umityanの日記
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2010年08月31日(火) 渡りに船。グッドタイミング。

もう既に僕の脳裏から八月は去っているが、いちおう暦の上では今日が八月の晦日だ。相変わらず暑さが続き、どうも体調も万全ではない。冷房に浸りすぎがいけないのだろう。

仕事でもミスを犯した。先例にならって書類を作成したは良かったが、法律の条文が変更になっていた。それに気がつかない僕はなんとアホか。滅多にない事例だったから、もっと、注意が必要だったのだ。クライアントには、その旨説明し、まああ、なんとか大事に至らずに済んだ。てなわけで、今日はやや不愉快である。

ネットで購入したデジタル温度計を見ると、室温29度。湿度55パーセントと表示され、にこにこマークがにこにこしている。「何がにこにこか?」と、思わず温度計に八つ当たりだ。いけない。いけない。冷静に、冷静に・・・・。ぐっと、冷水を飲んで心を落ち着けた。

もやもやしながら、間違いの原因を調べた。僕の完敗だ。最近、違った分野の仕事に集中していたため、昨年改正された法律を見過ごしていた。良い勉強になった。次回からはこんな失敗はしないだろう。

やれやれと思っているところへ、携帯のベルが僕を呼んだ。誰かと思いきや、「秀ぼう君」からだった。彼や彼の父親とは数年前までは、麻雀卓を囲んで喧々がくがくと、生唾飛ばしながらパイを振った仲間。今年が父親の初盆で僕もお参りに行ったばかりである。

盆が終わったら一献傾けようと、彼と約束していたことを思い出した。渡りに船とはこのことだ。「よし、鬱憤をはらすぞ」と、今、意気込んでいる。なんでも、6時半に車で迎えに来るそうだ。後、1時間半かあー。待ち遠しいぜ。

そうそう、昨夜は「バベル」という映画の事を書いたが、一つ書き忘れていた。女優の菊池凛子さんのことだ。名前の漢字はこの字だったっけ?。どこか遠くを見つめているような「きりっ」とした目。また、表情が実にすばらしかった。「一目会ったその日から、僕は恋の虜になりました」ではないが、瞬く間に、フアンになってしまった。最近、美人の女優さんは多いが、どの人を見ても同じように見え、なんだかつまらなく感じられる。そんな中、菊池凛子さんは輝いて見えた。日常はどんな人か知らない。ドラマや映画は虚構であり、その人そのままではないだろう。それはそれでもよい。

仕事で疲れ、あの「きりっ」とした目に触れると、妙に勇気や元気がわいてくる。よし、今日はこの線でいこう。


2010年08月30日(月) 暑さが僕の思考を鈍らす。

今日も異常に暑い。「心頭を滅却すれば火もまた涼し」というが、、今、我が心頭は沸騰状態にあり、火は熱風のごとしだ。「これじゃああ、あばかんでーーー」と、一念奮起して、朝から、書棚に放り込まれている古い書類の整理を始めた。スペースが欲しいのだ,

スペースを確保するには思い切った廃棄が必要だ。そう思い、書類に一瞥を投げると、貧乏性にうまれた悲しい性が、それを許さない。再び同じ場所へ納める。もう、二度と書類を紐解くこともないと分かってはいるんだが・・・・。うんんん、この思考の迷いは、どうも暑さのせいに違いない。そういうことにして、整理をあきらめた。涼しくなれば思い切った処置がとれるだろう。

しからば、次に何をしようか?と、考えている時、ドラえもん君がやってきた。玄関を入ってくるなり、「この暑さはたまらんでーーー。ふうーーーー」と、ため息をつきながら、椅子に腰を下ろした。僕も、つられて、「ふうーーー」と言いながら、ほほえんだ。冷蔵庫から取りだしたビタミン入りの缶ジュースを飲みながら、たわいもない話に興じた。

彼がやってくるのは、僕が元気にしているかどうか?の様子伺いだ。と、同時に新たな情報がないかどうかを知りたいのだろう。僕とて同じ、世間の動向を知るには、人に聞くのが一番だ。帰り際、もらいものの「冷凍イカ」を一匹もたせた。「ビールのつまみには最高だ」と、顔をほころばせ、彼は去った。

その後、再び僕は何をする当てもなく、「ぼーっつ」とした時間を過ごした。午後5時半に夕食を済ませた。、寝るには、ちと早いかと、無料動画視聴に時間を割いた。

そう言えば昨夜は、「バベル」という映画を見て、バンパイアの恐怖を描いたオカルト映画に興じたっけ。「バベル」とう映画はなかなか良かった。点が線となり、線が平面となる。ほんの小さな事を契機として、見知らぬ所へ派生する、これが目に見えない縁というものだろうか?。良いことなら歓迎だが、悪いことならお断りだ。そう思っても、この連鎖は予期できることではない。

先日見たドキュメントがそうだった。15世紀頃のある文明が滅んだ。異国人の侵略もその要因の一つだったが、それだけでは説明がつかない大量の人口減少。本当の原因が長い間分からなかったが、なんと、近年、ウイルスによるものと判明。ネズミに寄生したウイルスが突然変異し、人から人への感染を容易にしたことが、文明滅亡の大きな原因となったのだ。生と死の分かれ目は抵抗力?。要するに抗体も持っていたかどうかだ。異国人はその抗体を持っていたが為に、死を免れた。ウイルスは異国からもたらされた。抗体を持たないその文明は大量の死を余儀なくされたわけだ。点が線となり、線が平面となる。まさにバベルを彷彿とさせる。見知らぬ縁による連鎖は恐怖である。

昨今、海外旅行が増えている。抗体を持たない人間が異国の地で、ウイルスに感染する危険性はおおいにあるだろう。「君子危うきに近寄らず」では夢も希望もなく、かといって無鉄砲、無頓着、はちゃめちゃでは、やり過ぎだ。その加減が難しい。ただ、「災難は忘れた頃にやってくる」というから、自分の力では、どうすることも出来ない場合もある。一番、恐いのはそれなのかもしれない。

冷房がやけに効いてきた。僕の頭も平常に戻りつつあるが、すでに遅しだ。刻々と、睡眠の時間が迫っている。明日が良き日であらんことを願い、船を漕ぐことにしよう。











2010年08月24日(火) とっちゃん坊や達の旅、第二弾。

朝夕は、ちょっとばかり、暑さが和らいだようだ。いい傾向だ。それに引き替え、昼間の暑さは、一体何だ。筆舌に尽くしがたい。未曾有の暑さだ。論外だ。他に言葉はなかったかな?。

そうは言うものの、先日、考古学者である吉村先生の話が印象に残っている。「30度、40度なんて、屁でもない。エジプトで発掘やっていると、50度なんて、日常茶飯事ですよ」と。いやあ、びっくりだ。やはり、体験した人でないと、そういう言葉も出ないだろう。

ただ、日本列島も温帯気候から亜熱帯気候へと変わりつつあると叫ばれて久しい。いや、もう既に亜熱帯気候の範疇に入っているかもしれない。我々も遠からず、亜熱帯気候を何の不思議もなく受け入れる日が来るだろう。良しにつけ悪しきにつけ、順応とは恐ろしいものだ。

そんなことを考えながら、僕は汗をかきかき、仕事にいそしんでいる。こんなに集中して仕事をするのも珍しい。何となれば、むんむんする夜の町を闊歩するより、部屋でのんびりと仕事をしている方がましだと思っているからだ。時折、椅子にもたれ、赤ら顔をさらけだし、スナックで歌っている姿を思い出しながら、ニヤニヤ笑いをしてはいるが。

そうそう、今年は「とっちゃっん坊や」達の第二回目の旅が決まった。前回と同様、5人の仲間(のび太君、夜泣き爺さん、ドラえもん、ネズミ男君、ジャイアン)で5泊6日が計画された。老い先長きか?短きかはしらないが、未だに独身を謳歌している?、ネズミ男君のたっての提案を、リーダー、ドラえもん君が資料収集を行い、我々仲間に披露。皆、一つ返事で快諾。遊び事のまとまりは早い。皆の心は、行けるときに行かなくちゃあーー、後がないという思いである。

それは良いが、窓口は、僕、ジャイアンの役割。事務処理が少々、得意というのも考えものだ。人任せが一番楽なんだが、やむを得まい。数ヶ月後に実行の運びとなる。またもや、はちゃめちゃな旅になる予感。

僕は旅に出て、何を思うだろうか?。地球の広大さ。自然の豊かさ、人々の生活、繁栄と貧困、人々のたくましさと優しさ、喜びと悲しみ、人間の英知のすばらしさ、戦争の爪痕、日本、故郷、父、母、兄弟、僕をとりまく社会・・・。最後に行き着くところは何だろう?。多分、「生」への畏敬の念かもしれない。今、自分が生きているということ、そのことの尊さ。四苦が「生老病死」であるならば、旅はその四苦をも超越させうる力を持っているような気がする。

ネズミ男君が、酔った席でよく言う。「雨降る故郷、はだしで歩く」。これだよなあーーー。この気持ちは旅をした人でなければ分からないだろう。とりもなおさず、旅の道中では、皆、はちゃめちゃなことばかりやっているが、思うところは皆一緒に違いない。

後半の文章は観念論的になったが、要は悔いのない生を全うし、宇宙に帰って行ければ幸いだ。




2010年08月17日(火) 僕の八月が終わった。

僕の夏が終わった。待つのは正月だけ。忙しさに明け暮れた八月。もう僕の心は八月とおさらばしている。それにしても、日本列島は暑かった。今も、まだその兆候は続いているが・・・。世界を見回すと、各地で、異常気象による災害が多発している。地球はどうなっているのと心配だ。最近のSF映画をみると、地球滅亡を描いたストーリーが多い。SFなら笑ってすまされるが、現実がその方向へ向かっている気がする。

宇宙は137億年前に誕生したと言われている。絶妙なバランスが保たれ、地球は宇宙空間にぽっかりと浮かんでいる。時々考えることがある。宇宙はビッグバンという、大爆発によって生まれたと言われているが、ビッグバンの前は何だったのか?。ビッグバンで、何故、何億個という星が生まれたのか?。宇宙は回転している。何故、回転するのか?。地球だって自転しながら太陽を回っている。太陽も宇宙を回っている。

要するに、回転することで、宇宙の絶妙なバランスが保たれているのだろう。何故、そうなのかという理由は分からない。誰がこの仕掛けを作ったのか?。謎である。あえて、その答えを言えば、まさに神・・・ゴッドである。こう言ってしまえば先へ進まない。そこで僕は考えた。

宇宙にも雄と雌があり、その合体によって、子供が出来た。地球はまさに宇宙の子供である。子供には孫が居て・・・これは月みたいな衛星のことだ。ほとんどの恒星はまだ独身。おそらく永遠に独身かも知れない。

宇宙の子供の中でも、地球はまれに見る美しいすばらしい星だ。そんな星が今、病にかかっている。美しさ故に、それを蝕むばい菌が生じた。その最たる物が人間だろう。はからずも人間は「脳」という便利な機能を手に入れた。これが厄介な代物だ。思考することで、神の領域を探索し始めた。宇宙の本質を知ろうというのだ。そういうすばらしい面もあるが、同時に善と悪という思考の両面を持ってしまった。

現代はまさに、善と悪がしのぎを削りながら戦い進んでいる。美しい星、地球はそれに浸食された。その浸食もどんどん進行している。地球危うしという所に至りつつある。

おっと、仕事に出かけなくてはならない。続きは後日に書こう。


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