三文役者
やす



 小田原映画祭 シネマトピア2007

第2回小田原映画祭ショートフィルムコンテスト。
小野寺監督の「SWAN LAKE」がショートフィルム部門で入選し、
一昨日、昨日と小田原コロナシネマワールドにて上映されました。

そして「SWAN LAKE」は審査員特別賞を受賞。
しょこたん風にいうならギザウレシス。
さらにミニミニムービー部門でも「日本の夏」が金賞を受賞。
ダブル受賞、哀川翔風にいうならダブル太陽。

いや冗談は抜きにして本当嬉しい。
往年の角川映画や伊丹映画で撮影監督をされていた、
前田米造氏がコンテストの審査員を務められていて、
「SWAN LAKE」を絶賛してくれていたそうな。

作品に関われた一人として本当に誇りに思います。
小田原万歳!

http://www.odawara-cinema.com/home/index.htm

2007年02月26日(月)



 それでもボクはやってない

痴漢冤罪の法廷劇を描いた周防正行監督の新作。
メディアで散々報じられてるけど、11年振りっていうのが凄い、まさに渾身の一作。
2時間半の上映時間は、全く長くは感じなかった。

笑いの要素はほんの僅か、これでもかというほどのリアリズム。
それでもこれだけドラマチックで、面白い作品に仕上げてしまうのはさすが。
観終えた後にはいろいろと考え込んでしまった。

それにしても最も大事なクライマックスのシーンで、
携帯を鳴らした客が居たのには参った。
おまえ狙ってただろ、とでも言いたくなる程の絶妙のタイミング。
電源切れよ、頼むから。

本当にあれだけはなんとかならんものか。
もし鳴らしたら他の客から一発づつデコピンとか。
新宿ミラノとかだったら大変な事になりそうだ。

http://www.soreboku.jp/index.html

2007年02月24日(土)



 浮遊感

なんだかんだ言いながらも毎回観てしまう、日本アカデミー賞授賞式。
今回はフラガールの5冠達成含め、概ね納得のいく選考だった気が。
でも「ゆれる」がキャストしかノミネートされていないのは何故。

森田芳光監督の「間宮兄弟」を観る。
なんだか別の世界に連れてかれるような感覚。
これぞまさに映画の醍醐味。面白かった、そして癒された。
江國香織さんの原作も機会があれば読んでみたい。

もしも松田優作がまだ生きていたら、なんて妄想をたまにする。
森田監督とまた組んでいたら、どんな作品が生み出されていたんだろうか。
優作は「家族ゲーム」のシナリオを初めて読んだ時、
地面から足が5cm浮いた、と表現したそうな。
登場人物の足が地についていない、だから面白いと。

2007年02月16日(金)



 C's NEXT FINAL

松竹バックアップの C's NEXT ショートフィルムコンテスト。
岡元雄作監督の「SLAP」がSurvive8(最終選考8作品)に残り、
東京ウィメンズプラザにて上映及び結果発表と表彰式。

作品は惜しくも受賞を逃がしてしまったけれど、
自分は俳優部門で優秀男優賞をいただく事が出来ました。
なにがなんだか実感出来ないぐらいに嬉しかった。
これも全て岡元監督やスタッフの皆さんのおかげです。

モートラ物産音楽隊でお世話になった田中さんとも、
久し振りに会えて嬉しかった。
初監督にしてグランプリの金の卵賞を受賞。
松竹から200万円の制作費が授与され次回作が撮れるらしい。
頑張って欲しい、本当に。

不器用ながらも役者を続けてて良かった。
心からそう思えた1日でした。

http://csnext.at.webry.info/

2007年02月12日(月)



 気球クラブ、その後

上映最終日の渋谷シネアミューズは超満員だった。
レイトショー公開だけなのがもったいない。

青春の輝きと終焉を描いた群像劇。
園子温監督の作品という事で難解なものを予想していたけど、
良い意味で裏切られたような気がする。

気球が大空を舞うシーンは本当に綺麗だったなぁ。
白鳥の湖で共演したYUKIYAさんも出演されていて、
嬉しかったりうらやましかったり。

キャストの人達はみんな魅力的だったけど、
特に永作博美さんが演じた美津子が印象に残る。
最後の長台詞には圧倒された。

http://www.kikyuclub.com/

2007年02月02日(金)
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