stray notes

氷砂糖

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式は苦手です
2002年05月19日(日)

ブランチをファーストフード店ですませた帰り、礼服を来た40〜50くらいの夫婦と擦れ違った。彼らの雰囲気は、端から見ても明るかった。そういえば行きにも、綺麗にパーティメイクをした、カクテルドレスの女の人がいたなーと思い出した。帰宅してからカレンダーを見ると、この日は大安だったらしい。そうか、結婚式か。いやー、晴れてよかったですねぇ、と他人事ながら嬉しかった。基本的に楽しい行事だと思うので、皆幸せだといいなと思う。しかし自分の結婚式はというと、緊張しまくっていた印象ばかりが強いのだが。

さて。話はすこし違うけれど、わたしは式がとても苦手だ。集中力も注意力もないので、ずーっとじっとしてるのはかなり苦痛なのだ。知人の結婚式で、ちいさな女の子が「もーつかれたー。おなかいたいー」とか喚いていたことがある。わたしはうるさいコドモは式より苦手だが、このときばかりは「うん。気持ちはわかるよ」と、内心頷いていたりした。

さかのぼって考えると、入学式とか卒業式とかも苦手だった。ぼんやりなので、気を抜くとワンテンポずれてしまうのだ(恥)。人の話などほとんど頭に入らず、意識は遠く別世界に飛んでいることが多かった。お葬式、というのは物心つかないうちに1度、雰囲気が怖くて大泣きしてしまったのと、中学生のとき団体で1回と、高校生の時に1回あったくらいで、正直言って礼儀とかはその場しのぎに見様見真似で誤魔化したらしく、さっぱり身についていない。今、いきなり身内に不幸があった場合、何をすべきでどうしたらいいのか、まるでわからないだろうと思う。

式は苦手だ。すべてを何もせず通り過ぎるわけにもいかないから、なんだかんだいっても、経験値があがっていけば身につくものかもしれないが。


My refererからこんにちは
2002年05月17日(金)

enpituという、このレンタル日記サイトからお読みの方はご存知My referer。HPのほうからご覧の皆様に説明すると、これは<自分の日記がどこからリンクされているか分かる簡易アクセス解析です※リンク元取得時のミスにより誤った情報が表示される場合があります>というものです。

ここを見れば、ああHPから見てくれてるんだなぁとか、My enpitu<お気に入りの日記が一覧になっている>から来てくれたんだなぁとか、WhoisMy<自分の日記を誰がお気に入りに追加しているのか分かる>から来てくれたんだなぁとか、新着からだなとか、ランキングからだなとかわかるわけです。大体。

でもたまに、別の日記とか(リンクされてない状態でも)、妙なHPに飛ぶこともあります。同時に開いている頁の情報なのか、一つ前に見ていた頁の情報なのかわかりませんが..。面白いからいいんですけどね。特に知らない日記の場合、ふだん決まったジャンルしか見ないので、へーこういう日記もあるんだ、とか、こういうひともいるんだなーとか思えて楽しいです。

ただ..1回、この日記を書き出した頃、アダルトサイトに飛んじゃったときはびびりましたね。は?どこにリンクされたわけ?って、焦って探してしまいました。
だいたいこういう、成人向けとは無縁な内容を書いてるつもりだったので、何か別の人の日記のリンク違いかな?とか思ったのです。ID番号の末尾が違うとか。

まあ20歳過ぎてるし、既婚でもあるし、見ちゃいけないこともないでしょう、ということで見てみました。あんまり変なサイトでなくてちょっとほっとしました。ばしばし勝手に頁が出てくるだとか、何かダウンロードしろとかはないし、何より画面構成が白基調、シンプルで綺麗だったんですね。女の人たちもすれてなくて、フォトジェニックっていうのかな、写真としてもそれなりに綺麗で。もしどこかにリンクはってあったとしても、これだけ写真があったら探すのは不可能だな..と思い、適当なところで諦めたのですが。

今考えると、若かったのね、わたし、という気がします。



クレームはなんのために
2002年05月16日(木)

ときどき行くスーパーに、お客様の声というコーナーがある。通り道に張ってあるので、たまに見る。誰とかの対応が悪いとか、音楽のボリュームを落せとか、何とかという商品を入れろとか、ひとつひとつ見れば大事なことなのかもしれないが、全部そういう感じだと、なんだかなぁ..と思う。

が、今日はいくつか、普段とは違った投稿があった。○階の××さんは、面倒なことを頼んだのに快く引き受けてくれて、対応も的確だったのでありがたかったという内容。他にも売る前に、動作確認やクリーンアップをしてくれて嬉しかったという内容。あー、そうだよね、こういう声もお客様の声だよね、と思う。そういうのを見て少しほっとした。

ああいうお客様の声、というのは、多分そのお店がよりよくなるためにもらってるものだと思う。だから、要望や不満だって、お店の質があがるなら、応えていけるならいいのだと思う。でも、私怨でつるしあげるような文があると悲しい。悪いことばかりじゃなくて、いいことも見つけ、伝え、今後に反映されるといいなと思う。

嫌なことのほうが、印象に残りやすいのかもしれないけれど。


大人を逃げいています
2002年05月15日(水)

この日、ドラッグストアで化粧品を眺めていたところ。小さな男の子が、片方の靴をぶん!と勢いよく投げました。ハイ、わたしのほうに。幸いあたらなかったんですが..いやーな気分になりました。その母親らしき人が、「何やってんのあんたっ。じっとしてなさいって言ったでしょっ」と大声で怒っていたので、まあわたしは何も言わなくていいかー、ともとの棚に視線を移したのですが。ああ。まだうるさく彼は走り回っています。

わたしはゆっくりと出口に向かいました。少し前、「大人を、逃げるな」とかいうCMがありましたが。こういうのも逃げてることになるのかな..。でも、注意する、叱る、というのも難しいと思うんですよねぇ。関わりたくない、という気持ちもありますが、逆ギレされたら、とかではなく。わたしはコドモがかなり苦手で、どちらかといえば嫌いなのです。腹が立つと、大人としてマナーを教えるのでなく、コドモよりもっとコドモな反応を起こし、「ふざけんじゃねぇこのガキ。死んじまえバカ」くらい怒鳴りたくなるんです(べつの問題があるような..)。さすがに殴る蹴る、というのは気持ち悪いのでしたくありませんが。大人になりきれてないのだと思います。

反省しても成長しないなら意味はないのですが、とぼとぼと家に帰りました。


帰らなきゃ
2002年05月14日(火)

今住んでいる家の近くに、小学校がある。休みの日、洗濯物を干していたり、散歩していたりすると、たまにチャイムの鳴る音が聞こえる。聞いているとなんとなく、「帰らなきゃ..」という気分になる。今住んでいる場所ではなく、実家でもなく..どこかへ。どこへ、かはわからないけれど、どこかへ。

スーパーなどの、閉店の音楽にも思う。「帰らなきゃ..」と。蛍の光とか、恋は水色とか、どことなく哀愁を帯びたメロディに、追い立てられるような気分になりながら。買い物はすんでいても、なぜか後ろ髪をひかれながら。

そういえば小さい頃、5時にサイレンが鳴っていた。それが鳴ったら、遊んでいても帰ってきなさいと言われていた。「帰らなきゃ..」は、その頃から心身にしみついたものなのかもしれない。友達と手を振って別れた後の、あの、よるべない感じ。「帰らなきゃ..」どこへ?

現実に帰るところは、もちろんそのとき住んでいる場所なのだけれど。もっと切実に、どこかに帰らなくてはいけないような気がした。正しい場所へ戻りたい、と願っていた。それは多分、学校でも職場でも家庭でもない。それらはいつも、わたしにとっては一時的な仮の場所にしか思えなかったから。イメージとしては、地面とか海とか森のほうが近いかもしれない。帰らなきゃ..どこかへ。


あなたにとって腕時計とは。
2002年05月13日(月)

WEB上の知人さんの日記(enpituのひとではありません)に、<腕時計は、心理ゲームなどで、そのひとの恋人や配偶者を表す>という話が出ていた。

自分にとって腕時計とは..と、わたしも考えてみた。その答えは、「ふだん大事にしてないわりに、いつも身につけてないと淋しいもの。電池が切れたらほったらかしで次のを買うけど、捨てられずに全部とってあるもの」だった。恋人だけでなく、人付き合いの形もそんな感じだ。ろ、ろくでもない奴かも。

ちなみに見た目も使い勝手も、ある程度のレベルをクリアしてたらそれでいい。もらったものとかでも、よほど変でなければ使っているうちに馴染む。ただ、乱暴なのであちこちぶつけて傷だらけになったり、何かの時にはずすと忘れられたりするので、時計にとってはありがたくない持ち主だと思う。そのあたりもヤバイ。



車と人
2002年05月12日(日)

ぼーっと見てるだけでも、いろんな車があるなぁと思う。印象的な車を見ると、一体どんなひとが乗ってるんだろー? と思ったり、印象的な人が乗ってる車を見て、なるほどー、と思ったりする。

以前「おお!」と思ったのは、濃紺のツードアのベンツ。乗っていたのが、妙にかっこいいおじさまだったのです。大きな会社の役員でもやってそうな感じとでもいうか。あと、真っ赤なランエボ(当時の最新バージョン)に乗ってたおじいちゃんも別な雰囲気でかっこよかったな。匠の域まで達した職人さん(けっこう適当ないいかただ)みたいで。

どんなひとが乗ってるのかなぁ、と思った車。蛍光赤紫のスポーツカーで、ボンネットに、大きく女性アイドルの顔が描いてあった車。大音量でHIPHOP音楽を垂れ流しながら走っていた大きなワゴン。白い車体に、これでもか、と色々な言葉を黒字で書いてあった車。そのかたがどこの球団のファンなのかはわかりましたが、うーん。

改造が派手な車は、どういう人が乗っているかより、はたして駐車場とか入れるのかなぁ、ということが気になります。マフラーが竹筒のように鋭く天を向いている車だとか。べったべたにローダウンさせてある車とか。一般の駐車場使わないならいいのかなぁ。

そういえば最近、コインランドリーに黒のsupraで来ている人がいた。ううーむ。個人の自由だから、いいんだけどね。


自転車とわたし・2
2002年05月11日(土)

4月から、ふたたび自転車通勤をしている。たしか去年は、7月頃に自転車が壊れて、その後バス通勤していたのだ。7月の日記に、同じ題で書いてたような気がする。重複してたらご容赦を。

わたしは目が悪い。注意力散漫だし、反射神経や運動神経もよくない。もうひとつ言うと、判断力もあまりない。運転免許など到底取れないと思うが、とれたところで絶対に運転するなと言われそうだ。実際、夜は自転車に乗らないよう夫に言われている。

でも、昼なら安全か、というとそうでもない。花が咲いてることに気付いて、電柱にぶつかりそうになったり、綺麗な女の人に視線が行ってしまい、バランスを崩しそうになったりする。車の通らない道ならまだ救いはあるが、車も通る道では、下手したら死んでしまうだろう(余談だが、わたしが交通事故で死んだ場合、9割ぐらいは自分が悪いだろうと思うので、加害者をあまり責めないでくれ、と家族や夫に話している)。

自分が車に乗せてもらっていると、自転車って危ないなぁ、と思うのだが、じゃあ気をつけよう、と思っていると、待ってくれていた車に気付かなかったりもする。本当に向いていないのかもしれない。しかし歩いているからと言って安全なわけでもない。信号が青になったから渡ろうかな、と思った瞬間、目の前を銀色のレガシーが猛スピードで走っていったこともあった。うーん。危険だ。

話は飛ぶけれど、自転車で2人乗りしてるひと。若い二人でも、年をとった2人でも、微笑ましいなぁ、と思うのだが。あれって、交通ルール違反なのだっけ? まあ、わたしはとてもじゃないが誰かを乗せたりはできないだろうから、あまり関係はないのだけれど。




サトリサトラレ
2002年05月10日(金)

実は、GW前の話。わたしはその日ある駅で電車を待ちながら、本を読んでいた。電車が参ります、というアナウンスに、わたしは本を閉じて鞄にしまおうとした。ハードカバーなのだけれど、紐状のしおりはついていないタイプの本だったので、うーんどこまで読んだか忘れそうだなぁ、と思っていた。

すると上品な、落ち着いた雰囲気の女性が近づいてきて、「あの。こちら、よかったらしおりにつかってください」と、キリストが女性に何か話しているような絵のついた、葉書小のカードをくれた。「..どうも、ありがとうございます」なんとなく受け取ってしまった。宗教の勧誘かな、と思ったが、彼女は軽く一礼すると去っていった。カードにも、とくにそれらしいことは書いていない。なんとなく、本にはさむ気にはなれず、手帳の後ろのほうに入れた。

と、いう話を夫にしたところ。「君の思ってることって、すっごくはっきりよくわかるもんね。軽度のサトラレなんじゃないの?」と、妙なことを言われた。「うーん。周りの人がサトリなんじゃないのー?」と言ってみたが、いまいち説得力がない。「じゃあさ、読まないでくれればいいじゃない。そしたら、自分の声で喋るようになるかもよ?」「ていうか先にわかっちゃうからね..」

興味は高かったけれど、「サトラレ」まだ見てないんですよね、わたし。そのうちTVででも見られたら良いのだけれど。


メイク(旧コラムより)
2002年05月08日(水)

東京のとある大きな書店で、わたしが見ていた音楽雑誌の後ろ、女性雑誌コーナーの前にいた、20代前後の声をした女の子の会話。

「○○って全然化粧しないよねー。化粧嫌いなの?」
「んー嫌いっていうか..どこに何塗ったらいいかなんかよくわかんなくて..」
???。全体にファンデ縫って、唇に口紅塗って、目蓋にアイシャドウ塗って、とかそういうのではなくて?
「そっかー。研究していろいろしたいタイプ? あたしなんか超適当だよー」
「でもあたし適当に塗るとすごいけばくなりそーだし。だったらこのままでいっかなーって」
「えー○○すごいかわいいのにー。なんかもったいなーい」

ちら、と見てみたら、○○と呼ばれていた女の子は、髪やまつげの色が黒く、唇や頬も赤く、化粧なしでも色がくっきりした感じの女の子だった。どこか幼い、学生っぽい感じ。たしかに下手に色をのせたら舞台化粧のようになりそうだ。呼びかけた女の子は、といえば、きれいに薄く化粧をしていて、ごくふつうに社会人ぽい若々しさ・みずみずしさが出ている雰囲気。

なるほどね、と思いまたべつの棚にわたしは移動した。


ほんのすこしこわいもの(旧コラムより)
2002年05月07日(火)

本屋や駅、街中で遭遇する、ひとりでぶつぶつ言っている人。自分だけの世界にいるのかと思えば、現実に呪詛や悪態をついていることもあり、いきなり暴れだしたりしてもおかしくなさそうな雰囲気だったりして、こわい。それに姿勢とか動きが、どこかあやしげでもこわい。

夜、散歩しているひとも、なんとなくこわい。べつだんいきなりとびかかってくることなどないだろうし、つけられるような心あたりもないので、気にする必要は少しもないとわかっていても、ずっと一緒の道で後ろにいたりするとじわじわ恐くなってくる。道がわかれると気が軽くなる。犬とか連れてると、なんとなくほっとしたりする。

ひとのこころになにがおこってるかなんて、わからない。いつ、どこで何があるかもわからない。それはやはりすこしこわい。実際のそのひとより、イメージのそのひとがこわいのだろうけれども。


勧誘の電話(旧コラムより)
2002年05月06日(月)

昔、弟の受験期のこと。学習塾やら通信添削やら家庭教師やら、そういった関係の勧誘の電話がたくさんあった。母はそれらを全て適当に断っていたのだが、ある日連続で同系列の電話がかかってきた。母はもううんざり、というかげんなり、というかな調子で断った。

その、受話器を置いてすぐ。もう一度電話がかかってきて、とると先ほど断られた男が「あんた何様だと思ってんの?!」と怒鳴りだし、そばにいたわたしにもわかるほど大きな声で喚いていた。どのあたりで母が電話を切ったか覚えていないのだが、切ってからふたりで「こわかったねぇー」と話し合った。

とても神経質そうな、ぴりぴりした男の人の声だった。その仕事に彼も疲れていたのかもしれない。断られすぎてノルマもはたせなくて余裕が無かったのかもしれない。そこにこちらの態度が癇に障ったのだろう。に、しても。そこまで怒らなくても..と思う。

あれからエステの勧誘とか、家事の代行の勧誘とか、いろいろな電話を受けた。断ると、こちらを馬鹿にしたようなことを言い出す中年女性もいる。しかし、あれよりはましかな、と時々思い出す。少子化をたどる今、あの電話の彼はまだ、同じ仕事をしているのだろうか。


この日になると思い出す
2002年05月02日(木)

数年前自殺した、某バンドのギタリストが大好きだった。過去形にするのは変かもしれない、今でも大好きだから。追いかけていたのは、大学に入ってからのこと。コンサートに行った。ファンクラブに入った。CDを買った。VIDEOを買った。彼について書かれた本を読んだ。雑誌を集めた。写真集を買った。グッズを買った。多分、精神的にも肉体的にも、他の人にそれだけの情熱を注ぐことはないと思う。彼は特別。ずっと好き。

彼の中で一番好きだったのは、狂気をはらんだような瞳。作る音楽。でも、知ってる範囲で全てが好きだった。髪の毛からつま先まで全て。インタビューで話してたことも、他の人が彼について話していたことも、どれも。直接知ってるわけではないけれど、大事だった。

あの年のGW、彼氏と別のバンドのVIDEOを見ていて、再生を停止したらニュースで流れていた彼。ひとを驚かすことが好きな人だったから、悪い冗談かと思ってしまった。ニュースを見て、わたしが早まったことをしないかと、昔の友人から電話がかかってきた。

葬儀の日、会社で「(行かなくて)いいの?」と聞かれながら仕事をした。よく考えると泣いてもいなかった。あの世まで追いかけて会えるなら、とはぼんやり思った。でも、できなかった。現世に多少の未練もあったし、逝って必ず会えるとも信じきれなかったから。それに何より彼の残した音楽が、まだ世に出る可能性があったから。

3枚目のアルバムがでたとき、嬉しかったけど、悲しかった。彼の手で完成させてほしかったと思い、残されたメンバーの努力を思い、これで最後だと思い、歌わなくてもこの世のどこかで生きててほしかったとも思った。よくできていると思うし、今でも大好きなのに、聞くのが最初はつらかった。彼が外国で作った、全て英語のアルバムもよかった。トリビュート版も、悪くはなかった。彼が話していた洋楽のロックもすこし聴いた。

それでもどこか悲しかった。こころのなかの、彼がいた部分は、持っていかれて戻ってこない。他の人では埋められない。一生、痛みと空白をひきずっていくのだと思う。彼の死の真相はわからないけれど、本人が自分を殺したかったならしかたがないのかな、と思う。だって彼がまだ死にたくないのに死んでしまった、というのは悲しすぎるもの。

このまま生き長らえていったら、わたしもいつか彼の年齢を越えてしまうんだな..



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