに飲んだら、明日はもっと腫れていても知らないぜ」と思ったが、「まああ、好きにせい」とほっておいた。

ところで、蜂事件はこのくらいにして、最近、良いことがあった。なんと、ネズミ男君がさるスナックで、二個目のキャップをゲットしたのだ。88点を二回出したのだ。我々は小躍りして喜んだ。以前も書いたが、数千円はする、つばや前面に金色や銀色の刺繍をこらした、素敵なキャップである。悲しそうな顔をしている僕の姿を見て、なんと、ネズミ男君がゲットしたキャップを僕にくれるではないか。うれしいこと限りなしだ。持つべきは友達だ。

その後、数回その店へ足を運んだ。。「今度は僕ジャイアンがゲットするでえーーーー」と、いつも気負って挑戦したが、敗北ばかり。ママは勝ち誇ったかのように、カウンターに数個のキャップをだしたり、ひっこめたりだ 。この態度は気に入らないなあーー。僕たちはさらなる闘志をを抱いて、機械に挑戦してきたが、その都度、返り討ちにあう昨今でございます。僕、ジャイアンとネズミ男君は顔を見合わせながら、「なんでだろう?」と、首をかしげるばかり。

八月は始まったばかりだ。そのうちに良い声も聞かれるだろう。





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