2002年01月25日(金) |
プライドも大切にしなくては |
学習態度・意欲にも問題があるのですが、11月から来ている中学生、まだ全部ひらがなをおぼえていません。 また、年齢のせいもあるのでしょうが、あいさつや単語など単純記憶にとても時間がかかります。 一緒に学習し始めた6年の妹と大分差がついてしまいました。 そこで、ひらがなの読み書きはだいたいできる、月曜から来ている子といっしょにしてみました。 学習内容は繰り返しになるのですが、やりとり・読みのスムーズさ、デイクテーションなど、レベルはちょうど新しい学習者とあっています。 ひらがなのカルタ取りなどは、負けると悔しがり、学習の動機付けになるかとも思ったのですが、 内容の繰り返しはつまらないし、来日したばかりの子と同じレベルと自覚させられるのは、おもしろくないのでしょう。 やはり妹と一緒に先に進みたいと言ってきました。 本人の気持ちを第一に考えて、元に戻すことにしました。
冬休みを挟んでの久しぶりの授業でした。 ”元気でしたか?”の問いかけに、天気を聞かれているのかと思った子。 似たような音がキャッチできただけでもいいかナと、慰めています。
話をするときにいつも助詞がぬけるフィリピンから来た中1の男の子。聞くときも助詞まで注意がいかなかったようです。 ”5行目から読んでください。”と”5行目を読んでください。” ”5行目から9行目まで読んでください。”と”5行目と9行目を読んでください。” 1対1の授業で、ゆっくりみてあげられました。
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