stray notes

氷砂糖

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ある意味、孤独の証?
2007年12月15日(土)

押入れの下段に、文庫ケースや新書ケースに入った本・漫画を積んでいる。たまに売りに行ったりもするが、買う量のほうが多いので、じわじわと増殖していき、だんだんスペースがなくなっていく…。最適化をめざして整理するたびに、しかしよく買ったよなぁ、読んだよなぁ、とわがことながら呆れてしまう。そしてこれらに費やされた時間とお金を考えると、これって孤独の証みたいなものかもしれないなぁ、とも思う。何が対価になってるかって、わたしの場合、おそらく交際費じゃないかー? という気がするので。

自分の好きなことに時間やお金を使えた、ということに後悔はないし、むしろすがすがしい喜びを感じる。ので、交際費を削ることに痛みや悲しみを感じたこともない。ひととしてどうだろう…と思わなくもないが、まあ、そういう人間だということで、オタクカテゴリに入るのだろうと思う。ああでも、大人としてはもしかして恥ずかしいことなのかな? もっと有益なことに時間を費やすとか、教養を増やすべき?? といっても、もう骨がらみしみついてしまっていて、卒業はできなさそうだし、家で趣味として個人的に浸る分には自由ですよねぇ。うーん…とするとやはり人とは交流できないわけだ。

結局わたしの場合、これらの量は、過去においての孤独の証であるだけでなく、現在、未来を通じても孤独の証でありつづけるのかもしれない。だとしても、そう簡単には手放せないだろうなぁ。わたしもいつかいなくなるし、その前には整理するべきだとしても。それがいつかはわからないなら、死ぬまでのあいだ、好きなことや好きなものに囲まれていたいものね。



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