今日仕事に行くと、フロントには女帝と新人ちゃん二人だった。

なんちゅう雰囲気・・・

恐ろしいオーラで、事務所に入れない。

痛い・・・痛いよ。


それでも、入らなきゃ仕事にならない。

「おはようございます」

挨拶すると、女帝が部屋割り表を持って近づいてくる。





またフロント周りかよっ




つーことは、こんな雰囲気の中での、仕事っちゅうことじゃん。

ボーゼンとしてると、女帝の愚痴がまたはじまって、


しーごーとーにーなーらーなーいーーーーーーーーーー


しかも、負けるもんかと新人ちゃんもすっごい態度。




うぉ〜　巻き込まないでくれ〜




なんで、私にあれこれ聞くんだ女帝よ。

新人ちゃんと仲良くないんだから、色々聞かれても知らん。

愚痴りたいだけなのか？？

なら、おば様を引き込んで、同じお年頃の方とわいわいやってくれ〜

今日もエロ本が捨てられていた。

ちょろっと見てみたが、今回のはたいした事無かったので、

お持ち帰り無し。

新人ちゃんに見せてあげようかとも思ったが、

「え？やだ〜なにぃ？いやん♡」


などと、ほざかれるとムカつくので止めた。

性格ブスは早く辞めろ。



最近、食欲が無くなってきた。

お腹もなんとなく引っ込んできて、旦那は「良い感じ♪」とは言ってくれるが、

我が心の中は癌？


でも、いつ死んでもいいんだ〜

心残りないし。

怖くないし。

行ってまいりました。

結果的には大丈夫でした。

憎まれっ子　世にはばかる

笑ったのが、胃カメラ。

鎮痛剤？かなんか知らんが、カメラを飲む前注射された。


で、気がつけば終わっていて、医者に言われた言葉は・・



覚えてますか？記憶はありますか？


どうやら私は完璧に熟睡かましていたらしい。

なんてすばらしい注射なんだ。

瞬間にして夢の中に誘うとは。


しかしカメラを入れたかどうかも知らんし、口から出たかどうかも知らん。

自分の胃を見たかったのにぃ〜

なんか、損した気分だ。

出産経験者なら、同じ思いをした人も多いだろう・・と、思う。


ぶぇっくしょんっ


くしゃみと同時にちびりませんか？


力が入った瞬間・・・・ちょぼっと。

旦那に言った。

「くしゃみしたら、おしっこちびった〜！」

「だから、あんたのパンツは黄色いんだよ！」






見たんか？

あたしのパンツ・・・見たんか？

居間で昼寝をしていた。

よほど疲れていたのか、お昼までだった息子をほっといて熟睡だ。

口を開け、完璧に爆睡していた。

・・・はずだったのに、なんか臭い。


あまりの臭さに目が覚めるほどだ。

何の臭いかと身体を起こそうとすると、私の左腕に重さを感じる。

３０歳男盛りチーフが異動になっていた。

娘のインフルエンザでホテルを休んでいる間に。

しかも、異動先は前任の支配人がぐっちゃぐちゃにしたところをたて直しに行くのだ。


頑張れ、チーフ。


さて、これは栄転なのか左遷なのか。

立て直せればチャンスだろうが、なおも落ち込めば・・・・


頑張れチーフ！


んでもって、うちの旦那は同じ会社内の異動となった。

転勤かと思って心の準備をしていたのに、拍子抜けだ。




今日の仕事後、女帝に捕まった。

４０分、延々と愚痴を吐く。

どうやら新人ちゃんの男関係に腹を立てている。

新人ちゃんの人間性すら拒絶状態。


「なんで、男は皆　自分に気があるって思えるのかしら？
　何しても許されると思ってること自体おかしいよね！？
　いつきちゃん、何か知ってるんじゃない？？
　あの子の事。
　このホテルの他でも働いてるんじゃない？
　だって、いくらバイトとはいえ、毎回１２時ぴったしに帰るのよ。
　時計より正確なんだから！
　しかも、１年以上になるのに、まだ仕事覚えないし！
　覚えようって気すら無いのよ！
　こんなに向上心のない子は初めて！」




このまま永遠につづく・・・・・・・



よくもまぁ・・・ここまで嫌われたもんだ。

なにかしたのか？

だらしない男関係全てばれたのか？

いま、娘は２回目のインフルエンザで苦しんでいる。

前回はＡ型。

今回はＢ型。

２回もなるなんて・・・奇特な奴だ。


今回は熱の下がりも悪い。

３日過ぎてから、ぼちぼちと熱が下がり出す。

頭痛と吐き気で、死んだような顔の娘。



でも、食欲あり♪



目はずっと潤んだままで、熱も続く。



でも、食欲あり♪



とにかく喉の痛みを訴え続ける



でも、食欲あり♪

生理が始まったことを知らない旦那は、

その気になって迫ってくる。


なんてタイミングの悪い男。


毎回そうだ。

妻のサイクルくらい覚えて欲しいもんだと切実に思う。

朝、子供達の電気毛布の電源を切ろうとすると切れていた。

娘に聞く。

「ううん。あたしじゃないよ。息子君じゃない？」

息子に聞く。

「うん。あした切ったよ。」



・・・・早く、日本語理解しようね。


昨日、歯科に行った。

娘は前歯に深い溝があり、虫歯にならないようにプラスチックを埋める。

息子は、痛くも無い小さな虫歯の治療だ。

娘は文句１つ言わず、もくもくと治療は進められる。

息子は、いきなり院長を指差し大声で叫ぶ。


「あのちぇんちぇいやだ！！」


み〜んな見てるなか、永遠にこの叫びは続く。


「息子くんっ！し〜っ！！今日は痛くないから！大丈夫だから！」

母の言う事なんて耳に入っていない。

診察椅子の上に立ち上がり、息子の叫びは終わらない。



「ぜったい、痛いよ！！もぅかえる〜！」


すると、今日は院長じゃなく、若い先生登場。

息子は若い男の先生を見たとたん、がらりと態度を変え

「今日は先生がするの？じゃあやって。」



「お、おまえという奴は〜！」


・・・・痛くないまま、治療完了。

すると、息子。

「じょうずだったね♪」と先生を撫で、褒める。







恥かしいったらありゃしない。

パトラッシュが悩んでいた。

婚約者と、どうやらエッチが上手くいかないらしい。

原因も自分にあると彼女は言っている。

婚約者の彼は、したい真っ盛り。

でも、いまいちパトラッシュは気が乗らない。

宝くじが当った。

グリーンジャンボ。
　
きっと日ごろの行いが良いからだ。

換金する前に、早速寿司を食いに行った。

これでもか〜と家族で好き勝手に食べる。

いや〜、楽しい嬉しい美味しい。

今まで毎回３０００円しか当らなかったのに、前回から当る金額が増えた。


はっはっは〜良いだろう。

娘が早速ホワイトデーのお菓子を旦那に買ってもらっていた。

特大キョロちゃんだ。

隣のじいちゃんからも、ケーキが届いた。


なんて羨ましいんだ、娘よ。

明日になれば、彼氏郡からも届くだろうし。

あぁ・・・こんな事なら私もばら撒いておくんだったよ。


旦那と、息子にしかあげていない。

いや、あげる人もいないんだけどもさ。

息子は期待できない。

なんてたって５歳だし。

旦那も期待できない。

小遣い少なくて可哀想だから。



ばら撒きもしないのに、欲しがる私は強欲でしょうか？

するめの噛みすぎで、歯を食いしばると痛い、いつきです。

もう顎は鍛えなくて良い年頃のようです。


うちの息子くん、色々と問題は山積みな人間ですが、

最近天才じゃないかと思う面をちらほら見せてくれます。

やはり、人とは違うような。

エジソンとか、アインシュタインと同じ人種な気がします。



決して親ばかではありません。うんうん。


でも、天才に育つのか、一般ピーポーに育つのか、

はたまた何時までも手が掛かるのか・・



どう育つかは、神のみぞ知るでしょう。


つーか、あたしが育てるんだから手がかかるんだろうなぁ。


というのも、信じられない記憶力を見せてくれます。

それも莫大な量を覚える息子。




でも、団体行動はできない。

喋れない。

でも、エジソンもアインシュタインも同じ病名持ってる事が分かってるし。



やっぱ天才！？



親ばかでもいいんだよっ！

未来に明るい希望が欲しいんだからっ！


良いとこ、一個くらい見つけなきゃやってらんな〜い。

相変わらず、ホテルには沢山のエロ雑誌が。

物色し、良さそうな物は、お持ち帰り。

恥かしげも無く、堂々とエロ雑誌を持ったまま事務所に下りると、

小島君が口を開く。

「いや〜、チーフから聞いてましたけど、本当に持って帰られるんですね。」



「いかんのか。」


「そうじゃないですが・・・・どうするんです？」


興味津々のようだ。


「旦那と見て、あ〜して、こ〜して・・・」


１０年過ぎると刺激がないから・・(-_-;)


それに、お客も何処で買ってくるのか、滅多に手に入らないような本ばかり。

なんかレア物と錯覚してる自分がいる。




横で話を聞いてた新人ちゃん。

にたにた笑って横目で軽蔑の眼差しが刺さる。


なんかむかついて、新人ちゃんに言って見た。


「今度、本があったら持って来てやるから見てみる？」

なんか知らんが、今日はフロント周りに配置された。

３．４日前にフロント周りしたはずなのに・・・

本当なら１０日に1度まわってくるはずなのに・・・・・



どうやら、小島君は私に言いたい事があったらしい。

それを、わざわざ言う為に、それだけの為に私をフロント周りに配置したのだ。





話の内容によっては許さんよ？




「いつきさん・・・今日のツインの1室・・・どんな人が泊まってるか分ります？」



また、有名人か？

つい最近はウド○木が泊まったばかりだ。

そうか。あたしが芸能人泊まったら、全て教えろって言ったから・・・


さてさて、一体今日は何様が泊まってるんだ？？

絶対、うつらないと思ったのに。

何があっても、自分は寝込まないと思ったのに。


インフルエンザ。


多分、息子経由で。

熱がある間中、べったりだったから。

これで、約3週間週末は家で過ごす。

仕方ない。

次から次なんだもん。



そして娘の悲しい日記を見つけてしまった。

内容はこうだ。



今週もお出かけはない。

今度はママだ。

でも、ママはこんな事を言ってた。


「ごはん、たべたくな〜い。まま不死身だけど。」


でも、お出かけはできない。

ちっとも、楽しくない。



最初は娘がウイルスもって帰ってきたくせに〜！

看病してて、うつったんだからしょうがないじゃんよ。

いくら不死身でも、うつるんだよっ！


そうゆう訳で、機嫌が悪いのか娘は昼食のラーメンにインネンを吹っかける。

ターゲットはラーメンに入れた粗引きウインナーだ。

熱を出し、節々の痛みと頭痛を抱え泣く泣く作ったラーメンに、

娘は完璧なまでのカウンターを食らわしてくれた。


「変！このウインナー変！」

「まずいよ！あたし、いらない！これどうにかしてっ！」

旦那にも食ってもらう。

すると、素晴らしいまでのコメントが返ってきた。

「これ、存在感がありすぎて、ラーメンと喧嘩しちゃうんだな。

メイン同士みたいになるから合わないんだよ。」




完璧なまでのコメント。素晴らしい。



娘よ。

多分、来週こそは出かけられるから。我慢してて。

うちの愛犬は、目も見えない。耳も聞こえない。

全て、老化だと言われたが・・・・

鼻だけは健在だ。

その唯一健在の鼻に、あろう事か私はやってしまった。



彼の鼻先に、強烈な1発をかましてしまった。



やってしまった後で、奴がどう反応するのかと振り返れば、

旦那の異動は、今月１７日以降にハッキリするらしい。

以前もそうだったが、なんで異動（転勤含む）する2週間前にならないと

言わないのかなぁ。


妻子がいてって考えたらさ、早めに言うのが親切ってもんじゃないの？

学校とか、妻の職場とか、その他もろもろあんのにさ。

手続きとか、なんとかやるのは私であって・・・



あ〜〜〜面倒。



それに、引っ越すなんてなったら寂しいよ。

やっと地域に馴染んで友達も出来たっていうのにさ。

すっかり、この田舎にハマって、まるでここで生まれたかのように過ごしてるっていうのに。


どこか遠くへ行くのはやだな〜。

また、知らない土地で１からってゆうのもヤダ。






単身赴任しかないのか？

いい年して、実家が恋しくなったりする。

でも、実家は遥か遠くて簡単には行けない所。

でも、そこに行けば笑顔で待ってる姉弟がいて・・・


なんとなく・・・・寂しい。


なんでだ。


私らしくも無い。


いいや。


旦那にべたーと、くっついて寂しさを癒してもらおう。


簡単に、くっつかせてくれるかが問題だが。


時々、襲ってくる寂しさ。


これってなんだろうね。




無性に寂しいんだよ。

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