鉤爪組曲

2005年12月30日(金) 


空白幻想曲
BF
−Blank Fantasia−



     【第2番】 : 囚われの者

村外れの塔に隔離されている少女。

石で築かれた見上げるほどの塔には、
小さな窓があるが開けられることはほとんど無い。

ただ、その窓から覘けるのは憂い顔だけ。

彼女がまだ少女とも呼べない頃に、
母親が村の男を殺し死んだために咎められ、
今なお罰せられ続けているという。





2005年12月29日(木) 


空白幻想曲
BF
−Blank Fantasia−



     【第1番】 : 罪深き者

両の腕の代わりに鳶色の翼を持つ男。

人でありながら空を求め両腕を捨てたため、
母なる大地の怒りを受けその両足を奪われた。

彼は大地に降り立つことを許されず、
木々に止まって休むことも許されないので、
永遠に空を飛び続けているという。







2005年12月28日(水)    −終−

大変お久しぶりでございます。


はっきり言いましょう、私は随分とサボっていました。
この冬、暖房器具のないPC部屋は正直キツイのです。
「夜中寄りつきたくない場所」No.1ですよ。

でもまぁ、所詮はイイワケですよね。


他にもレポートが昨日ようやっと終わったとか、
3日前に始めたバイトにやっと慣れだしたとか、
言い出せば切りないんで、それはこの辺で切り上げまして。

何はともあれ、心機一転頑張りたいと思います。



何故こんなにも私が、
無いヤル気を振り絞っているのかといいますと、

先日行われました飲み会で約一年ぶり再会した友人たちが、
このサイトで私の安否確認をしていると知ったからです!!


なんたることだ!
これはヒジョーに大変なことです!!

私があまりにもサボったりダレたりヘバったりしていると、
死亡説が流れちゃうかもってことですか!?


うわぁ...学生時代の友人間で生死不明と噂される、
我が父上の状態ではないですか。。

私はまだ生きた伝説にはなりたくないので、
此処に「生きてる」ってことを必死にPRせねばならんのですよ。



ということで、先天性サボり癖をもつこの私が、
いかにすれば日記をこまめにつけるのだろうがということで。

考えました。思い切って、題名連載をしたいと思います。
一度は書いてみたかった逆さ話、終わりからの始まりです。


これでヤル気が出るか、
サボりが加速するかは正直微妙なところですが...

なんとか、終わりまでもっていけたらと思っています。



そういえば「鈴の音」、本当は年内に終わらせるつもりでした。

.....でも無理っぽそぉ....
少しでもすすめることができるよう頑張り、たいです。



それと、久々に表紙の模様自体を変えました。

テーマはずばり、「キヌガサダケ」!
不気味さと湿っぽさが伝わっていれば何よりです。


久々に紙を切り刻みましたら、
私も大分傾向が変わったなぁ...なんてしみじみ思ったり。

昔は細い線で細かく模様を切り出すのが好きだったんですが、
今は太い線で大きく空間を切り抜く方が好きになっています。


まぁ、ぶっちゃけますとその方が楽なんですよね。

老いたな、私も。


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