埃まみれのノートブック
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2004年06月29日(火) 死。

近いうちに、
私はまた死と向き合わなければならない。
大切な命の炎が消えかかっている。
覚悟はしているけれど、自分がどうなってしまうのか…
とても不安で仕方がない。

こんなに近い期間に、
また心を引き裂かれるような辛い思いをしなくてはならないのか。

心が壊れないことを、
今は祈るだけ。


人は生きている限り、
必ず死と直面する。
それを受け入れるのは容易なことではない。
いつか自分も死ぬと分かっていても、
大切な命が自分の前から消えてしまうことは。
この脆弱な私には、何トンもの心の重荷と傷になる。
どのくらい泣けば。
どのくらい悲しめば。
心は落ち着きを取り戻すのだろう。


最早、何も考えることが出来ない。
今にも泣き出しそうな心を必死で宥めてる。
頓服を飲んでも効かない。
明け方まで毎日眠れない。


…もう、疲れた。
何処かで休みたい。
誰か、助けて。


2004年06月28日(月) 彼女の街

あの人が住んでいた街に行ってきた。

…もうこの濁った空を見ることは無いんだね。

でも、あなたの空はとても蒼かった。
色々甘えてしまってごめんね。
病気で今にも死にそうだったのに。
何も知らずにごめんね。

逝ってしまったあなたは、もう帰らない…

これは事実なの?
未だに実感が湧かない。

死とは必ず向き合わなければならないけれど、
こんなにも早く大切な人を奪われるの?

神様なんていないんだね。


あなたはとても生きたかったのに。
死にたいなんて言ったら罰が当たるよ。
もう死にたいなんて言わない。
消えたくなることはきっとあるけど、
あなたの分まで生きると約束するから。
私にできることは、あなたがくれた沢山の宝物を
胸に、精一杯生きることしか無いと思うようになって来たの。

だから、そこで見ていてね。
モタモタしながら、
転びながら、泣きながら、でも歩いて行くから。
いつも優しくしてくれて嬉しかったよ。
こんな泣き顔を見たらあなたはどう思うんだろう。

ああ。
あなたの言葉が聞きたい。
魔法のような優しくて淡い言葉を。
この涙の分だけ、強くなると約束するから。
だから泣いてもいいよね?
いいよね?

いっぱい、いっぱい私の濁った心を抱きしめてくれてありがとう。



2004年06月24日(木) 逝ってしまった大好きなあなたへ

あの人が亡くなった。
信じられない。
大好きだった。
これから私はどうしたらいい?

どれだけあなたに救われたか、
言葉にするのも難しい。

神様、あんまりです。
あんなに綺麗な人を連れて行くなんて。
返して。返して。私の大切な友達を返して。

涙が止まらない。
何をすればいいのか分からない。
私はどこにいるんだろう。


追伸 日記を読んで下さり心配してメールを下さった方々へ。
   こんな状態の為、お返事が今は書けそうにありません。
   ごめんね。心配してくれてありがとう。体は大丈夫だからね。

追伸2 綺麗な名前のあなたへ。手紙のメッセージすごく嬉しかったよ。
   ありがとうね。


2004年06月22日(火) 一線。

まず。
今日の日記は、ある方に読んで頂きたくない。
誰とは言いませんが。
この日記を知っている殆どの方は当てはまらないので
安心して下さい。

今日の日記は、一定期間が過ぎたら削除予定です。

火曜日の明け方にODをしました。
色々あり、何もかもが限界に達し、
半ば無意識の行動でした。
死のうとしたわけではありません。
そうでもしなければ、生きていられなかったから。
私は一線を越えてしまった。
最低。
自分を呪いたい。

今度やったら、もう先生には診て貰えなくなる。
それは分かってた。
実はもうこれで三回目。
二回目は先生に話せなかった。
他の病院に回されるのが耐えられなかったから。
明日、ちょうど通院日なのだけど。
話すべきか、どうするかとても迷っています。
話せば、もうおしまい。
話さなければ、苦しいのを我慢するだけ。
どうしたらいいんだろう。
また四時がやってきた。
外は薄明るい。
どうしてこんなに毎日眠ることが出来ないのだろう。

死なない量だと分かっていて
加減して薬を飲んだ。
何錠か覚えていない。
けど、体は具合が悪くなっただけで殆ど大丈夫だから。
大したことはなかったんだと思う。
心配を掛けてごめんね。
暖かいメールを下さった方へ。心から感謝します。
名前は出せなくてごめんね。

そして私は、虚ろな状態で、薬を飲んだ直後に
あの人にメールをした。しかも最低な内容を。

「たった今大量に薬を飲みました。
意識が無くなる前にメールを書きます。
このまま目が覚めなければいいのに。
七年間も友達でいてくれてありがとう。
大好きだよ。」

私は彼女に決別をすることが出来ず
最後の賭けのようなメールを送った。
でも、彼女は、無視。
私が死んでも何とも思わないんだね。
よく分かりました。
ただのハッタリだと思われたのかも知れないけど。
薬ごときで死なないと思ったのかも知れないけど。
よーく分かったよ。
あなたはもう人間の心を持っていない。
大好きだったけど、こちらから願い下げ。
誕生日のプレゼントなんて贈らなければ良かった。
何の反応も無いのなら。
あなたの為に、心を込めて選んだものも、
どうせ無駄だった。
捨てて下さい。
もう捨てたかも知れないね。
今度こそ本当にさようなら。
最後くらい一言言ったらどうなの?卑怯者!
黙り通すなんて最低だよ。
他の人とはちゃっかり交流してるくせに。
何で私のアドレスを拒否してないの?
そんなにまで嫌いなら拒否すれば?
もうあなたのことを考えたくない。
これ以上、反応の無い人の事で苦しむのはごめんだから。

そんなこと言いつつ、
そういうメールを送る私も最低だけど。

こんな私が生きてていいんですか?


2004年06月21日(月) Midnight 眠れない

鬱が酷く眠れない。
今の私には、ちょっとした刺激がかなりの大きな
負担になることが分かった。
暫く潜伏した方が良いのかも知れない。

もうすぐ四時…
明日早く起きなければならないのに。

眠れない。
眠れない。
今日はみっちゃんも側にいない。

台風は過ぎたけど、私の心は暴風雨警報だ。

一体いつまで苦しめばいい?
こんなになっても、人を思いやる気持ちは失ってないよ。
まだ人の心を持っていられているから。

手紙を書こうと思った。
でも書けなかった。
それすらも負担だ。
決別の手紙なんて書けない。

昨日は三時間しか寝られなかった。

一体何処からこの鬱がやってくるんだろう。
分からない。
何もかも上手く行かない自分が嫌なんだと思う。

ある文章を読んで、
私には何も無いということをはっきり思い知らされた。
心の中で"I have nothing"と繰り返し叫んだ。
声にならない声で。

一線は越えたくない。
けどいつまで持つか分からない。

周りの人の笑顔が辛い。
私は笑えない。
それなりに暮らしている人の些細な幸せが
とても遠い憧れに感じる。

ギリギリまで耐えてみせるよ。
もしも、耐え切れなくなって、
此処から消えてしまったらごめんなさい。

追伸。綺麗な名前を持つ東京のあなたへ
   メール書けなくてごめんね。
   あなたが此処に来てくれる前までには
   きっと書きます。
   私は冬が好きなんだよ。あなたの名前のように。


2004年06月18日(金) 不安<鬱

熱風チケも取れて
楽しみな夏がやって来る。

心は躍る筈なのに、
何も考えられないこの空虚感は何なんだろう。

私は何がしたいのだろう。
何処に行きたいのだろう。
答えがでない。
言葉もでない。

愛猫と寄り添い、
一緒に、フカフカで綺麗な毛皮を撫でている時。
その時だけは、自分が生きていると実感する。

感覚が無くなって来た気がする。
一体何処へ?
セパゾンのお陰で不安感は消えたけど
鬱だけは変わらない。いや、寧ろ酷くなったような気がする。


雨に打たれたい
そのまま雫を浴びたい


2004年06月13日(日) リアルな別れには本当の痛みが伴う I wanna be your real

可愛いLとお別れしました。
遠い遠い、自分の国に帰る彼女と。

余りに彼女が泣くので、
私もつられて泣き、抱き合い別れました。
"I don't wanna say good-bye"とか言いながら。

大好き、L。
ずっと日本にいてくれたら、
もっともっときっと仲良くなれたね。
多分、会うのはもう難しいと思うけど、
あなたの国に必ず遊びに行くよ。
メールもするね。

たった一年の出会いでも、
出会いと別れが「リアル」ならば。
心は音を立てて痛む。
そして一生忘れない。最初に会った日も、最後に会った日も。

七年の付き合いでも、
それが一度もリアルなもので無かったのなら。
失ってもただ、虚しいだけ。
諦めに似た薄く虚しい気持ちが続くだけ。
けれどあなたはリアルになれた筈。


私はあなたのリアルになりたい。
本当の感情を通わせたい。
まだ出会えない、大切なあなたたちへ。


2004年06月09日(水) 何処に行くの

色々な感情が渦巻いているけれど、
疲れ過ぎて何も考えられない。

先生とお話して、
ギリギリ保っていた線が何とか切れずに済んだ。

セパゾン、いい感じ。
嫌なことを考えないでいられる。
ずっと効いていてくれるといいのに。

いつから一人で外食するのが平気になったんだろう。
思い出せない。
けど、多分病気になってからだ。

誰かと外食するより
一人で外食の方が多いかも知れない。
寂しいけど、これはこれでいい。

何処に行くの?
あとどれくらいバスに揺られていればいい?
バス停を降りたら何処に向かえばいい?
地図が無いの。
羅針盤も無いの。
頼れるのは、この目だけ。


2004年06月07日(月) 七年

七年間の友情が崩壊した。
とても簡単に。

既に崩壊していたのに
馬鹿な私は気が付かなかった。

あの人には、私の存在など目に入らない。
私を別の誰かと間違え、
意味不明な何とかさん宛てのメールが
私に届いた。

ずっと待っていたしこれからも待つつもりだったけど
あの人の状態がわかったから、もうこれでおしまい。
無視され続けるのは耐えられないから。

死ぬほど心配したのに…

それでもあなたが生きていてくれたのにホッとしている
自分も残ってて。

そんなに簡単に嫌いになれてすっぱり縁を切れるもんじゃないね。
心の整理に時間が掛かりそう。
七年間付き合ってきた相手だけに。

さよなら。もう話すことはきっとないでしょう。
あなたは、あなたで自分が付き合いやすい方々と共に
楽しく人生を歩んで行ってください。

あなたのこと、大好きでした。
陰ながら幸せを祈っています。


2004年06月04日(金) ごめんなさい

自分の愚かさをこんなに感じたことはありません。


あの時死ぬべきだった。
最低な人間です。


大切な人を傷付けて、
辛い思いばかり抱かせて、
最早言葉が出てきません。

今言えるのは、申し訳ないという気持ちだけ。


ごめんね。
私が消えるのが、一番なのかも知れません。


2004年06月03日(木) 「私は「うつ依存症」の女」、その他愚痴

を観ました…。
観ていて苦しくなったんだけど、観て良かったと思っています。

実話だそうで…。
主人公の鬱は結局治ったのかな?
気になります。

彼女のように、感情を剥き出しにして
人に怒鳴ったりすることは無いけど、そうでもしないと
生きていられない彼女の気持ちが分かる気がしました。

私も、自分がおかしいんだと思うんだけど
ネットで、よく「何々が嫌い」ってハッキリ書いてる人がいますよね。
私は、自分が大好きなものをけなされるのが耐えられないんです。
これも病気の所為かも知れない。
でも、とにかく耐えられないのです。先程もチラッと
知り合いのページを見ていたら、私の好きなものをけなす
発言があり、鬱になり戻って来ました。
ハッキリ意見を言うのは長所なのかも知れないけれど
時にそれは刃となり、人の心を抉るの。

大好きなものをけなされただけで
落ち込んでいるようじゃ、生きていけないよ、この先ずっと。
私はその人が好きなものを目の前でけなしたりしない。
たとえ嫌いなものであっても。

こんな私が生きていていいんだろうか。
何だか、酷く辛いです。
自分がおかしいことはよく分かってるの。

どうしたらいいか、判らない。


2004年06月02日(水) 誕生日おめでとう

日付が変わった。
携帯のディスプレイにクラッカーのマークが出てる。
何だっけと少し考えたら、妹の誕生日だった。

誕生日おめでとう。

小さな頃から君には色々と複雑な感情を抱いて来たけど
理屈じゃなく感情で、たった一人の妹を大切に思えてる。

色々ムカつくこともあるし
大人気ない態度が気になることもあるけど
君は私の妹。たった一人の。

だから、誕生日おめでとう。
心から言うよ。


Ira

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