umityanの日記
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2012年04月25日(水) |
男って悲しい生き物だ。 |
137億年前にビッグバンで宇宙が誕生し、その10億年後に出来たらしい銀河団が発見されそうだ。最も古い銀河団らしく銀河の進化過程を研究する上での貴重な発見らしい。かくして45〜6億年前に、我が地球が誕生した。天の川銀河系に属するんだろうか?。ガス型惑星とは違い、生命体が発生可能な岩石型惑星の誕生である。
僕は、悶々として眠れない夜、宇宙の事を考えることにしている。ひょっとしたら、夢うつつの中で、天文学的大発見をするやもしれぬと、あれこれ考えるわけだ。万が一つにもありえないが・・・。そもそも、ビッグバンなんてあったのだろうか?。なんにもないところから、突然、粒子が飛びだし、何か反応を起こし、大爆発する。大爆発により粒子が拡散し、今日のような宇宙を形作った。常識では考えられない。常識が通用しないのが宇宙なのかも知れない。
確か、定常宇宙論という考えもあった。もともとから宇宙はあったのだ。ただ、人智では計り知れない。ただそれだけのこと。今、ビッグバン説が有力だが、定常宇宙論もあながち否定は出来ないだろう。
銀河団の発見もさることながら、僕の興味は、むしろ、地球に生命体が生じ、進化して今日に至っているという事実。地球の生命体の根源は、一体、どこからやってきたのか?。彗星がもたらしたとか、火星からもたらされたと言う説があるが、今の所不明。火星には昔、地球と同じように、おびただしい水が存在していたという。水があれば生命も存在したかも知れない。長い年月が水をひかびらせ、今は地中に氷として存在しているとのこと。地表には生命体の痕跡はないようだ。
僕は考える。地球も未来には火星と同じような運命をらどるんだろうかって?。地球上のあらゆる生命体もいつかは消滅する。そう考えると悲しいぜ。
もっと身近な悲しみは、いずれ人間の男達が地球上からいなくなると言うことだ。女性はしぶとく生きのびる。何故なのか。最近知ったことだが、どうも男が生まれなくなるらしい。性染色体は女はXX.。男はXY。合体してXXとなれば女になり、XYならば男になるわけだ。
ところが男のY染色体が劣化により、どんどん小さくなって、ほころびが生じているとのこと。大昔は同じ大きさだったのに。そのほころびを修復できないことが原因らしい。「玉、玉」は二つあってもY遺伝子は一つしかないからなあーーー。女の場合は、XXで、修復可能。かくして、男の性染色体はいずれ、消滅の運命をたどるわけだ。
何故にこうなるのか?。あまりに神は不公平だ。男って悲しい動物なんだよなあーー。古代より、男は力に任せて、せっせと獲物刈りに奔走する。女は洞穴で獲物を待ち、子育てに専念する。子孫を残す方法として、この役割分担が生じた。その最たる事が、人類他、ほ乳類は卵ではなく女の胎盤の中で子を長期間育てることにある。グッドアイディア。
ただ、人間の男の精子は、一夫一婦制が定着し、精子に競争原理が働かないため。オタマジャクシに元気がない。ふらふらと今にも死にそうに泳いでいる。卵巣にたどり着く前に死滅するやつが多いらしい。「頑張れ」と言っても、戦いに勝とうという意欲もなし。反面、チンパンジーなどは、乱婚らしい。従って違った男達のオタマジャクシ達が、わんさと競い合って目的地を目指している。元気一杯だ。
しかしながら、女も安穏としてはいられない。何となれば、女の胎盤を提供するのは男の役目らしい。その男の役目が果たせなくなるとどうなるか?。いわずもがな子供が生まれないわけだ。
心配するなかれ。近代科学は精子の保存ということを考え出した。男がいなくても、保存された優秀な精子を女の卵巣に注入すれば子供が生まれるからだ。精子さえあれば男はいらないのか?。「わおーーーーん」と泣きたくなる。
うんんん、もう止めよう。男って悲しい生き物だ。果たして男に未来はあるのか?。
友人(のび太君)が二年がかりで企画し、発起人として催した演劇の公演が無事に終わった。昼夜二日間の公演で二千数百名が訪れた。大成功だ。皆の感想は「一様に良かった。良かった」の連発。「ハンカチが涙でびしょびしょになったよ」と、夜泣き爺さんが言う。なんでも舞台の前列から三番目の席で、食い入るように観劇したそうな。爺さんらしいぜ。
劇は木を切り倒すという業者を相手に、体を張って阻止した一女性の生き様を描いた劇である。後に当県で第一号の女性県会議員になった人である。脚本は当県出身で、今、関西や関東を拠点に活躍されている、エッセイスト、詩人である笠原瑠璃子氏。見せ所をふんだんに織り込んだ脚本は見事である。その脚本を基に、演出する演出家も当県ナンバーワンの野本氏である。主演女優は、これまた当県在住の美しい女性。主人公の女性を見事に演じた。友人(ねずみ男君)が「お嫁さんにしたいーーー」と思ったようだが、それはかなわぬ夢だ。
友人「のび太君」も、この劇で役者として登場した。なんと、役は主役の女性を威嚇する業者さん。ばかでかい声と体で主役の女性をはね飛ばす。「おおおーーつ、怖いっ。まさか、本気じゃないだろうな」と思わせるような気合いの入れよう。仕事しているときの「にんまり顔」とは大違いだぜ。
てなわけで、最終公演のあと、とあるホテルで打ち上げ会が催された。総勢80名近くが参加した。気の早い僕(ジャイアン)と、友人(ネズミ男君)は一番乗り。更に、のび太君の恋人として僕が命名した「シズカちゃん」も参加。彼女は僕やねずみ男君共々、数千枚のパンフレットを三つ折りした仲間だ。のび太君は既に妻帯者。しからば、「ねずみ男君、君がシズカちゃんを嫁にもらったら」と再三、勧めているが、彼は「ぽーーつ」と顔を赤らめるだけで首を立てに振らない。おっと、その前にシズカちゃんから断られるのが、おちだろう。
打ち上げ会が始まった。残念ながら、夜泣き爺さんとシズカちゃんは別の席。僕とねずみ男君が隣りあわせとなった。これが良かったのか悪かったのか?。僕たちは瞬く間に赤ワインを二本飲みあげた。その間に、感謝状の贈呈があった。何と僕もその一人として額縁入りの賞状と記念品をいただく羽目に。役者さんたちの演劇の練習会場として部屋を提供しただけだったので、恐縮の至りだ。親友、のび太君の頼みとあらば、断るわけにも行くまいて。感謝状贈呈の後、役者さんたち、一人一人の自己紹介があった。「好きこそ物の上手けれ」と言うが、皆、個性的で、演劇好きな人たちばかりだ。のび太君はいざ知らず、僕には到底出来そうにない。
まあ、そんなわけで、僕たち二十数名が二次会まで足を運んだ。マイクを持ったら離さないと定評のある本劇の事務局長がカラオケで数曲を熱唱した。折りもよし。まさにねずみ男君の出番だ。僕はすかさず。「ジュリアーノ・ハートブレイク」という歌をを所望。彼は「やめてよーーーー」と言いながらも、マイクを持ち、こじんまりとあしらえてある舞台へ。始まった。ツイスト混じりの彼の歌が。腰がよく振れている。いつものごとく、「今夜もいこうぜーーー。愛とはなんぞや」と最初におらぶ。続いて、「キャンドルライトが・・・・・・・」と歌い出した。爆笑の渦だ。ご褒美かなんか知らないが、役者さんたちに配られた「大入り袋」が、彼にも渡された。中味は二千円だった。「今日の飲み代だぜ」と彼はいたくご満悦。
時は瞬く間に過ぎ、有志一同で三次会へ。笠原瑠璃子氏や演出家をはじめ10数名が参加。焼酎で気勢をあげること常のごとし。もう、これ以上は語るまい。すっかり酩酊した僕やねずみ男君は借りてきた猫だ。その後の展開は「わかんなあーーーーい」である。 ただ、一円玉貯金箱を僕にくれた、ねずみ男君を家まで送った記憶だけは残っている。僕も義理堅い男だぜ・・・。
まずは第一回目の当県の歴史劇の成功に「おめでとう」と言いたい。役者さんもご苦労様でした。
ここ数日、気持ちの良い天気が続いている。風もなく穏やか。こんな日はそう長く続かないだろう。さあ、こんな日は何をしようか?。
そうそう、先日の大風で、庭にわんさかとキンモクセイの葉っぱが散った。早く掃き寄せれば良いのだが、雨の降る前にと思い、除草剤をまいていた。その上に葉っぱが積もったわけだ。今、掃き寄せるとせっかくまいた顆粒の除草剤が移動してしまう。効き目がなくなり、「待ってました」と小さな雑草が頭をもたげる。そうはさせまいと、葉っぱの処理を日延べしたわけだ。
今日がその好機。僕は長ほうきで、葉っぱを一所に寄せ集めた。塵も積もれば山だ。荷押し車に詰め込み、火葬場へ。いやはや、疲れたぜ。
さて、次に何をしようか?。僕の頭には既に、行動計画あり。なんのことはない。敷地の境に隣接して続いている河川敷の雑草を刈ることだ。見た目がきれいになる。これが重労働なんだが、僕にとっては最高の運動。パチンコゲームの「振り降りダービー」ではないが、マシンガンのごとき草刈り機械を振り回し、なぎ倒していく。快感・・・・。
とは言え、雑草もさるものだ。二週間前に切ったのに、僕をあざ笑うがごとく、再び背伸びをしているのだ。春はまさに生命の息吹。あらゆる生命体が一斉に活動を始める。何事も根元から絶たなくちゃと思えど、雑草は人間に危害を加えるわけでもない。むしろ、酸素を供給して、空気を浄化してくれる。本来なら感謝すべき雑草君達である。だが、人間のエゴ、見栄、体裁がそれを許さない。かくして、年中行事とも言える、雑草君との格闘が始まるわけだ。昨日の午後は、その作業で半日がつぶれた。
夕方からは、開演まで一週間を切った演劇の練習が始まる。昼夜の練習だ。時折、方言丸出しの大きな声が僕の事務室まで聞こえる。まるで、喧嘩しているよう。いや、喧嘩だ。県木を守る為、「木をきるなら、私を先に切りんしゃい」と、体を張って業者とやりとりしている声だ。体を張って何かを守るという姿勢が今日、欠如しているように思える。主人公である、この一女性の生き様は、大いに学ぶべきだろう。
僕が預かった90枚のチケットも、ほぼさばけた。今日、振り込みをしようと思っている。チケットも100枚ではなくて90枚ってところが味噌だ。三桁より二桁のほうが、気が楽だ。これも心理的効果を狙った、主催者の計らいか?。
まあ、それは良いとして、頑張ってきた役者さんたちの労は必ずや成就するだろう。公演が終わった後の、慰労会にはねずみ男君、夜泣き爺さんも参加する。数千枚のパンフレットを三つ折りにするという、面倒な作業に精出したからなーーー。折る時間も相当かかった。「初めての経験」ってやつで、皆、素人だったから、時間がかかるのもうなずける。
まああ、そんな訳で、今日も後天に恵まれた。今から外出だ。一仕事終えて、再び、雑草君との対話・・・・、いや、格闘を行う予定。
四月もあれよあれと過ぎていく。人事異動等による歓送迎会も峠を過ぎ、花見も、当地ではとっくに終わった。とっちゃん坊や達5人衆(おっと、今回は四人だったか)を含めた花見は総勢20名近くの参加で、去る八日の日曜日に開催された。
散り始めた桜の舞を眺めながら飲むアルコールもまた格別だ。人なっつこい小さな女の子が寄ってきたので、手を取り、「ジルバ」を教えたら、これが大受け。キャーキャー言いながら、ぼくのリードでくるくる舞う。舞いすぎて、転びそうになる。一踊り終わると、また手をさしのべてくる。まいったぜ。すかさず、のび太君にバトンタッチだ。
ねずみ男君は、いかにも高そうなカメラで、あちこちと撮影に夢中。映った画面を見ると、いやいや、なかなかの出来だ。「モデルがいいからなあーー」と言うと、「腕だよ、腕だよ」と自慢げに言う。カメラのせいもあるんだろうが、まあ、そういうことにしておこう。
かたや、夜泣き爺さんは、にやにや笑いながら、持ち込んだ酒で舌鼓をうっていた。白内障の手術も大成功で、最近は見えすぎて困ると言う。近視の僕には見えなかったが、誰か遠くから手を振っていた。近づくと、なんと夜泣き爺の親分だった。僕立ちより先に到着して、酒で気勢をあげていること常のごとしだ。のび太君は主催者ということもあり、あっちへ言ったり、こっちへ来たりで、忙しく立ち回っている。大変だぜ。
昨年も参加した人たちと親しくだべりながら、飲むのも楽しいことよ。決まって出てくる話題は健康のこと。何よりもまず、健康が第一だ。まあ、飲めるうちが花だ。楽しい一時を終え、僕たちは千鳥足で、どこか開いている店へと足を運んだ。これが悪い癖なんだよなあーー。
そうそう、大変といえば、のび太君が発起人で始まった演劇の開催日が、一週間ちょっとと迫ってきた。毎日、白熱の練習が続いている。千人以上の人たちが文化会館のホールに訪れて演劇を見る。練習に熱が入るのは当然と言えば当然だ。のび太君も「ちょい役」とは言え、役をこなしているよし。まずは成功裏に終わることを祈願しておこう。
今日は、仕事に没頭したため、日記も今ひとつだ。この辺で止めておこう。
昨日、今日と良い天気が続いているが、一昨日は風速云十メートルという台風が来たような大風に見舞われた。風がゴーゴーと唸りながら宙を舞い、ガラス戸を今に割れんとばかりにたたきつける。「やめてくれよ」と僕は布団を頭からかぶり、恐怖におののいた。怖かった。と同時に、台風の季節でもないのに、何故に大風が?。疑問が頭をもたげた。
地球がおかしい。確かに異常だ。異常と言えば、天文のニュースで、最近知ったが、地球は体重が減少しているそうな。又、月は地球から少しずつ、遠ざかっているそうな。これは何を意味するのか?。ねずみ男君の常套句で言えば、「分かんなあーーーい」である。まさしく分からない。
しかるに、これまた偶然か?、昨夜は 月が地球に接近して衝突するという、逆のドラマを見た。科学者達がその危機を回避すべく奔走する。月にミサイルを撃ち込み、物理学の作用反作用、磁気か磁力か?の反発力を利用して、月の軌道を元に戻そうと言うわけだ。うまいことを考えたものよ。人類の存亡にかかわる一大事だ。失敗は許されない。もち、ドラマでは成功する訳だが、現実となればそうはいかない。
いずれにせよ、「形あるものは壊れる。永遠に一定の物はない」。これは真実だろう。地球だってエネルギーを酷使すれば疲れるさ。又、月だって、人類の愚かな行為に愛想尽かして、少しずつ遠ざかりたいと思っているだろう。
おっと、感情論では語ることは止めよう。最近宇宙の事が少しずつ分かってきた。とても興味深いことだが、反面、一抹の悲しみを覚える。悲しみとは、想像していた世界が、ことごとく打ち砕かれてしまうことだ。月ではうさぎが、餅をついている。火星にはタコみたいな宇宙人がいる。999の電車に乗って宇宙を旅する。メーテルに出会う。宇宙の事が分からなければこんな夢を、いつまでも持ち続けられるのに・・・・・。
今、僕の脳裏に浮かぶのは冷淡で荒涼たる宇宙の姿だけだ。ブラックホールが、チャンスあれば地球や他の惑星を飲み込もうと機を覗っている。太陽も核エネルギーの在庫が乏しくなりそうで、アップアップの状態だ。やんなっちゃうぜ・・・・。
不思議な縁で地球という惑星に生命体が宿った。進化という言葉があてはまるかどうか分からないが、長い年月の末、知能を持った人類が地球に君臨している。人類の脳細胞は宇宙に匹敵するほど、巧妙で精巧だ。いつかは、この脳細胞が、宇宙の神秘を解き明かすだろう。ただ、願わくば、新たなる夢をはぐくめる宇宙であって欲しいものよ。地球が存在していればの話だが・・・・。
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