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鬼のかけら。≫イッマムラ
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2004年02月29日(日)
王様と私。
王と王子を謁見。

今日はキング・カズとイルハン王子をスーチンと見に行きました。
むしろスーチンから強奪する形でチケットを貰いました。
ファンとの触れ合いタイム、
ツーショット写真のコーナーなどが設けてあると聞いていたのですが
並んでいる時点で「嗚呼、これは絶対触れ合えない」と
薄々感じずにはいられないほどの人ごみでした。
久々に呪いをかけました。
『入り口と間違えてヤマダ電器に並べ!!』
その願いも叶わず人というゴミは増えるばかり。
するとスーチンが呪いに近い一言を吐きました。
『イルハンてどんな顔?』
ヴィッセル神戸も何も私は選手の顔なんて知ったこっちゃない。
そう、彼女はつぶやきました。

開会式でヴィッセルの選手が全員登場します。
その前に妙にテンションの高い司会の男女が登場。
そしてヴィッセルガールズという
「夜は水商やってます」風なギャル達の登場。
無理矢理上げらされたテンションのギャル達。
そのテンションを見せつけられるごとに冷えピタ化してゆく客層。
今日は何かが起こる・・・!
そう予感をさせる始まり方でした。

『夢のトークショー』と名づけられた出し物。
それは王と王子と監督とが織り成すハーモニー。
そこにテンションの高い司会者2人も加わっての幕開け。
王子と監督には通訳が付き、その内容を訳していきます。
予感していました。
このトークショーが絶対に成功しないこと。
司会者と選手との埋められない温度差。
そして予感は現実となり・・・。
まず王も王子も監督も寝起きのようなテンション。
加えて司会者(牝)の限りなく底辺なツッコミ。
王がコーヒーに砂糖とミルクを入れた時、彼女は言いました。
「カズさんは砂糖とミルクを入れてますね!!」
わたしは王を慈愛に満ちた目で見るしかありませんでした。
マイクを通さずに「はい」と答えた優しい王に、
「あ、マイク持って下さいね!」と牝。
その後五分ほどコーヒーについての質問を繰り返す牝。
この牝豚が!!!!!!
彼女の下らない質問をわざわざフランス語に訳す通訳さん。
それに答える夢ごこちの王子。
半分寝かけの監督。
この温度差を、どう埋めよう?
牝がまた下らない質問を。
「カズさんはイルハンさんとゴハンを一緒に
食べたことはありますかぁ!?」
王はその風格を持ち、気だるげにこう答えました。



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その状態を想像すると中学時代の本田さんを思い出しました。
彼女はいつも弁当時間、こんなかんじだった。
朝が早い所為と、余りにもしょうもないトーク内容に睡眠が襲ってきます。
あと早朝の寒さが加わり「寝たら死ぬ」状態に。
まさに夢のトークショーは選手も客も夢ごこちでした。

あまりにも寒いのでスープでも飲もうと
地上に出ましたところ、屋台で選手が働いてました。
ああ、これが触れ合いタイム。
あまり名も知られていない選手が少し気恥ずかしそうに
カレーやフランクフルトを配っているのです。
それを見たスーチンは、カメラを手に持ちダッシュ。
「え!顔も知らん選手なんやろ!?やめときって。フィルム無駄やで」
そう言うと彼女はカメラを構えたままこう答えました。
「わたし、親からイルハン撮ってこいって言われてるんです」
「でもこの人だかり。イルハンは撮れないと踏みました!」
「代わりにこの選手で我慢してもらいます!」
そう言い残し、彼女は激写していました。
カレーライスも、フランクフルトも、ヤキトリも
何も買わず。

席に戻ってみると丁度「あっちむいてホイ!」のコーナーが
始まろうとしていました。
「選手の紹介でぇ〜〜〜す!」
そこに登場するはイマイチ無名の選手3人。
3人は客を沸かそうとデングリ返りで登場。
そこで牝が余計な一言。
「なんでデングリ返りなんですか!??」
芸人で言うとこれは『若手ツブシ』に相当。
牝から糞牝に降格。

少し早いけどそろそろ帰ろうか、と席を立つ我々。
ウィングスタジアムにお別れです。
帰りしなに見ると、
鮮やかな手さばきでフランクフルトが売られていました。
さも、そこで働いていたかのように。
そんな彼に心からエールを。

がんばれ。いつかボールを蹴れる日が来るよ。

2004年02月25日(水)
They are sea water, Kata of a pig, a rose flower, and my spurt.
「ベッカムがねぇ、まーたやっちゃいましたよぉ〜」
そんなデーヴ・スペクターの声で神聖な朝が始まる。

私はとてもいかがわしい仕事をしていた時期がある。
男性相手に巧みな話術で金を騙し取るという
なんとも単純な仕事内容だ。
それは水商売でも風俗でもなかったが、
接触方法はメールだけで、
一日中、チンコやマンコと打っていた。
「どんなプレイが好き?」
「ちょっと危ないのとか、興味ある?」
「美鈴はもうヌレヌレであります!」
など。
自分の性機能が停止するほどに打っていた。
打てば打つほど冷静になる我がスピリッツ。
どの言葉に人間のオスが食いつくか、
こう話しかければこう答えるのが無難。
それを指に叩き込み続けた。
なので昔とった杵柄というか、
いまだに文章に於いては簡単に人を騙す事ができます。
悲しきやホモサピエンス。
海馬め!(遊戯王の登場キャラではなく脳の記憶を司る部分)
まあなんでこんな話になったかといいますと
今日は教訓のお話をしようと思って
こんな長い前フリになってしまいました。

昨日メッセをつけていたら
色んなホモサピエンスに話しかけられました。
彼らはヒマなので少し話さないか、というのです。
ちょうど現実逃避したかった私は
何人かの人間の話に応じてみました。
しかし、まあ、なんというか
軍曹口調で応じていると
いつの間にか皆去っていきました。
(笑)とか(^^)とかwとか
そういうものを求めているのかお前たちは!!(軍曹)
ばかかーーー!!(ベッカムに対する小倉さんの怒声のように。)
しかしやはり男性というものは
即物的でらっしゃる方が多いようで
いきなり「セフレさがしてます!」とか
「パンツに手をいれてごらんよ」だとか
もう大変だ。
そうなったら無視するか
「肉が邪魔してパンツに手が入らない」
と答えるしか道はないのです。残念ながら。

今日は以外と何も書くことがないのに
現実逃飛行のためにダラダラ書いてしもた。
ほんとだるい。

教訓。
「素直に生きるって難しい」

2004年02月24日(火)
ウィーウィル!ウィーウィル!!!(拳を振り上げながら)
日記のデザイン変えました。
目指せ、貴方だけのネットアイドル!(ピオに向けて)

この日記は『自由表現(成人向け)』という
ジャンルに含まれています。
まあ何がって「自由」って言葉に憧れて
このジャンルを選んでしまったからなんですけれども。
片田舎からニューヨークに憧れてやってきた少女のように。
ちょっと成人向けな言葉でも書いたほうが良いのかしら?
とチラチラ考えつつ、他の方の日記を読ませていただきました。
せっかくなんでこのジャンルでランキング一位んとこを拝見。
ひい。
日記というよりも性描写でした。
この人は日常の中心がもう性なんだろう。
セクシャルバイオレットNo.1なんだろう。
では私はノンセクシャルバイオレットNo.1を目指そうではないか。
負けないゾェ!(鈴木蘭々)

今日はピオのバンドの新曲に
WE WILL ROCK YOUを提案してみました。
それもこれもイギリス版ペプシのCMに洗脳されているせい。
ブリトニーとビヨンセとPINKが共演してます。
ブリトニーはほんと可愛い。
この3人で言うなら松浦アヤ役。
ビヨンセは演技も上手い上に一番見栄えが良い。
何よりも映像に一番多く登場している気がする。
常盤貴子かな。
問題はPINK。
もうこのCMは彼女のための作品だ!
見るからにグラディエイター。
「ひとり本物混じってるーーー!!!」
というツッコミを入れざるを得ない。
最後に客にペプシの缶を投げるシーンがあるんですけど、
PINKの缶に当たったら確実に脳死します。



その姿、もう←クリックしてみそ。

そういや今更ながら安全地帯にはまってます。
「安全地帯やりーや!」とピオのバンドに言ったら
「紫のアイシャドー塗らなあかんやん」と
全く違うルートで伝わりました。
あれ?

私もグラディエーター、もといPINKを目指して鍛えます。
今日はカバンに異常にでかくて重い本を6冊も入れて歩いてたので
だいぶんソレに近くなってる気も。
今日から腹筋。

2004年02月23日(月)
それは突然嵐のように。
今をときめく芸能人が数年前の自分の
オーディション映像などを見せられたときの、
あのリアクションがしたくなった。

昔の日記を読み返してみました。
恥ずかしすぎて何のリアクションも取れませんでした。
そう思うとモー娘のナッチはすごい。
毎年といっていいほど「モーニングコーヒー」の時代の映像を
タモリに見せられているのに、
なぜあんな新鮮なリアクションが出来るんだ。
なぜあんな躁病のような動きが出来るんだ。
なぜあんなさかなくんみたいに叫べるんだ。
アイドルへの道はまだまだ厳しゅうございます。

この日記を書き始めてはや3年。
「初キッスはまだです★」というジョークが
そろそろ許されない年頃になりました。
昔の日記を読んでるとその頃の気持ちが蘇り、
「ああ、この時こういえば良かったのかなー」とか
「こうしていれば今頃こうなっていたのにー」とか
反省ばかりなんですが、
その頃の一生懸命な自分を思い出して
切なくなりました。
その時と同じ状況に陥っても、今の私なら
こんな一生懸命にはならんのだろうなあ。
限界を探す事から始めてしまいそうだ。
まだ走れるかな?

ちょっと突っ走ってみよう。



2004年02月22日(日)
酸味のきいた土曜日
私には癖がある。

悲しい事があった時、辛い事があった時、
私は海へ向かう。
そして貝殻を拾う。
わき目もふらずに黙々と拾う。
土曜という事もあり、海は沢山人が居た。
カップル、カップル、大人数。
カップル、ファミリー、おっさん。
カップル、おっさん、大人数。
たまたま貝殻を拾い始めたときに
すぐ横に大人数のグループが来た。
男女合わせて8人。
酒やお菓子で盛り上がろうという腹だ。
至近距離で私は貝殻を拾い続けた。
正直、とてもうっとうしい。
きっと彼らグループもそう思っていただろう。
すると不思議だ。
私が拾っているのは貝であり、ゴミなどではないのに
『海を汚すな!』
という気持ちが芽生えてきたのである。
まだ彼らはゴミを捨ててないのに。
その気持ちが反映してか、いやに巻き貝をよく拾うようになった。
「マジで!?」
女性の声だ。内容はどうでも良いが、私はその
「マジで!?」の言い方に苛立ちを覚え、また巻き貝を拾った。
ここに滞在しつづけると財産になるくらい巻き貝を拾いそうなので
オッサンの傍で拾うことにした。
オッサンは得てして無害であったが、場所が悪い。
オッサンの傍にいると、とても仲の良いカップルが目につくのだ。
カップルが仲良しな事はとてもいいこと。
だけど海に対してはしゃぎすぎだ!
女の子なんてこんなに寒いのに裸足になり、
スカートを腿までまくりあげて
「つめたーーーぁい」
と海に入り叫んでいる。
なら入るな!!!!と言いたい。
海を汚すな!お前の分泌物で!!と言いたい。
そんな彼女に彼が近寄り、後ろから抱き上げた。
彼女は照れながらもお姫様ダッコを堪能している。
私はディズニーでも見ているのだろうか。
ここは日本国土ではないのだろうか。
拾った巻き貝を全てぶつけそうになったがこらえた。
いま私が彼らに向かい、手拍子と大声でWE WILL ROCK YOU
を歌ったら彼らはここが日本国である事を認識するのだろうか。

メールがうまく打てない。
指がかじかんでうまく打てなくなるくらいの時間、
私は海にいた。
気がつけばオッサンもグループもファミリーもカップルも
皆消えていた。
何も居ない海は美しい。
波の音を聞き、しんみりと浜辺に座り情景にひたっていると
手に変な感触が伝わった。
指が、腐った貝の中に入っていた。
『イマムラの指』が『イマムラのくさい指』に変わっていた。
ヘソゴマよりもくさかった。
海は人を情緒的にさせる。

貝殻と 指のくささを 想い出に。 (俳人イマムラ)

2004年02月20日(金)
嫌な人間にはこっそり呪詛を。

足が反対に折れ曲がれ!
車とバイクにはさまれろ!
左手は親指、右手は小指だけ残れ!
盲目になれ!
火の鳥に出てくるオッサンみたいな鼻になれ!
乳首から500円大の毛が生えろ!
助ける者は居なくなれ!
すごいしゃくれてエヴァンゲリオンみたいになれ!
アゴと鼻がつながれ!
鼻が伸びて上へ曲がれ!
体中の穴がふさがれ!
体中の穴が膿め!
体中の穴が膨らめ!
変なイレズミされろ!
背中に乳首のイレズミ彫られろ!
知らん女の名前彫られろ!
「喫茶ハーモニー」って彫られろ!
『修羅』って彫ろうとして『ら』だけ平仮名で彫られろ!
間違って爪の代わりに毛が生えろ!
頭から爪生えろ!
戸愚呂兄みたいになれ!!
家帰ったら『テナント募集』になっとけ!
毛が全部湿ってる状態になれ!
鼻汁ショッキングピンクになれ!
耳の中たんぽぽの綿毛でいっぱいになれ!
汗腺からビニールのニオイしろ!
喋り方がラッパーのチック症にかかれ!
肉球できろ!
かかとに8センチのヒールみたいな腫瘍ができろ!
くちびる、蛍光色になれ!

口に出してピオと呪っていたら
タクシーの運転手に『人を呪わば穴ふたつ』
と、諭されるように言われました。
穴一つでも空けてやれるんなら2つくらい空いてやろうじゃない!!
タクシーのおっちゃんにそう食って掛かりました。
そしたらブリがスロットで負けました。
一つ目の穴です。
でもこのくらい呪ったから一つくらいは掛かるだろう。
このうち一つでもかかってくれれば満足だ。
特に戸愚呂兄あたり。




2004年02月19日(木)
眉毛の描きすぎに注意
女である事の呪い。

朝からそれはひどい生理痛です。
もうどのくらいひどいかというと
コマツヤ服店のおばちゃんの髪型ぐらい。


あまりの痛さにもんどり打っていると
近くの鏡に私の苦しんでいる姿が映り、
「あ、前髪ちょっと長い」と、女性らしい考えに基づいて
苦しみながら前髪を切るという儀式を決行。
途中から意識を失いかけながらも
命をかけて前髪を切りました。
それから三宮でブリとピオと会い、
いつも通りにゴハン食べて、
いつも通りに道を迷い、
いつも通りにカフェして、
いつも通りにブリが寝て、
いつも通りに電車に乗りました。
彼らはその後もきっと
いつも通りにスロット打って、
いつも通りにちょっと勝って、
いつも通りにピオと帰り、
いつも通りに明日私に会うのだろう。

そう思うと少し救われる気がした。
明日からの自分に変わらぬ何かがある事が
何よりも誇りだ。

2004年02月18日(水)
乙女小噺〜ゆびきりげんまん★の巻〜
友と語り合った。

『過去、付き合っていた彼氏の容姿について。』
私はよく好みがおかしいと言われる。
V6の岡田君が好きで玉鉄が好きで浅野忠信を愛する私だが、
隣にいるのは藤原組長のような人間だったりする。
しかも髪型が似てるとか、
ヒゲの生え方がねぇ〜とか、
喋り方がさぁ〜とかじゃない。
全部だ。全部似ているのだ。藤原組長に。
付き合っている時、一度はパートナーに聞いた事がないだろうか?
『俺のどこが好きなん?』と。
私の友は以前付き合っていた男性にこう聞かれた時、
決して好みでは無い容姿である彼にこう言った。
「性格。」
しかしそれを言葉にしようとした時、
そんなに性格も合わない。
と思ったらしく考えに考えた末、
「やさしいところ」
という婉曲的な模範解答を答えてみせたそうだ。
しかし色んな人に彼のどこが好きかを度々尋ねられた彼女は
その都度に私はこの人のどこが好きなんだろう?と
冷静に考える時間ができ、すさまじい勢いで
頭が冷えたらしく付き合いを終えたとの事。
私も何度かこの手の質問をされ、戸惑った覚えがある。
私の選ぶパートナーというのは性格もこれといって良くなく
金があるわけでもなし、容貌も藤原組長なのだ。
ズルズルと性にもつれこみ、
いつの間にやら恋人という座にすわっていたというパターンである。
同じ境遇である女性諸君にアドバイス。
「俺のどこが好きなん?」
それを聞かれた際にはこう言うが良い。

『理屈じゃないの。』

ヴィンテージ物のジーンズのように、
フェミニンにもカジュアルにも着こなせる言葉である。
そう発する事で自己催眠にもかかり易くなる。
ああ、私はこの人が理屈抜きで好きなんだわ。
顔とかスタイルとか性格じゃないの。
『この人』が好きなんだわ!!

一歩。
また一歩。
ゆったりと時間は進み
虚実は真実となり

そして道を間違えるのだ。

2004年02月16日(月)
恩にきる。
昼、カルビ丼。夜、カルビ丼。深夜、すきやき。

肉食。
ブリはマネーの虎だ。
おごっていただいた。
ありがたやありがたや。



2004年02月15日(日)
あの、茶色くてすぐ溶けるやつだ。
汗水たらして稼いだ金を、チョコなどに。

しかも他人に。
とは思うけども、
やはり喜んでいただけるのは嬉しいもので。(社交辞令)
女の子ならやっぱ手作りデス!
お菓子屋さんの板チョコを買い占めて、
コツコツ煮込んでケーキ作るんデス!
パッケージだって選んじゃうんだからね。
大好きな貴様のためなんダ・ゾ★☆★☆★☆
ということで今年は不二家にお世話になりました。
だって台所を汚してはいけない、という母からの教えですから。
仕方ないんだ!!作れないわけじゃ(多分)ないんだ!!
バーカバーカバーカ。
で。ペコちゃんのパラソルチョコなどを買い、
袋詰め作業を黙々とやっている私の姿は
ネジ工場に勤める57歳男性の後ろ姿を彷彿とさせていたようで
父に鼻で笑われ、母からは「ハッ!」と
外国人プレイボーラーのような馬鹿にされ具合でした。
マリーアントワネットのような気分で颯爽と登場し
「パンが無いならお菓子をお食べー!愚民どもめ!(オリジナル)」
と一声叫んでからチョコを配ったのですが
普通に礼を言われただけで何のリアクションもなく、
一般人空気を真っ向に味わいました。
くれてやった不二家のパラソルチョコを
「手作りです。」と言ってみましたが
どうも信じてないようだったので『彼は逞しく育つのだろう』
と頷き、仕事に戻りました。

たくさんの義理チョコの中に本命チョコも混ぜといたのですが
きっと気付かないだろう。ヤツは。
なんせ板チョコですからなあ。

2004年02月13日(金)
続きが見たい
夢のような夢を見たんです。

その夢はかなり私の欲望を反映させた内容で
まずね、私が高校生なんですよ。
超セーラー。
一人で下校していると後ろからクラスの男子が追いかけてくるんです。
彼はとても金持ちの家の男の子で、私に告白をします。
ずっと好きだった、と。
付き合ってくれ、と。
私は彼の背中に聳える将来性にときめき、即OKを出します。
「ちょっと待って、バイクとってくる。家まで送るから!」
と言って彼は来た道をダッシュで引き返しました。
更に一人でポツポツと歩いていると、
前から好きだった松岡くんことマッツンがやってきます。
照れながら帰路を共にしていると
私は沈黙が我慢ならなくなり、彼にこういうのです。
「あたし、マッツンのこと、かなり気になってる、かも。」
読点の入れ間違いではなく、間違いなくこの口調。
すると松岡少年は横目でチラリと私を見、
顎を下げ、ニマァ〜と笑うのです。
それを見て私もはにかみ笑いつつも、一方で
『金持ちの子、帰ってきたらどうしよう』と
冷静に二股の線を考えていました。
「おれ、お前のこと好きやで。ずっと前から。」
と松岡がいい笑顔でそう言うのです。
この蜂蜜のような空気が分かるだろうか諸君。
「ちょっとチャリとってくるわ。先歩いといて。」
と学校までチャリを取りに行くマッツン。
ああ、マッツン。
後ろ姿も美しい。
また一人で歩んでいると、
今度は学校で一番人気のある西くんがやってきます。
生徒会委員長、スポーツ万全。
下駄箱をあけるとラブレターがドサーッ!って子です。
彼は息を切らせながら
「イマムラさんの後姿みつけたからダッシュで追いかけた」
と、美男子ぶりをモロ見せにするのです。
ピンクの歯茎がまぶしいほどの彼は、
「俺さぁこの前、〜〜(忘れた)組の〜〜(この辺忘れた)ちゃんに
告られてんけど」
彼はいきなり知りもしらない女性とのやりとりを私に言うのです。
「でも俺、断ってん。」
「俺、好きな子おるって断ってん。」
彼はしばし沈黙して頬を赤らめながら、
私のほうをチラリと見ました。
「俺、イマムラが好きやねん。
・・・俺の彼女になってくれへん?」
もちろん即OKした私は、
『マッツンと金持ちの子と西くんが友達やったらヤバイなあ』
と、おおよそ高校生らしからぬ発想で
淡々と今後の事を考えている私。
夢は後にマッツンと西くんは友達だった、というところで途切れます。

是非。是非!!こんな事が現実に起こって頂きたい。
金、愛、権力。私はどれを選ぶだろうか。



やはり愛かな。

2004年02月12日(木)
体温
私には愛する人がいる。

やはり上手い人とするのは気持ちよい。
彼に何年ぶりかに抱かれた。
何年経とうと、身体には彼がまだ染み付いている。
キスの仕方や、下着の手の入れ方、
全てに反応してしまう私の細胞。
彼とするセックスは、愛だ。
塩酸ヨヒンビンのような人なので
癖にならない内に離れよう。
次に会うのは数年後。
その時に私は愛を告げられるだろうか?





2004年02月04日(水)
中川さんのおしり
手負いの虎とはこんな気分なのだろうか。

飲みに行きました。
小洒落たバーで男と2人。
そんなシチュエーションにも関わらず
何も芽生える事無く、
淡々と合コンのセッティングの会議をしてました。
わたしは昔から大きく傷つくことが身におこると
生殖行動、性の営み、つまりセックスが
とてもしたくなるのです。
最近富みに傷つくことが多かったので
もう、虎気分MAXです。
隣に男が居るだけで狩猟の衝動に駆られます。
こんな薄暗い所に男と2人。大丈夫なのだろうか。
と、彼を心配しましたが、
なんとか早めに切り上げることで自分を治めました。
むしろ虎っていうか
同伴中のキャバクラ嬢を前にする中年男性。


今日はいつものアタイと違うの。
ピンクのキャミはオマセな証し!
マスカラたっぷり。
唇はグロスでツヤツヤ光らせて
大好きなあの人にこう言うの・・・。
勇気をふりしぼって、レッツトライ!!

「おしり、さわらせてください」

今の私にはこれが精一杯★
え!?なあに??
本当は前を触りたかったんじゃないの〜?ですって!?
ブブーゥ!そういう下品な発想、お断りです!
下々の人間が考える事ってホントたんじゅ〜ん。
そんなんだから下民扱いされちゃうんだゾ!(プンスカ!)
下等民族めぇ〜(馬乗りしちゃうんだからっ)

ま、そんなわけで
今日も一日平凡な日々でした。



2004年02月03日(火)
Hole in My Life
離してしまった手は、もう届かないのだ。

バカな私。




2004年02月01日(日)
つまり面倒なんだ。
いつもだ。

さあ!今日こそはやってやる!
と、いつも思うのだ。
ファイルマネージャーを開き、
パスワードを打ち込む。
初めて作ったホームページ。
筋肉婦人と名づけられ、
それは今も尚、活動している。
今日こそは、
今日こそは!
絶対に改造してやろう!!

生まれて初めて作ったHP。
これ使うかも、と集められた素材達。
これ使うかも、と使われなかった素材達。
これ使うかも、と使われるのを待機している素材達。
その愛しい素材達は
全てバラバラの名称を付けられ
膨大な量となり、ファイルマネージャーに住み着いている。
開ければパンドラの箱。
あらゆる苛立ちが私を苛むだろう。
古今東西あらゆる不良を集めた学校のようにまとまりがない。
書きかけの文章。
使用されたかどうかもわからない画像。
なんでも『初めて』が一番厄介だ。
人だってそうだ。
相手が処女だと大変だ。
エヴァンゲリオンだって初号機が厄介だ。
初めて作った私のHP。
そこにはその頃の『一生懸命』と『ぎこちなさ』、
その他諸々が詰まっている。


最後に希望が残ればいいが。

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