cahier@enpitu
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2007年11月10日(土) 異物

 ピルを貰いにいった。
 元々は多嚢胞性卵巣症候群での生理不順のために飲み始めた。けれども、そんなことは関係なくわたしはピル処方希望の自費診療患者として扱われる。
 産むためにこの病院に通うひとたちの中に、産まない身体にするための薬を処方されに来るわたし。異物が紛れ込んでいるという居心地の悪さをなんとなくいつも感じている。

 彼とは仲直り?した。ものすごく落ち込んでいたのが心配だったけれど、少しは元気になってきたみたいでほっとした。


2007年11月05日(月) 頭でっかち

 ポリアモリーとモノアモリーについて。
 きちんと勉強したわけではなく、Webの海を彷徨ってなんとなく思うこと。彼は完全なポリアモリーではない。「あなたと同じことをわたしがしたらどう思う?」と問うた時、「言わずにやって欲しい、でも自分は束縛されたくはない」と言われた。ポリアモリーとモノアモリーの2つの概念がグラデーション状に存在するのだとすれば、わたしはほぼモノアモリーの側にいるだろうし、彼はややポリアモリーの側にいるのだろう。ただ、彼の言動を考えると子供のわがままのようにも思えるのはわたしがモノアモリーの考え方を正しいものとして基準にしているからなのだろうか。

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 彼と気まずい状態にある。「なんでもない」とすぐに言いたいことを引っ込める彼に対して苛立っていた。イライラすると告げてその後電話を切った。声が聴きたくて電話をかけたのにどうしてこうなるんだろう、と自分の短気さにげんなりしていた。彼からは「自分の出張のことは忘れて欲しい」というメール。慌てて連絡を取ろうとしても「しばらく時間をください」というメール。追い詰めてしまったんだろうか。このまま終わってしまったらどうしようって昨夜からずっと考えてる。


諒 |MAIL