憂色透明
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2007年05月08日(火) 前の恋人

好きな人が前に付き合ってきた人の話は、本当ならできるだけ聞きたくないし、自分も言いたくない。だけど、気になってしまう。

どういう風な人だったか、どういう関係だったか、どういう風に別れたのか……

気になる。
「同じような感じの子では居たくない」
という、奇妙な気張りがあるからだと思います。
ああいう風に別れたなら、わたしはそういう失敗はしないようにしよう、なんて、バカなこともちょっと考えちゃった。
そんなの無理でしょ。自分は自分だし、その子はその子なんだから。


ちなみに、わたし自身については、言いたくないというか言いたくないことが多い。
まず、いままでまじめに「恋人」として付き合った2人しかいないのに、
その合間にいろいろたくさんあった…。


もともとわたしは高校時代のある事件から、「男=友達でしかない」と考えていました。
恋人と友達の線も引くのは今でも好きではありません。

ただの友達ならば、

「全部ネタや!ネタやで!笑ってくれるなら本望や!開放や!」

と、過去のぶっちゃけ話で少々ヨゴレなキャラを演じてしまうこともできますが、

好きな人の前ではそれはいくらなんでも出来ないや。
わたしも人の子です。一応。

ぶっちゃけ話が出来たら、私は相当おもしろい人間だという自負があります。しかし!!!好きな人の前ではそれは出来ない。

ここ数年、人に気を遣いすぎてしまって、嫌いなものを嫌いといえません。
というか、「何かを嫌い」と言うことに、いつからか罪悪感を感じるようになった。
あれがいや、この人がいや、そういう風に文句を言う人間が大嫌いだから。

心構えとして何事も好きでいたい…そんな欲求がある。

ぶっちゃけわたしはとろろが嫌いなのですが、この間Aとご飯を食べに行ったときとろろを注文されてしまい、それでも

「いいよべつに。食べられないわけじゃないから」

って言っちゃった。

「ヤダー、それって超いじわるでしょー」
とか
「それきらいー」
とか、なんか、言えない。

男友達にだったら
「おまえふざんけんな!(笑)」
って言えるのに…。



国籍とか性別はわたしにとって関係ないけれど、
日本人の男の子と付き合ったことが今まで一度もないから緊張しています。

なんだか本当はちょっと怖いです。





2007年05月06日(日)

先日、家の近くの巨大な花屋でバイトを始めました。
知らなかった植物や花の名前を、いまがんばって覚えている途中です。

何十個もバケツ洗ったり、お客さんのためにめだかをとったりしなきゃならなくて、想像以上に体力勝負の仕事ですが、自分でアレンジした鉢が売れたりすると、うれしくてにこにこしてしまいます。

あと、エプロンをしていると、左肩の肩紐だけがずり落ちてくるので、いかに自分のからだが曲がっているかという事にも気がつきます。

数年前まで、花や野菜になんか興味なかった。
新宿駅アルタ前にあるパンジーが、いったい誰の手で植えられたものなのかなんて、気にもとめなかった。

街にはあまりにも雑踏があふれ、自分のすぐ横にある大切なものに気がつかなくなりがち。
それなのに、イタズラに無駄に語りかけてこない植物と接していると、心が洗われるし、小さなことに気づくようになる。

どんな生き物も生まれて、呼吸をしていて、成長して、(動物なら恋をして)、そして死んでゆく。
どんなに苦しくても幸せでも、地球はそんなこと気にも留めずにぐるぐるまるく回っているし、夜がくればかならず朝が来る。













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