極寒のコンクリートの館へ新進バンド「THC!!」が来てくれた。それにしてもメチャメチャ寒かった(笑)。昨日、段ボールで入り口の隙間を塞いだというのに、まったく効きやしない。メンバー6人のうち、来てくれたのはKANA、Ritz、K-69の3名。さぞ寒かったでしょうよ。なんか申し訳なかったな(笑)。それとは裏腹にトークのボルテージは上がる一方だったけどね。 メンバー3人がけっこう素でしゃべってくれたのが嬉しかったな。いつも言ってることだけど、初対面ってそれなりに緊張するからさあ(笑)。俺の役割は何といってもゲストにリラックスしてもらうこと。それができたら、あとは成り行きで行けちゃうから…。そういう意味では、いい雰囲気でできたんじゃないかな。その風貌に似合わず、みんな人間臭くてあったかかったし(笑)。 デビューシングルの「雪」。聴けば聴くほど味が出る歌だ。5万枚突破もわかる気がするよ。次回はいよいよ噂の熱きリーダー、KAIが登場するんだよね。俺も首を洗って待ってるわ(笑)。 夕方からは、オーバード・ホールで行われた岩崎宏美さんのコンサートへ。やっぱ凄い。ちょっと言葉では言い表せないぐらいの感動があったね。優雅で優しくてそしてあったかい。開演中、何度鳥肌が立ったことだろう。歌心ってこういうことを言うんだろうな。 新曲の「ただ・愛のためにだけ」もはじめて生で聴いたんだけど、ほんと参りました。一生懸命、言い触らします(笑)。そして定番の「聖母たちのララバイ」。宏美さん、この歌やばいっす。今の俺には堪えます。マジに泣いてしまったよ。だから…、来年もまた来てくださいね。待ってますから。 てなわけで、今日は寒くていい一日でしたな(笑)。
音楽業界の大先輩、岩崎宏美さんと3年ぶりに会った。出会ってからなんだかんだでもう10年近くになるのかなあ。そんなに頻繁に会ってるわけじゃないけど、不思議と距離感を感じさせない人だ。俺はこの業界に入ってまだ20年だけど、宏美さんは30周年だからねえ(笑)。そういう意味では、俺なんかまだまだ若輩者よ(笑)。 普通、俺がこの世界に入る前からスターだった人との距離感ってなかな縮まらないものなんだよ。無意識にファンとアーティストって関係になっちゃうことが多いからね(笑)。でも宏美さん場合は、なぜか初対面のときから気が合ってね。めっちゃ普通に話してたな。 でも、考えてみりゃ不思議な話だよね。「ロマンス」とか「思秋期」とか「聖母たちのララバイ」とか…、一人のリスナーとして聴いてた俺が、今こうしてお付き合いさせてもらってるんだから。これも人の縁だね。感謝!感謝! ちなみに「聖母たちのララバイ」なんて今でも俺の癒しソングだからね(笑)。あの曲の歌詞…、響くよなあ。 きっかけはシングライクトーキングの藤田千章。奴のアドバイスがなかったら10年前の出会いはなかったかも知れない。あのときのちょっとしたひらめきがキャンペーンを実現させ、こういう縁に続いていくんだから…。人の縁ってほんと不思議だ。 そうそう、3/24リリースの新曲「ただ・愛のためにだけ」。中島みゆきさん作詞・作曲のニューシングルなんだけど、これがめっちゃいい曲。宏美さん曰く「聖母たちのララバイに匹敵するぐらいの作品」だそうな。ほんと俺もそう思います。 明日のコンサート、心から楽しみにしてますよ。
東京の某スタジオのミキサーをやってる奴と7〜8年ぶりに会話した。もちろん、電話なんだけど…。その昔、俺がまだ某FM局にいた頃、月に一回ぐらい上京してゲストインタビューを収録してたんだよ。もちろん、インタビュアは俺じゃないよ。当時はまだディレクターだったから(笑)。その番組とは、「伊藤敏博の星のステーション」。なつかしい人もいるんじゃないのかなあ。今思えばさ、地方の番組としてはかなり先進的なことをやってたんだよね。
サザンの桑田さんや浜田省吾さん、B'z、久保田利伸さんなどなど、それはそれはビッグネームがずらりと並んでたんだよ。ブレイク前の福山さんなんかも出演してくれたっけ。もちろん、俺のチカラじゃないよ(笑)。イベンターの協力があってこそだ。
その収録に使ってたのが、東京の某スタジオなんだ。ミキサーも2〜3人でローテーションを組んでたから、そりゃ顔なじみにもなるわな。そのうちの2人がまだそこにいるってことがわかっただけでも嬉しかったな。まあ、布石はあったんだけどね。ちょいと前に掲示板に書き込みがあったからさ。でも、どうやって俺のサイトを見つけたんだろう。不思議でならん…。
今度上京するときは、必ず寄るからさ。そんときはよろしく。
今日は書くことがないから小ネタをひとつ。 「そば派」か「うどん派」かと問われれば、間髪入れずに「そば派」と答える。カップ麺ですらそうだ。最近のお気に入りは「おかくら小海老天そば」。例の「渡る世間の…」の関連商品かな。別にうどんが嫌いというわけじゃない。その場にうどんしかなければうどんを食べるしね。讃岐うどんなんか大好きなんだけどな。でも、両方あったらきっとそばを頼んでしまう。理由はわからないなあ。ただ、なんとなくって感じ。 決まっていると言えば8番ラーメン。なぜか無料餃子券を何枚か持てってここ数ヶ月の間に何回か通ってる。行ったらまたくれたりしてなかなか減らないんだ(笑)。注文するのは決まって「野菜とんこつラーメン」+「焼き餃子」。まあ、これもなんとなく…だ。 ただそれだけ。ほんと小ネタで申し訳ない(笑)。
2005年02月23日(水) |
昭和の匂い〜関口由紀 |
最近、日記が滞ってきたよ(笑)。原因は日々の不規則な生活にある。昨日も午前5時に帰って来て、5時間ほど睡眠を取りすぐさま仕事って感じの一日だったからね。体調は万全とは言い難いが、巷で流行ってる風邪をひいていないのがせめてもの救いだ。こまめな手洗いとうがいが功を奏しているのかな。 午後から番組の撮影をする。例のあの場所はあいかわらず寒い。ゲストは新人アーティストの関口由紀。デビューシングルが「桜通り十文字」ってタイトルだから、どんなストイックな女性が来るんだろうって思ってたら…(笑)。イメージギャップは相当激しいかもね(笑)。他の番組ではどうかわからないけど、俺の番組ではかなりリラックスしてくれたんじゃないかな。とにかくよく動く。そしてよくしゃべる。これぐらいやってくれると俺も気が楽だ(笑)。 テレサ・テンが好きっていうだけあって、その世界観は強烈だね。いい意味での「昭和」「歌謡曲」の匂いがプンプンする。ハマる人はめっちゃハマるんじゃないかな。俺はそんなハマってる一人…かも(笑)。まあ、タイトルから大体想像はつくでしょ。ちょっと期待しちゃうなあ。 関口由紀。存在感あるでえ。まだまだ掴み損ねてるけどね(笑)。やっぱ女性は奥が深いよ。
体調はあまりよろしくない。数日前の頭痛が風邪によるものなのかはよくわからないが、なんとかギリギリのところで踏ん張ってる。外出先から帰ったときに励行している手洗いとうがいが功を奏したのか…。加えて、カテキンがたっぷり入った緑茶パックを飲用しているのもきっとプラスに影響しているはずだ(笑)。
今日もいろんな人といろんな話をした。まあ、どちらかと言えばポジティブな感情よりもネガティブな感情の方が多かったかもな。やっぱりさ、人間ってどこか謙虚でなきゃあかんってことだ。生きていくためには誇りも大事だけど、ときとしてそれが決断を誤らせることだってある。いくら素晴らしきアドバイスだったとしても、受け取ることさえできやしない。そして、いつしか誰も何も言わなくなるんだよ。でも、それがあなたの選んだ道ならば、俺は咎めやしない。何を選ぼうが自由なのだから…。
悲しき裸の王様よ。あなたはどこへ行こうとしてるのか。
「そして誰もいなくなる」
その前に気づくのだろうか。いいや、決して気づくまい。だって、それがあなたなのだから…。
著作権フリーの音源がどうしても必要になっていろいろ探してたんだけど、これといったものがなかなか見つからない。あたりまえだよな。そもそも無料で入手しようと思ったのが大きな間違いだ(笑)。はあ〜。こうなったら自作するしかないじゃん。そこでハタと考えてみる。数年前ならどうしようもなかったんだろうけど、世の中便利になったね。用意してあるフレーズファイルを貼り付けていけば、それなりの音源になっちゃうソフトがあったりするんだから…。
きっとわかる人にはわかっちゃうよな。A社関係のソフトって言えばさ(笑)。今まで一度も使ったことはなかったんだけど、試しに使ってみると…。あららって感じで出来ちゃったよ。さすがに人に聴かせるほどのもんじゃないけど、BGMぐらいにはなりそうな出来。それでも数時間、いやトータルで10時間近くは触ってるかもね。
それしにても、今日は頭痛がひどい。だから寝る。おやすみ。
昨日の番組を見たという視聴者から連絡をもらった。俺はまず、その勇気を褒め称えたい。なかなかできるもんではないよ。それもメールではなくて電話だからね。 お正月の特売で買い置きしてあってウォシュレットをようやく設置した。いや、この呼び方は正確ではないかも知れない。厳密にはあれはT社の商品名だからね。でも今や、それが当たり前の呼び名になってる感はある。かつての「ウォークマン」がそうであったように…。誰も「ヘッドフォン付きステレオプレーヤー」なんて言わないし。その例に倣えば「シャワートイレ」と呼ぶべきなのかな。 で、その取り付けなんだけど、なんだかんだで2時間もかかってしまった。いろいろ難しいな。給水栓の形状によって取り付け方法が随分違うんだよ。買ってすぐにトライしたときは、それが原因で敢え無く挫折(笑)。別売りのフレキパイプが必要ってことがわかってね。 ところがさ、注文したはずのその部品が待てど暮らせど届かない。よくよく調べてみると意外なことがわかった。部品はかなり前に来てたらしいんだけど、担当者が連絡を入れてたのは、もう10年近く前に住んでた俺の家の電話番号(笑)。いったい誰の家にかけてたんよ。不思議だったろうね、今その番号を使ってる家主はさ(笑)。 そうそう、日本アカデミー賞の助演女優賞をセカチューの長澤まさみが受賞したね。その映像を見ていて思わずもらい泣きをしてしまったワタシ(笑)。でも、一人じゃなかったから誰にも気づかれないようにそっと涙を拭いたのさ(笑)。
チューリップテレビの「チョイス」。けっこういろんな人が見てくれてたみたいで、ありがたいこってす。なんか恥ずかしいもんですわ(笑)。ほとんどカメラ目線じゃなかってでしょ。あれはね、カメラ目線でしゃべろうとするとどうしても白々しくなっちゃうから…(笑)。やっぱリアリティがないとね。 ここ数日、負の感情が体内を駆け巡ってどうしようもなかった。その原因がわかっていればまだ対処のしようがあるんだけど、それがわからないとかなり堪えるね。行き先のない怒りが彷徨ってる感じかな。でも、ようやくその原因にたどり着いたよ。 これは市場原理とかビジネスがどうのってこととはまったく別の次元の話。 結局さ、その本質を愛してるかどうかってことなんだよ。例えばラジオ。その本質は言うまでもなく「番組」だよね。パーソナリティであったり音楽であったり…。その向こう側にはリスナーだっている。そこには「人」がいて、さまざまな「感情」が渦巻いているんだよ。コンテンツって言っても、それを創ってるのは「人」であり、「情熱」なんだよ。人生のすべてをそれに賭けてる人だっているんだ。 俺の苛立ちってまさにそんなところにあったんだ。どこかそういう部分を踏みにじられてるような気がしてね。俺だって現状でいいなんてまったく思ってない。ピュアな情熱がストレートに表現できる構造になって欲しいと願ってる。でも、そのど真ん中にはやっぱり「愛」がないとねえ…。
最近、午前中に電話がかかってくることが多くて、夢と現実の間をどこか彷徨ってる感がある(笑)。とにもかくにもどうしようもなく不規則な生活を余儀なくされてることは確かだ。 夕方から高岡もみの木ハウスへ向かう。昨日も書いたように、急遽、チューリップテレビの取材を受けることになったからだ。取材と言えども、出来レースみたいなことはしたくないから、マネージャーのK氏とはかなり突っ込んだ話をした。その様子を結果的に撮影してもらうという手法の取材。やっぱリアリティがないとね(笑)。案外、こういう会話から斬新なアイデアが浮かんでくることが多いんだよ。今日もその例に漏れず、すっげえおもしろいアイデアが出てきたね。これはぜひ実現したい、というか限りなく現実味があるんじゃないかな。とりあえず5月だな。 放送は2月17日(木)18:20頃〜。チューリップテレビ夕方のニュース番組「チョイス」内で。突発的な事件が起こっちゃうとズレちゃうこともあるから、ゆとりをもって待っててちょうだいな。
季節柄、チョコレートを食べる。疲れてるからチョコレートを食べる。そう、頂きものはありがたく食べる(笑)。まあ、いろいろ考えることはあるんだけど、考えたって仕方がないことが多いから、目の前のことに集中するようにしてた一日。 今日、ちょっと感じたこと。 メールというのは、感情が伝わりにくいからどうしても冷たく感じちゃうんだよ。特に携帯メールなんかはそうだね。簡潔に書こうとするから余計そんな風に感じてしまうかも…。ときどき、ほんのときどきなんだけど、さり気ない言葉に反応してしまう自分がいて、けっこう感情が揺さぶられることがある。本質が伝わってなかったりするとそれなりにショックでね。結局、どう感じようがそれが自分自身であるわけで、その感情を黙殺しないようにしてるってわけさ。 明日は夕方から高岡へ向かうことになった。テレビの取材でね。俺が取材するんじゃなくて俺を取材するんだって(笑)。放送は今週の木曜日になるらしいんだけど、一体どんな感じになるんだろう。とにかく何事もあるがままに受け止めようと思ってるよ。決して無理することなく…。
朝6時近くに寝てるようじゃあきません。業界時間と言われればそれまでだけど…。とにかくカラダがだるい。集中力は散漫。睡眠不足もあるんだろうけど、睡眠開始時間も確実に影響してると思うね。 精神状態は最悪。めっちゃネガティブな一日。こんな日はすべてを放り出して、何もしないのが一番なんだよ(笑)。てなことを言ってても、無理やりパソコンの前に座って何かを始めてしまうのさ。 感動したのは女子ゴルフワールドカップ。一日の最後に救われた感じだ。宮里藍ってやっぱ凄いなあ。それに比べ、どうにもやりきれない思いになってるのが、昨日も書いた例の話。これはもう、いいとか悪いとか、好きとか嫌いとかの問題じゃない。とにかくすっきりしない。ただそれだけだ。 どんなに理詰めで説明されたって、こればかりはどうにもならない「感情」だ。
作詞家のA氏と話し込んでたら、結局こんな時間になってしまった(笑)。まあ、いつものことだからあんまり珍しくもないんだけどさ。話題の中心はやっぱアレだよね。そう「LvsF」。俺だってその業界の片隅にいるから一応イニシャルで書いとくわい(笑)。嘘だよ〜ん、その話題は一切出なかったな(笑)。まあ、詰まるところ音楽業界ネタになりますわな。ここでは言えない話題ばかりだけど…(笑)。 でも「LvsF」、凄いことになってきたね。どっちに転ぶかわからないけど、月曜日の株価は要チェックじゃないの?もちろん、俺は買ってないけどね(笑)。アメリカではよくある話かもしれないけど、日本では馴染みがないからネット上ではメチャメチャ白熱してるよ。一体どうなるんだろう。傍観者だからこんな悠長なことが言えるんだけど、社員の人は心中穏やかじゃないと思うよ。自分じゃどうしようもできないことなんだし…。 そうそう、今日はけっこう嬉しいことがあったね。それは、俺が敬愛してやまない「ひろりん」こと岩崎宏美さんと久々に電話で話したことだ。声に艶があってめっちゃ元気だったなあ。出会ったのは、もうかれこれ10年ぐらい前。話の発端はシングライクトーキングの藤田千章なんだけど…(笑)。詳細は省くけど、富山までキャンペーンで来てくれて2時間の生特番をつくったんだよ。 俺がまだこの世界に入る前から大スターだった人なんだけど、とっても気さくで初対面のときから大いに話が盛り上がっちゃってさ。それ以来ずっとお世話になってるってわけだ(笑)。今月末にはオーバードホールでコンサートがあるから、挨拶に行かなきゃって思ってる。ほんと楽しみだ。プロフェッショナルってこういうことを言うんだろうな。シンガーをめざす人に、ぜひ見て欲しいコンサートだね。
理不尽な感情に揺さぶられながら、一日を過ごす。考え始めるとどうにも収拾がつかなっちゃうから、意識的に焦点をはずすようにしてるんだけどね。
どんなに忙しくても、先方からアポが入ったら出来る限り時間をつくるようにしてる。例えそれが10分しかなくっても…だ。タイミングって一瞬だと思ってるから。大げさに言えば、ジンセイの中のタイミング。先送りしたらまず次は来ないでしょ。でも、簡単にそれをやられちゃうと、けっこう凹んだりする。まあ、俺の勝手な感情なんだけど…。ほんの独り言だよ(笑)。
やっぱり本質って大切だろ。この間、ある人とそういう話題になったんだ。伝えようとしている本質と伝わっているイメージとのギャップ。その埋め合わせが悲しいほどできなかったりする。「俺が言いたいのは…、俺が伝えようとしているのは…、絶対にそんなことじゃない」って心の中で必死に叫んでるんだよ。でもなあ…。その後に来るのは、決まって失望だ。だからさ…、俺がやるしかないじゃん(笑)。
昨日はSound Scheduleの大石がゲストだった。思えば、今回も初対面だったな。最近、初対面が多くてね(笑)。かなり嬉しいことだ。出会いって自分の中に何かしらの変化や刺激をもたらしてくれるからね。インタビューはさ、ちょっと盛り上がりすぎたかなって感じ(笑)。冒頭から時間軸に沿って見てもらえればきっとわかってもらえると思うんだけど、編集した後がちょっと心配。放送時間が決まっている以上、こればかりはどうしようないからね。まあ、楽しかったか良しとするか(笑)。
こういう人間臭い奴とは、きっと長い付き合いになるんだよ。まあ望むところなんだけどね(笑)。ニューアルバム「ビオトープ」、リアルな感覚がけっこうしびれるぜ。
かつて一世を風靡したTで始まるバンドのマネージメントをやってたO氏と久々の再会。いやいや懐かしい。富山ではまともにキャンペーンなんかやってなかったのに、なぜか親しかったんだよな。名古屋まで行って3時間の特番をつくったり、六本木のオシャレなバーでインタビューをしたりと、地方局としてはかなりレアなことをやってよなあ。思えば、あの頃の経験が今やってる番組の原型だったような気がするね。 まあ、そんなこんなで繋がっているのが、この世界の特徴だったりするわけで…。おもしろいのは、O氏がやってる手法が当時とはまったく逆だったりする点。例えは悪いけど、当時のやり方が空爆だったとすれば、今は車も使わない地上戦って感じ(笑)。でも、いろんな経験をしながらようやくたどり着いた『証』って重みがあるね。今の俺だってまさにそんな感じ。40過ぎて、ようやく芯ができたってところかな(笑)。 人生に無駄なモノはない。含蓄のある言葉だよ。掴み取りたいモノがすぐそこにあるような気がしてても、なかなか真っ直ぐには進めない。まあ、それもまた人生か。 そうそう、映画『ローレライ』見たよ。爆笑問題の太田光が絶賛してた小説『終戦のローレライ』の映画版。まあ感想は後日書くとして、底辺に流れるテーマが『皇帝のいない八月』(1978年公開)に近いものを感じたな。本質を考えれば、今の日本を象徴してるテーマかも知れないね。
初対面の印象が鮮烈なアーティストっているんだ。いろんな意味で…。その中のひとりが嶋崎かんな。とにかく第一印象が悪くてね。薄暗い飲み屋で会ったんだけど、まともに喋った記憶がない。覚えてるのは、俺が必死こいてひとり喋りをしてたってことぐらい(笑)。 そんな嶋崎から年末に一通のメールが来た。もう何年も音信不通だったんだけどね。けっこう俺のことを探してたらしい。文面にはこう書いてあった。 『ずっとずっと、あなたをネットで検索したりして探し人をしてました。しかし、本名じゃ・・・・ムリ!ザンネンッ!●田さんから「虎平太」情報を教えていただき、ようやく見つかった〜〜!私は嬉しいです!って、覚えてくれてますよね?お忙しいとは思いますが、お時間ございましたら是非返信いただけたら幸いです。』 でさ、速攻で返信したんだ。でもまったく音沙汰なし。ひょっとして不着になってるかもと思いしばらくして再度メール。それでも音沙汰なし。だからさあ…、今日思い切って電話したんだよ(笑)。 (俺)「おい、メール着いてるんか?」 (嶋崎)「あれ、返してなかったっけ?」 おいおい。ずっと探してたんじゃなかったんかい(笑)。 挙げ句の果てにこうきたもんだ。 「非通知じゃん。番号、知られたくないのね」 こらあ。電話するのってけっこう勇気がいるんじゃい(笑)。 しかしまあ、こういったつながりは嬉しいもんよ。もう7〜8年会ってないんじゃないのかな。心配なのは、再会したときお互いがわからないかも…ってことかな(笑)。 おい嶋崎、ちったあ愛想よくなったんかい?(笑)。
一週間の疲れが出たのか、なんとも乗れない一日だった。一瞬、何もしないでおこうかと思ったけど、やっぱり「思っただけ」という結果になってしまった(笑)。何をやるにも立ち上がりが大変だから…。ちょっとだけでも手を付けておかないと、重い腰が余計あがらなくなっちゃうんだよ(笑)。
窓の外はあいかわらずの雪だ。これがけっこう堪えるんだよね。20年も雪国に住んでるというのに、この天候だけはどうにも慣れない。太平洋側で育った人間の性なのか…。朝起きてカーテンを開けたとたん、一瞬にして気分が滅入ってしまう。大自然が相手なんだからどうにかなるわけがない。でも、そう感じてしまうんだからこればかりはどうしようもない。
そもそも人が悩むって行為は、そのほとんどが考えたって仕方がないことなんだもんね。考えたってしようがないことは考えない。そんなことができるなら、どんなに楽なんだろう。人前でいくら気張ったって本質的な性格はそう簡単には変わらないよ。けっこう悩み多き人間なんだよ。この俺って奴は…。
2005年02月04日(金) |
Do As Infinity |
倉庫は寒かった(笑)。円筒型の石油ストーブをいくら焚いたってどうにもなるもんでもない。焼け石に水ってこういうことを言うんだろう。さすがになんとかしたいよねえ。そんなんだから、ストーブを囲んでの撮影は必然性があるってわけよ。 昨日も予告したとおり今日のゲストはDo As Infinity。いつも言ってることだけど、初対面っていうのはそれなりに緊張するもの。それに加え、今日はもうひとつ緊張する要素があったんだ。それはチューリップテレビの密着取材。どちらかと言えば、俺に対する取材なんだけどね(笑)。以前からそういう話は出てたんだけど、それがたまたま今日に重なったってわけだ。 これはプレッシャーだったね(笑)。だって、撮影準備をしながら別のインタビューに答えるわけだから…。普段はこのプロセスで曲を聴いたり資料を読んだりしてるんだけど、今日はそんなヒマはまったくなかったな(笑)。そりゃそうだ。まあ、これもひとつの経験ということで…(笑)。 そんな状況の中、Do As Infinityへのインタビューはいたって順調に進んでいったよ。なんたって亮ちゃん、伴ちゃんって呼ぶ仲だもん(笑)。今回、俺に課せられた課題は何といっても伴ちゃんにしゃべってもらうこと。ラジオ番組を聴いてても、亮ちゃんがおしゃべりなのはわかりきってたことだからね。 詳細は番組を見てもらえばわかるけど、後半はかなりリラックスした雰囲気になったと思うよ。いい意味で伴ちゃんの表情がゆるんできたもん(笑)。伴ちゃんのあのクールな瞳で見つめられると、すべてが見抜けれてる感じがするんだよね。それを象徴するかのように、俺が気に入ってる曲を一発で当てられたもんな。それも11分の1の確率で…。これにはびびったね(笑)。伴ちゃん、鋭すぎる! 亮ちゃんは予想通り、めっちゃおしゃべりやった(笑)。きっと、放っておいても全然大丈夫な人だよ。一人でどんどんしゃべってくれるっていう意味でね。そういう意味では、今までのDo As Infinityのイメージを崩せたんじゃないかな。正直、もっともっと時間が欲しかったって感じ。亮ちゃん、伴ちゃん、次回は約束通り酒場トークを期待してるよ(笑)。 とにかく5月15日のオーバードホールだ。ライブバンドの真髄を見せてくれい。
どうやら大雪の峠は越えたみたいだけど、まだまだ厳冬って感じだね。今回の降雪量は富山市でなんと108cmなんだと(笑)。金沢のおよそ3倍っていうんだから、さすがにちとキツイわな。太平洋側で育った俺としては、もううんざりだ。こればかりは20年住んでても慣れないよ。早く春が来ないかねえ。
連日の雪かきでさすがに腰に疲れがきてる感じだ。出かけるときの雪かきってまだいいんだよ。堪えるのは、帰ってきたときの雪かきだ。青空パーキングの場合、雪が降り積もってて車が入れないことがあるんだよ。そういうときは一旦車から降りて、雪かきをしてからじゃないとどうしようもないからね。やっぱ屋根付きがええなあ。
明日はまたまた撮影だ。あの倉庫、寒いだろうなあ(笑)。ゲストの方にはホント申し訳ない気持ちでいっぱいだよ。まあ、ロケと思ってもらうしかないねえ。
ちなみに明日のゲストはDo As Infinity。がんばってやりますかあ。
そうそう、トライセラのファンクラブの会報見たよ。写真に写ってるあの後ろ姿はまぎれもなくこのワタシです(笑)。あの映像が番組になって放送されたんだぜ。そう考えるといいいもんでしょ。
昨日、キャンペーンスタッフと協議して、富山便から小松便に変更して正解だった。本来、彼が搭乗するはずの羽田発富山行きANA885便は案の定欠航となった。それにしてもこの雪の中、よくもまあ予定通りにスケジュールが進行したもんよ(笑)。なんて強運な男なんだ。そう、彼の名は和田唱。あいかわらずしびれる状況をつくってくれるわい。 午前11時20分。その飛行機は定刻よりおよそ20分遅れで小松空港に到着。すかさずイベンターから連絡が入る。俺の予想では、富山市内までは少なく見積もって3時間はかかると見てたんだ。ひょっとすると4時間ぐらいかも…って感じでね。それが蓋を開けてみたら午後1時には富山に到着してた(笑)。高速道路の速度規制や富山市内の道路状況を考えたら、どう考えても2時間以内は無理でしょうよ(笑)。 午後2時過ぎ、一旦FMとやまへ顔を出して、和田唱&スタッフに挨拶。午後3時を回った頃、機材を積み高岡へ向かう。そう、今回の収録は高岡もみの木ハウスで行うのだ。去年に引き続き、和田唱とギターキッズたちとの交流を撮影するためにね。もちろんその前に、「虎平太VS和田唱」もあるんだけど(笑)。 午後5時、「虎平太の音on!TV」の収録スタート。もみの木ハウスのステージ上で2人の対談が始まる。というよりも雑談か(笑)。またまた他では聞けないこの番組ならではのレアトークが炸裂したよ(笑)。唱との会話ってめっちゃ自然体でできるから、俺のテンションも自然に上がってくるんだ。ほんと楽しい時間が過ごせたよ。 ちょっと早めの夕食を挟んで、ギターキッズたちとの収録は午後8時から。当初、緊張してた彼らも時間と共に徐々にほぐれてくる。いい感じになってきた。筋書きのない座談会だからリアリティがあるんだよ。 およそ2時間あまり、参加してくれたキッズたちも満面の笑顔だ。収録が終わった後も、和田唱を囲んでギター談義が続いてた。それがなんか自然でさ、見てる方も微笑ましくなってくる。こういう光景を目の当たりにすると、苦労してでもやってよかったって思えるね。 協力してくれた高岡もみの木ハウスのスタッフのみなさん、本当にありがとう。 そうそう、番組の放送は3月6日と13日。今回は編集がかなり大変そうだ(笑)。
なんじゃい、この雪は…。あっという間に積雪量59cm。明朝までにさらに30cmの降雪が予想されてるんだと!ついに来たか大雪がって感じだね。天気予報で大雪、大雪って報道される度にどこか懐疑的になってたんだけど、この現実を見ればさすがに納得せざるを得ないなわな。
何が困るってとにかく移動に時間がかかり過ぎること。いつもなら15分で行ける距離が今日は1時間もかかった(笑)。圧雪された雪が塊となってあちこちに散在してるから、ひどいガタガタ道のオンパレード。これじゃまるでラリーだよ。雪国の車の傷みが早いのは、こういうことなんだろうな。誰が見たって、メカ的にも塗装的にもかなり過酷な環境だもん。
心配なのは明日のキャンペーン。確か去年もこんな雪の日だったんだよな。2年連続で大雪の日に合わせてやって来るとは凄い確率だ。やっぱただ者じゃねえ、和田唱。
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