埃まみれのノートブック
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2002年08月29日(木) 突然泣きたくなったけれど

今日、突然泣きたくなった。

理由も無く。

どうして急に悲しくなるんだろう。
どうして急に不安になるんだろう。


零れ落ちそうになった涙は
胸の奥底に深く沈んでいった。


私は悲しくてもまともに泣く事が出来ない女。
いつからか限界が近付いても
涙ひとつ零せない女になってしまった。


思い切り泣きたい。
弱虫だろうと思われても構わない。

自分の心のままに
辛くて悲しい時は涙を零したい。



人前で泣く事を自分に禁じた10年前のあの頃から、
私は変わってしまった。


年を重ねるに連れ、
思ったままの感情を封じ込めて
本当の気持ちを表に出せない人間になった。


辛くても引きつった笑顔。
悲しくても元気な声。


疲れた。
疲れたよ。


私は多分私じゃない。



思い切り誰かの胸の中で泣きたい。


2002年08月27日(火) こうして何か書けるうちは。

まだ何とか大丈夫なのだと思う。

ここ数日は心がパンパンに腫れて痛んで
限界に近いんじゃないかって思うくらいだった。


何でこんなことになったんだろう。


寂しくて寂しくてどうにかなりそう。


いつまで耐えられるんだろう。
そしていつになったら心から笑えるんだろう。


病院に行き始めて
先生と薬のお陰でここまで酷くなる事は一度も無かったのに。



この夏は、何だか辛かった。
いろんなことが、辛かった。

それらがいっぱい心の中の膿となって蓄積されてしまったんだ。


早く夏が過ぎて秋が来ればいいのに。
そしたらもっともっと寂しくなっちゃうかな。


とにかくまだ何とか踏ん張れてる。
こんな風に何かを書けるから。



何も書けなくなったらその時は、、、、、

もう、ダメなのかも知れない。


弱気でごめんなさい。
こんな文章を読んでくださってありがとう。

せめて、せめてこの画面の向こうにいる皆さんが
心穏やかに過ごせていますように。


どうか私みたいにならないでね・・・・。


2002年08月25日(日) 感情が小爆発

気を付けてたのに、いっぱいいっぱいになってしまった。

鬱憤、ストレス、辛さ、鬱・・・そんな感情が津波のように押し寄せてきた。


大爆発しないよう普段から堪えているけれど、
今日は限界で、小爆発を起こしてしまった。


虚しい・・・
なんて虚しいんだろう。


この異常な気持ち悪さ。吐き気。
身体の底から込み上げてくる不快感。

イライラに拍車を掛ける。


私はリスカはしたことがない。
決してするつもりもない。
身体に痕が残るのが怖いから。
血を見るのが怖いから。

・・・そして、あの人に誓ったから。


けれど自傷行為は時折してしまう。
今日みたいにいっぱいいっぱいになると、
自分の腕を捻ったり、紫のアザになるくらいわざと壁にぶつけたりしてしまう。
痕が残らない程度にやるから、ズルイのかも知れない。

ずっと、してなかったんだけどな・・・あーあ・・・。
病院に行き始めてから初めてのこと。
何やってるんだろう・・バカみたい・・・
あちこちが、痛いよ・・・
腕より何より、心が音を立てて張り裂けそう。


私の様子がおかしいのを察したのか、母にハサミなどを隠されてしまった。
一度もリスカなんてしたことないのに・・・。
するつもりだってないのに・・・。


だからリスカをする人たちの気持ちが判る。。。わかるんだ・・・。
やってはいけないと判っていても、やってしまうんだよね・・・



ただこの辛さを黙って耐えよう。
今出来る事はそれだけ。
それだけだから。
苦しいけど乗り越えるには自分の力しか無いから。
大爆発を防がないと。ただ今はそれだけ。



この前遠くに住む祖母と久し振りに電話で話した。
「○○ちゃん(私の本名)は元気でいいねー。」だって。
ごめんね、おばあちゃん。
おばあちゃんの前では元気に振舞ってただけなんだ。
本当はこんな状態だって知ったら、きっとものすごく悲しむだろう。
それ以前に、私がこんな状態だなんて信じられないかも知れないね。
本当に、元気な孫を演じてたからね。


ごめんね・・・。


2002年08月23日(金) 壊れそうな案山子

急に涼しくなったと同時に、
冷たい風が吹き始めました。


ひょろひょろ頼りない私は、まるで今にも倒れそうな、
田んぼの真ん中に、斜めに立ち尽くしている案山子のようです。


案山子は、誰かに修復してもらう事が出来るけれど、
人間は自分自身でよいしょっと起き上がらなければなりません。



緑溢れる大地の真ん中に一人立ち尽くす案山子。


風に吹かれても、ちょっとしたことでは倒れない強い案山子になりたい。


私はこのままでは、修復不可能な、壊れた案山子になってしまいそうです。
でも、まだまだ踏ん張るからね。


私は自分で思っているほど、ものすごく弱い訳ではないと
最近少し思えるようになってきたから。。。。
少しづつそう思える事も、これからの自分にとって
すごく大事だと実感するこの頃です。


2002年08月20日(火) ただ普通にしあわせになりたかっただけなのに

先月幼なじみと会ったときに、
小学校の頃の同級生が、何人か結婚して、幸せに暮らしていると
いう話を聞いた。


そうだよね・・・。
もう結婚しててもおかしくない年だもんね。


幼い頃のイメージしかないから、あの子たちが結婚して、
奥さんになっているなんて想像もできなかった。
私はいい年して、中身は全然成長していないから、
尚更想像し難いのかも知れない。

そんな話を聞いているうちに、急に惨めな自分が情けなくなって
たまらなくなった。


結婚=幸せとは限らないし、伴侶がいるから全て心が満たされている
とは限らないってわかってる。
辛い思いを抱えている人たちだって沢山いるだろうし。


でもね、そんなふうに、普通に、ささやかなしあわせを
手に入れて、日々を送っている人たちが羨ましくて
たまらないんだ。


一緒に机を並べて
一緒に運動場で走って
一緒に給食を食べていたのに、

どうしてこんなに違っちゃったんだろ。
どうしてこんなに道を逸れてしまったんだろ。


私はただ、「普通」にしあわせになりたかっただけなのに。
ちっぽけで惨めな自分が情けなくてたまらないよ。


きっとこれからも、「普通」にしあわせになることなんて
なかなかできないんだろうね。他人と比較して惨めになるなんて
最低。
今、心が揺れている証拠だ・・・。



しあわせって自分で掴み取る物なのかな。
だとしたら、今の私にはそんな握力はきっと足りない。


誰かに差し出された手を強く握り返したい。
誰かにそばにいて欲しい。

けれど、私はひとり。
ひとりでただ流れる日々を耐えるだけ。


いつかほんの少しの光を見つけることを心の何処かで
期待しながら。


2002年08月19日(月) 晩夏、日々途方に暮れています

やっぱり心のバランスを崩していて、私より一ヶ月位後から
病院に通い始めた友達が、段々元気になっているみたいだ。

薬の効果があったのか、元々元気な子だったし、
それだけ回復も早いのかな。
とにかくすごく良かったなって思う。
もっともっと元気になって、薬も病院も必要なくなる日が
来るといいね。


打って変わって私は、病院に通い始めて二ヶ月が経ったけど、
相変わらずの状態が続いている。
勿論、最悪だった去年頃よりは良くなっていると思うし、
薬のお陰で大分凌げている部分もあるから。
何より良い先生に巡り合えた事が一番だし。

もう二ヶ月、まだ二ヶ月なのかな・・・。
よくわからないや。
焦ったってしょうがないのに、時々酷く焦って自分を
責めてしまう。

とにかく私は、病んでいる期間が長過ぎた。
苦しい日々が始まって早くも10年以上、その間、何の心のケアも
せずにほったらかしにしておいたから。
それだけ、回復にも時間が掛かるような気がする。

自分の気持ちの持ちようでどうにでもなるのかも知れない、とは
思うけれど・・・
元気になっている友達がとても羨ましい。

早く、一日でも早く、元気になっているという感覚を
味わってみたい。


けれど全てはあの人に出会ってしまったから
私の心は更に掻き乱されてゆく。
元気になるにはあの人は必要で、でももしかしたら不必要で・・・
矛盾しているけれど、上手く言えないけれど、そんな状態。


一体、どうしたらいいんだろうね・・・。
もう途方に暮れてしまってどうしたらいいか判らないよ・・・。


2002年08月17日(土) まだまだ、生きにくい・・・

私の好きな海外ドラマで、「ドーソンズ・クリーク」という
ドラマがあるんです。

この中の一人の登場人物は、色々と辛い事があり、精神的に
不安定になって病院に入院したり、抗うつ剤を飲んでいたりします。
けれどそれは全然特別な事として扱われてなくて、
あくまでも物語の中で自然に扱われているテーマで。

このドラマに限らず、アリーmyラブとか、色々なドラマで
主人公がカウンセリングにかかったり、心が不安定になったり
するストーリーが普通に扱われている事に、いつも感心して、
とても羨ましく思ったりも。


アメリカだけなのか、その他の国でもそうなのかも知れないけれど、
心をケアすることが本当に普通で、当たり前のことで、
辛かったら我慢しないできちんとそれなりの場所に行って、
それなりのケアをされていることが、本当に羨ましい。
ハリウッドスターだって、ちゃんとカウンセラーが付いている
って聞くし。


本当にそういうことが当たり前で、普通の事なんだよね。


だって、まだまだこの国では、
私みたいに重荷を背負った人間にとっては生きにくいから・・・


昔よりは大分よくなって来たようには思うけれど、
まだまだ、生きにくいよ・・・


もっともっと、苦しみを抱える人たちの気持ちが
少しでも解放されて欲しい。
そして自分自身も、少しでも楽になりたい。
いつもいつも思っていることです。




幼なじみにさえ、病院に通っている事をうまく話せなかった。
一緒に食事した時なんか、薬を飲まなきゃいけないから、
やっぱり隠したくなくて、正直に話した。

不安だったけれど、暖かい言葉が返ってきてほっとした・・。

正直に話して良かったと、今は心から思ってる。


誰か一人でも、たった一人でも、理解してくれる人がいれば、
もう少し頑張って生きていけそう。
すぐ挫けそうになるし、今だって、ずっと心に靄が掛かって
いるけれど、まだ、諦めたくないんだ。

大切な人たちがいる限り、人生を諦めるつもりは毛頭ないから。


いつも心配を掛けている人たちへ。
弱い私を見守ってくれて本当にありがとう。
そしてごめんなさい。


2002年08月15日(木) 悲しいCCメール

一年前から連絡がなくなった人(昨年の9/10の日記参照・・・)
から、突然住所が変わったというメールが届いた。


一年も連絡が無かったのに、どうして今頃?


しかも、それは、CCで送られてきたので、
色々な人の名前とメールアドレスが全部丸見えで、
30人くらいは載っていたかも・・・
知らない人同士のプライバシー、丸見えだよ?
せめてBCCで送って欲しかった。
まさか知らないなんてことはないでしょう?


そんなふうにメールを送ってくるということは、
今まで私のアドレス、アドレス帳に載せていたんだね。
連絡がなくなったものだから、てっきりもう縁が
切れたとばかり思っていた・・・。


何だか、悲しいよ。

あなたは所詮海の向こうの人。
こんな細い縁は、きっと既に切れてしまっているんだろう。

報告だけのメールになんて、何て書いていいのか
わからないよ・・・。


お願いです。もう、CCメールはやめて。
悲しすぎるから。


2002年08月14日(水) とてもクタクタ

とても疲れていたのか、眠剤も飲まず、顔も洗わず、
そのまま寝てしまった。

目覚めたのは四時。


こんなの初めて・・・
(四時まで起きてたなんて事は、昔はしょっちゅうだったけど)


なにやってるんだろう、私。


心と体がバラバラな感覚。


とにかく体が疲れ果てていて(心もだけど)付いていけない。


大丈夫かな・・・
もうちょっと、踏ん張れたら・・・


どうか、力を下さい・・・。


2002年08月11日(日) 波に浚われて

ちょっと疲れが取れない所為か、
ここの所鬱の波に浚われている。


こういう時はじっとしていたほうがいいんだ。
ジタバタすると溺れちゃうから。




結局、あなたは私に気まぐれで構ってくれたんだろうか。
そんな事は無いと思いたいけれど。


あの時はきっとあなたも余裕が無かったんだね。
忙しそうだったし。
私もいっぱいいっぱいだったし。


そんな時に投げかけられた言葉は、ナイフの如く胸を抉った。
もっとゆとりがある時だったら、そんな事は無かったのかも
知れないけれど。


あれから何の連絡も無い。
もうどれくらい経つ?
そろそろ一ヶ月だね。


傷付いたよ。
正直言って。



もう、お終いかな。
対等じゃない関係はもう耐えられない。


好きだった。多分。
こんな過去形にしたくない。


いつからか携帯にメールしても、返事が来なくなったっけ。


弱い私に呆れたんでしょう。
わかってる。


お願い。せめて連絡を下さい。
あなたの気持ちが判らないから・・・。




寂しい。
なんて寂しいんだろう。
そしてあの子ももういない。

誰かに縋りたい。
甘えてるのは判ってる。


けれど、寂しくて寂しくて、身動きが取れない。
誰か私をココから連れ出して下さい。

自力では脱出できそうもありません。


弱虫な自分が大嫌いです。
大嫌い。


2002年08月10日(土) 見えない花火

今日は花火大会があったらしい。

ポンポンと花火が上がる音だけが響いてきた。


昔は、家の窓からも綺麗に見えたのだけど。


こんな田舎でも、段々周りにビルやら、病院やらが建ち始めて
窓からは全く見えなくなってしまった。


音だけが虚しく響き渡る間、妙に悲しかった。


花火すら見ることができないのね。私は。


去年は、外に出て見える位置まで散歩がてら歩いて行ったのだけど。


もう、そんな気力も無かった。


見たかったな・・・花火。
ちょっと悲しくなって庭に出た。響き渡る音の中で
空をふと見上げたら、星空が見えた。
少しだけ胸に涼しい風が吹き込んだ。


見えなかった花火。
またいつか、ちゃんと見よう。
そして目に焼き付けよう。


2002年08月09日(金) フラフラ。

疲れ果てました。
数日間の都会生活。
あの暑さ。あの人の多さ。

何度も何度も行ってるし、
色々なお店があったり、楽しい町があって、それを見たり行ったりするのは
好きだけど、やはり私には暮らせない街だといつも実感。

期間限定だから耐えられるのであって。


大都会で当たり前のように改札を急いでくぐって、
人の波を掻き分けて早足で歩く人々を尊敬します。



ただでさえ心も体もフラフラな私は、人にぶつからないように
歩くのが精一杯。



ところで、今日は二週間振りの診察日だったのだけど。


「こんなにもフラフラしてて情けない」みたいなことを
先生に言ったら、「フラフラしながらでもいんだよ」って。
ひとつひとつの言葉がとても温かくて、何だか泣きそうに。
(でも相変わらず泣かなかったけれど)



これからどうなってしまうんだろうと、色々な事が不安で
不安でたまらない夏の夜です。


フラフラしながらでも、少しづつ前に進めたらいいな。

フラフラ。
まるで私の為に存在するような言葉。


2002年08月03日(土) 雷雨と黒い空

今、所用でしばらく東京に滞在中です。


昨日の雷雨は何だったんだろう。
いったい、何度落ちたんだろう。



多分去年の日記に、私にも一回電撃が必要なのかも、
って書いた記憶があるけれど、
もしあんなに沢山の電撃を受け続けたら、一体どうなって
しまうんだろう。



実際、私はまだ雷には打たれていないのかもしれない。

やっぱり、一度大きな電撃が必要なのかも・・ね。
まだまだ心が眠ってる部分があるから。




昼間なのに真っ暗だった。
そして、黒かった。
まるで真っ黒に燻っていた、昔の私の心みたいだった。


早く帰って、濃いブルーの青空に出会いたい。




Ira

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