三文役者
やす



 撮影ラッシュ

来月から鬼城の撮影もいよいよ後半に入る。
衣装やメイクが若干変更になるらしく、
西新宿にて監督達と衣装合わせやメイクの確認。
顔にペイントが施されたり荷物が増えたり。
真夏の撮影という事もあり、今迄よりも更に大変になりそうだ。
でもここまで細部にこだわってくれる人はなかなか居ない。
役者としては嬉しいし、気持ちも引き締まる。

終わり次第慌ただしく江古田へと移動。
先月オーディションを受けた日大卒制作品の顔合わせ。
簡単な自己紹介や読み合わせを行って終了。
こちらの作品もクランクインは来月。

今年の夏も結構良いペースで動けそうだ。
とにかく行動あるのみ

2006年07月30日(日)



 東京&ゆうばり国際ファンタスティック映画祭

東京ファンタの無期限休止に続いて、
ゆうばり映画祭も来年以降中止と決まったらしい。
自分はどちらも足を運ぶ機会は無かったけれど、
いつかは行ってみたいと常々思っていただけに残念でならない。
特にゆうばり映画祭のオフシアターコンペティションには、
並々ならぬ強い思い入れを持った人達が、自分の知る限りだけでも沢山居る。
それだけ魅力的で意義のある映画祭だったのだろうと思う。
世界一美しいとタランティーノが絶賛した夕張の雪を、映画の街で見たかった。
ゆうばりに東京ファンタ、どちらも歴史ある日本の大きな国際映画祭。
消える理由がどちらも財政難というのがなんとも寂しい。
いつの日か復活する日が来る事を願わずにはいられない。

そして自分もいまだかつてないほどの財政難。
金がないというのに一昨日は友人に誘われ飲みとライブ、帰り際にCDまで購入。
そして昨日は芝居を観に行ってしまったので自業自得ではあるが。
それでも月初めの予定では月末の時点で手元に3万はある筈だった。
今幾ら数えてみてもなぜか7千円しかないのはどういう訳か。
なにかの間違いだろうとしばし時間をおいて数えてみたが、やはり7千円しかない。

寝てる間に小人に持っていかれたらしい。
とりあえず当面の交通費だけは確保せねば。

2006年07月29日(土)



 木更津リベンジ

鬼城の撮影再開。
山賊アジトシーンのリテイクにて再び木更津へ。
前回そして前々回とここでの撮影は天候に恵まれず。
今日も家を出た時点で既に小雨が降ってて凹んだものの、
幸い現場に向かう途中で降り止んでくれた。
今がチャンスと慌ただしく撮影開始、昼過ぎぐらいには無事終了。
撮り終えた直後に降り始めたので、まさにギリギリセーフ。

山の中という事でヒンヤリと涼しかったロケ地も、
さすがに7月半ばともなるとかなり蒸し暑い。
そして蚊の数も増えてて刺されまくり。
肌の露出が多い衣装なので覚悟はしてたけども。
デブは蚊に狙われやすいという噂を聞いた事があるが、
もし本当ならこの先思いやられる。


2006年07月17日(月)



 タイヨウのうた

闘病という題材を扱った邦画というと、
どうしても暗くて湿っぽいものを連想してしまう。
少なくともそんな自分の拙い先入観は払拭してくれたし、
主演ふたりの瑞々しい魅力は最大限にひきだされていたと思う。
父親役を演じていた岸谷五朗さんも良かった。
人間味に溢れた潔い演技にはいつも心を奪われる。

主題歌の「Good-bye days」はとても良い曲だったけど、
劇中でYUIさん演じる薫が歌うシーンでは、
自分にはやはりアーティストというかYUIさん自身に見えてしまう。
これは役者や演出が云々という事ではなく、
曲が洗練されすぎているという理由かもしれない。
でも目先の些細なリアリティに囚われて、
もし故意に質を落とす様な行為が行われたとしたら、
きっとそれは本末転倒の愚かな選択なのだろうと思う。

題名にある通りこの曲があってこそ、
成立する作品なのだから。

http://www.taiyonouta.jp/

2006年07月14日(金)



 あごが痛い

ここ最近やたら左頬が痛む。
大昔に患って治療中に放置した顎関節症が悪化したかと思い病院へ。
どうも関節ではなく筋肉だったらしい。
固い物はしばらく食べない様にと言われ、鎮痛剤を貰って帰宅。

筋肉を痛めるまで顔を激しく動かした記憶はないのだが。
ネットでたまたま見つけた北斗のしんちゃんを見て、
笑いすぎて死にそうになった事ぐらいしか心当たりがない。
これが原因だったら阿呆だ。

ふと気付けばもう7月、今年も残すところあと半分とは。
顔に温湿布など貼ってる場合じゃない。

2006年07月10日(月)



 SLAP

先日リハをした短編映画の撮影。
横浜の蛍光灯工場にてロケ。今回演じるのは工場長。
ちょっと癖はあるけど比較的普通の役。

バイセクシャルのヤクザだとか、
人肉に異常な興味を示す肉屋だとか、
いろんな意味で個性的な役を演じる機会が多いので、
こうしてたまに普通の役が演れる時はちょっと嬉しい。
まぁ自分の場合はキャラが濃すぎるので普通の役を振られても、
結果的にはあまり普通っぽくはなくなってしまうけれど。

終了後は品川で軽く打ち上げがあり、すっかりご馳走になってしまった。
団体のメンバーそれぞれが監督を務めて制作した短編を、
オムニバス形式でまとめて上映する企画らしく、
今日撮影したのはそのうちのひとつ。
もうすでに公開する日時と場所も決まっているらしい。

メンバーの皆さんは温かい人柄の人達ばかりで、
和気藹々とした空気に癒されつつ、とても楽しい1日を過ごせた。
またひとつ良い出会いが出来た事にただ感謝。
一期一会という言葉を実感し、噛み締める機会が多い今日この頃。

2006年07月02日(日)
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