cahier@enpitu
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2007年05月22日(火) 私の愚かな病はだんだん酷くなっていくばかり

選択を放棄する。
結果、両方失くしたとしても仕方が無いという。

世界を枝分かれさせることが怖いのか。
自分が選ばなかったその先の道の行く先が気になるのか。
選択の結果の責任を負うことが怖いのか。

そんな程度のものですか、あなたの想いは?

だったら選ばなくていい、わたしが決めてあげる。
わたしはあなたを選ばない。

それでも、ぐらりと揺らぐ自分がはっきりとわかる。


眠れなくて、朝の4時にこんなことを書いている自分が
一番愚かだということは知っている。


2007年05月21日(月) 貴方が触れない私なら無いのと同じだから

ときどき、たまらなく淋しくなる。としか表現できない。
道を歩いていて、こころが冷えていくのを感じたり
沈み込んでいく自分を自覚しているときなんかにも。

足りないものは、会話。
欲しいものは、わたしという存在の輪郭を思い出させてくれる抱擁。
誰かがわたしを必要としてくれること。

どうにもやりきれないときには自分の身体を抱きしめて眠っている。

わたしはひとから思われるほど強くは決してない。


2007年05月09日(水) 君にもこの孤独をあげたい

身体がぐにゃりと溶け出す感覚。
昨夜、布団を丸めたものにもたれかかって本を読んでいたときに輪郭が歪んだような気がした。何があったわけでもなくふと。
そういえば数年前に足元から崩れていく感覚と同時に恐怖に襲われたことがあったけれど、あの時は砂のように細かく砕けていく感じだった。
それとはまた違う、液体になったような感じだった。

ビールを今週は飲みすぎている。
そうしてまたうまく眠れなくなっている。


2007年05月06日(日) 深夜の電話

 日付をまたいで2時間もの長電話。わたし馬鹿なんだろうか。彼はわたしを拒まない。けれども彼には付き合っているひとがいる。彼女とわたしの両方を好きかもしれないと言う。こんな俺でごめんって謝られた。それはどういうこと? 真夜中の電話は判断能力を思考力を鈍らせる。

 自分がどうしたいのか、どうすればいいのかわからない。期待しているのだろうか。不毛なことだとはわかっている。わたしは諦めて、彼とは友達でいるべきなんだろう。


2007年05月05日(土) ある休日

 淋しくても泣けるものなんだね。

 ひとを寄せ付けない殻をまとっている。この殻を破ってしまえば、中からはぐねぐねとした自分が漏れ出すのだろう。それが恐ろしくてますます殻を固めてしまう。悪循環だ。そうやっていながら淋しいと泣くなんて。

 探していたものがあったので、普段は行かない場所に行ってみた。その帰り道のバスの中で、もう10年以上も前のことを思い出して滅入ってしまった。
 他の誰もが覚えていないようなたいしたことのないことばかり覚えている。そんな無駄な記憶力はわたしを苦しめるばかりなのだ。以前は他のひとと話していても、わたしははっきりと覚えているのにそのひとは覚えていないということがよくあって、どうしてだろうと首を傾げていたものだった。他のひとが問題なのではなくて、自分が少しばかりイレギュラーなのだと気がついたのはいつの頃だっただろうか。他人と会話をする際には諦めもつくようになったけれど、自分の中では相変わらずこの記憶というものに苦しめられ続けている。願わくば忘れてしまいたい。たくさんのことを。


2007年05月04日(金) 祈り、あるいは逃避

 胸が重苦しい。呼吸を圧迫するほどに。
何故か今日はそれに加えて自分の胸を刺してしまいたいなどと思い始めてしまった。こんな追い詰められた焦燥感はもう随分と感じていない。

祈るように、シートから錠剤を出して割り、飲み込む。頼ることはもう無いと思っていたのに。
「押さえつけられるような感じがする」と言ったひとがいたけれど、いつの間にか眠りに引きずり込まれていた。
耐性なんてほとんど無くなってしまったのか。

4月になってから職場ではずっとこんな状態だったけれど家でまでも出てしまうなんてどういうわけだろう。

自分のこころの中に溜め込んだ澱がこうしてあふれ出してこようとしているのか。
まさか好きな男に結果として振られてしまっただけでこうなるわけはない。
残りの休みの間に、リセットしなくては。

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 UAの新曲「黄金の緑」を今とても気に入っている。
優しく、美しい、心地の良い声と音とリズム。心穏やかになれる。

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 目に力を入れて、前を見る。
大切なものは何なのか、必要なものは何なのか。真実は何なのか。
しっかりこの目で見ろ。


2007年05月03日(木) 書かなかった間のことなど

1月。生理不順を甘く見たツケがまわってきた。
大量出血で強度の貧血。
ヘモグロビン4.5というのはなかなか辛いものだった。
10日ほど自宅療養。実家暮らしをこのときほどありがたいと思ったことは無かった。2月末にはようやく正常値に戻った。
こんな事態になった原因が判明。命に関わるものではないけれど、体質的にはあまり良いものではなさそう。今のままでは不妊、将来的には糖尿病などのリスクが上がってしまう。考えすぎてもよく無いけれど、甘いものと酒を少し控えめにしていくことにした。

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2月。Salyuライブ。貧血で休む直前にアルバム発売。そんなタイミングの悪さでどうにも気力も予習も足りずに参加。
大阪厚生年金会館の3F席からではかなりみづらい。小さいハコでやってもらいたいものだ。去年のピロウズでの興奮のせいもあって余計に今回の興奮は薄め。

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4月。形成外科での7度目の手術。去年は26日、今年は25日でほぼ1年。あろうことか麻酔の効きが弱くて、電気メスで痛みが。
この足の傷が落ち着く頃には自分の身体に持っている強い引け目が弱まっていればいい。


諒 |MAIL