⊂落花生⊃
2004年10月21日(木)

誰か今すぐここに大人を出して、と思うけど、
誰もいないから、自分で出すことにした。
母親だ。
今日、自分にまた傷を付けた。
リストカットじゃない、自分でじゃない。
それを先日、母親の前にひらつかせたら、yesともnoともつかない答えを置いた。
本気じゃないと思ったのかも知れない。
だけど、あたしには唯一で最後の答えだった。
いざ、母親はこれをどう思うか。それで自分の最終結論を出すの。
自分でじゃないのは、あたしを生んだ母親が、大人で、答えを出せる人間かを見極める。
ちゃんとした答えを差し出してくれたら、それで母親はあたしの母親になった。
いい、と言われたら、あたしはこれを完成させる。
だめ、と言われたら、あたしはこれを幾らでもかけて完全に消す。
もしも、いままでみたいに、きちんと話しを受け取ってくれなければ、
コレは放棄されたことになって、決定権はあたしのものになり、気分次第で、完成させるか消すかを決める。
そしてこれから親を100%信用するか、親を親と認めきれず壊れるのか。
既に成人したあたしがこんなことをするのはおかしいんだけれど、
いつも向き合ってはくれなかった母親に、最後の難問を解いて欲しい。
誰でもない。
そしてこれを描いた第三者のひとをあたしは信用したと言う。
他人だ。他人のすべてを信用するなんて出来ないし、解っている。
どんなに自分を思い込ませようとしても、あたしはそのひとの6.5割しか信用しない。
人間を不信がって生きて行くなんて出来ないから、あたしが判断する中でそれが信用値のパーフェクトだ。
結果がどうであれ、それを満たしたのだから、諦めるしかない。
明日、泣くかも知れないけれど、何に泣くかもまだわからない。
どちらでもない、は無い。
ひとつのことをたがえたのなら、そのことについて分かち合えたのと同じ。
歪んだマザコンは、早くここから消して、安定が欲しいんじゃないけど、
不安定なのは今の自分の気持ちだ。
早くこの身体にあたしを定着させたいだけ。
あたしの話しをちゃんと聞いてほしいだけ。
あぁ、またおんなじだ。だけど違うこともある。
言葉なんて足らなくていいの、娘のお姉ちゃんじゃなくて、あたしも隣に置いて欲しい。

とても気分が悪い。
吐きそう。
馬鹿みたい。
だけれど、置いて通れない。
まだここは箱の中。
一生出れない箱の中なんだ。
歪んでるのなんか、自分のすべてだ。
青信号ならすべて進んで行けるのは、あたしの理想とする世界じゃない。
どうだっていいねぇ、こんな話しなんて。

といつか思いたいだけ。



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由弥 [御手紙]