スイッチ。
登場人物|目次|跡|先|写真日記
仮免受かって嬉しいあたしですがそれ以上に周りがゴタゴタしとる。
昨日のてか今朝方までさとみ家でオールで飲んでた・・。
いつものようにむっ君が打ち上げ花火を持ってレオ君を追いかけ回した
その夜が、忘れられない夜になるなんて思ってもみんかったし。
この日はいつもと違ってレオ君とむっ君の高校時代の友達
てっぺー君と初飲みやった。
てっぺー君は明るくておしゃべりで、でも周りに気を遣う飲める人。
(と言うよりお酒で人を潰したがる人。)
外見も普通に格好良かったなあ。
それ以上に久しぶりにむっ君に会えたことのが嬉しかったけどさ(笑
最初はノマノマイエイ☆って、むっ君の手品見ながら
楽しくのんでたわけ。
でさ、気付いたらさとみができあがってた・・。
てっぺー君の仕業なんやけど。
だってね、会って速攻
「みずき、明日検定受けさせられん。ゴメン、諦めろ。絶対潰れるまで飲ます!!(笑」
って言われたもん。(ばきゅ。
さすがにあたしは飲むの控えたけどね。
「みずき検定やなかったらめっちゃ飲ませんのにー。」
てっぺー君ずっとこう言ってたけど。(笑
レオ君も潰れてさとみはてっぺー君相手に暴言はいてお酒すすめてた・・。
こんなさとみ初めて見たよ。(苦笑
さすがのてっぺー君も呆れたみたいで
レオ君にさとみをどうにかしろーって叫んでた。
お酒もなくなって、
さとみとてっぺー君とレオ君とコンビニに買い出しに行った。
「まじ最悪・・。この二人酔いすぎ。」
帰ってきた途端レオ君ダウンするしさとみは相変わらずお酒をつくれだの
てっぺー君に飲めだのうるさかった・・。
水を買ってくるのを忘れたって言うからさとみが暴れそうやし
慌ててあたしとむっ君は水を買いに行った。
たぶん3時くらいやったかな・・。
あたしも朝が早かったけどむっ君も仕事で朝早くて
二人で眠いねーとか言いながらなんかイチャイチャしながら(謎
さとみん家に帰った。
むっ君も結構飲んでたみたいであと仕事の疲れとかでか本当に眠そうで
「一緒に寝ようよー。」
そう言って強くぎゅぅってされた。
添い寝に体勢に持ち込まれそうになった。
むっ君ってこんなベタベタしてくる人やったっけ?
なんか変な緊張感があったよ・・。
さとみが気付いてくれて
「もう!!むっ君なんしよるんちゃーっ!」
助かった・・。
このあとレオ君は酔いすぎてずっと
「エスペレッソ!!!(何」
ってばっか言っててレオ君介抱してるさとみもさとみで
レオ君にちゅーしまくりで
もうなんなんだって感じやった・・。
唯一まともに会話できるてっぺー君も酔ってる自覚症状があって
気付いたら後ろからめちゃくちゃ強く抱きしめられてた。
たぶんさとみとレオ君がいっちゃつきよったからやろーね。
「てっぺー、みずきに手ぇだすなよっ!!」
さとみが怒った。なんだかんだでさとみてっぺー君好きやもんね。
彼女を作って欲しくない男友達の一人やもんね。
自分以外の子と仲良くして欲しくないもんね。
まあお互い酔ってんだし
仕方ないかなあって気付いたらそんまま寝る体制になって
気付いたらいっぱい抱きしめられてて、なんかいっぱいキスされてた。
キスってなんで気持ちいんやろ。
好きな人とのドキドキするようなキスとか忘れちゃってるから
てっぺー君とのキスはただ快楽だけだった気がする。
今思うとさ、あんとき
誰かに抱きしめて欲しくてキスして欲しかった気がする。
どれだけキスしたか覚えてない。
てっぺー君は飲むと記憶無くなること多いらしくて
そのこと本人に聞いてたからこの夜の事も忘れていてるやろうし
忘れてて欲しい。
さとみたち気付いてたかわからんけど・・。
気付かれてたら嫌だなあ・・。
あたしってばどんどん最悪な女になってる気がするよ・・。アハハ。
さとみもさとみでフラれて別れたはずのレオ君から
酔ってむっ君と手を繋いでたことをきつく叱られたらしい。
なんか首しめられたとか笑えないからね。。
さとみが全部悪いわけやないのになんでかなあ。
誰が悪いとかじゃないよね、もう。
飲みで起こったことの原因はお酒のせいにして忘れちゃおうよ。(ばきゅ。
好きが残ってるまんま別れるって、やっぱ微妙なんだろね。
最近「中村達也」で検索してくる人が多い。
そのおかげで中村達也ってサッカー選手や
俳優さんがいることを知りました。^^
んでもって明日は日本vsイラン☆
昨日家でゴロゴロ勉強してたら中村サンから電話があった。
確か15時くらいやったかなあ。
「お前なんしよーん?」
「家で勉強しよったばい。」
「そうなん?学校の図書館とかで勉強しよるち思いよった。」
「学校には行かんよ。市立図書館には行くけど。」
ちょうど就活のことで悩んどったけん相談した。
やっぱこういうときは頼れる中村父さんなので的確なアドバイスをくれた。
んで、静岡に受けに行くのはやめにした。
今のあたしは全てに自信なくてこんな気持ちで受けに行っても
上手くいくはずないから。
話はあたしの国家試験について。
あたしは受かりたい気持ちは満々やけど
それに勉強がついてかなくて空回りしてて落ちそうで不安な毎日。
みんな同じ気持ちかもしんないけど。
「落ちたらさ、遊べるやん。^^地元に残ることになるんやろ☆」
何だか嬉しそうに話す中村サン。
なんか思わず笑っちゃったよ。
「そやけどさぁ、もっと受かったら『お祝いしちゃるよ。』とかあるやん(笑」
「あはは!!(笑 お前さあ、地元に就職しねぇの?」
「求人ないからねぇ。できたら博多らへんか。」
「ああねぇ。博多ならね、ちょくちょく帰ってくるやろーし。遊べるね。^^」
「うん、そーやね。^^」
「この間言ってた春日も大丈夫やろ。ただ県外となるとねー。厳しいよなあ。」
「まあ、帰ってきたときは遊べるやん。^^」
「そりゃまーそうやけどさあ。よし、今度太宰府天満宮に連れてっちゃる!(合格祈願?」
なんだぁ、この会話。
これから遠距離になるカップルみたい・・ウケるし(笑
なんかわかったよ。
うしうし。
これでやっとあたしは前に進める。
進まなきゃ。
これからも友達、それがわかっただけで十分。
2005年08月15日(月) |
肝心なコトが続かない男。 |
バイト続行になりました。
週一でもいいから続けて欲しいっち店長に言われて、
辞めづらくなった。(×_×)
そりゃまた新しい人雇って、一から教えるのは大変やもんなぁ・・。
土日だけでも雇ってもらったけん、恩返ししなきゃだなー。
昨日久しぶりに中村サンとお昼した。
車にはドラえもんのぬいぐるみが増えちょって
相変わらずUFOキャッチャー好きやなあっと思った。
ハンバーグ屋に向かう途中 中村サンの様子がおかしくなった。
「やっべー・・。」
そう言ってうつむく。
前を見ると右折する車の運転席に女の子がいた。
まだ十代って感じで若くて可愛い子やった。
「アレ元カノなんちゃ・・。と言っても2日間付き合って昨日フラれたんやけど・・。」
またいつものパターンでゲットしたんやろな。
あたし本気で引いてしまったしね・・。
同じこと繰り返してなんでこの人懲りないんやろ。
もう多くは聞かんかった。
「・・へぇ。(苦笑 若くない?あの子。」
「いや、お前と同い年ばい。」
その元カノも中村サンに気付いてるみたいやった。
まぁやましいことはないけんあたしは堂々と前向いとったけどネ(ばきゅ。
「なんでフラれたんか原因がわからんしー。(x_x)」
・・ふーん。
車の中の灰皿を見て
「吸い殻捨てんとなあ。あ、コレ弟とか友達のやけんね!禁煙3週目。^^」
「あら、続きよるんやねえ。頑張りよるやん♪」
禁煙は続くのに彼女とは続かない男。
中村サンって付き合うことに向いてない人かも。( ´−`)ノ
てか彼女が出来たなら出来たって言って欲しいよ。
まゆチャンのときみたいになるのはもう勘弁やけん。
今日は学校休みで嬉しい。(*´−`*)
明日は打ち上げ中華&飲みやし楽しみー!
久しぶりにちかも帰ってくるよ。
てか雷鳴りまくり・・。
(つづき)
暑い暑いという中村サンに麦茶を凍らせたペットボトルを
ほっぺたにあててあげた。
「うわ、ビックリするやんか!!(笑」
何びびってんだか(笑
信号を渡れば浜勝もケンタッキーももうすぐ!
「右に行けばケンタッキー、左に行けば浜勝。どっちにするよ?」
「和美決めなよ。^^」
「え、どうしよぅ・・。」
「信号渡るまでに決めんとしらんばぃ(笑」
「えっ(○_○)!?(焦」
「和美が食べたい方で良いんだよ。^^」
「もーすぐ渡り終えるぞー。(笑」
和美、かなり焦っちょった(笑
「え、んじゃ えっと・・浜勝がいぃなあ。」
というわけで浜勝でご飯食べた!
浜勝初体験。(*´−`*)
帰りは車を近くの公園に止めとったけん車で駅まで和美を送って
あたしと中村サンはそのまま帰ることにした。
帰り道、
「どうせならもっとゆっくりしてもよかったな。帰ってもすることねーし。」
「あぁ、ウンそうやねぇ。」
結局地元に戻ってどっか行こうよっちことになったけど、
あたしは明日学校で模試があるってことを中村サンは思い出したらしく
「あー、でもみずきチャン勉強せないけんのよんね。」
そういって拗ねてた。
・・・可愛いし。(ばきゅ。
こういう瞬間にホント弱い。
なんやろなあ、この気持ち。
昨日あゆチャンに色々聞いてもらったけど
あたしと中村サンの関係って珍しいんだってー。
あゆチャンならハッキリさせるっち言ってたっけ。
でも付き合いたいとは思わんし。
これからも仲良くやっていきたいだけ。
ただ自分に彼氏が出来ても仲良くしていたい。
彼氏が出来ることで中村サンと距離ができるのは嫌だ。
こんなワガママ許されるはず無いけどさ。
こんなんだからかなあ、彼氏が欲しくならないのは。
なんだかんだで中村サンが特別・・。
バイトかなり暇やったー。((´□` )
今日はサッカー日本vs韓国やったわけやけど
なんとか勝ったね。
相変わらずのセットプレーからのゴール。
今 中村サンと今日の試合について語ってます。
中村サン相変わらず久保好きだなー。
(つづき)
スーツ姿の中村サンは悔しいけどカッコよかった。
早めに会場に着いたらもう受付始まってて
二人で受付をすませた。
友達の和美(なごみ)チャンと待ち合わせしとって
二人で外で待つことにした。
しばらくして和美到着。
「おはよぉ〜。」
「おはよー、和美。^^」
「和美チャン遅いよっ!久しぶりやね。(笑」
「あぁ、久しぶり、デス・・。」
和美は中村サンのことを少し怖がってる。
なんかわかる気するけど(笑
希望職種が違うけん会場内では別行動して
12時頃合流した。
お腹も減ったことやし3人でお昼をとることに。
この3人でご飯を食べる日が来るとか思わんやったよ(笑
会場の近くには何もなかった。
「少し先に浜勝とかケンタッキーあったけど?」
「よし、歩くか。^^」
「はぁ!?この炎天下の下を??」
「あたしたちは大丈夫だよねぇ?」
「ウン。^^」
少々不機嫌な中村サンを連れて歩いた。
しっかし半端なく暑い・・。
スーツが更に暑さを増しとる感じ。
みんな汗だく。
それでも楽しかったよね。
くだらないこといっぱい話してた気がする。
ふと、和美が言った。
「ふははっ二人の会話面白いね。(笑」
えー???????
「だまれブサイクのくせに(笑」
っち言われたけん
「うるせぇ、眉毛変なヤツに言われたくないし(笑」
っち言ったからかねぇ?(ばきゅ。
中村サンと話すのは楽しいよ。
遠慮しなくていいから。
人見知りの激しいあたしがよくここまで心開けてるなあっち思う。
未だにさとみにも言われるけどあたしはかなりの人見知りやし。
中村サンやから、なんだよなあ・・たぶん。
やっぱ中村達也って変な人。( ´−`)
ついに8月に入ってしまいました。
試験と模試と就活でなんだか毎日忙しかった。
ホント自信なくなってる。
国試に絶対受かりたいけど受かりそうにない。
毎日が不安との戦い・・。
自分が思ってるほどあたしは強くないんだよなあ。あーぁ。
てなわけで写真日記の方にはチョロっと書いたけど
昨日、中村サンと就活に行ってきた!
朝から中村車で出発しました。
でもね、あたし中村サンに気づかんかった。
だってスーツで来るかと思ったらタンクトップにサングラス姿なんやもん!
つい車の横通り過ぎちゃったよ・・。(ばきゅ。
中村サンに呼び止められて気づけたけど。
「おー、おはよ。^^あちぃねえ 今日は。暑すぎてスーツ持ってきたし。(笑」
「あははっそうなんや(笑)まじ暑いよねぇ。あぃ、約束のカルピス。」
「さんきゅー☆」
車の中には県マップがあった。
目的地のパージが折ってあった。
『行き方調べとかんと死刑にするぞ!!』
っち前日脅されとったけど
『中村サンの運転技術があれば大丈夫だよ!』
っち持ち上げてみた。
『うまいこというねぇー。』
してやったり?(ニヤ
結局行き方調べてくれてるんやもんー。
なんだかんだで頼りになるんやけん。
あたしは、車の中の変化に気づいた。
車からマルボロライトの香りが消えたこと。
どこを見てもタバコがない。
「あぁ、いわんやったっけ?タバコやめたんよ。2週間くらい前に。」
「聞いてたけど本当にやめとるとは思わんやったよ!!」
本当に禁煙中らしい!!
これって奇跡だよっ!!!!
あのヘビースモーカーが一冊の本読んでここまで変わることにビックリ。
たまに吸いたくなるらしいけど買ってまで吸おうとは思わないらしい。
「途中まで太宰府に行くのと同じやけん、たぶん迷わんで行けそうよ。^^ あ、お前が好きそうなヤツ。」
そういうと後部座席からデパ屋パンダのぬいぐるみがでてきた。
これがまたばっさフサフサしてて可愛いん!!
UFOキャッチャーでとったらしいよ。(笑
「やっぱパンダは可愛いよねぇ。^^」
なんて言いながらも
あたしの好きな物を覚えていてくれたことが何より嬉しかった。
太宰府に行くとき道に迷ったときの話も
今度はちゃんとあたしとの話で
あたしが覚えてないことも覚えてくれてたりでまた嬉しくなった。
途中途中地図見ながら目的地を目指した。
地図を見ながら運転する中村サンの姿、格好良かったよ。