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まただ - 2004年11月27日(土)


遊びに行きたかったわけではなく、用事でなっつの家に。
電話の声を聞いてそうだろうと思ってはいたけれど、彼は低め安定というところか。
元気ではなかったが、それほど落ち込んでいるふうでもなかったように思う。

次になっつに会ったら話そうと思っていたことがあったのに、また、だいじなことはさっぱり話せないままに帰ってきてしまった。
何となく遊びに行ったとか、何となくごはんを食べに行ったとかなら、話せたかもしれないと思う。けれど、今はお互いにそんな余裕はない。これはチャンスだったはずなのに。
わたしが話したいことについて、最も有効なアドバイスをくれるのは彼だろうと思う。が、なかなか、話せない。洗いざらい話せたら、何か少しでも変わるような気がするのに。

日曜・月曜と、車のタイヤを交換しに実家に帰ると言っていた。もしもその予定が土曜・日曜だったら、乗せてもらって一緒に帰っただろう。お正月は帰れないだろうし。そしてそうしたら、きっと話せただろう。

彼に話してはいけないことなのだろうか?
彼に話さなくても、自分できっちり乗り越えられることなのだろうか?

本当はこんなこと考えている場合じゃないのはわかっているはずなのに。



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やっぱり寄らなきゃよかったんだ - 2004年11月23日(火)


いや、別にね、先生から愚痴を聞かされることとか、周りの人に自分があれこれ言われることは、いいんだ。ほんとに。いいんだよ。

それに対してわたしが何もできないってことも、いい。事実だから、仕方ない。


……いや。
きっと違う。
よくないんだろうな。嫌なんだろうな、わたし。

だって、あなたが先生とうまくやってくれたら、わたしは誰からも何も言われない。それであなたがわたしのことを嫌いでも、ただそれだけの話で、別にかまわない。何も、問題はない。
あなたが先生とうまくやってくれさえすれば。

でも現実はそうじゃない。

そのうえあなたがわたしのことを嫌っているものだから、わたしにはもう、どうしようもない。
それでもあなたがここでうまくやっていくためにどうすればいいか考えているわたしは、きっとあなたが心配なわけじゃない。
自分があちらこちらからいろいろ言われるのが嫌だから、その状況を脱したいだけだ。きっと。


「きみが学校に来なかったから、彼女頼りたくても頼れないんだよ」って言われても。
時間を遡ることはできない。それにたぶん、学校に行っていたか行っていないかは、関係ない。仮にわたしがコンスタントに学校に行っていたとしても、たぶん、彼女はわたしには頼らなかった。


同じ道を選んだ後輩だから。ただそれだけの理由で、他の研究室の子に比べたら、いろいろ心配にもなる。でもその結果を行動に移せば、あなたは嫌な気持ちになるんだろうし、わたしだって、そうまでしてあなたのために何かしたいわけじゃない。だから、わたしは何もしてこなかった。

わたしもいい気分ではないけれど、いちばん損をしているのはあなた自身。そしてその状況も、あなたが作っているようなもの。うまくやれないなら、最初からここに来るべきじゃなかった。ずっといたのだから、それくらい判断できたはずだ。
そこまでわかって、あなたが今の状態でいいなら、別にわたしはかまわない…はずだ。

あなたのわたしへの意地悪に気づかないふりをするのはとても疲れる。何も気にしていないという顔で笑っているのももう億劫だ。傷つく?それほどじゃない。わたしもあなたのことが好きなわけじゃないから。

もう知らない。言ってもきっと無駄だけど。もう知らない。


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今日もがんばろう - 2004年11月17日(水)


ちょっとここ最近気になっていることで、もうひとつのほうには書きづらいことを書きたかったのですが、
論理的に文章を展開することを考えていたらなんだかとても疲れてしまい、
(それはきっと、いま必死になって大きな論理的思考の産物を作り出そうとしているせいだと思う、)
しかし思ったことをただそのまま書くと文章に意味がなくなってしまうので、
全部消して書くのを止めた、そんな木曜日の明け方です。
うまく書けたらもうひとつの日記に書いてもいいのかもしれません。
なので全然違うことを。




わたしは高校時代から夜に勉強する癖がついていて、早く寝て早く起きて明日の朝やろう、というのがまったくできない。
朝食を摂っていた高校時代も、朝は頭が働かず、勉強などとてもできたものではなかった。だから高校の夏休み・冬休みの「講座」は、参加が任意とはいえ、朝早くの講義を受講するのが本当につらかった。まず早起きができない。早起きできても、先生の話すことが右から左へ抜けていく。7時半に始められても困るんです、という話だった。
高校時代、深夜に勉強する癖がついたのは、日付が変わらないとやる気が出ないとかそういうことではなく、単純に、帰宅時間がとても遅かったために深夜しか時間がないからだった。
二年生の後期から生徒会活動を始めたので(当時から二学期制の高校だった)、ぐっと勉強しなければならないはずの時期にぐっと忙しくなった格好で、それまでは辛うじて復習もできていたのが、予習で精一杯になってしまった。予習なしで授業に出てしまったら、先生が何を言っているのかわからなくなってしまうから、せめて予習だけはしていかなければならなかった。

最初は予習すらこなせなかった。そうしたらある先生に、「時間ない時間ないって、お前、寝てるだろう?」と言われ、そうか寝る時間を削ればいいんだ、と素直に思った。そうしたら毎日三・四時間程度しか眠れなくなった。それでも、生徒会で夜遅くまで残っているから授業中に寝ているんだと思われるのは本当に癪だったので、いろんな手を使って授業中の睡眠を防止した。ああ、ごくたまに、「3分だけ寝る」なんていうのは、やったけれど。

でも一緒に生徒会をやっていた人たちで、電車通学であるがゆえに帰宅時間がわたしとほぼ変わらないだろうと思われる人たちが、トップレベルの大学に次々現役合格したのがどういうわけなのか、やはり不思議だなと思う。
彼や彼女が、一年生のときから生徒会活動をしていて、自分なりの勉強のペースを早くから掴んでいたという点ではわたしと違うかもしれないが、彼らだってわたしと同じかそれ以上に、時間がなかったはずだ。


いつからかあまり憶えていないが、まだ学部生だった頃から、忙しい、つまり自由な時間を作れなさそうだなと思っても、忙しいのだと自分からはあまり言わないようにしている。
言霊信仰の人間なので、不必要にせわしなくなってしまうのを避けたいという気持ちもあるが、それ以上に、忙しいんだと言うのは言い訳にすぎないことを、自分もよくわかっているということを、思い出したからだ。


まあそんなこんなで、相当まわりくどいことは百も承知なのですが、要するに、最近徹夜が多いんですよ、っていう話なのでした。なんとなく、無駄に長々と書いてみたくなっただけです。


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おかしなユメですが リアルなのだ 本気でしょ? - 2004年11月09日(火)


この状態は、
はっきり言って、
程度の違いこそあれ、
付き合ってもいないのになっつの家に住んでいた、
あの、どうみてもおかしかった頃と、
あまり変わらないように思う。
ただし、立場は逆だが。

あのときは、
自分が相手のことを好きなのかわからなくて、
相手が好きだとか付き合おうとかきちんと言ってくれたら何か変わるはずなのに

思っていた、気がする。
それで相手は、わたしのことを好きだと思ってくれてはいたけれど、
何か決意をもってそれを告げてしまえば、
いずれどんな形にせよだいじな友だちが消えてしまうことや
他のよくわからない何かが恐かった
らしい。

でも結果的には、
全ての出来事はことごとくタイミングが悪く、
何もかもがうまくいかないまま、
不思議な関係は続いている。




一度は諦めた人。
でもあのとき諦めた理由は、今はもう存在しなくなってしまった。
それにもし本当に諦めきれていたのなら、
あのとき、
あんなふうには言えなかったのかもしれない。
諦めたなんて本当は嘘だって、自分でもわかっていたのかもしれない。


それでも声を聞くと安心するのは何故だろう。


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だっこ、だっこ - 2004年11月04日(木)


そこにいない人にだっこしてもらうのが、結構好きです。
はい、意味わかりませんね。
どういうことかというと、
物理的にはその場にいない人に向かって、だっこしてーと言い、
相手がはいはい、という感じで返してきて、
「だっこしてもらっている気分になる」
のが好きだ、ということです。
これが、不思議なことに、電話ではできません。
なぜかしらん。
へこんでいるときもそうですが、ちょっと気分がいいときも、
だっこー、と、思います。
ああ別に、ほんとうのだっこが嫌いなわけではないのですよ。
あ、だっこって、ハグのことですね。

ま、そんなわけで、日曜から毎晩、だっこしてもらってます、ええ。
ぬくぬく。


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明日会ったら話してみようか。 - 2004年11月03日(水)


少しの熱が出ると、なっつのことが思い浮かびます。
こっちにきてから、まる二年くらいの間は、熱を出すとなっつが来てくれました。
なっつの家で一緒に住んでいた頃は、熱を出したようだと自分で感じながら、気にしない気にしない、となるべく普通にして黙っていても、すぐに見破られました。
なんだかもうずいぶん前のような気がします。
たった4年前のことです。

来年の春になったら、出会って11年が経ちます。
彼が来春からどこに住むのか、わたしは知りません。
でも、たとえ同じ街に住んだとしても、もう、これまでのような付き合いはなくなるような、気がします。
それにそのほうが、彼のためのような、気もします。

それでも、いま、わたしのいろんなことをいちばん見破れるのは、なっつだと思います。
話してみようか。素直に。どうすればいいかわからないのだと。

もう、わたしは彼には八つ当たりをしないし、彼がわたしの前でため息をつくことはあっても、本当に機嫌の悪い顔をわたしが見ることはないでしょう。お互いが、見た目には淡々と、それぞれの世界で、生きていくだけです。

それでも。

なっつを遠ざけたいわけではないのです。
むしろ必要な人です。今でも。
裏切られたと感じて大きく傷ついたこともたあったし、わたしが裏切ったこともあるはずです。
それでも、わたしにはなっつは必要な人です。
けれど近くにいたらよくない、そんな気がするだけです。

友だちが多くていいね、と言ったら、そこはお前と大差ないと思うぞ、と返ってきたのは比較的最近のことです。そうかもね、と思わず言ってしまいました。

なぜだろう、彼が何を考えているか、今はあまり知りたくありません。


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INDEX
past  will





Not one night
one single day
that I wouldn't give to you
So with all my might
in every way
I'll try to forget to you

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